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豊橋技術科学大学開学 35 周年にあたって

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Academic year: 2025

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豊橋技術科学大学開学 35 周年にあたって

豊橋技術科学大学長 榊 佳 之

豊橋技術科学大学(以下:本学)は 1976 年 10 月に開学し、学内外の多数の方々に支え られて成長、発展し、ここに無事 35 年を迎えることができました。また本学の国際協力の コアである工学教育国際協力研究センター(以下:ICCEED)も 10 周年を迎えます。

これらを記念して、本学のこれまでの歩みを振り返り、本学を支えてくださった関係者の 方々に感謝の意を表しつつ、次の時代に向けた本学の様々な取り組みをご紹介いたしたく、

開学 35 周年記念式典、講演会をはじめ数々の記念行事を「技科大ウィーク」として執り行 うことと致しました。

「これまでの歩み」

本学の歴史はいくつかの特色あるステージに分けてとらえることができます。

開学前は「大きな夢の時代」といえます。東三河に大学をという地元の方々の大きな夢 は、技術科学大学を全国2か所に設置すると言う政府の方針決定を機に、地域の官民挙げ ての熱心な招致活動により、見事に現実のものとなりました。35 周年にあたり改めて地域 の方々に感謝を申し上げたく存じます。

開学後の 30 余年は「豊橋技術科学大学 30 年誌」によれば「成長の時代」、「飛躍の時代」、

「激動と変革の時代」と3つの時代として捉えることができます。大学としての組織や体 制を整備し、らせん型教育システムの構築など今日の本学の基礎を築いた「成長の時代」、

それに続いて、知識情報工学課程・エコロジー工学課程の新設、産官学連携の拠点「豊橋 サイエンスコア」の設立、HEDSプロジェクト等の国際貢献・交流事業の展開など活発 な活動を進めた「飛躍の時代」、そして、バブルの崩壊に伴う日本社会の激変の中での国立 大学の法人化が決定され、独立した一法人として中期目標・中期計画の策定、組織体制の 構築・整備など法人の基礎を固める一方、21 世紀COEやグローバルCOEの展開、しん きん寄附講座、オーエスジー寄附講座の開設など活発な活動を進めてきた「激動と変革の 時代」を経て今日にいたっております。本学が今日ありますのは本学に在職された全ての 方々の熱意と努力と共に、文部科学省や多数の大学、工業高等専門学校、地元自治体・政 財界、産業界などの関係者の方々のご支援の賜物であり、この場を借りまして改めて感謝 の意を表します。

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「新たなる飛躍を目指して」

ここ数年、政治・経済のグローバル化、エネルギー問題など地球規模の課題の深刻化な ど日本を取り巻く情勢は大きく変化し、更に東日本大震災からの復興や少子高齢化も大き な課題となっております。このような社会情勢の大きな変化の中で、本学は、これまで積 み重ねたものを基盤としつつ、20 年後、30 年後の社会を見据え、本学のあるべき姿、進む べき方向を再度検討し、様々な新しい取り組みを開始しました。

教育面では、これまでの学部8課程・大学院修士課程8専攻を、日本の基幹産業を支え る先端技術分野の3課程・3専攻と、これからの持続的発展社会へ向けた先導技術分野の2 課程・2専攻に再編し、更に、基礎力を養成する「総合教育院」を開設しました。また、

次の時代に求められるリーダー的人材の養成を目指し「テーラーメイド・バトンゾーン教 育」など特色ある取り組みを開始しております。研究面ではニューフロンティアの開拓を 掲げ、新しい研究領域の開拓を目指す「エレクトロニクス先端融合研究所(EIIRIS)」 を開設する一方、社会の抱える諸課題に対し「人間・ロボット共生リサーチセンター」、「安 全安心地域共創リサーチセンター」等、それぞれの課題に対応した特色あるいくつものセ ンターを設置、或いは改組し、地域自治体や企業、関係機関との連携した取り組みを進め ております。

また本学は、これまでもICCEEDなどを中心に国際化への様々な取り組みを進め、

東南アジアを中心に強力な人脈、ネットワークを構築してきましたが、この強みを生かし て、「国際化」を一層強化するために国際戦略本部を設置し、世界、特にアジアで存在感の ある「豊橋技科大」を目指した取り組みを開始しております。また、この他にも「見える 技科大」を掲げての広報戦略本部、開学以来進めてきた産学連携の一層の強化を目指す産 学連携推進本部などそれぞれの部局が意欲的な取り組みを進めております。

しかし、ここに紹介した新しい時代を見据えた様々な取り組みはいずれもまだその第一 歩を踏み出したにすぎません。これらを真に実りあるもとするために、本学は困難を乗り 越える強い意思を持って、不断の努力を続ける所存です。これまで本学をご支援して下さ った、各方面の関係者の方々におかれましても、次の時代へ向けて挑戦する本学への引き 続きのご理解とお力添えをいただきますようお願いを申し上げます。

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