ペットの殺処分を減らすための一提案
~ペットの殺処分について知ってもらう~
杉田ゼミ 3 年 文責:宇都宮ゆう
ペットブームと言われる今日。家族として迎えられるペットも、みんながみんな幸せに 暮らせているわけではない。家族として迎えられてる犬や猫が捨てられた挙句、やがて野 良犬・野良猫となり捕獲され動物愛護センターに送られているという現状がある。そこで 私が考えたのは動物殺処分についてのCMを作ることだ。殺処分される動物の根本に飼っ ているペットを捨てるということがあるので CM を作ることによって動物殺処分について 知ってもらい飼い主の意識改革をしたいと考えている。2010年に音楽を通して犬猫殺処分 を減らそうという音楽イベント(Happy Music Festa~Toward ZERO)が行われた。2011 年にも第 2 回が行われ、犬猫好きなアーティストが集結し、ペット殺処分0を目指す音楽 イベントだ。アーティストが与える影響力というのは大きいと思うので、私が考える CM を作って犬猫を捨てることは殺処分に繋がるということを伝えるのと類似すると考えた。
殺処分がどのように行われているか知っていますか。動物愛護センターで一定期間保護 された後、炭酸ガスの部屋に閉じ込めて炭酸ガス(二酸化炭素)を流し込み窒息死させら れるのだ。その後焼却炉で焼却され、一般ごみとして処分される。Youtube に殺処分の流れ や光景がアップされており、犬や猫はまさにゴミのように扱われている。家族として迎え られた犬や猫がこのような扱いをされていることは大問題だ。
今殺処分を減らすために動いている団体がある。社団法人ZEROという団体だ。社団 法人ZEROはチームZEROと呼ばれ、主に西日本で活動している。以下がチームゼロ の概要だ。
『私たちはチーム ZERO としてこの国でごく当たり前に行われている「殺処分」という 悲しい現実を多くの方々へ発信し、まずは広く認知して頂く活動を行います。チームZERO では、個人活動家、愛護団体、NPO法人への支援を通じて連携を計り(殺処分ゼロにする には必ず犬・猫の受け入れ先が必要)また、個人、企業、皆様からの募金や寄付、協賛も広 く募集し、これにより「犬・猫の殺処分」の現状をより多くのお子様から御年配の皆様に 知って頂くための宣伝やイベント等を行い、飼い主・犬・猫販売店・ブリーダー、さらに は、今後犬・猫を家族に迎え入れようと考える方々への啓発活動に努め、自治体や行政へ の働きかけを行い「殺処分」≒「犬猫の命を奪わない」法律の改正を目指します。』 チームZEROの活動は各種施設の視察、イベントの開催、街頭でのPR活動、メディ アへの露出等。
チームZEROや音楽イベントのことを知り、殺処分を減らすには飼い主の意識改革が 大事だと考えた。飼い主の意識改革無しに、動物を捨てるという行為はなくならない。そ の意識改革に一番有効なのは殺処分の現状を知ってもらうことだと考る。私はその現状を 知ってもらうためにCMを作ることを提案する。
CMを作るにあたってさまざまな問題がある。まずTVでCMを流すとなるとお金がか かり、個人でCMを作っても、流すのにも作るのにも大きなお金がかかる。TVのCMが 一番効果的だと考えますが、実現するのは難しい。ネット社会の今日、自分のホームペー ジに公開できるCMを作るサイトがある。コマ―シャライザーと言って写真をスライドシ ョーのように流していき、それにコメントを加えて簡易的なCMを作ることが出来る。コ マ―シャライザーで作ったCMはホームページに載せるほか友達に送って共有することも できる。実際にコマ―シャライザーでCMを作ってみた。
これらのことを通じてみんなに広められたら良いなとも考えている。
~参考文献~
・作ったCM
http://cmizer.com/movie/171057
・コマ―シャライザー
http://cmizer.com/
・チームZERO
http://www.zero-jp.com/
・Happy Music Festa~Toward ZERO http://www.happymusicfesta.com/
・アニマルライツセンター
http://www.bethevoiceforanimals.com/01/index.html
・Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%BA%E5%87%A6%E5%88%86
・youtube の殺処分映像
http://www.youtube.com/verify_age?next_url=/watch%3Fv%3DDLV7-AVG_rE