灘鑑、大学鷲.韓綴銭・33鞍縫鰭3) 2﹁9
猪苗代平野の地下水の水質
千 葉
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董.はしカ{き
猪苗代灘酬繹地鎌臆猪灘轡を中鑓する平蛾藏がって勧,近年,この地蟻内郷移
数の深井戸が癒さくされ,地下水が上水,遠離の捲雲驚水,雑聖水などとして穂矯されている。又,
以前の一時難には天然ガス採取を霧的とした井戸ぶ多数掘られたことがあ参(涯民欝縫),現産 でも天然ガスを伴なう自噴井がいくつか残っている。本麟究では,化学分極によってこれらの地 ド水の成分緩疲を饒らかにし,それにもとずいて水質の砦鍛と成馨を解鬱しようと試みた。その 結集,本地籔の地下水は水質の特籔から棄謡,西灘及び中央部の3地区に大潮でき,それぞれの
水質はそれぞれの滞水響の特性と深いかかわ静をもつことが墾らかになった。
2.地形.地質及び舞戸の概要
この平聾の棄藷地籔は癬梅擬屡を零して韻籍由地に接してお参,この露地から流雛する観蓄寺 騰,千石灘などが形成するいくつかの扇状地が蓉方に肉ってひろ淋っている。鱗挺出地は,そ の自体の大詔分解先第一望紀の花議鷺緑岩からなむ(鈴木ら欝?7),扇状地堆稜勃はこれらの岩石類 の騰化生成物からなっている。このような覆状地内に羅さくされた井戸は,深さ騰〜欝欝で多く は自噴しており,承は清澄である。
これに慰して嚢諜地竣は,蕪は不癬弱な鞍部を界して大谷燐の谷に連なってお参,北は磐梯山 に.直接,南は翁島泥流からなる丘陵地に接しているぴこの地区でも璽1窪は浅井戸は殆ど瀦霧され ていないが,見極,、と鯵次,翁島裁方など,磐繰出地と平地の境界に穏当すると思われる饒麗紅
2§ 千葉:獲薄代粟聾の地下承の水質
大量の湧水のある所があり,この承は養魚や農業燭承,上水遊水などとして舞鴛されている。深 井戸は主としてこれらの溌承のある線よ吟も抵建直の平地翻に多い.この地琶緑礬繰出の安露岩 質の火威駿鐵勃又はそれらの風化物の二次堆稜物からなってお鯵(鈴末ら難77,中馬らi鱒2),井 戸の掘さく深度iは3彗〜灘青磁と嬢が広く,又,自瞳しているもの,いないものと種々である。な お,この地琶には古くから翁島灘泉,薦久保撮泉などの鉱泉があって瀦灘されてぎた。
これらの雨地鼠にはさまれた践中央翻 ㌧ま,猪苗代警から溺へ湖に陶って走る響道薦骨澄い の地琶で,かつて捲落代瀬の水位の高かった最終氷擬後半には湖水面下にあり,堆覆した鞍上,シ ノレト,砂,礫等からなる厚い地縷上に乗った平地である(中馬ら聾82,鈴本ら謄82〉。この地壇 内の深さ騰〜鱒醗の井戸億殆どが藤養井であるが,冬難,馨遵の捲雲灘の井戸で多量の承を澱み 上げると嚢駿が停鑑する。これらの井戸のうち,特紅南蒲のものでは蓑然ガスを馨っているが,今 ではガスの羅弄穣まされていない。中央部の井戸承は菓,嚢蕎地区と異なり淡黄糧毯の濁箏があ鯵,
湧譲後には鉄質沈殿劾を生成するものが多い.
窪.水質調査の方法
3、豊.試料水の採取
水質調査のために,55懸の深井戸,懸の浅井戸及び欝纒の湧水試料がi螂年からi§83葬に かけて採取された.多くの井戸では繰う返し2曝以上の採水ぶ行われてお参,そのうちのいくつ かでは経時変動を知る§的で欝圏以上も繰絵返し採承された。又,比較のためにこの平地へ絶入 する長:瀬辮,酸繕,小欝矯,千石燐,観音寺繕,琵琶沢の縁か,磐愛弟建i及び耀椿廷{の小量竃水など
も採取した。
試承はすべて欝エチレン籏に採取し,でぎるだけ速かに化学分析した。銑マγガン等の分 析試料は濠紙5種Aで濾過後,撮灘。董童皿ヤこなるように塩酸を換えて鎌存した。
諺.2.化学分析の方法
採水現場では気濃,酸化還元電位及び電気藪導度の灘定のみを行い,飽の分擁‡すべて実験室 で舞った。分誘項§と方法は次のとお鯵である。
○瞬1ガラス電極淺
0ナト夢ウム, 力蓼ウム:フレーム光護:法
○カノレシウム歩マグネシウムナマンガン,璽i錆土鋸など二原子騒光分光光獲:法
○鉄,アノレミニウム,塩化麹,硫酸,溶存ケイ酸など:籔発光嚢法
○談酸水素イオン:瞬淫.魯アル刺度から求めた。
0アッ翫勃,アンモニア態窒素:イオン電極法 oCOD:酸性邊マンガン酸力婆ウム法
○紫外籔髭度:警視・紫外馨記分光光蔑計によった。
墨.化学分極め結桑
漿.董. 分懸データ
化学分新鋳栗の燧々の纏は甥に報告(千葉,今野ら,欝82)したので,本輻では各地区麗の分 損纏の範鶴.平均纏及び変動率についてのみ褒iに示した。採水点の位置は鋒iに示したが,本 文中で例示したもの以外は籔.ヒでは点で示すに留めた。なお,む,C等の記号は騒3と共通である。
薦島大学還群議蕪33号(欝83) 27
表i. 篠苺代灘詑平野グ)地−下底の水質lig騰〜欝欝1
(各地難ごとの最大績,最小纏.導z均纏,醸準灘差簸及ぴ変動率)
氷温℃ 瞬至
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填.2.水質の概要ミ
猪苗代瀬龍奪地域の地下水は,次に示すようにその水質にもとづいて大きく3種に分類するこミ がでぎるが,こ掘ま地域的にはさぎに遽べたこの平野の東器,1酷級び中央鶴麟擁している・ミ 緩23には炭酸水素イオンの濃度分葎を等濃度線で示した。籔によれば,炭酸水素イオγ濃護はミ の駕醸こ沿って麹郵走る靉靆鐙秀と,こ搬纏交して載へ麺びる馨遵簸鍔を中心とした鐘ミ の地誠内で非常に次ぎく,その溝綴では急激に低下しているのがわかる。ここで,炭酸水素イミ ン濃護鱒盆暮レ}以上の地域をε中央蕊」と定義し,この等濫獲線を中央部とr棄藻玉葬護薬注ミ の箋界線とすると,この線でかこまれた肉藩では,カルシウム及びマグネシウムイオンが高濃ミ になるほか,騒2碁に示すようにC(粉(i盤g(M一至以上),アンモニア態窒素(i溢g餐ゼ以上),ミ 鉄(i灘警野以上)などが高濃慶になる範麗ともよく一致していることがわかる。これに離しミ
,ナ野饗ウム,塩化勃,蕊酸イオンや漆存ケイ酸の濃痩の分庵はやや異なっている。ミ
なお,この単襲の鷹辺認には水質釣に上の3種のいずれにも分類し難いいくつかの井戸承も見ミ されているが,データの不足もあって本報ではこれらについて重で検討するには至らなかった。ミ
承羅)ミ
水濫は全体として7〜鴉℃の購にあった。ミ
棄無では2縫の擁外を験くとすべて鴛、S℃以下,平均臓6℃と懸かった。西器では9.§〜i8護℃ミ あるが,溶存成分濃度の低いもの(表i,西部β)は承温も慧3℃以下と低い繧簿がみられた。ミ の地域内には古くから薩久深温泉(露℃),翁島濃泉(鰺℃,欝℃)の存廃渉知られてお鰍又,ミ ぐ麓に接する磐梯毒の中腹には押立温泉(25自,35℃),表磐鶴濃泉(§5℃)などがあるので,溶ミ 成分濃度の高い地下水に薄してはこれらの温泉水の混入も考えられる。ミ
中央藻では,その東半の水濫は捻〜欝℃と低く,これに薄して誘半では欝〜鰺℃と高い纏をミ
器 干葉二獲藤代平野の地■下京の水質
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G水沢}玉歩鑓灘夏綾羅」上露堰絹本K
潔 擁長瀬燐叢鰐承 渥藤橋舞 P羅鉄磐越蔭線
観音寺羅 ぎ 千石鱗
■と塗下堰縁家 L 琵琶 セ〜x 蓼翼3と燐む
示している。
(欝難)
灘纏縁全体として6.i〜7.§の購に分布していた。
中央部では§、§〜7.叙平均7.3§)で,東蒲の§、i〜?.叙平均7.欝),獲部の6、§〜7.6(平均7.艇)
のいずれもやや高かった。
このほか,長瀬繕の遍傍には瞬のよ参低い濡本縫.88)もみられた。
(主要歳分〉
イオン全濃度がとくに轟いのは堅懇地区(睡道鐙骨と簸5号の交叉点周辺)を中心に分毒して おむ,陰イ愛ソ総当量Σ一として5〜7鐙e野を示している。策額は全般に低くてi膿e玉補麟後で あるが,藪翻では玉〜5搬ε董』玉と分薦の鑛が広い。
大翻分の井群氷では炭酸水素イオγが陰イオy中の最多成分である。とくに中央藩では炭酸承 素イオンが陰イ愛ン総当量の65〜85%を占あておう(難C銚》α>SO、),硫酸イオン濃慶の比率 の小さいことも含めて特鍛的である。東藻地区でも炭酸水素イオンは6§〜簿%を占めて陰イオン 中の最多成分である(慧CO3>C董>SO4)が,金鉱艶紅低濃度である。薩部地猛では塩化勅イオン
叢誌大学螺.蓄繊浩33号(鍵3) 2§
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5co至} i灘警。董一王畿〜eは緩2避に講じ
濃度の占める割合碁轟くなっているものが多く,中にはC董>霞CO3>S(〉畦となる水もみられる。
又,この地区では飽地区よ塾も蔽酸イオン濃度ボ大きい懸海があるが,全濃度も高いので比率と してはあま鳴くなってい熱・.なお,長潮…樋籍の浅井戸や湧水戴蟻酸イオン毒畷優位を占
めるSO尋〉C至>三遷CO3薫製のものオ竃み,られた。
購イオンの場合,棄藻ではカルシウムイオンが最多成分であ墾,C3>翼a+K〉醗墓の耀が多い・
鉄,アルミニウムなどは極めて低く,無規でぎる程箋のものが大葉分であった。これに麟して藪 蕊ではナト夢ウムイ方ンの占める割合が大ぎく,餐急畢K〉Ca〉躍暮のものが多いが,これは陰イ オンにおいて塩化物イオンの割合の太き馬・ことに.鰐癒している。中央部ではこれらのいずれとも 異な参,譲韓的にマグネシウムイ歯ソ濃度の高いものが多く,N3+K,C亀M墓の大小縫係はわず かの差でさ蛮ざ豪に変化する。しかし,全鉄,アンモニウムイ矛ンの濃護が蕎いので,M藝÷就。が 翼a十K,Caよ参も大きくなるケースの多いのが特鎌である。又.ここで垂ま,マグネシウムが根1簿
鹸こ高濃度であることから晦/磁の燦燦擁の約3藩,蓊蓊の蔦賠と太きも又玲灘北も
飽地区に比べると2徳以上も次ぎい。(その飽の。成分〉
中央蕊の地下水に飽地藝よ与も多く見られる成分としては,アンモニア態窒素,婆ン酸,全鉄 などの縁か,COD麹質がある。礒酸態窒素はむしろ蓑流水には嬢懇されているが,中央部地下承 では璽燐酸態窒素とともに無視でぎる程慶の低濃度であった。
中央藩以外の地下承では上の成分のいずれも極めて低濃度であった。その麺,中央部の井戸水 は溺欝鋳に天然ガスを酵っているもの淋多かったがこれについての分析は行わなかった。
考
算勘 察
5.i. 東都の地下臨本の水質とそ鈴起源
東都の井戸水の夢縫は7.嚢〜7、3に集中しているが,承潟ならびに溶存各成分の濃度はいずれも
3春 モ葉二獲蕊代平賢の地下水の水質
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灘3 ヘキサダイヤグラムによる家質表示
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〔擁示)醗音巻樽 麟灘善戸i 瞬営牧霧の撮
■と祐次湧水 牧場入賞の井戸 五十軒井戸 押立澱泉(住吉館)
翁島濃泉(玉の湯)
薦久檬撮袋 縫谷地井戸
畏瀕撰(■一L流)
む感量盤季茎臓登τtVX
千石繕事鐸葬 薦館聾戸2 青年の家の東の沢
と水遊水縹の井戸 毅島井戸 表警棒濃泉 押立纒泉(鎧形量)
翁島温泉(たなべの湯)
莞稼鉱泉
酸ヌli
懸念発電飛欝欝水
離地藪に比べて低いことはすでに運べた。
懸3にはヘキサダイヤグラムによっていくつかの繕嬉覇地内の流水(む〜δ)と,東部の地下水
(e,島の水質を表示して比較した。麟からこれらの地下水の陰イオン聡当量は毒.5〜i、馨濃eレ董で,
隣接する畑桁出地内の流水が縫、4〜§、8灘eゼであるのに比べてやや高いが,纏威はよく観ていて Ca一筋COs型であることがわかる。又,轡婆にはこれ.らの沢水の大藩分蟻と地下水の全都蓼こついて,
巌酸水素イオン濃慶と二,三の落存成分濃度との縫孫をプ旗ットしたが,炭酸水素イオンに薄し てカルシウムイオンなどは良好な豊穰縫を示しておむ,かつ,鱗衛出地内の満水は低濃獲鰯に,地 下水は高濃度後輿こ分聴していることは蟹らかである。一方,塩イヒ勃イオン濃度は炭藝駿水素イオン 濃度が塔大しても殆ど変化していない。このことは,これらの請地藝!の承は講じ環簾中にあって
騰じようなメカニズムでそれらの溶喜成分が洪給されていることを示すものである。
跳野ら(欝67),醇下ら(欝鱗,緯鰺)は神戸六畢出地の花遽岩地帯の流水・濤水の水質を調査 し,炭酸水素イオγはカルシウム,マグネシウムイオンなどといずれも高い登旛関を示すことを 認めている。そして,このことはこれらの成分は二酸化炭素を含む地下水の礁鰐で花海岩中の蕩
イオ ン成分が漆鐵されること孝こよって繊維されて㌧・るものと結論している。鱗藷露地でも,メll椿
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一 眠○,、.,g l・』 5.2.西鶴の地下水の水質とその起源
自L一曹㎜烹=『 虜一麟一一露一爆心} 翁島を中心とする客部地域の地下水の特鍛は,第iに
麟!睡罐毅轍嫉戸齢嬢 嵐濫が縫地藝よ鵬高くてぜ〜蕗℃を示すことであ
◎灘○炉塞 参,第2麟臓膿麟籔鵠く,かつ,醤a選及
びC茎の全イオン濃度に.占める割合が次ぎいということである(蓑i,茜鶉A,醤3嚢〜搬)。これ に換えて比較的低灘で低濃度の井戸水,湧水(表i,藪部β,鑓3孟,i)も存在している。後者は磐 梯灘を流下する沢水(騒3響,盤)と水質的に.は這いものである。しかし,講者の水はこれらの沢水
と1詮く異なっており,とくに,断水では懸鵬イオン濃藤鞭滋鵬はる癬状ぎいこと
から,願籍鐵地でみられたように由地で漫透した水が岩石と反応して徐々に濃度を高めながら平 地の地下水になったという説鱗をすることはできない。一方,この地藝には表磐梯灘泉で代表されるような潟泉承が存在している。この灘裏は泉纒
55℃,総郷オ膿那識虚空極めて高く,成分籔が邸醸示練るよ旗灘+Kとα
の姦める割台が非常に大ぎい,いわゆる食塩泉である.その楚押立(鑓30鐙)・翁島(霞3鑑r)・
薩久採(麟3s)灘泉なども縫様の泉質であ 1 『一■一 ・r一■一 r 一一一 一1・r るが,泉濃,総イオン農産ともに上の顯序
i、麟翼琶・至鵬1麟一三 覧1で低下しているG
, 、 ここで,嚢部地区の地下水はこれらの温 ・ i 泉水と磐辱弟密の管轄斜面を流下する地下水と ・ 7 1 の渥合によって生蔵するものと儀定し,墨 購← .. 尊 誉 泉水として褒磐楼潟泉を,地下水として上
1.ジぞ 灘欝爺熱.欝欝
メ
緯ト 臼 誉 琶CO呂〜Ciの関{系を2本の懸線として示し
一
・〆
晒縷線詠・で花遜譲こミρナイト{眠鈴木らi鱗)が認 められる山地藪縁{羅の流水や漢1水では漆存成分濃獲:が轟 いので,講嫌なメカニズムが考えられる。実蝶に耀梅毒 の花嵐魏緑岩を糧砕して』二酸化毅素の飽窮1水溶蔽量こ投入
し,密栓してとぎどぎかぎ豪ぜながら敏直し,一晶定嚢寺閣 後に溶鐡した成分濃度を灘駕してみると,カルシウヘマ グネシウム,炭酸水素イオンなどの濃灘塒闘の経遍と ともに互に単行して堆大していることがわかった。
現在の長瀬鱗の流艶の西綴にも麟嘆の轟濃度藻に較量 する井戸水がいくつかあることから,灘椿彰Ll地蓉{難の扇 厭地1ま地下ではかな今鰹方蜜で藤撰っているものと鑑定
される。
.竺讐甦、」
玉
鐵5
一擬 一一 一『一一一 i総 至、硬欝
垂雪養垂地域の蓬豊泉水,地…ド水の餐哀.餐CO3とC董と の癬襲翼係
○ 腿C()3〜C董 ○ 翼a〜C董 A 上梅次湧水 露 表磐繕濾寒
た。これに各試水の実灘薩を重ねてプPヅ 養すると,かなウよくこれらの臨線のとに 乗っていること越わかるので,上の3種の
イオンはいずれも懸一起源をもつことが推 定される。これに薄して,カルシウム,マ
32 垂葉:鶴藤代率聾の地下水の水質
グネシウム及び礒酸イオンについては上のような麗孫は成立せず,たとえばC盆〜C疑こついての 実灘纏は上と羅じ飯定で計算した藤織とは殆ど一致せず,懸一一塩化梅イ諭ン濃度に韓癒するカル シウムイオン濃度は実灘魑の方が常に大ぎい。健って,これらの3成分については第3の躾給源 があるものと考えなければならない。
このようなカルシウム,マグネシウム及び蕊酸イオンに富む地下承嫁,吾妻出(千葉,高橋ら 欝82),尾瀬燧が岳(千葉,鎗82)などの火露の麓や中腹で見鐵されてお鯵,磐梯山でも斐斜灘の スキー場霧の灘承や東灘の琵琶沢の流水がそのようなものであることはすでに鞭告(千葉,鱒8め したが,いま問題になっている磐繰鐵の露麓ではこの種の水だけからなると思われる湧水・流水 は見鐡されなかった。
結縁,これら遙蕊の地下水は,
繕 磐繰出の髭較的表屡で溶岩流の上(又は下)屡の火自性堆稜物繕の中を藏下する箆較的低 灘,低濃度で降水に遠いような水質の地下水(水質的には上橡次清水で代表される)と,
(2/磐梯出の基盤である第三紀餐を貫いて溌墨すると思われ.る高濃,高濃度で翼衡α(又は RCO3)璽の潟泉水(水質豹には表磐梯温泉で代表されるが,本質的にはもっと高温,高濃嚢 であろう。)と,
(3/水質のデータだけからではその存;窪は確認されなかったが,磐鶴山の箆較的深贋の火襲性 堆積物で,筆墨鋳に火由ガスなどでかな参変質を受けたのではないかと推定される地屡中を 流れている地下水(承質的には低温で徽酸性(夢魏
『』』』,蝋霞諜∴欝
郵 諺
l l 5.3.中央藻の地下水の水質とその起源
齢レ 雨
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︸メ
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ぺr ε一一一一一一 一 − 一蹴冨『一 ぎノ 嚢齢廊一一・『一一一卑堂飼一一・
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図§ 廼谷地舞舞の水質の経鋳変動 l i露董〜i§83)
註Ce霧・唾
i?一34
翼。(〉、 語。3 6 M暮 ∫ so, 蝕
K
i欝董.§.2§
〃 瞬.露 里欝2.淫.2雌
〃 7.3
Sl〈)2
翼&
α τw(℃)
i繍2.8.
〃 i茎.
鱒、 // i2.
ii. 蓉83.唾.
さぎに示したように,中央董薬でもとくに季舞舞葦整霞地 鼠には各罎1分濫獲:の高い地下示力§賦存している。ひと つの灘として廼谷地(麟.i y)井戸承の溶存礒分濃慶の 経時変動を纒§に示したが,水濫,夢9をも含めて変動 纏は非常に小さいものであることがわかる。
一方,この地域の地下水の供給源ではないかと考え られる載万からの流入溝撰の酸辮,長瀬燐では,たと えば水温の季籔変動はかなむ大ぎくび〜騰℃の闘に1 ある。従って,水澱,水質の季籔変動が殆ど認められ ないこの地籔の深蕊の地下水は,もし.と記の海難水が 浸透したものであるとしても,湧縷する叢でに極めて 長い暗闘を要したものであう,その繕果,水質的にも もとの承に比べて大ぎな変紀を受けているものと推定 される。中央蕊の井戸水のもうひとつの纒として蜂量 敷井戸の水質を緩3雛に,流入海摺の縫として酸絹,長 瀬駕及び沼の禽発電漸誹墨水の水質を騒3v〜xにそ れぞれヘキサダイヤグラムで示した。又,東認の欝籍 由の流水は鑓3む〜δに,藪認の磐梯幽の流水は泌3馨,
簸に示したとお参である。
遷島大学懸.轡報岩33琴(i繋3) 33
中央翻の地下水の特鍛は,陰イオンでは炭酸水素イオγの姦める割合が非常に大ぎく,鶴イ愛
ソ窟織地鉦と異雄鉄,アソモニウムイ津ソを顕著喰ん愈・るために晦÷飢〜猛CO謹に
なっていることである。これに対して,流入溝燐の水質は次のように要約でぎる。(茎/酸耀 瞬3鋳後の酸性硫酸塩型で水素イ津ソのほか,鉄(鶏,鉄(欝),アルミニウム,硫 酸イオン・濃度の蔑い,いわゆる酸セ生溝癖である。
轡 長瀬繕 主として磐繰出銘麟面からの流鐵水からなっており,ほぼ中性のCa−SO、型で かな参高濃度である。ナ卦穿ウム及び塩化彗勢イオン濃度も轟い。
麟 沼の禽発電浮言欝寒水 裏磐梯地区の大翻分の衰滅水を集めているもので,承量的には最大 であるが,濃度は低く,Ca一琶C銚璽で中性である。
鱒 灘楕蜜及び磐梯山霧斜面の流水 いずれも中性,低濃度の。3−Rco3型である・
このように比較してみると,中張紛地下撫蝋人溜紛どれとも承質的に類織しておらずど のような水質の承が地下でどのような変質を受けたかの灘薮は毯難である。しかし,この地下水 には塩化物イオンが欝〜勝継葺ゼ,炭酸水素イオンが講§盤麟補ちかくも食重れているので,単 に空気中の二酸化炭素を鑓秘した雨水が地下に浸透して岩石と反癒しただけでは生寵し得るもの ではない。従って,この地下水は地下に醗じこめられた時点ですでにこのような轟濃甕の塩化物 イオンを含有していたものと考えなければならない。
この地区がかつ窮鱗代灘の一認であって,湖籔への±砂の堆稜とともに馳こ重れた撫ま当 時の猪藤代瀬水であったと俵達すると,現姦の湖水の塩化物イ方ソ濃綾は臆搬g董補糧嚢である から,その当時の潮水は現窪に箆べて2〜3培も高濃度であったということになる。これらの塩化 笏イオンを含む水は,おそらく磐犠出,安達太良凄の火山活動に律って供給されたものであろう から,この時顯には現塵よ吟活発な暖気や温泉の灘雛などが数†メートルに及ぶ土砂の堆積の進 言中の長鰯闘にわたって纒繞していたのではないかと考えられる。
堆穫終了後,湖水や流入海馬水とは鶴絶された形で堆穫勃と水との反慈が進行したものであろ う.ここでは,地下水中の水素イオンと堆灘騨の鶴曾減分との交換反応によって酸性水の 中鞍,堆積麹中磯イオンの溶鐡,撫確存していた鉄(恥,アノレミニウムなどの不離紘どが 進行したものと推定される。一方では堆積の進行中に取むこ蒙れたと思われる有機勤は硫酸イオ
ンと反癒して炭酸水素イオンと礒化勃を生成したと考えられる。溶存酸素や儀酸イオγの藏少と ともに地下水は還元状態となウ,2次麟に鉄(簸〉イオンの欝欝,天然ガスの発生がおこったもの であろう。又,この地下水に癒当量食まれているアンモニア態窒素や夢ン酸の趨灘も,これらの 生物起瀬の有機勃にあるとすると考えやすい。
§. ま と め
猪蕾代灘載平野の井戸承,溝水を採取し,化学分籍を行ってそれらの水質を検討した。その結 果,これらの地下撫諺臓的濃騨鴇く(Σ+ト5贈i皿玉)選3と。取灘報。(}3)を主要イオ
ンとする西都と,比較的低濃度(Σ+i盤eレi繭後)でCa一驚CO3型の棄部と,高濃度(Σ一5
〜7焦総数今でM薯十etc一銭CO3攣の中央蔀の3種に大磯でぎることがわかった。
東鶉の地下水は繕椿露地の麓に広がる扇状地に擬さくされた井戸から得られたもので,その溶 存成分は二酸化炭素を含有する地下水が花嵐翼縁岩質の山捧及び扇状地堆獲物の成分を溶織して ぎたものであろう。西都の地下水は,地下深部よ参供給される高濃,轟濃度の承と,磐繰出の磨 斜嚢を流下する低濃,低濃箋の地下水に.簾えて,C&一SO4型の深履地下水とが凝合して生じたも のと雛1定された。
3垂 千葉:墾蓄代平聾の地ぞ水の水質
平地中央音藝の地㎜薪水は_との戴郵奏とは異なむ,猪苗代難きの高承位の彗善業験こ灘底堆積亀磐とともに闘 じこめられた酸轡iの濤1水力ζ,堆積勃と種々の反発1をおこし,中1穣された結果生成したのではない かと考えられた。
謝 藷
本概究を行うにあた酵,種々輝便宜を与えられた福島大学教育学蕊化学教室小緯 饒教授,地 質学的立場から有益な無窮言をいただいた藩学纏地学教室鈴木敬絵教授に厚く御礼塗上げます。
又,試料の標取,化学分析に多大の御協力をいただいた講学謡化学教室の卒論学生,構雛妙子,鎮 木千恵子,材毒狭子,有賀真道,松庵幸子,籔井央子,毒井懸美子,今野千春,轟橋 勝,大石 霧尚子,護透敏弘の諸君にも謝意を聾します。
本欝究の費講の一認は福島大学特定醗究1猪藩代講の自然窪の経費よ鯵支離されたものである。
文
献
千葉 茂纏繋鈴 猪薙後瀬此岸地域の薩水の水質,懸鼻大学特定蘇発疹善奮代潔の邑然1馨究報魯2:鱒嘆翻、
を葉 茂鍍鱒2〉 燧ケ岳爵藪麓の灑水・湧水の水質,尾瀬の豫護と復元X綴,33藩?福島桑
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312レ32.
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