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2020 年度 独創的研究助成費 実績報告書

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別記様式第4号

2020 年度 独創的研究助成費 実績報告書

2021年2月12日 報 告 者 学科名 情報通信工学科 職 名 准教授 氏 名 若林 秀昭

研 究 課 題 斜め誘電体格子による構造性発色の数値解析に関する研究

研 究 組 織

氏 名 所 属 ・ 職 専 門 分 野 役 割 分 担

代 表 若林 秀昭 情報通信工学科准教授 通信システム 研究の立案・統括 解析理論の検討

分 担 者

山北 次郎 岡山県立大学名誉教授 通信伝送工学 解析理論の検討

稲井 寛 情報通信工学科教授 通信システム 解析プログラムの検討

荒井 剛 情報通信工学科助教 通信システム 解析プログラムの検討

泉宮 彰人 情報系工学研究科2年 通信システム 解析プログラムの作成

丸山 岳人 情報系工学研究科2年 通信システム 解析プログラムの作成

垣内 拓磨 情報系工学研究科1年 通信システム 数値解析・データ収集

川浪 晧一朗 情報系工学研究科1年 通信システム 数値解析・データ収集

藁科 亮宥 情報系工学研究科1年 通信システム 数値解析・データ収集

研究実績 の概要

アマゾン川流域に生息する熱帯魚ネオンテトラは,体表の縞が明るい場所では青緑色,

暗い場所では濃紫色,興奮状態やストレス環境下では黄やオレンジ色に変化する動的な構 造性発色を示す.この縞は多くの虹色素胞から成り,虹色素胞内に周期的に反射小板が並 んでいる.この反射小板の傾斜角が一斉に運動して干渉により強め合う波長,つまり色が 変化していると考えられている.

※ 次ページに続く

(2)

研究実績 の概要

本研究では,図1の熱帯魚ネオンテトラの体表の縞にある虹色素胞につい て,電子顕微鏡写真と模式図を元に,図2のような反射小板が傾斜した斜め 誘電体格子を考案した.数値解析法として,傾斜した格子ベクトルを持つ誘 電体格子に申請者らが開発・提案する行列固有値法を適用した,この誘電体 格子に任意の3次元方向から光波が入射した場合の反射特性を求め,反射特 性から xy色度座標,sRGB色空間の色座標に変換する色の表記手順を定式化 した.数値計算により,観察される色を求め,色彩学的視点を考慮した検討 により,ネオンテトラの体表の色の変化を数値的に示し,傾斜角が発色に及 ぼす影響を明らかにした.傾斜角に応じて強く反射する波長を波長できる光 通信用フィルターに応用できることを提案した.

図1 熱帯魚ネオンテトラ 図2 斜め誘電体格子の構造

成果資料目録

学術論文

1) H. Wakabayashi, M. Asai and J. Yamakita, Three-dimensional analysis of structural coloration by a slanted dielectric grating, Journal of the Optical Society of America A, Vol. 37, No. 10, pp. 1539~1547, October 2020.

2) 丸山岳人,若林秀昭,荒井 剛,稲井 寛,非理想的な多層構造を持つ多 層誘電体格子による構造性発色の数値解析,日本シミュレーション学会 論文誌,Vol. 12,No. 2,pp. 68~75,2020年7月.

学会発表

3) 若林秀昭,山北次郎,斜め誘電体格子の散乱問題における多層分割法に 関する検討,2021年電子情報通信学会総合大会,エレクトロニクス講演 論文集1,C-1-7, 2021年3月.

Referensi

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