粘土による造形活動についての一考察

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結土による造形活動についての一考察 ^i3§

低学年の授業実践を通して

渡部憲生（難劉・橿醗｛犠教育／

を懸示すると、以下の遠軽である。

はじめに

「わあ、粘土って冷たくて気持ち良い。」

ゼ穢土1さんは、いろんなものに変身できるから楽しいなあ一

これは、土粗土による造影活動の中で子どもから発せられたつぶやきである。このように、本来子

どもたちは、上鮎土に離れることに喜びを感ビ、

心躍らせながら体全体で±粘土をこねたむ丸めた晦紳ばした辱する。そして、窪分の思いを土結土で嚢欝毒こ表現しようとするものである。

ところが、鉾今の鮭会の変化に梓う子どもの縁りの環境の変化や生活の変化によ弩、子どもたちの自然と懸れ合う機会が少なくなってきた。そのため、子どもたちの中にも大きな変化が生じてきている。土の上を襟建で歩いたり砂場で泥遊びをした弩できない子、生き物の麹き方を難らない子など様々な現象が晃られる。土粘土に対しても、

手が汚れるからと、積極的に纏わることのできない子どもが増えてきている。

本来、人醗にとって土との縫わ舞は実に深く、

翕然との幾わ辱を縛び起こすために土と絞れ合うことは、生きた材料のしっかりとした手ごたえを感ご、構緒の安定、表現への意欲を育てることになるのである。

そこで、低学隼における土結土による造影活動の窪垂｝方を見なおし、子どもたちが体全館で土結土と灘わっていけるような造形活動のあ辱方を実践舞をもとに、探っていきたいと考える。

豊かな情操を養う

蓬礎鹸な能力を蕎てる

造形的な麟造活動の表現及び鑑賞の活動を通して ︐f︸響︸詰−蓼肛葦毛奪華華華麗婆葦量華﹂ロ一表翼の悪びを殊わわぜる一一一

1今なぜ、糖土による造形活動なのか

騒錘工作科では、具体的な活動を通して、全ての感覚や能力を鍵かせながら饒造的で豊かな感構を養うことを大切にする．そして、その中で特に重視していることが、一人…入の主躰：的な活動、

露分の思いで手を懲かせてつく鯵だす婁びを味わわせること、鑑賞の能力を育てることなどである。

さらに、学習指導要領の中では、懸学隼の立体の目標や内容について次のように示している．

＜i年＞

い2）感じたことや思ったことを絵や宣撫壊 iすことができ舷うにする・

［諜醗欝欝「

＜2年＞

1 麟颪工作科で育てたいもの

学習指導要領の中に示された籔麟工作秘の欝篠

「嘔難鷲1響嘱

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茎船籏島大学教育実駿礒究紀要第22号

イ結土に蔑しみながら、形などを考え、

手を十分に縫かせて思無・のままに立体に表すこと。

以下のような目標や内容からもわかるように、

懸学年における糖土による立体表現では、次のことを大窮紅していかなければならないと考えられ

る。

○ 鮎土に駿れる楽しさを味わうこと。

○ 糖土と毒塗れ合誓＼つく警なオ禽ら思いついたことを［思いのままに」表すことを保嚢章すること。

このように、鐵難工鐸科にお塾ては、表現・鑑賞という具体的な活動を通して、対象を体全体で感じ取鯵ながら、対象に主体的に関わり衰分の考えで思いのまま1こ活動していく喜びを味わっていくことが大切であると考える。

2 今麟の子どもの綾溌

先にも遽べた遜辱、昨今の社会の変乾に繹い、

子どもたちの周むの覆境も大きく変化している。

多くの精報が飛び交い、§まぐるしく変化する環壕の中で生活する子どもたちは、大鷺本来炉持つ豊かな入縫性を失いつつある。このことを大橋賠毯は次のように説塾している。

人講の感覚には、懸垂のように特殊感覚、体性感覚、深蔀感覚の3つがある。それらの感覚は、

深濠感覚を複底にして、密接に影響し合っている。

しかし、現代の五濁は、外雰・からの華彗激によ辱、

表藤の感覚

（特殊感覚／

に纏わるものが増大し隈2のよう

に3つの感

覚の幾係が騰れてしまっている。これが人縫の健康な発達を離害しているのである臨そこで、

騒一領共通感覚の正覚な闘係

韓殊鐵覚舛舞表（雛蓮敏蜘畿境・文｛毛〉

薩膝

蓋体性感覚で波鍵磐灘・運勢怨霊）

魏鞠魯機能

身韓再藻

深離藻覚（卑薯擦覚｝｛柔艶登塗｝

雛硬性機驚

麟一2 環代の巽鴬な閣係

特操盤覚

無益懸賞

舛灘

一一一 @ 舞体内羅簾舞

懸覚

1鱒2年糞舞

小学校においては、撹覚、聴覚などの特殊感覚のみに煽ることなく、皮震感覚、運動感覚など分体性感覚を鍵かせた活動を十分に行うことを還して、

深濠感覚を麟激することによ弩、人懇本来の姿

（人聡性／の露復が籔られると考えられる。このことは、つま琴体全体を使って造形活動に取弩緩むということにほカ》ならない。

3 素秘としての糖土のよさ

子どもたちの身の周琴には、紙やプラスチック、

木、蕎など様々な素材があふれている。その中にあって、結±は、子どもたちにとってこの上ないよさを含んだ魅力ある素材である。

／碧貴重な天然麟

昔の子どもたちは、野蛮をかけ覆ったり灘で遊んだ辱など寂然1こ懸れながら遊び凝る機会が多かった。しかし、今の子どもたちは、自然に験れ合う機会がたいへん少なくなって来ている。このような子どもたち1ことって、土穂土は盗然の素材であって、土結土と触れ合うことが大饗な自然との離れ合い1こなるであろう。その申で、子どもたちは、

翕然のあたたかさを感じ、鬱然のおもしろさを体験し、人海と窪然のつなが毎を知ること1こなるのである。子どもたちにとってまさに貴重な天然材

といえる。

（2）生きている素材

結土は驚塑性に富んでいるため、小さな子どもでも彫を嶽懸に、しかも欝｝単．に変えることができるよさを持った素馨である。しかし、いったん乾燥すると麟くな弩、おとなでも容易に形を変えること方書できなくなってしまうやっかいさも合せ持っている。ところがこのやっかいさが、遂に餐i土の持つこの上ない魅力ともいえるのである。

舞1土は、粉一洗一精状一硬｛と一器｝と裕・う一定のサイクル性を持っている素材である。そのため、

常套寺搬いやすい状態1こ管瑳するには、常に糞詰をする必要がある。これは、生き麹を饒うのに緻てる。まさに、生きている素材なのである。

子どもたちは、このような結±との毒虫れ．合いの中で、貴重な縁料体験をし、翕然のことや人聞と自然の縫わ婁｝を知っていくのである。

鯵！体で触れ合うことができる素材

人聡は、手で直接ものに触れ、ものの形や感じを瑳解する。また、大震の手の運動と羅の発達は、

お互いに麟激し合って成長していく。さらに、手ばか辱でなく体全捧での鮭感覚を通して対象をと

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粘、眞こよる造影活動についての一考察 i騒

らえることも大切なことなのである。その点で、

結土は、遵具なしで嚢接手や捲、体全体を通して薙蜜れ合うことができ、子どもの体感度を高め知覚能力を発達させることができる有効な素馨なので

ある。

このようなよさを持った祐土との繰れ合いによって次のようなことが育つと考えられる。

○ 環境紅褻ら饑きかける競力、能動性

○ 表鐵活動によ鱗青緒の安定をはか垂｝、精神麟に落ち養いた豊常な発達

○驕慰生熟た聯醗総てつωたi

いイメづを辮上げていく勧 @ 1

0

峯表土と積極嚢勺な関わ吟を持つことによ鞍集中して活動しようとする態度

縫低学奪の粘土による造形活動で大切にしたいこと

華感牲の発奮

人懸は、賎鯵からの韓激を感ご取陰徳受／その状溌に応ごた慶応をしていくようになる。このような感受の能力を露分から発揮して取鯵緩むことが学習していく上でとても大湧なことである。

それは、「感性がなければ、真の大概性教育とな彦）得ない」，，｝からであるひそこで、このような感受の能力徳性／を育てる上で図露工作（美術）

教育が重要な饑きをする。

霞一3 子どもの感性の発達

なことを感じとった垂）、身の瞬鞭のことに饑きかけたりして身の霞むの様々なことをとらえていく。

そして、その過程を逸して、露分な辱の感じと辱方を育てていく。このような過程の中で子どもたちの感性憾受牲〉が豊かになっていくのである。

また、子どもたち一人一人は、イメージのとらえ方が違っている。その一人一人のとらえ方の違いが大饗にされて姥めてその入なむの感性が奮っていくのである。このようにして育てられた感性によってその人らしさ（入籍〉が育っていくので

ある。

子ども

認、

難

、感じと弩方の膏ち

難

野

乗垂轍の

翼鯵髄きかけめ事物

豊かな感性（感受性）

上の籔（緩3）は、子どもたちが豊かな感性を育てていく過程を穰示したものである。子どもたちは、感覚器官を織かせて身の織鯵のものから様々

2 感密生の育：疵と遊び

先に遊べたように、子どもたちが体全体を通して舞舞から様々なことを感じ取ることは、子どもたちの学習において大饗なことであ琴、それは籔薩工作教育に負うところが大きい。また、逆に子

どもたちが造影濤動を進めるにあた辱、表現対象からよ陰多くの要素を感じ取ることが豊かな表現につながると考えれば、子どもたちの感性を育てることは、騒露工作教養を進める上でもたいへん重要なものになってくる。

ドイツの貧．ザイツは、子どもたちのこのような感覚の教育について次のように運べている。

「美的基礎教育はまず、根本的に感覚の教畜です。

各人の造形的態度はまず簿よ辱も洗練された知覚を条件とします。それとも遂でしょうか。講者の薩には強い輯互関係があ辱ます。知覚4）分｛ヒによって、子どもたちはいろいろな椿報を受け入れ、濤

｛とすることができるようにな弩ます。（中略〉

餐i覚を鋭敏にすることは影式的な講義の影1こよってはなされません。遊びの中でこそ感覚の領域における体験は嫁介されます。それは更に享受の能力という美的教育の地の一つの§的へと導きます。

享受の能力は更に自己の人格や霧饗を驚の見方で詳擁するところまで進みます。3 3｝

やや長華引網となったが、以上1のように、R、

ザイツは、國薩工作（美徳／が感覚（感性／の教育に大晦な役麟を果たすことを達べ、それは、遊びの中でこそ育つと強議している。このことから、

子どもたちが結土を直接手にして表現し豊かな感性を育てていくためには、指先だけによる表現で

はなく、遊びを達して体全体（全ての感覚器官／

を動かし様々なことを感じとっていくような授業を設定することが大篝であると考える。還性的

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雇2 編鶴大学教育実践羅究紀要第22号欝92葬鷲簸

（頭〉にとられるので1まなく感覚的（体・感覚〉

にとらえることであるひ

難遊びを通して体全体で感じとる造形活動のために

子どもたちが、体全体で糖土に触れ合い、五感を通して穢土の性質やおもしろさ、不思議さ、そして．表現することの楽しさや窟びを感じ取鞭、

欝らの感性を磨いていくようにするために、次のことを大切にして授業を設定していかなければ1ならないと考える。

嘩題材の設定

題誘の設定にあたっては、子どもが題韓に興練欝心を持ち、表理への意欲をかきたてるようなものでなけらばならない。そこで次のような点を考慮して題材を設定していく必要がある。

○ 子ども密身がテーマや材料などを白蜜に選べるように題韓に魑を持たせること。

○ 題耕の串に遊び牲を取馨入れ、箆童が主体的に楽しみながら活動できるようにすること。

○ 表した影や色、線からまた表したいことが広がるようにすること。

○ 説窮を強》た辱、対象を見ながら対象に傑せて表すような題材ではないこと。

○に

子どもたちが、興練・鱗毛・を持ち、意欲的取辱総．めるようなものにすること。

工夫をすることが大切であろう。

○ 子どもたちの好奇・むを鵜激する。

○ 遊びを通して体験させるα

○ 場の設定を工夫する。

3 テーマの設定

子どもたちの遊びは、本来窪密なものである。

人に与えられたものではなく、自らの欲求から生まれたものである。無料から発想して§分のテーマを決めたむ、場の様子や雰慾気からテーマを決めた辱など、教締の方から一方的に与えてしまうのではなく、子どもが自分露身でテーマを設定で

きるようにしていく必要がある。

その飽、活動の形態や学綴内の人麟環縫、舞鶴環境などを整えることが、子どもを解放しのびのびとした活動を凝すことにつながると考えられる。

lV 実践の概要

藩醗究題材

実践韓i どこまでいけるかな一……2隼実跳舞2 天までとどけ…一一……・2隼

実践騨3 嚢分のねん土をつくろう

ぞ年

実践溺巷ねん土の国であそぼう

一咳隼 2 題材との雛会わせ方

題韓の設定と隅様、題材とどのような鐵会わせ方をするかよって、その後の造影活動が大きく左霧される。

子どもたちが、鉢全誌で精±に鮭れ合い様々なことを感じ取るためには、毛・の底から1結±1こ取鯵纏．んで》鶏ナるようにしなければならない。心躍るような題材との鐵会いとなるような雰醗気づく葦）

に努めなければならない。

また、造形活動は、子ども自身の主体的な取弩緩みが基本である。教締が一方的な饒纏観から与えたものであっては、子どもの主体的な皺む総みなど莫薯待できるものではな》。子ども§身の窪発的・能動的な動機づけ毒害なされ，ること力寸、特姦こ重要なことと考えられる。

そこで、次のような点を考癒して患会わせ方の

2 授業の実鰹

匿どこまでいけるかな講σ〉実践

（舞題材の蓑標

○ 糖土に体全体で航れ合う活動の楽しさと、

穢土をのばす活動から思いつ炉たことを思いのままに試みていく喜びを陳わわせる。

○ 場の様子や粘土の讐質などを生かして欝分な｝うの方法で穢土をのばしたり、穢土に鮭れ合う中で新しい活動を発想した脅しな毒§ら、思いのままに活動すること方寸できるようにする。

（2〉授業6〉謙遜藝（鶴舞毒数 2嚢寺闘〉

①鞘堂を露分な1）の方法でのばす。

…………一・…曜i鋳羅

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橡土による造影活動について分一考察 ^甦3

②患いついた活動1こ発展させる。

・一…… 一4時鷺（3〉授業の設定に間わって

本題材罫どこまでいけるかな輩は、子どもたち炉楽しい雰懸気の中でi結±に纏れ．、結土の感鮫を体全体で陳わ》ながら幾分な弩の方法で粘土をのばしていくことを顯って設定した題韓であるの精土をのばすという攣．純な活動であるが、子どもたちにとっては鶉分な吟にのばし方を工夫するお

もしろさや楽しさを持った題材である。

子どもたちに題材を提示する燦は、鮎±1を置く高さを変えたり、結土の通η遵に障害鞠を置いた

弩など場の設建を工夫して、活動に変化や適度な抵抗感を与え、活動への意欲を喚莚する。また、

「ねん±1さんとおさんぼするように、のぱしていこう。三と投げか謬ることによ辱、子どもたちの心を解放し、餐｝土に親しみを持って絞れ合えるように醒織した◎

そして、テーマについては、教緬の方から5結土をのばそう逢と大きなテーマを与え、「粕土を

どんなふうにのばすか」、ゼのばした様子から発想してどんな活動をするか涯など嶽分な鯵に患雛ついた活動に合わせて、露分な弩のテーマが設定で

きるように考えた。

学習内容・活麟

〈i）糠土を見電がら、活動め内容を知る。

ねん土をくふうしてのばそう

（2〉糖土を自分な鯵の方法で紳ばす。

○ たたいて

○ ひもづく穆で

○ つな魏で

○ 場湧を生かして

○ 補励磁を縫って

（3〉活動しながら思い響いた活動に発展させる。

○ 伸ばし競争

0 街づく参

○ 簸弩つけなど

（蓬）活動を振参返り、楽しかったことや工夫したことを発表する。

鋳麗

5発

25

i§

5

旛導の要点 O評懸

︑︸る︑にばを紳う子しばすにうとたら活ばた牽鯵楽きを子らいのつのがにえに懸挽子へろるば紳勘もこどし秘た紳し汽たを誉と︑さ悪達か持ちう辱めめで様芳あい紳や援どいな書をしにをてつ動輪こらがに友し次たよてた土︒むののでてに方に子に﹂勝ち夫参争て鱗活愚秘が嚢むや楽︑ もるめる捻るく湧出くし単しうるびなむ持工な鏡立をすを白な活な分て静どきとせとすづ場石墾夫︑ばよす遊かた気を分鐙見参ぱ勧画けて分察しよ子でまさ土夫も︑やて工む締るとへ雛けの方窪方に麟簿活rかえ︒霞 ︑動に ︑勧に震精工ひす段みをよがけうろなかもし ︑ し路で︑継︑穆らる︑ で活と絃活選発︑を︑ぱ賠試方に人いここはしどばらば道士がしは語とすら︒つ︑こ︒ てとををむ定は簿︑をしと一て疑と翫謡子簿が紳や糖ち薪麟にを蓄がか返さ濁る︾びい勧た設てらす方纏こ太してのなら︑︑ なに跳︑たに教も見騎懸る蓉よぜせ奪つのら活えのしがばし締る一動しんうがむえい︒然線鯵も参︑ど発にみき振のわたにびく︑変場とな紳嬢にす︑活ばくそなよ辱わか憲をたどなう子やうしで壱み合持量の㎏たをど方げへ紳う賛くて韓○浅むにを蘇る︑比せ子分よと牝よ楽居嚢緩しをのて§まさなし広駈なよ賞なしに○懸勧と点をき濾粘ら︒蒙るど変くを発活鯵話し土っ〜 ︒高くばて︾犠のをは夫易﹁か活こ福纏でちた逢う︑けな紛鵠動にの取を遜粘麓8るく灘纏い高多こ動で工安︑こにくの︒愚夫たしをろらい婆動て活動でやど見るを撃す還をのたてど・活の髪をはど共︾翳すの工もば牽あがてね活しす活ま方なのえ鉢たにの麹土たしなでのく繕出て﹁もて活縫上をど緯勧でなしたみ緩ばたれしとへ与全あう土害粘︑かすこも︾方︒精し﹂麟し︑を慧方子︑澄るみ交えも発紳継こばこ動鉢人よ慧緯す隻ばそどてする鰐か教管げ勧し鯵やすし工考どに材紳た活 ○ ○ ○ ○ ○ ◎ ○

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i襲簸轟大学教蕎実践覆究紀要第22号

｛窮授業で晃られた子どもの姿

小高雛石蟹の上から高さの違う台の上に置かれた結土の塊を見ながら、「おさんぼするようにねん土をのばしていこうまというテーマを投げかけられた子どもたち、それぞれに窪分の思いを持ちながら、婁び勇んで霞分の班の場所に散っていった。手でたたいたむ建で踏んづけた賑してのばそうとする子ども、せんべい型1こした結土をつないでいる子ども、ひも状にしてのばしていく子どもなど、子どもたち一人一入が自分な葦）の発想でテーマに取辱緩んでいた。

段差をつけた瞬箋害魎を置魏た軽して、のばすのにやっかいかなと患われる抵號にも、子どもたちは遂に鍵獣欲を掻き立てられ、のばすことへの意欲を高めていった。台を登った轄降辱た辱するのに、教睡が準備してお塾た鶴舞に轟をつけ、それを稀駕して結土をのば

す子どもも見られた。また、台の足や瞳害勅を這

うようにの毒ま『しなオ蜜ら、

その様子から結土をへびや空想の生き秘に見立てた弩、土の部分に橋をか

ダ・

鶴藤

蘇蜜

潮繋

響

矯，・

けて越えながら晒ろいろな形の橋をつく蓼、そこから発想を広げて結土を遵鋒や線鋒に見立てて舞をつくったむなど、活動しながら想檬を広げてさらに活動を発展させていく姿も見られた。

このように子どもたちは、始めから糖土で「○

○をこんな方法でつくろう。窪と決めて取弩綴ん

噌992無縫舞

でいるσ）ではなく、粘土をのばすという単純な活動から結土に体全体で鮭れ合う中で、その影状や感じ、場の様子から想像を広げ、露分な鞍の想い

をふくらませていったのである凸

灘 @蟹

翻

鴇麟繋嚢

鐵

難脳＿．懸難

「天までとどけ」の実践（弩霧繕の羅標

○ 粘土を積み上げて高い建鞠をつくる活魏を通して、体全体で結土に離れる喜びや楽しさを味わわせる。

○ 高くするために積み圭』げ方を工夫した弩、璽1）から昆ながらつくった章）しながら．高くて立体的な建鞠をつくることができるようにする．

○ 蔑める、のばす、穴を麗謬る、ひね弩鐵すなどの技法を効果的に使ってつくることができるようにする。

（2／授業の誹蚕（総鋳数 2時闘 ① 参考炸贔を見て、繕懇を練って表現する。一………・墨時霧 ②作贔を完成させ、鑑賞する。

…一一一………1時懇（3／授業の設定に間わって

本題材「天までとど1封は、テーマが高い建駿1をつくるということであるオ｛、これまでのよう

な技法を駆使して素敵な彫の建讐をつくることのみをねらいとするものではない。建鞠の高さにも養醤させ、建麹の高さを追求していく考、影や装簸を追求していく者など造形遊び的な活動と立体麟な形を追求する活動の2つ要素を取琴入れた題

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額土1こよる造形激動についての一考察 ^錘5

材である。そこで、テーマの設定においても子ども窪身が自分な弩にテーマを設定できるように考えた。そして、そのような活動を通して、楽しみながら体全鉢で結土に絞れ合い、糖土のおもしろさや不思議さを感じとらせたいと考えた。

題誘を提題する際毒ま、娘めに結土になれ．気持ちを解きほぐせるように、粗土を1丸めた鯵積み一とげたむといった遊びを取静入れた。その後で、子ど

もたちの商さに対する興練・関・むが高まるようにと、教室の天界まで紳びた建勃の参考鐸晶を提示するなど、題材との鐵会わせ方を工夫した。

（導）授業で晃られた子どもの姿嬉めに行った結土遊

びでは、競争の要素を取彗入れたことから、

大き雛藝嚢子からノ墾さい鐡子と夢串で懸子づく

瞬こ取諺緩んでいた。

積み上げ競争でも入よ

り少しでも高く茎嚢もうと、さら善こ醗子をつく弩たしながら、時鷺の申でどんどん積み上げていた。

躯こは、積みやすいように懸子の大きさを変えて大きい方から顯1こ積み上げた惨下の方の羅子の数を増やして積み上げる土台をつく辱ながら積むなど積み方を工夫する子どもも晃られた、このような活動を通して、子どもたちは、結土にすつか琴なじみ、題材への懇待を持っていった。

馨分たちの背の簿賠もある高さの参考馨贔を欝にした子どもたちは、高さへの驚きと共に、高い建麹をつくることへの意欲を高めて耽った。直美たちは、結土の大きな塊を2人で転がしながら紳ばして立てようと考えた。珠枝たちは、授業の始めにやった鮎土遊びを思い鐵して、究めた懸子を積み上げながら高く積み上げようと苦心していた。

また、景子たちは、単に高く積み上げるのではなく、柱を立てながら購段をつくった弩壁の形を工夫した弩と綴かいところにこだわ弩ながら取む緩んでいた。このように、子どもたちは、轟く積む方法を自分たちな瞬こ考えて取弩纏んだり、轟

く棲むよ鯵も建麹の形や構造にこだわむながら取辱緩んでいくなど、農分たちなηの取鯵纏．み方をして雛た。

そヂ）中でも、敬たちは、やきもののびもづく軽の要鎮で中を空溺にして積み上げていった。上の方が広がらないように注意した琴、γの藻分が重

さでつぶれないように丈夫にしたりと実数の度に試行錯誤しながら駁撃纏，んでいった。

このように、高さに1発戦した活嚢は、子どもたちが搬う懸土の量も増え、渾身の力と持てる隈鯵の知恵．を鍵かせた活動となった。まさに体全体

（全感覚〉を使っての懸土との取っ緩み合雛（懸れ合い〉となった。

「窪分のねん土をつくろう」め実践（葛懸麟の§標

○ 鮎土づく弩を遷して、祐土の姿の変化するおもしろさや衰分で結ま二をつくる楽しさを稼わわせる。

○ 鮎土の献態に合わせて、水撫減を講籔した辱、体全体を使って鮎土をこねた弩しな力書ら、零轟ニヒの特質を1盛夏二取ること力量できるようにする。

（2／授業の謙麺（総締数 2時間1

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聖聡籏酷大学教官実践き鞍莞髭要第22号

③）霧｝の餐i土から二髭錆土をつくる。

・i時羅 ② いろいろな状態の糖土から、使いやすい藝藝さの墨髭±をつくる。……豊時1霧（3／授業の設定に纏わって

本題材「馨分の舞i土をつくろう」は、楽しい造影活動の素材としていつも穫れ蔑しんでいる精圭を衰分たちでっくる活灘を通して、粘土の特質やおもしろさ、不思議さを感ご取らせ、麟土に対する興陳・開毛・をさらに高めようと設定した。

題材を提示する誓祭は、娘めにいろいろな状態の粘土を提示し、どんな霧

い精土もどろどろの精土もいつもみんなが硬っているような軸上になるこ

議さに興辣を持たせ、活、．

動へ嚥欲編め臆毒蓑灘

にした。

（4〉授業で覧られた子ども紛姿

「粉が鮎土に変わる3薩・fみたいな結上が柔らかくなる」、儀ごられない謡に子どもたちの興練は一気に高まった、そしてまた、窪分の結土をつくると雛う魅力1こ子どもたちの活勇への意欲は、

おお塾に盛彗上がった。

懸る懸る粉に承を換えていく子、水を換え過ぎてべちょべちょになった祐土を遜った顔でこねている子、渾身のカを込めて餐i土を練る子など、そ

の取諺緩みの様子は、様様であるが、だれもが真鯉に結土づく瞬こ取シ）継んでいた。粉から結±をつくっていた洋子は、次のような気づきを書き葵菱

している。

「結土を握っていたら手にべとべとついてきた諺ど、だんだんふつう使っているような繋±になつ

樽§2無縫得

てきたので、鐸分のつくった結±ではやく締かつく弩たいです．涯

さらに子どもたちは、石のように瞬くなった粘土を粉にして精土をつくったり、べとべとした結土に粉をたしてこねた診｝といろいろな糖土づく辱に跳戦していった。その中で子どもたちは、次のようなことを感じ取っていった。

ギ憩い精土を水に入れたら、外翻が紛る捻るになった。μ智子／

「震い粍土は、水を入れ選ぎると、つるつるしてよけい柔らかくな瞬こくくなった。」（ちひろ1

「醤い精土を綴かくする時、その薦にやった綴かいのと少し違うなあと思いました。」（里美）

／簸絵

灘無難欝、、．．．、

ヂねん±の螢であそぼう達砂実践（聾題誘の§擦

○ 結土の塊から思いついたものを、一人または友達と協力して体全体を健ってつくる喜びや楽しさを陳わわせる。

○ 丸める、神ばす、ひね軽量す、くっつけるなどの技法を使ったむ、木切れや板、

籏などの補勘材を使ったむして影を考えながらつくることができるようにする。

（2／授業の誹議（総購数 2時闘〉

① 結土の塊から患いついたものをつくる。

・……一…一i時閥 ② つく吟方を■交して完成させ、鑑賞する群 ……一一…一…畢i時賜（3〉授業鈴設定に間わって

本題韓ギねん土み馨であそほ1う」は、教室を楯土の蟹紅見立て、毅i土でつく権たいものを露麹につくって恥くことを通して．体全体を使って糖土でつくる喜びや楽しさを鎌わわせることをオ急らいに設達した。テーマは、自分の興瞭・羅心に合わせて、察分で設定できるよう毒こ藝暑癒した章題韓を提示する際は、子どもたちが鯵金棒を使って擬えるよう、 i人あた琴暮〜欝衰91ぐら麩の結土を準備しグ勘一プにまとめて与えるようにした，、

(9)

鮎土による造影活動についての一考察 ^睡7

さらに、教室に起伏をつくき〉、拳轟土の置く高さを変えることにより、場の様子からも子どもたちの発想、が広がるように考え設定した。

（尋）授業で見られた子どもの姿

子どもたちは、小学校に入学してからこれまでの2隼瞬で、様々な造影活勇を経験し、頻土の活嚢1こも数多く取舞緩んできた。その中で、露分の思いついたことを客分グ）考えで表現していくことの楽しさを†分に味わってきて塾る。

この題材・でも、欝の毒雛こ由のよう魯こ積まれた餐強土を見るな辱、子どもたちの串には、纏奪をつく

ろうか。ま「こんなものをつく辱た㌧・なあ。曇と患いがどんどんふくらんでいった。活動が始まると、

さっそく子どもたちは、是で粘土をこねた身｝手で粗土の蜜から鮎土をはぎ取った馨と糖土に立ち向かって》つた。

秀樹たちのグループは、鮎土の覆にある「おもしろランド1をつくることに餐緩炎がまとま琴、協力してつく穆始めた。穴を羅って溺窟をつくる子ども、鞍上を搾ばして綴露をつくる子ども、塊からつまみ超して本に見立

てた鯵アンテナに見立てた降する子どもなど、

彩おもしろランド」という共通のテーマからも一一

人一人が自分な辱の患いをふくらませ、体全体を使って共通の場に碧、塾を具現していった。

また、建彦は始め一入で、結土の塊を生かしながらお城をつくっていた。途中、敬のつくっていた街とつなげた辱して

懇、籍はどんどん広がっていった。さらに、教室にあった無を克つ諺それをお域の一部に穂繕して彫を工夫していっ

た。この懇．いっきは、

地の子どもたちの活動にも波及していったσ

美香たちも、結土との懸れ合いから広がってきた悪難を、補勧誘を縫うことによ辱さらに広げていったグループである。美香たちは、顛め台の上、

に遊麟地をつくっていた。結±の塊を穫絹した塔、

丸く紳ばした結土に支柱をつけたメ解一ゴーランド、長く紳ばしてつくった線鋒、鮎土からいろいろな想像を広げ、楽

しく取弩緩んでいたその内、響、いはさらに広が琴、台の下へも遊1嚢地を窪藩デることになった。春にやった「粘土をのばそう」

響

を、馨、い鐡したのか、結二Lを韓…ば

して床までつなげた騒、角材を

講濡して康とつ

な睾ずたむとこれ。

までの活動を懇．

い鐵しな毒童ら取鱗雛んでいった。

｛乍品は空聞的に

(10)

i墨8 福島大学教畜実践醗究紀要第22帯

も大きな広が鞭を持ち、とてもたのしいものになっ

た。

このように、子どもたちは、大量の結土にも気おくれせず、こねた警手でたたいた鯵足で踏ん1だ弩と体全体を綾って鰹れ合う串で、粘土のおもしろさを珠わ継なから．轡分の思いをふくらませていった。また、これまでの遊びを還して、感じ取ってきた結土の特質や身につけてきた技法を生かしながら、子どもたち1ま、霞分の思塾を具現していっ

た。

V 授業を終えて

子どもたちが、結土と触れ合い様々なことを感ビとゆて赫くようにするために、子どもたちの心を援さぶるような題緑の設定、題材との鐵会わせ方を工夫して授業を実践してきた⑪その結果、手ばか辱でなく麗や是、頻、澱までも毅i土で清しながら活動した弩、活嚢紛様子から楽し赫怒像をふくらませながら活動した琴と体金棒で活動することの喜びを慰む、楽しんで活動に参擁する子どもの姿を見ることができた。そして、楽しく取確緩むことを通して、悠然尋こ心が解敏され、全ての感覚を簿かせて様々なことを憾む取弩活動を発展させていた姿も見られた。技法を身につけさせるためにその縫方を教え、意麟的に樗度も繰等返させたのでは、決してこのような子どもたちの姿は見られなかったであろうと確薦する。一入一人の子どもたちはその活動の中で、その子なむの感じ方、

イメージのとらえ方をする。それを大窃にしたことが、子どもたちの豊かな感性を育み、窓分の考えたことを次々に試みて塾つた琴、今まで経験したことを活動に鑑かして工夫した警などの豊かな造形活勇へと発展させていったのである。

贋おわりに

低学年の子どもたちは、具体釣な活動を通して思考するという発達上の蒋籔を持っている。だから．麹事を頭（理性／だけでとらえるのではなく体全暮（慈椿〉を還してとらえることが大饗なのである。そこで、今羅、i結土による造影活動を通

してその事を考えてきた。羅じような題耕でも、

子どもへの投げかけ方一つで、子どもの感婿を揺さぶるものになった鯵、平尾な題材になった鯵と

1鱒2隼葦雛

大きな違篭擁こなることを癬慰した。子どもが本当に心を勇かされ題韓にのめ陰込んでいった時、子どもたちの猛つき隷鋭くな弩、声も大きくな軽、

鼻息も戴くなる。小さな子どもの姿が、とてもパワフルで大きく見えてくる。とても感動麟な姿である。今羅4〉実践の串でも、その様な子どもの姿にたびたび感勇させられ、とてもうれしく思った。

このような子どもの姿は、結土による造形活動ばか鞍とは｛雲えない。麟懸工作の授業全体を通してこのような姿が見られるよう実践を重ねていかな謬ればならない。また、中学隼、高学葎となるに従って、運詮麟なものの見方、考え方をするようになる。そこで、蟹学年での今繕の実践をどのよう昌こ中学年、高学年に発展させていくか、今・後の課題としていきたい。

〔琴濡文親

掛大橋賠毯著実践造影軟膏体系「子どもの発

達と造影教育」醗経堂至〉．69〜62

② 盆．ザイツ薯ヂ子どもを生かす美麟教曹達本療美子・華蜜敬二二譲玉鱗鐵簸藩 2．蓬？

惨考文鶴

（齢 R．ザイツ著ギ子どもを盤かす美雛教畜ま水縹美干・平撫敬二談玉鱗畿叛藩

麟大橋賠毯著実践造形教官鉢系

ヂ子どもヂ〉発達と透彫教畜ま醗縫1重

餅吉懇泰男著「実践釣教育原譲達文牝書霧博文鮭鱒縫鑓敷盤・藪野範美嚢著「敬譲小学絞教官諜程醗藤工ヂ軽ぎょうせい麟文藻省ギ小学絞詣導書籔癒−舞簗歪羅経堂

絡）駿澱薄笑・熊聡蕊駆著「纏土学習畜こおける23 の潤題ま橿轟大学教育実践覇究紀要第8号紡福鶴大学教育学藻雛羅小学校醗究紀要器集麟霧羅大学教畜学藻総羅小学絞醗究紅要26集麟橿轟大学教費学蒲購霧掛字絞麟究紀要27集

粘土による造形活動についての一考察 - fukushima-u.ac.jp