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次世代に届けたい多摩地域のあり方

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Academic year: 2025

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(1)

次世代に届けたい多摩地域のあり方

学部生:井上・神尾・田中・細川 大学院生:鈴木

大学院 OB :菊永

教員:長島先生、山田先生、荻野先生

2020 年度 多摩学班

~鉄道を見ながら~

(2)

1. 中間報告時の内容

2. 文献調査とフィールドワークの進捗

3. アフターコロナの都市近郊を考える

4. 今後の研究予定

5. 文献リスト

本日の報告内容

(3)

1.中間発表時の内容

(4)

リサーチクエスチョン

次世代に届けたい

多摩地域の在り方

~ 30 年後の次の世代が望む多摩地域にするために~

職・住・文化に着目して、

鉄道が及ぼした環境の変化から推測する。

(5)

今年は「街の価値」に着目

『遊ぶ・働く・寝 る』そのすべてが居 住地近辺で充実して いる環境づくりに必

要なこととは

ベッドタウンの転換期 職住近接環境(コミュニティリビングの研究) 新しい「多摩地域」の構想

鉄道が及ぼす影響

文教都市として 多摩地域の向かう べき方向性とは。

広域が特徴の

「ベッドタウン」

存在価値を高める

には

(6)

2 .文献調査とフィールドワー

クの進捗

(7)

江 戸 か ら 東 京 へ

産 業 の 発 達

イ ン フ ラ 整 備

軍 需 輸 送

人 の 運 搬

→ 未 来

鉄道に対するニーズの変化

文献調査 FW

(8)

南武線

多摩と臨海部の産業 地帯を繋いだ鉄道

横浜線

絹の輸出を支えた輸 送線から人の輸送線

(9)

多摩と東京を繋いだ動脈-中央線(甲武鉄道)

地図

甲武鉄道:明治22年開業。施設鉄道の一つ。国 有化により飯田町〜中野駅区間は国鉄(現、JR) 最初の【電車区間】となる。

鉄道国有後は中央本線の一部となり、大正以降 は通勤輸送線として、東京集中型の性格を持っ ている。

中央線:東京〜高尾間の区間を指す。甲武鉄道

=中央線の進路

人・モノ輸送 旅客輸送量の 増加と、貨物 輸送

物資輸送

9

1883年か ら1897年

商品流通が鉄道を支える主 たる【経済基盤】となる

1912年か ら1926年

【石灰石や砂利の輸送】を主 目的として建設された鉄道が 形成

1920年か ら1930年 代

国有後、東京中心 の大量輸送 機関 への道と、その西進傾向 という『進路』を構成する

1930年 電車運転区間は中野以西に 延長。「市街地化」の西進を 誘発した。

1969年 御茶ノ水~三鷹区間の複々 線化完了

2010年 三鷹~立川区間の立体交差 化完了

沿線価値の向上

(10)

始めて多摩と横浜を結んだ横浜線

多摩地域初の多摩南部 - 横浜を結ぶ鉄道

別名「絹の道」と呼ばれる線であり八王子 から生糸を運んでいた道であることに由来

沿線の住宅化と人口増大により 通勤、通学路線として機能している。

1908 年 東神奈川 - 八王子間 絹の運搬のため 横濱鉄道として開業

1910 年 貨物線 海岸延長

2つの計画により 海神奈川駅開業

1959 年 貨物の輸送量少なく手間が かかるため利用を敬遠され ていたため東神奈川 - 海神奈 川間を廃止に

1978 年 1988 年

複線化開始 全線複線化完成 1988 年 古淵駅開業

快速運転の開始 1999 年 快速の増発

運転間隔が 40 分から 30 分へ

貨物から旅客へ 貨物輸送

貿易の要 ともいえる

絹の運搬

10

以降

八王子 相模原 を始め沿線に キャンパスが 増加。現在の 横浜線へとニ

ーズを変化

橋本

町田 新横浜

東神奈川

(11)

貨物路線として多摩ー港を繋いだ南武線 ( 南武鉄道 )

3 本の路線を旅客、貨物で使い分けている沿線。

立川から川崎までを結んでおり、環状線の 1 部 を担っている。戦前は川崎に砂利を運んでい たが、戦争以降旅客の運搬に注力している。

1920 年 多摩川砂利鉄道として 開業。

1927年 川崎ー登戸,矢向-川崎河 岸 ( 貨物 ) 間にて営業開始。

東京湾の西欧化で生じ た砂利需要に乗じる。

1929 年 川崎ー立川間全線開業。

1930年 貨物支線 尻手ー浜川崎

開通 1940 年

1944年

五日市鉄道と合併。

国有化

1958 年 富士通が川崎に本社を移管。

2011 年 通勤者の足となる「快速運 転」が開始される。

貨物輸送 南部に広がる

工場を 1 本に 繋げる動脈。

砂利産業振興

→ 川岸に砂利 産業が発達

11

沿線に住む技 術者・労働者 の移動を支え

(12)

多摩から都心に労働力を運んだ京王線

全線が東京都心方面への通勤・通学路線 であり、また新宿から高尾線に直通運転を 行い、高尾山への観光・登山客を輸送する 役割を担っている。調布駅から相模原線へ 直通する列車もあり、多摩ニュータウンと

東京都心を結んでいる。

1913 年 京王電気軌道 笹塚駅ー調布駅

1944 年 陸上交通事業調整法に より、東京急行電鉄と 合併

1967 年 高尾線開通

北野ー高尾山口 1971 年 相模原線開通

京王多摩川ー京王よみ うりランド

1998 年 京王電鉄へ改称

南多摩郡と東京 市街地の連絡を

はかる狙い

宅地開発に伴い 住宅地へのアク

セス線

レジャー輸送 多摩ニュータウ

ンに直結する

12

(13)

東京都庁 ( 多摩振興 ) へのフィールドワーク

東京都庁 総務局 行政部 多摩振興担当 課長 松野利美様

(14)

JR 中央ラインモールへの

「駅」という空間がコミュニティスペースとしての広がりを持ち始めている。

商業施設 コワーキングスペース 保育施設

JR の新たな取り組み

元 JR 中央ラインモール 社長 鈴木幹雄様 様・・・

(15)

今、多摩が抱える課題

市民・生活者

クルマで買い物が基本

(郊外型ショッピングモール)

若者・高齢者の交通弱者化

(移動困難者の増加)

交通空白地域に学校・病院 非人間的だった都心への通勤

(いままでがアンノーマルだった)

生活支援インフラへの期待

鉄道・公共交通 南北交通の問題

(都心に向かう鉄道路線が多い)

在宅勤務による旅客輸送量 の減少

混雑率緩和という鉄道経営 の大命題がコロナで消える

これから

何を・どこへ・どうやって 運ぶのか?

まち・社会・コミュニティ 少子超高齢化による

地域活動の停滞・後継ぎ不 足

地域コミュニティの不在

中心市街地の空洞化 空き家問題

駅遠・交通不便地域

エレベーターのない中層団地

地域課題の解決力が弱い

(16)

3. アフターコロナの

都市近郊を考える

(17)

コロナによる地域社会への影響

(18)

アフターコロナの地域社会仮説

• 地方分権 / ダイバーシテ ィ

• 人生を楽しむ

• 共同体とコミュニティ

• 町人文化

• 循環型社会 / リサイクル

• カスタマイズ生産

• 自給自足

• 相互扶助 / シェアリング エコノミー

• スクラップ&ビルド都 市

• 中央集権/グローバル スタンダード

• 富国強兵 / 欧米キャッ チアップ

• 官僚行政と個人

• 労働の癒しの為の文化

• 大量生産 / 大量消費

• ピラミッド組織による 労働集約

• 分業化

• 合理主義/効率主義

• 固定化都市

工業化社会 ( もの / ハード中心 )

集中の強さ

( 労働集約 / 大量生産 ) エコシステム社会

( こと / ソフト中心 )

集中の脆さ

( 価値源泉の再確認 )

超江戸社会

( ポスト工業化社会 )

18

(19)

4. 今後のスケジュール

(20)

20

後期からヒアリングを開始。文献調査から次世代に残す べきものを扱っている企業へヒアリング

9 月 10月 11月 12月

論文骨子 完成

FW 調査

文献調査

論文執筆

完了

(21)

5.文献リスト

野田 正穂/原田 勝正/青木 栄一/老川 慶喜 著 多摩の鉄道百年 日本経済評論社

1905年6月15日

佐藤 充 著 明暗分かれる鉄道ビジネス 彩図社

1905

7

11

東浦 亮典 著 私鉄3.0 ワニブックス

1905年7月10日

首都圏鉄道路線研究会 著 沿線格差

SBクリエイティブ 1905年7月8日

著者不明 鉄道整備と都市・地域開発を連携させる開発のあり方に関する調査最終報告書(要約) 独立行政法人国際協力機構

(JICA) 2017年11月

藤元 健太郎=D4DR 代表取締役社長 著 『「コロナ後」の時代をデザインする』

第2回 藤元健太郎氏「懐かしい未来、超江戸社会」 日経BP 未来コトハジメ

2020年7月21日

著者不明 江戸社会と第四次産業革命を掛け合わせた理想の社会モデル~超江戸社会 ゼロプラ

2019年2月28日

石田 哲也 著 世界で進行する都市化の傾向と都市開発戦略(その4)~日本の沿線都市開発事例~ 国土交通政策研究所報

2019 年冬季

小川 裕夫 著 東京私鉄各社が進めた郊外開発 多摩田園都市を発展させた東急と渋沢栄一との関係とは

BLOGOS 2019

9

25

森池 茂 著 東京圏の鉄道と沿線経営の新展開

MINTETSU SPRING 2019

SPEEDA

総研 著 鉄道ビジネスの今、大手私鉄の動向を見る

SPEEDA 2015

11

11

角野 幸博 著 沿線まちづくりにおける鉄道会社の役割 都市住宅学97号

2017年4月

鈴木利信 絹の道 たましん地域文化財団

1905

6

11

西川武臣 横浜開港と「武州糸」-「絹の道」の数量的検証‐ 同上

1905年6月11日

沼謙吉 日本の「絹の道」‐そのルート検証- 同上

1905年6月15日

今尾恵介 多摩の鉄道沿線古今御案内 けやき出版

2008年7月28日

多摩百年史研究会 多摩百年の歩み 東京市町村調査会発行

1993年4月25日
(22)

5.文献リスト

南部線沿線の現況と課題について 昭和後期から平成27年までの沿線の概要と各駅周辺の現況 川崎市

青梅線業務外都市基本構想 青梅線の開発について、東西に貫いた開発について記載 東京都・都市整備局 平成21年4月

あきる野市都市計画マスタープラン あきる野市の詳細現状と都市構想 あきる野市 平成23年1月

日本鉄道史 日本の鉄道の歴史 明治~平成 国土交通省 H24.7.25

いろいろなテーマの研究誌 災害と鉄道、鉄道貨物輸送、地域公共交通、その他いろいろ先行研究 一橋大学鉄道研究会

大手民鉄事業データブック2019 現況、未来 日本民営鉄道協会 2019.10.1

雑誌みんてつVol.69:小田急電鉄特集 沿線エリアの価値創造:小田急電鉄の取組 日本民営鉄道協会 2019.春

雑誌みんてつVol.36:京王電鉄特集 活力ある沿線コミュニティを支える:京王電鉄の取組 日本民営鉄道協会 2010.秋

雑誌みんてつVol.49:東急電鉄特集 東急電鉄が取り組む沿線価値のさらなる向上 日本民営鉄道協会 2014.春

「小田急沿線まちづくり」 川崎市と小田急電鉄との包括連携協定 資料 川崎市 平成28年11月15日

「たまNEWプロジェクト」 多摩ニュータウンの魅力の発信、地域の活性化、継続的な発展を目的

既に第五弾まで 多摩市・UR・京王 平成30年8月23日

公共交通の再編成 持続可能な公共交通ネットワークの再構築~まちに溶けこむ交通体系へ 日本民営鉄道協会 2016.秋

公共交通再生 公共交通再生への道筋 日本民営鉄道協会 2008.秋

人口減少期における鉄道整備と沿線開発の課題 東京圏の鉄道と沿線経営の新展開 日本民営鉄道協会 2019.春

多摩モノレール町田方面延伸 延伸計画について 町田市 2016.9

東京の鉄道政策 東京圏における今後の都市鉄道のあり方 交通政策審議会 平成28年4月20日

多摩地域データブック p40 駅別乗車人員数,p12通勤通学者人口 東京市町村自治調査会 2020.3月

小田急沿線の近現代史 永江雅和氏講演会での内容 専修大学資料室 2019 3月31日

世田谷区「梅丘」の地名由来と小田急線沿線開発 専修大学社会科学研究所 2015 5月20日

小田急五十年史 小田急電鉄 1980 12月

「多摩の振興プラン」 p141 道路・交通ネットワークが充実し、自由自在な移動と交流が実現 東京都総務局行政部 2017.9月

多摩の拠点整備基本計画 東京都都市整備局 2009年8月

自治調査会 多摩地域のシンクタンクの書籍 図書館にある

スマートシティ官民連携プラットフォーム ホームページ 国土交通省都市局都市計画課

都市づくりのグランドデザイン 2040年代の目指すべき東京の都市の姿とその実現に向けた、都市づくりの 基本的な方針と具体的な方策 東京都都市整備局 2019年2月22日

全国の都市における人の動きとその変化 国土交通省 H27調査

地域公共交通の改善 第3回道路空間活用ワーキンググループ 東京都都市整備局 平成28年2月10日

(23)

ご清聴

ありがとうございました

(24)

appendix

(25)

公共交通空白地域の現状

(26)

【引用】リクルート エンジニア生息マップ: https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000048

Referensi

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