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No. 7 (2023 11 15 , 11 月21 日13:30 までに PDF 形式で提出

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(1)

複素関数・同演習 宿題 No. 7 (2023年11月15日出題, 11月21日13:30 までにPDF 形式で提出) 年 組 番 氏名 (解答は裏面も使用可, A4レポート用紙に書いても可)

問7 (1), (2) は等比級数の和の公式を利用して解答すること。

(1) 次の各関数を0 のまわりで冪級数展開し、その収束半径を求めよ (a) f(z) = 1

2−z (b) g(z) = 3

4z+ 5 (c) h(z) = 1 (6z−7)2 (d) φ(z) = 1

8−z, φ(0) = 9 を満たす φ (e) r(z) = 6z45z351z2 60z−35 z32z27z−4

MathematicaApart[ (6z^4-5z^3-51z^2-60z-35) /(z^3-2z^2-7z-4)] として部分分数分解できる。結果 3

(z+ 1)2+ 5

z4 + 6z+ 7 (自分で分解を試みること) (2) F(z) = 1

2z+ 3 を 4のまわりで冪級数展開し、その収束円を求めよ。

(2)

7解説 「冪級数展開し」なのだから、冪級数の形 ( X n=0

an(z−c)n)に変形することを求められているの に、最後がその形になっていない人が結構いた。例えば

4 5z

n

は (4)n

5n znのようにして、anと(z−c)n が混じらないようにすべき。

1 6z−7

= ((6z−7)1) = 6

(6z−7)2 の 6 を見落とす人が多かった。

問7解答

(1) 以下、収束半径を ρ と表す。

(a)

f(z) = 1

2−z = 1

2(1−z/2) = 1 2· 1

1z2 = 1 2

X n=0

z 2

n

= X n=0

zn 2n+1.

(等比級数であるから) 収束する ⇔ |公比|<1⇔ |z/2|<1 ⇔ |z|<2 であるから、ρ = 2.

(b)

g(z) = 3

4z+ 5 = 3

5(1 + 4z/5) = 3

5· 1

1− −4z5 = 3 5

X n=0

4z 5

n

= X n=0

3·(4)n 5n+1 zn. (等比級数であるから) 収束する ⇔ |公比|<1⇔ |−4z/5|<1 ⇔ |z|< 54 であるから、ρ= 5

4. (c)

1

6z−7 = 1

7(1 67z) =1 7

X n=0

6 7z

n

= X n=0

6n 7n+1zn.

これは等比級数であるから、収束 ⇔ |公比|<1 ⇔ |−6z/7|<1 ⇔ |z|< 76. ゆえに、この冪級数 の収束半径は 7

6. (任意の) 冪級数は収束円の内部で項別微分が出来るから

6

(6z−7)2 = X n=1

6n

7n+1nzn1 = X n=0

6n+1

7n+2(n+ 1)zn. ゆえに

h(z) = X n=0

6n

7n+2(n+ 1)zn. 冪級数は項別微分しても収束半径は変わらないので、ρ= 7

6.

(d) (この問題は「次回まわし」ということで出題範囲から除いたのだった。)

φ(z) = 1 8−z =

X n=0

zn

8n+1 (収束半径は 8).

(任意の)冪級数は収束円の内部で項別積分できることと、φ(0) = 9 であることから

φ(z) = 9 + X n=0

zn+1

(n+ 1)8n+1 = 9 + X n=1

zn 8nn. 冪級数は項別積分しても収束半径は変わらないので、ρ= 8.

(3)

(e) r(z) を部分分数分解する。その計算は後回しにして、結果を書くと r(z) = 7 + 6z+ 5

z−4+ 3 (z+ 1)2. = 0 に対して、等比級数の和の公式から

1

z−a =1 a · 1

1−z/a =1 a

X n=0

z a

n

= X n=0

1 an+1zn.

この級数が収束する ⇔ |公比|<1 ⇔ |z/a|<1 ⇔ |z|<|a|. ゆえに収束半径は |a|. ゆえに 1

z−4 = X n=0

1

4n+1zn (収束⇔ |z|<4).

1 z+ 1 =

X n=0

(1)nzn (収束⇔ |z|<1).

1

(z+ 1)2 = 1

z+ 1

= X n=0

(1)nzn

!

= X n=1

(1)nnzn1

= X n=0

(n+ 1)(1)nzn (収束半径 = 1).

ゆえに

r(z) = 7 + 6z− X n=0

5 4n+1zn+

X n=0

3(n+ 1)(1)nzn

= 7 + 6z− 5 4 5

16z− X n=2

5

4n+1zn+ 36z+ X n=2

3(n+ 1)(1)nzn

= 35 4 5

16z+ X n=2

5

4n+1 + 3(1)n(n+ 1)

zn. 収束半径が 1, 4 の冪級数の和なので、ρ= 1.

r(z) の部分分数分解 r(z)の分子 n(z) := 5z429z3+ 39z2+ 18z−25を分母d(z) :=z37z2+ 15z−9で割ると、商が 5z+ 6, 余りが6z227z+ 29. つまり

n(z) = d(z)(5z+ 6) + 6z227z+ 29.

ゆえに

r(z) = n(z)

d(z) = (5z+ 6)d(z) + 6z227z+ 29

d(z) = 5z+ 6 + 6z227z+ 29

d(z) .

d(z) = (z−1)(z−3)2 であるから

6z227z+ 29

d(z) = A

z−1 + B

z−3 + C (z−3)2 を満たす定数A,B,C が存在する。分母を払った

6z227z+ 29 =A(z−3)2+B(z−1)(z−3) +C(z−1)

(4)

は恒等式である。

z = 1 を代入して 8 = 4A よりA= 2.

z = 3 を代入して 2 = 2C より C= 1.

最高次の係数を比較して 6 =A+B よりB = 4.

ゆえに

r(z) = 5z+ 6 + 2

z−1 + 4

z−3 + 1 (z−3)2. (2) 古い問題の解答を載せていました。修正版です。

4のまわりで冪級数展開するとは、z−4 の冪級数に変形する、ということである。

(ここから解答) F(z) = 1

2z+ 3 = 1

2(z−4 + 4) + 3 = 1

2(z−4) + 11 = 1

11· 1

1 + 112(z−4) = 1 11

X n=0

2

11(z−4) n

= X n=0

(2)n

11n+1(z−4)n.

等比級数であるから、収束する ⇔ |公比|<1 112 (z−4)<1 112 |z−4|<1 ⇔ |z−4|< 112. ゆえに収束円は D 4;112

.

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