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研究報告からみた我が国の地域包括ケアシステムの検討

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原著論文

要  約

連絡先:小谷 和彦,自治医科大学 地域医療学センター 地域医療学部門,〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1.

Tel:0285-58-7394 Fax:0285-44-0628 E-mail:[email protected]

研究報告からみた我が国の地域包括ケアシステムの検討

寺裏 寛之,間辺 利江,小谷 和彦

自治医科大学 地域医療学センター 地域医療学部門

〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1

 【背景】我が国では,住み慣れた地域で最期まで暮らすための地域包括ケアシステムの構築が必要と されている。【目的】我が国の地域包括ケアシステムに関連した研究報告数と内容を調査し,その関心 や普及の程度を検討する。【方法】医学中央雑誌ならびにPubMedを使用して我が国の地域包括ケアシ ステムに関する原著論文を抽出し,内容を分類した。【結果】検索過程で2018年までに474の報告が認め られた。1994年から2013年までの報告数は各年5報未満であったが,2014年には34報告と増加し,その 後にはさらに増加していた。研究の内容としては多職種連携による報告が多く認められた。【結論】地 域包括ケアシステムに関する研究報告は増加しており,多職種連携に関する内容が最多であった。結果 から,我が国では多職種連携を重視した地域包括ケアシステムに関心が集まり,検討が進みつつあるこ とが示唆された。

(キーワード:高齢化,多職種連携,地域包括ケア)

【緒言】

我が国の少子高齢化ならびに人口減少は進行し,今後,

新たな医療や介護の仕組みが求められている。一つの展 開として,地域包括ケアシステムの構築が推進されてい る。地域包括ケアシステムとは,高齢者の尊厳の保持と 自立生活の支援の目的のもとで,可能な限り住み慣れた地 域で,自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることがで きるような地域の包括的な支援体制を指す

諸外国において地域包括ケアシステムの取り組みがみら れる。ヨーロッパでは,住み慣れた地域で最期まで暮らす

Aging in Placeという概念が既に広がっている。イギリス

は1997年 にNational Health Service改 革 を 行 い,choice,

self-care,community based serviceを基本の概念とする地 域包括ケアの取り組みを行っている3-7。この取り組み中 のExpert Patients Programmeと称する保健医療福祉のプ ログラムでは,慢性疾患を有する患者自身が日常生活を 送るための対処を支援する8, 9。オランダでは2007年より Buurtzorg(ビュートゾルフ)という在宅看護や在宅介護 を行う民間組織が,低コストで質の高いケアを実践してい

10, 11。こうした取り組みは地域包括ケアのモデルとして

注目されてきた。

このように地域包括ケアの構築は先進国での課題と言 え,それぞれの国で独自に取り組みがなされている。地域 包括ケアシステムへの関心や普及が高まれば,「地域包括

ケア」に関する研究報告の数が増えたり,議論されるべき 内容が明確化してきたりするであろう。本研究では,我が 国の「地域包括ケア」に関する報告の推移に関して調べた。

【方法】

医 学 中 央 雑 誌 お よ びPubMedの デ ー タ ベ ー ス を 用 い て,2018年12月31日までに収載された我が国の地域包括 ケアシステムに関する原著論文を対象とした。医学中央 雑誌で使用した検索語は「地域包括ケア」とした[検 索式:((地域包括ケアシステム/TH or 地域包括ケア/

AL))and(PT=原 著 論 文 )]。PubMedで 使 用 し た 検 索 語は「community based integrated care system」あるい は「integrated healthcare network」とした(検索式:

community based integrated care system [All Fields]

OR integrated healthcare network [All Fields] AND

( 0001/01/01 [PDAT]: 2018/12/31 [PDAT]))。 得 ら れた検索結果を,地域包括ケアシステムの構成要素を参 考に,医療,看護,介護,リハビリテーション,保健・福 祉,介護予防・生活支援,住まい・住まい方,人材育成,

多職種連携,在宅・訪問医療,地域包括ケア病棟に分類し た。

【結果】

医学中央雑誌とPubMedとの報告数は,それぞれ467報

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研究報告からみた地域包括ケア

告,35報告であった(図1)。医学中央雑誌の検索結果の うち,2006年の2報告は,著者の所属名称に地域包括ケア センターが含まれていたため検索結果に挙がったが,論 文内容は地域包括ケアと関連がないことから除外した。

PubMedの検索結果のうち,我が国と関連のない20報告,

レビューの3報告,プロシーディングの2報告,英語以外 で記載された1報告の計6報告を除外した。医学中央雑誌 の 465報告とPubMedの9報告との検索結果を合わせた474 報告の5年おきの報告数を図2に示した。

最も古い報告年は1994年で,同年度の報告数は1報告12 のみであった。その報告は,広島県御調町の地域リハビリ テーションに関する報告であった。続いて1995年も1報告 のみであり,兵庫県五色町の地域包括ケアに関する報告13 であった。1996年から2004年までの報告数は0件であった。

2005年から2013年にかけては各年0件から5件までの報告 数であったが,2014年に32件となった。以後,報告件数は 増加し,2015年,2016年,2017年,2018年の報告数は,そ れぞれ50件,97件,134件,137件であった。

研究内容を分類した結果は順に,多職種連携90報告

(19.0%),地域包括ケア病棟63報告(13.3%),保健・福祉 63報告(13.3%),在宅・訪問診療47報告(9.9%),医療44 報告(9.3%)であった(表1)。カイ二乗検定を行ったと ころ,分類ごとの報告数の分布には有意な差が認められた

(p< 0.01)。

【考察】

本研究により2014年から「地域包括ケア」に関する報告 数が急激に増加し,以後,報告数は年々増えていることが 明らかとなった。また,それらの内容は多職種連携に関係 する報告が最も多かった。

早くから高齢化の問題を抱えていた地域は,医療と介護 との連携が重要であることを認識し13, 14,国が地域包括ケ アを推進する以前から,地域包括ケアシステムとも呼べる ような独自の取り組みを進めてきた。例えば,1974年に広 島県のみつぎ総合病院が「出前医療」で在宅医療を開始し,

医療,保健,福祉の連携の試みを行っていた12, 15, 16。全国 国民健康保険診療施設協議会は,1992年に検討委員会を設 置し,地域包括ケアシステムについて検討をはじめた17。 こうした取り組みが初期の文献として報告されている。

国の地域包括ケアシステムの構築は,2012年の介護保険 制度改正で謳われ,同年は法律上の地域包括ケア元年と いわれている18。この法律の制定と,少子高齢社会や人口 減少が顕性化しつつある地域社会の変化とが相まって,地 域包括ケアシステムの取り組みは進み始め,同時に研究対

表1 研究の分類と報告年ごとの研究報告数 分類,n (PubMed検索結果数)1994-

1998  1999- 2003 2004-

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

多職種連携,90 (4) 0 0 2(0) 0 3(1) 0 0 1 3(1) 19 21 20(1) 21(1)

保健・福祉,63 (2) 1(0) 0 2(0) 0 1 1 1 1 8 3 22(2) 13 10

地域包括ケア病棟,63 (0) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 12 16 35

在宅・訪問医療,47 (0) 0 0 0 0 0 0 0 1 4 5 12 15 10

医療,44 (3) 0 0 0 0 0 0 0 0 8(1) 6 6 12 12(2)

リハビリテーション,40 (0) 1(0) 0 0 0 0 0 1 0 0 6 3 15 14

人材育成,39 (0) 0 0 1(0) 0 0 1 0 1 5 3 8 12 8

住まい・住まい方,29 (0) 0 0 1(0) 0 0 1 0 1 3 2 4 8 9

看護,26 (0) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 12 13

介護予防・生活支援,19 (0) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 6 6 4

介護,14 (0) 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 2 5 1

図1 文献検索のフローチャート 図2 研究報告数の推移

(3)

象となって報告されるようになったことが,この報告の増 加の要因と思われる。さらには,2014年の診療報酬改定で は,地域完結型の医療の機能分化と連携を進める上で,急 性期を脱した患者の受け皿となる地域包括ケア病棟が制度

化された19, 20。これによって2016年から地域包括ケア病棟

に関する研究が出てくるようになったことも報告の増加に 繋がったと思われる。

現在,推進されている地域包括ケアシステムでは,保 健,福祉,介護,医療の職種が参加する多職種連携が肝要

である15, 21。多職種連携で包括的にケアすると,専門職の

多面的な介入によって患者・家族に対するケアの質と量の 両者が改善し,さらには専門職間の相互学習によって各 職種の課題解決能力が改善してケアの向上ももたらされ る22。今回,分類した報告数の分布をみると,多職種連携 を重視している報告が多いのは,地域包括ケアの本旨から みると妥当であろう。

本調査では研究報告を中心に検討しており,あくまでも 検索されるレベルでの地域包括ケアの一面を捉えて論じて いるという点には解釈上の留意を要する。内容の分類には 研究者の視点が反映され,すなわち別の分類を試みること もできるため23,今回の結果は内容に対する一面を捉えて いることにも留意すべきである。ところで,国は,都道府 県や市町村における計画策定と実行とを支えるための情 報システムとして2015年から「地域包括ケア『見える化』

システム」を提供している24。また,地域包括ケアシステ ムの構築を進めるための地域診断方法の手引きが開発さ

れた25-28。これらに関する研究報告はまだみられていない

が,今後,これらのツールを活用した研究報告も出てくる であろう。

【結論】

地域包括ケアシステムに関する研究報告は増加してお り,多職種連携に関する内容が最多であった。結果から,

我が国では多職種連携を重視した地域包括ケアシステムに 関心が集まり,検討が進みつつあることが示唆された。

【利益相反】

申告すべき利益相反なし。

【文献】

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研究報告からみた地域包括ケア

1:18-22.

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27) 社団法人全国国民健康保険診療施設協議会.実践につ ながる住民参加型地域診断の手引き─地域包括ケア システムの推進に向けて─version 2.平成24年度老人 保健事業推進費等補助金「地域診断に基づく地域包括 ケアの推進に向けた医療機関と保険者の連携促進に関 する調査事業」2013.https://www.kokushinkyo.or.jp/

Portals/0/ Report-houkokusyo/H24/H24地 域 診 断_手 引.pdf [Accessed September 24, 2019]

28) 社団法人全国国民健康保険診療施設協議会.実践につ ながる住民参加型地域診断の手引き─介護予防編.平 成25年度老人保健事業推進費等補助金「地域診断に 基づく地域包括ケアの推進に向けた医療機関と保険 者の連携促進に関する調査事業」 2013. https://www.

kokushinkyo.or.jp/Portals/0/ Report-houkokusyo/

H25/H25地域診断_手引.pdf [Accessed September 24, 2019]

(5)

Correspondence to:Kazuhiko Kotani, MD, PhD Division of Community and Family Medicine Center for Community Medicine, Jichi Medical University, 3311-1 Yakushiji, Shimotsuke City, Tochigi 329-0498, Japan. Tel:+81-285-58-7394 Fax:+81-285-44-0628 E-mail:[email protected] Abstract

Background:Community-based integrated care systems (CICS), which comprehensively ensure provision of medical care, nursing care, prevention, housing, and informal support within the community, are currently being established in each community of Japan.

Purpose:To investigate the number and content of published reports about CICS in Japan.

Methods:Published reports on CICS were collected from Ichushi-Web and PubMed and analyzed.

Results:As of 2018, there were a total of 474 studies. Although <5 reports were published per year from 1994 to 2013, that number increased to 34 reports in 2014. The reports frequently included investigations of interprofessional collaboration.

Conclusion:The results suggest that CICS with interprofessional collaboration has become widespread in Japan.

(Key words:ageing population, community-based integrated care, interprofessional collaboration)

Division of Community and Family Medicine, Center for Community Medicine, Jichi Medical University Hiroyuki TERAURA, Toshie MANABE, and Kazuhiko KOTANI

Analysis of community-based integrated care system in Japan based

on published reports

Referensi

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