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高校球児による少年野球教室

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Academic year: 2023

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(1)

弘前市の高校球児による 野球活性化の取り組み

~高校球児による少年野球教室~

2019

2

2

弘前学院聖愛高等学校 野球部監督 原田一範

(2)

1.弘前市の現状

(データ出典 弘前市教育委員会)

①児童数の推移

・2006年⇒9975人

・2016年⇒7374人

☆11年間で26%減(2601人減少)

②少年野球選手数の推移

・2006年⇒1113人

・2016年⇒343人

☆11年間で70%減(770人減少)

(3)

2.野球人口減少の要因

①親の負担が大きい

・当番制、送迎など(毎日練習)

②過熱した指導の悪循環

・親監督でただ怒鳴る指導が多く、始める人が少なく、

やめる人が多い。

・チームの人数が減っているのに、試合数は増える。

※年間 100

試合

(冬でも大会。肩肘痛で受診する児童が倍増。)

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※毎週のように大会・・・

陸奥新報杯、全日本学童軟式野球大会弘前地区予選、弘前市 スポーツ少年団野球交歓交流大会、弘前市スポーツ少年団秋 季野球大会、青森県ジュニア選手権、河西招待野球大会、藤 崎町体協会長杯、フクシスポーツ杯争奪楽天イーグルスキッ ズベースボール大会、大鰐町長杯あじゃらカップ、BIGWEST

BASBALL CUP、とうしん理事長杯、あおもりカップ、東北学

童新人弘前予選、大成カップ、青森県少年野球大会弘前市予 選、マクドナルド杯、スポ少弘前市予選、青森県スポーツ少 年団フェスティバル弘前予選、鶴田少年野球大会幡龍杯、ま きの子カップ、白神ジュニア新人野球大会、MINAMI CUP、ウ イナーズ杯、大鰐Jr.BC大会、アップルロードカップ、ガッツ 杯少年野球大会……etc.

③他の種目に比べて取りかかりが遅い

・サッカー、体操では、保育園に出張して教室を 行っている。

(5)

☆トライアル活動( 2017 年~)

高校球児による少年野球教室

(6)

①ねらい

少年野球チームに室内練習場を利用 してもらう。

(雪国では、練習場の確保が困難)

選手の兄弟や、知り合い、近所の子

(未経験者)にも来てもらい、野球を 体験してもらう。

野球を始める子が増える!!

(7)

②時期

・ 1~3 月 ( 土日の 10 : 00~12 : 00)

※子供、保護者が活動しやすい時間帯

③活動内容

1.「野球教室」

⇒少年野球チームを対象に、高校生が指導する。

2.「ちびっこやきゅうひろば」

⇒未経験の子供を対象に、野球体験スペースを

設けて高校生が指導する。

(8)

④内容詳細

1.野球教室

・コーディネーショントレーニングを中心に、

運動神経を高めるための練習

(定位、識別、反応、変換、連結、リズム、バランス)

(9)

・遊び、競争などで、楽しく神経系を鍛え、

且つ、自ら考え判断する練習を実施

・高校生と一緒に

野球の練習

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2.ちびっこやきゅうひろば

・鬼ごっこなどの遊び

・ストラックアウト

・Tスタンドからのバッティング

・ならびっこ野球

(11)

④成果

※実績 =8チームに対し、延べ20回実施。

①小学生が野球を楽しんでくれた。

(小学生から高校生に、感謝の手紙が

届いた。)

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②指導者や保護者に、少年野球のあり方や、

やり方を知ってもらうことができた。

③未経験者が野球をやり始めた。

・その場で、親に「野球やりたい」と話している 子が何人もいた。

・女の子も多く、未来に繋がると感じた。

④野球人口減少に歯止めをかける活動を、

地域一体となって取り組むことができた。

(親御さんが野球教室のチラシを作って、

近所の保育園に、参加を呼びかけていた。)

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⑤なによりも高校生が成長した。

・子供たちに上手くなってもらうために、

喜んでもらうために、何度も何度も試行錯誤 を重ね、企画、運営することにより、大きく 成長した。

教員希望者が増えた。(社会貢献活動の成果)

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問題の野球人口は・・・

①児童数の推移

・2016年⇒7374人

・2017年⇒7248人

☆1年間で2%減( 126 人減少)

②少年野球選手数の推移

・2016年⇒343人

・2017年 ⇒ 442人

☆1年間で28%増!!

(99人増加!!)

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新たなトライアル活動( 2018 年~)

高校球児による保育園での野球教室

(16)

①活動内容

高校球児が保育園に訪問し、

園児と野球で遊ぶ。

②内容詳細

ちびっこやきゅうひろば同様

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③成果(保育士さんからの声)

①「子供たちの表情が、どの活動の時よりも 輝いていた。」

※理由は、

・やったことがない遊びのため新鮮だった。

・高校生との距離感が絶妙。

②「野球の遊び方がわかった」

・保育士さんがビデオを撮っていて、活動 に取り入れると言っていた。

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③「野球は社会性が身につくスポーツですね。」

※ならびっこ野球より

◎最初は・・・

打って一人で喜んで終わっていた。

ボールを、みんなで奪い合っていた。

(自然に園児の中で問題解決学習を始める)

・走ってベースを踏み、1点を取ることが目的だ と学ぶ。

・ボールを取りたい気持ちを抑え、みんなで手を つないでアウトにすることが目的だと学ぶ。

・沢山のルールがある中で、自分が犠牲になって でも、仲間の成功や、目的達成を喜べる!!

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園長先生からのお言葉

 高校生に対して、

「あなた達は、園児たちにとって、

生きている教材だ!!」

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④今後の展望

2018

年は、青森県高野連弘前地区が主催となり、

弘前市内の各高校の野球部が、少年野球教室に 取り組んだ。

今後は、これをモデルケースに、青森県高野連が 県全体として取り組む予定になっている。

「高校球児による少年野球教室」が、

将来的に、全国に展開していければ、日本全体の 野球人口増加、高校生の育成、指導者育成に繋が ると感じている。

(22)

ご清聴ありがとうございました。

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