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英 語 1 学習指導の改善・充実 専門教育の英語においては

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Academic year: 2024

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英 語

1 学習指導の改善・充実

専門教育の英語においては、外国語科の改善の基本方針に加え、専門教育を主とする学 校の特色が一層生かされ、社会の変化に対応し、生徒一人一人の興味・関心、能力・適性 等を一層伸長する観点から見直しを行うとする専門教育の各教科・科目に関する改訂の基 本的な考え方を踏まえ、学習指導の改善・充実を図ることが求められている。

2 評価方法の改善・充実 (1) 観点別評価の必要性

学習指導要領改訂の趣旨を踏まえた指導を一層充実させるためには、観点別評価の実 施が重要である。観点別評価は、「高等学校英語科の目標の3つの柱」の達成状況を、

内容のまとまり(「聞くこと」、「読むこと」、「話すこと」、「書くこと」)ごとに分析的 に評価し、指導に役立てるための目標に準拠した評価であり、柱①は「言語や文化につ いての知識・理解」、柱②は「コミュニケーションへの関心・意欲・態度」、 柱③は「英 語表現の能力」及び「英語理解の能力」の観点により、その達成状況を評価するもので ある。

■ 高等学校英語科の目標の3つの柱

柱① 英語を通じて、言語や文化に対する理解を深めること。

柱② 英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうする態度を育成すること。

柱③ 英語を通じて、情報や考えなどを的確に理解したり、適切に伝えたりする能力を養うこと。

3 学習評価(単元の指導計画)の具体例(総合英語)

ここでは、「教科書で読んだ内容をもとに、問題を解決するためのグループ・ディスカ ッションを行い、自分の感想をエッセイにまとめる」ことを目標に設定し、「英語表現の 能力」の観点を重点的に評価する例を示す。

(1) 単元の指導と評価の計画(全7時間)

1 単元名 Social Problems 2 単元の目標

・グループでの質疑応答や意見交換に積極的に取り組むことができる。

・自分の考えを読み手に分かりやすく書き、伝えることができる。

・グループ内で出される質問の意味や、質問者の意図を理解することができる。

・言語活動に用いられている語句や文構造、文法事項などについての知識を身に付けることができる。

3 単元の評価規準

コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 英語表現の能力 英語理解の能力 言 語 や 文 化 に つ い て の 知

へ の 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 識・理解

(関・意・態) (表現) (理解) (知・理)

グ ル ー プ で の 質 疑 応 自分の考えを読み手に グループ内で出される 言 語 活 動 に 用 い ら れ て 答 や 意 見 交 換 に 積 極 的 分かりやすく書き、伝え 質問の意味や、質問者の い る 語 句 や 文 構 造 、 文 法 に取り組んでいる。 ることができる。 意図を理解することがで 事 項 な ど に つ い て 知 識 を

きる。 身に付けている。

実際の指導と評価においては、

活動ごとに生徒の理解度や達成状 況を把握しながら、観点別評価や 評定につながる評価を行う。

-H24英 語(専 門) 1-

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4 単元の概要と目標

本単元は、世界各地で発生している社会問題を扱った題材であり、内容についての感想をエッ セイにまとめたりして表現の能力を養う。

5 単元の指導と評価の計画(全7時間)

時間 ねらい、学習活動、指導上の留意点 単元の 評価方法 評価規準

第1次 ・教師のオーラル・イントロダクションを聞 (5時間) いて、世界各地の社会問題について情報を

得る。

・本文の内容に関する質問に解答しながら、 関・意・態 ワークシート 本文全体の概要をつかむ。

・各パートの内容に関するサマリーを通して 知・理 筆 記 テ ス ト

情報を正確に把握する。 (後日)

第2次 ・本単元の内容について、ペア・クエスチョ (2時間) ンやオープンエンドな答えとなるクエスチ ョンをそれぞれが考え、グループ内で質疑 応答や意見交換を行う。

・各グループでディスカッションした内容を 表現 エッセイ 踏まえ、本単元についての感想を150語

程度のエッセイにまとめる。

(2) 観点別評価の進め方

ここでは、「読むこと」から「話すこと」や「聞くこと」へと発展させるとともに、

「書くこと」を有機的に結び付ける活動の評価の進め方を示す。

「英語表現の能力」

評価規準① 読んだり、グループで話し合ったことに基づき、自分の感想を読み手

(書くこと) にわかりやすく書く。

1 言語活動の例

グループ・ディスカッション(単元の内容について互いに口頭で質問し、グループ内で意見交換を行う)及 びエッセイ・ライティング

2 グループ・ディスカッションからエッセイ・ライティングへの進め方の手順

(1) 生徒は、事前に割り当てられた単元のパートに関するクローズド・クエスチョンを考える。また、5W1H で始まる質問もいくつか用意する。

(2) 4~5人のグループになり、本単元の英文をまとまった段落ごとに読む。その後、グループ内で生徒それぞ れが考えた質問を互いにする。

(3) それぞれの質問に対する答えをもとに、生徒はキーワードとなる語句をメモする。

(4) 自分が用意してきたクエスチョンに対する自分の考えや、それぞれの意見を聞いての感想についてグループ 内で意見交換を行う。

(5) グループでの話し合いをもとに、「読んだ内容について、具体的な理由や解決策などを示した上で、自分の 感想を150語程度のエッセイにまとめる」という指示を出す。

(6) エッセイを回収し、評価を行う。

3 評価の具体例(「十分満足できる」状況(A)の例のみ紹介し、「おおむね満足できる」状況(B)については、

評価のポイントを紹介する。)

■エッセイ・ライティングの内容の具体例

○「十分満足できる」状況(A)の例

I was surprised to learn about the lack of clean water supply in other countries, because it's too natural for me to use the clean water freely everyday. For example, I wash my face, brush my teeth, and take shower using clean water without realizing how precious it is. When one of my group members asked us the question "How can we save the clean water?," I thought the best idea was to turn off the tap as often as we could in order to save water. It may be a small thing, but it will make a lot of differences if many people do so. In our group, we all agreed with this idea. The way we use water in a daily life will have strong influence on our future life.

(評価のポイント) ・グループでの話し合いをもとに、読んだ内容について、なぜそう考えるか等の具 体的な理由や解決策などを示した上で、自分の感想を伝えることができている。

○「おおむね満足できる」状況(B)

(評価のポイント) ・読んだ内容に関する感想について、自分の考えを伝えることができている。

「読む」、「聞く」、「話す」、「書く」活動を行っているが、

ここでの評価規準を「表現の能力」とし、提出されたエッセイの 内容によって評価することとしている。

① 「 単 元 の 目標 」 を 設定する。

② 「 評 価 規 準」 を 設 定する。

③ 評 価 規 準 を「 指 導 と評価の計画」に 位置付ける。

④ 評 価 結 果 のう ち 、

「記録に残す場面」

を 明 確 に す る 。

授業を行う。

⑤観点別に総括する。

「努力を要する」状況(C)の生徒への手立て

短い英文を読ませて、その感想を50語程度の英語で書かせる機会を複数回与えることで、英語でまとめたり、感想を書くこ とに慣れさせる。その際に、英文の内容等について尋ねる質問をすると、英語で表現するきっかけを与えることにもなる。

こ の 評 価 方 法 は 、 (2)「 観 点 別 評価の進め方」を参照。

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Referensi

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