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2年 鳥の 話

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Academic year: 2024

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2年 鳥の  話  

・『つばめ』『鳥の  ちえ』

・『どうぶつの  本を  読もう』

○単元の目標

  ◎すすんで動物の本に興味をもち,読もうとすることができるようにする。

○順序に気をつけて,内容を読み取ることができる。

○動物に関係した本をすすんで読もうとする。

○単元について

  本単元は,文章の論理性をふまえて情報を的確に把握させることを意図した説明文教材と 知的好奇心を喚起させる発展読書教材との組み合わせからなっている。内容を理解させるこ とにとどまらず,図書教材へと発展し,読書に親しみ情報活用能力を養うことを意図した単 元である。

  第一教材『つばめ』は,本格的説明文教材である。つばめのひなの生まれたばかりの様子 や育ち方,えさの食べ方,親鳥の世話の仕方などが2年生の児童にもわかりやすく記されて いる。児童は,時間的順序や事柄の順序に着目し内容を理解するとともに,初めて知った驚 き,親鳥のひなに対する優しさ,親鳥のえさを探す苦労などを読み取り,自分なりの感想を もつことができる。さらに,児童は新たな興味・関心をもち,「もっと知りたい,調べてみ たい」などの関心や疑問が生じ,自らの課題を明確にして,他の図書教材を読もうとする意 欲が喚起される。

  このような,知的好奇心によって導かれる発展的読書教材が第二教材『鳥の  ちえ』であ る。この教材は,ふだん児童がよく目にする「からす」を最初に扱い,児童も興味をもって 読み取り,その「ちえ」に驚かされ自分なりの感想をもつことができる。次に書かれている

「ささごい」は,児童にとってあまりなじみのない鳥ゆえに,もっと調べたいという意欲を 喚起させるものである。また,児童はその鳥の知恵に驚き感心する。最後に書かれている「や まがら」の,千個以上の木の実の隠し場所を忘れないということに児童の驚きはいっそう深 まる。

  このように,二つの説明的文章を読むことにより,児童はさらに動物のことが書いてある 図書教材への興味・関心を高め,読書へと発展させることができる。

  本単元では,第一教材『つばめ』では時間的順序や事柄の順序を読み取り「つばめ新聞」

を書くことにした。段落ごとの小見出しは自分で考え,新聞の見出しとし,読み取ったこと が自分なりに短い言葉で書けるように考えた。第二教材『鳥の  ちえ』では鳥の知恵をパン フレットや新聞に書き,「おうちの人に読んでもらおう」という計画を立てた。相手を明確 にし,読み取り,書き進めることにより,意欲を持続し楽しく活動できると考えた。教材を 読み取った児童から順に図書教材を読み,さまざまな動物の子育てや知恵をパンフレットや 新聞にまとめ,クラスの友達に朝の会を利用し発表できるようにした。第二教材までは生活 班を利用し読み取りを行ったが,読書に広げるときには,気の合った者どうしのグループ構 成にしたところ,生活班とは違ったよさが見られ,互いのコミュニケーションも深まり,他 グループとの交流も楽しくできた。

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○学習指導計画  〔全8時間〕

展開・時 学  習  活  動 留  意  点 第一次・3 ○『つばめ』を読み,学習計画を立

てる。

・初めの感想を書き,交流する。

・「つばめ新聞」を書くことを知る。

○かえったばかりのひなの様子を読 み,見出しをつけ新聞に書く。

○ひなのえさの食べ方,親鳥の世話 の仕方を読み,新聞に書く。

○ひなの成長,巣立ちを読み取り,

新聞に書く。

○できた新聞をグループで交流し,

時間的順序や事柄の順序が読み取 れているか,小見出しのよさ等を ふせんで知らせる。

○初めて知ったこと,驚いたこと,もっと知り たいこと等について自分の考えをもち,学 習の課題が立てられるように支援する。

○言葉に着目し,読み取り,自分の言葉で表現 できるようにする。

○ひなと親鳥を比べて,両方の立場を明確に し,言葉に着目し,自分の言葉で書けるよ うにする。

○文末表現に着目させる。

○自分や友達のよさに気づくようにする。

第二次・3 ○『鳥の  ちえ』の全文を読み,初 めて知ったこと,おもしろかった ことを話し合う。

・新聞やパンフレットにまとめ,お う ち の 人 に 見 て も ら う こ と を 知 る。

○からす,ささごい,やまがらの知 恵について,わかりやすく新聞や パンフレットにまとめる。

・グループ内で交流する。

○初めて知ったこと,おもしろかったこと,も っと知りたいことについて,話し合いの課 題が明確になるようにする。

○鳥の知恵を読み取り,次にさまざまな鳥や動 物の本を読む活動へと広がることを知り,

意欲をもって取り組めるようにする。

・表現方法の選択

・グループ構成の自由

第三次・2 ○鳥や他の動物について書かれた本 を読み,自分の選んだ方法で発表 することを知る。

・一冊の本を二人で読み,まとめて もいいこと。人数は4人以内自由。

・できあがったグループから発表し 合い,互いに自分のよさに気づき 友達のよさを認める感想をふせん に書く。

○これからも,さまざまな動物に関 する本を読むよう意欲をもつ。

○図書教材への発展は本時だけに限らず,教室 にしばらく常備し自由に読めるよう学習環 境を整える。

○新しく読んだ本について読書カードを活用 し,朝の会を利用し「本の紹介」ができる ようにする。

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○本時の展開  (本時5/8)

目標  からす,ささごい,やまがらのえさの取り方の知恵を読み取り,新聞やパンフレットに書 くことができるようにする。

過程 学  習  活  動 留  意  点 つかむ

まなぶ

         いかす

1・本時の学習のめあてを知る。

・からす,ささごい,やまがらの 知恵を読み取り,新聞やパンフ レットに書く。

・からすの知恵

  空中から道路に落とす。

  一度で割れないと何度も落と    す。

   さらに車にひかせる。

・ささごいの知恵

  小さな虫をくわえて池のはし にいる。

  小さな虫を水に落とす。

  虫に近づいた魚をとる。

  木の葉のきれはし,木の実,

小枝の擬似餌を使う。

・やまがらの知恵

  木の実を秋に蓄え冬に取り出 して食べる。

  千個以上の木の実の隠し場所 を覚えている。

・このように……接続詞の使い方   を知る。

2・からす,ささごい,やまがらの 知恵について,絵や文章で書き,

書き終わった人から交流する。

・知恵が書けていたか。

・見出しが工夫されていたか。

・自分の感想が書けていたか。

3・他のさまざまな動物について,

図書を読み,友達に発していく ことを知る。

○からす,ささごい,やまがら別に話し合 うようにする。

○それぞれの鳥の知恵の具体例を探し,言 葉をおさえるようにする。

○からすの知恵に驚いたことを,自分の言 葉で見出しに工夫できるようにする。

○からすの知恵を読み取り,今まで自分の 思 っ て い た か ら す と ど う 違 う か 自 分 の 考えが書けるようにする。

○ささごいがえさをとるために人間の「つ り」の「まきえ」のようなことをするこ とに気づき,ささごいの知恵に対する自 分なりの考えが書けるようにする。

○小さな鳥なのに,千個以上もの木の実の 隠し場所を忘れないことに気づき,鳥に 対する認識を新たにし,他の鳥について も 知 り た い と 思 え る よ う に 意 欲 を 喚 起 する。

○友達との交流をとおして自分自身のよさ に気づき,友達のよさを発見し,互いに よ い コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が で き る よ う 支援する。

○学習環境を整え,鳥や他の動物に関する 図書をそろえておくようにする。

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○本時の評価

・鳥の生活や知恵について,わかりやすく新聞・パンフレットに書けたか。

○資料

  (児童の作品)

        

           (読書カード)

        

Referensi

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