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13.1 導関数の積分公式 - 北海道大学

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物理数学II演習 47

13.1 導関数の積分公式

f(z)を閉曲線Cの内部およびその上で正則な関数,zC内部の任意の点とする と,f(z)のn階導関数は

f(n)(z) = n!

2πi

I

C

f(ζ)

(ζ−z)n+1 (13.1)

と表される.

(1) f(z) =z2 とする. 以下の周回積分 n!

2πi

I

C

ζ2

(ζ−z)n+1 (n= 0,1,2,3)

を求め,それぞれがf(z), f(1)(z), f(2)(z), f(3)(z)に等しいことを示せ. ここで 積分路Cは点zを正の向きに一周する閉曲線とする.

(2) 積分路C|z|= 2の円周とするとき,次の式が成り立つことを示せ.

(i) 1 2πi

I

C

ezt

z2+ 1dz = sint (ii) 1

2πi

I

C

zezt

z2+ 1dz = cost

2019115(小高正嗣)

(2)

物理数学II演習 48

13.2 留数の計算 (1)

複素関数f(z)が閉曲線C上で連続,Cで囲まれた領域Dの点z0m位の極を持 つとする. このとき,z0の近傍でf(z)は

f(z) = g(z) +h(z), g(z) = αm

(z−z0)m

αm+1

(z−z0)m1 +· · ·+ α1 z−z0

と表すことができる. ただしαk(k = 1,2,· · ·m)は複素定数,m 1,αm ̸= 0で, h(z)はC 上で連続,領域Dで正則な関数とする.

(1) m = 1のとき

α1 = lim

zz0(z−z0)f(z) となることを示せ.

(2) m = 2のとき

α1 = lim

zz0

d dz

{

(z−z0)2f(z)} となることを示せ.

(3) m =k のとき

α1 = 1

(k−1)! lim

zz0

dk1 dzk−1

{

(z−z0)kf(z)} (13.2) となることを示せ.

2019115(小高正嗣)

(3)

物理数学II演習 49

13.3 留数の計算 (2)

次の関数f(z)の各特異点における留数を求めよ.

(1) f(z) = z−1 z2+ 2z+ 2 (2) f(z) = z−1

z31 (3) f(z) = cosz

z2 (4) f(z) = eiz sinz (5) f(z) = z

sinhz

13.4 留数定理を用いた複素積分

次の積分を留数定理を用いて計算せよ. ただし積分路はすべて正の向きにとるもの とする.

(1)

I

|z|=1

dz

(2z−1)(3z−i)

(積分路は原点を中心とする半径1の円)

(2)

I

|z|=1

sinπz

(2z−1)(3z−2)dz

(積分路は原点を中心とする半径1の円)

(3)

I

|z−i|=1

dz z41

(積分路はz =iを中心とする半径1の円)

(4)

I

|z|=1

dz z5+ 32

(積分路は原点を中心とする半径1の円)

(5)

I

|z+2|=1

dz

z5+ 32 (積分路はz =2を中心とする半径1の円)

2019115(小高正嗣)

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