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理論構築の萌芽領域としての算数・数学科における授業研究

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Academic year: 2023

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日本数学教育学会第1回春期研究大会「創成型課題研究」

理論構築の萌芽領域としての算数・数学科における授業研究

オーガナイザー: 藤井斉亮(東京学芸大学)

発表者: 藤井斉亮(東京学芸大学)

高橋昭彦(DePaul University)

中村光一(東京学芸大学)

Tad 渡辺(Kennesaw State University)

中村享史(山梨大学)

吉田誠(William Paterson University )

研究題目と要約

題目:授業研究の理論化に向けた構成要素の特定:研究協議会の枠組みと評価に焦点を 当てて

発表者:藤井斉亮

要約:わが国の授業研究の実際を体験する授業研究イマ-ジョンプログラムが40名の 国外研究者・教育者を対象に2012年6月25日から7月5日まで開催された。このプ ログラムでは7つの研究授業と研究協議会を参観した。本稿では、参加者にとって最も 理解が困難とされた研究協議会について考察する。そのために、研究協議会を評価する 視点を構築して、イマ-ジョンプログラムで実施された研究授業と研究協議会の実際を 分析・評価することを試みる。さらに、その結果を参加者及び外部評価者の評価と照ら し合わせ、研究協議会の構成要素と枠組みを明らかにし、評価の視点を提言する。

題目:教員研修の核としての授業研究のメカニズムの解明 発表者:高橋昭彦

要約:算数数学の学習指導の充実を目指した教員研修を知識獲得型の教員研修(Phase 1 Professional Development)と指導力開発型の教員研修(Phase 2 Professional Development)の2つの側面からみるとき、授業研究は、指導力開発を軸としながらも、

教師が新たな知識を獲得することを支援する側面ももっていることが指摘されている。

しかしながら、授業研究といわれる一連の過程をとおして、何が指導力開発に寄与して いるのか、また何が新しい知識の獲得を促しているのか、そのメカニズムは十分に解明 されているとは言えない。本稿では、長期にわたる公立学校における校内研究の実態調 査分析等をとおして、そのメカニズムを解明することをめざした研究の、これまでの成 果と、それに基づいた今後の課題を提言する。

(2)

題目:授業研究の理論化に向けた授業研究の基本的な考え方についての考察:研究協議 会の議論の分析に焦点をあてて

発表者:中村光一

要約:わが国の授業研究をささえている基本的な考え方は,次の2つにあると考えられ る。一つは,教育の規範的な方向づけと学校での授業実践のギャップを克服すべきであ るという考え方,他の一つは,教育の最も重要な場として授業実践があるという考え方 である。授業研究がこれら2つの考え方によって支えられていることを研究協議会での 議論のデータ用いて実証的に議論する。

題目:授業研究の理論化に向けた構成要素の特定:教科書をより有効的に使う力の育成 発表者:Tad 渡辺

要約:算数・数学の授業に当たって、教師と学習者双方にとって大切なツールのひとつ は教科書である。しかし、実際に授業を行うのは教師であり、教師がいかに教科書を使 うかは、その教師が行う算数・数学の授業の質、そして学習者の学びに大きな影響を与 えるものである。教師が教科書を使うに当たっては、教師の算数・数学の理解や授業観、

さらに学習者に対しての評価などが影響を与えるものと考えられる。授業研究を通して の教師の授業力の向上の一面は教科書をより有効に使う力の向上と考えられ、その過程 を明確にし理論化することが重要である。そのためにRemillard (2009)およびBrown (2009)が提案した理論的枠組みが有効であると考えられる。本稿では、その理論的枠組 みを紹介するとともに、それらを用いた授業研究を通しての教師の学びの研究を提言す る。

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