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5 月 4 日 岩手県西磐井郡平泉町 関山中尊寺 延年能

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5月4日 岩手県西磐井郡平泉町 関山中尊寺 延年能

午前6時、毛越寺宿坊にて起床。午前10時より平泉駅前広場にて郷土芸能大会があるので見る。

今日は江刺市玉里奥山行山流鹿踊と、同所の江刺神楽とが出演する。

(中略)

広場で鹿踊が一庭踊ると、直ちに駅の東側に造った仮設舞台で、同じく江刺市の神楽が始まった。

神楽はこの地方に伝わる法印神楽の類のもので本日上演されるものは式六番といゝ、御神楽、山神舞、三番叟、

八幡舞、道曳、岩戸の舞の6曲でこの6曲を式六番という。大体普通の神楽上演ではこの式六番を舞う。外に葛の 葉、一の谷双葉軍記、家門長者の舞(伊沢長者の舞とも)等の物語物の舞も呼ばれたときの次第により上演するこ とがある。村では白山神社の祭礼日(旧3月3日)には必ず上演する。

第一番の御神楽(三人舞、鳥兜をつける。採物は鈴(右)と扇(左)。

第二番 山神舞(一人舞、始め赤面、採物は幣、太刀、鞘、抜身の舞、次いで赤面をとり、扇の舞となる)。 こゝで中尊寺へ急ぐ。今日の江刺神楽は上記の外に

第三番 三番叟、次、八幡舞、次、道曳、次、岩戸舞である。

囃し子は太鼓、銅鉢子、笛番1人。

背景の幕は日の出、舞人は幕を潜って舞台へ出る。

森口多里氏の分類によると(岩戸の民俗芸能、県教調査報告第9)この神楽は県南神楽と呼ばれるものの1つ(17 頁)のようで明治以後、旧伊達藩領の各地にあった山伏神楽(法印神楽)を基本として纏めて考察されたもののよ うである(仮に保存会の地名をとって玉里神楽という(現在江刺市、もと江刺郡玉里村和田にある)。背景の日の出、

二見浦の景のもの。

大体式六番といって六舞曲を基本にやる様式は同じである、がその各舞曲については稍説明が必要である。何し ろ始めて2曲しか実際見ていないし、その2曲のうちでも最初に「御神楽(ミカグラ)」を演ずるのは森口氏の記述 にはない。森口氏の記録によると「鳥舞」を式舞の第一番にやる所が多いが、この「みかぐら」を鳥舞と解するの も一寸無理のようである。というのは鳥舞は普通四人舞(又は二人舞)であるが、玉里神楽では最初 2 人が出て舞 い、そのうちに第三の舞人が少し遅れて出て来て3人の舞となる。

山神舞は森口氏のいう荒舞である。但し、最初赤面をつけて出て来て舞い、後段になって面をとるのが他所の山 神舞と呼ばれるものと反対らしい。他所では面をつけずにまづ舞い、後に赤面をつけるらしい。

三番叟、八幡舞それに第六曲目の岩戸舞は他所もこの順序でするが第五曲目の「みちびき」という呼称は他所で は見当らない。何を指すのか、何分見ていないので解しようがない。

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