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「まんがの方法」「おもしろさのひみつをさぐろう」

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Academic year: 2024

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(1)

内容を的確におさえながら読もう(5年)

「まんがの方法」「おもしろさのひみつをさぐろう」 

 

●指導目標 

○課題を解決するために図書室などを利用して、意欲的に資料を集めたり活用しようとしたり する。〈関心・意欲・態度〉

○調べたことや考えをわかりやすくポスターにまとめ、適切な言葉づかいでポスターセッショ ンを行う。〈話す・聞く〉

○書く必要のある事柄を整理したり、ポスターの効果的な記述を考えたりしながら書く。〈書く〉

◎自分の課題を解決するために、必要な図書資料を選び、内容を的確におさえながら読む。〈読む〉

○表現方法としての記号のはたらきと効果について理解している。〈言語〉

○必要な語句について、辞書などを利用して調べる。〈言語〉

●単元について 

 この単元は、説明文の読みを出発点にし、「おもしろさ」を考える方法を追求し、読書活動へ発 展する読書単元である。

 第一教材の『まんがの方法』は、ストーリー漫画を例に、多角的な観点からその「おもしろさ」

を生み出す方法を説明した文章である。単なる仕組みの提示にとどまらず、読者なりの思考を要 求するしかけをもつ。ひと昔前の、漫画イコール学習の阻害要因という考え方も薄れてきた。漫 画が単に消極的な娯楽であった時代は終わり、文化の一つとして認知されるようになってきた。

『まんがの方法』では、文字以外のメディアを読み解く力と態度をはぐくむことができるであろう。

 第二教材の「おもしろさのひみつをさぐろう」は、資料収集からその読み書き、整理、集約、

発表という一連の総合的な展開をもっている。テーマの設定、資料などの収集のための複数のメ ディアの使用、資料の整理、発表資料の作成、発表など、いくつもの学習活動で学習力が養われ る。その際、第一教材で示された説明の方法、例示の方法などが生かされることになる。

●児童の実態 

 4年生の国語の学習「便利について考えよう」では、町の便利ややさしさについてグループご とに調べ、初めてポスターセッションという発表の形を行った。調べたことをまとめたり、資料

(写真・グラフ・表など)を使って発表したりする活動は、時間がかかりとまどいもあったが、

意欲的に取り組むことができた。5年生になり、「声に出して伝え合おう」では、自分のことにつ いてスピーチを行い、的確に伝えたり聞いたりする経験をした。声が小さく聞き取りにくい児童 が数名いるため、朝の会で継続してスピーチを行っている。その際、新聞記事などの興味や関心 のあることを集めた「情報ノート」を活用している。

 クラスの中で、漫画をよく読む児童は3分の2以上いるが、漫画を持っていない児童や、ほと んど読まない児童も数名いる。家で漫画を読まない児童も、学級文庫に置いてある「ドラえもん の学習漫画シリーズ」は興味をもって読んでいる。「教科書に載っている漫画も持ってきていい よ。」と話すと、次の日からさっそく数人の児童が持ってきて、休み時間に読み始めた。読書が苦 手な児童も漫画だと気軽に読め、さっそく教科書に載っている「まんがの方法」を確かめていた。

また、この時期の児童は「ひみつ」という言葉に知的好奇心がくすぐられる時期でもある。

 そこで、ここでは児童の興味のあるテーマを自ら設定し、課題を解決するために調べ学習を行 い、情報活用能力を育む単元を考えた。多くの資料を集め、「おもしろさのひみつ」を探ることで、

伝えたい思いが高まっていくと思われる。そして、調べたことをまとめ、ポスターセッションを 行うことで伝え合う力を育てたいと考えた。

(2)

●単元の評価規準 

国 語 へ の 関 心 ・ 意 欲・態度 

話す・聞く能力 書く能力  読む能力  言 語 に つ い て の 知 識・理解・技能 

① 資 料 を 利 用 し て、必要な事柄を 集めたり活用した りしようとする。

②調べたことや考 え た こ と に つ い て、わかりやすく 発表している。

③書く必要のある 事 柄 を 整 理 し た り、ポスターの効 果的な記述を考え た り し な が ら 書 く。

④筆者の意見や感 想をとらえ、自分 の考えを明確にし ながら読む。

⑤自分の課題を解 決するために、必 要な図書資料を読 む。

⑥表現方法として の記号のはたらき と効果について理 解している。

⑦必要な語句につ いて、辞書などを 利用して調べる。

●学習指導計画(全12時間) 

展開 時・過程 学  習  活  動  留意点・評価規準 

第1時 

単元の目標と学習活動を知り、学習計画を立 てる。 

 新出漢字・難語句を確認する。 

○ 心 に 残 っ て い る 漫 画 に つ い て 話し合ったり、実際に漫画を提示 し た り す る な ど し て 動 機 づ け す る。評価規準②⑥ 

第2時 

『まんがの方法』以外に「おもしろさ」を探 求できるテーマについて話し合いの見通し をもつ。 

○「おもしろさ」とは単に楽しめ る 事 柄 だ け で は な く 熱 中 で き る こと全般とし、テーマを考えさせ る。評価規準① 

第3時 

全文を通読し、筆者が提示した課題、「まん がの方法」の定義が述べられている段落を確 認し、まとめる。 

○ 問 題 意 識 を も ち な が ら 読 み 進 め る よ う に ノ ー ト に ま と め さ せ る。評価規準④ 

第4時 

「まんがの方法」に着目しながら、段落のま とまりを確かめ、全体の段落構成をおおまか につかむ。 

○段落のまとまりから、筆者の論 理の展開を見通させる。 

評価規準④

第5時 

それぞれの「まんがの方法」について叙述内 容を読み取り、その役割や効果についてまと める。 

かっこの表現効果を考える。 

○語と語の照応をさせたり、中心 になる文を見つけさせたりする。

○「まんがの方法」と提示された 事例と比較検討させる。 

評価規準④⑥ 第6時  全体の段落構成から、筆者の論理の展開をと

らえる。 

○ 段 落 相 互 の 関 係 か ら 論 理 の 展 開について話し合わせる。 

評価規準④

第一次

 

第7時  各自で用意した漫画にも「まんがの方法」が あてはまるかどうか確かめる。 

○ 教 師 も サ ン プ ル と な る 漫 画 の 作品を用意し、大きく掲示してお く。評価規準① 

第二次

 

第8時  『まんがの方法』をもとにテーマを考え、発 表計画を立てる。 

○ テ ー マ を 設 定 で き な い 児 童 に は 教 師 が 設 定 し た も の か ら 選 択 させ、調べ学習へと導く。 

○ テ ー マ は 広 が り す ぎ な い よ う にある程度枠を決める。 

評価規準①

(3)

第9・10 時 

計画に従って、図書やインターネットを使い 資料収集をする。必要な資料を選別し、整理 する。 

○学習の整理のため、メモの取り 方 や 付 箋 の 使 い 方 な ど を 指 導 す る。 

○目次や索引、前書き、後書きに 注意するなど、時間をかけない資 料の探求方法を指示する。 

評価規準①⑤

第 11 時 

発表内容を考え、効果的な資料を作成する。 ○発表資料は、内容を精選し、短 い文字資料にすること、視覚的資 料とすることなどを指示する。 

評価規準①⑤

第 12 時 

(本時) 

資料をもとに、グループで発表練習をする。 ○発表内容・発表の仕方などにつ い て 話 し 合 う 視 点 を は っ き り さ せる。 

○ な る べ く 同 じ テ ー マ の 児 童 で グループを作り、アドバイスしや すいようにする。評価規準② 

第 13 時 

発表会を行い、さまざまなテーマに関する

「おもしろさ」について知るとともに、探求 の方法や内容について相互交流を図る。 

○グループを前半・後半と分け、

発表しないときは、違うグループ の発表を聞きに行く。 

○ 評 価 シ ー ト に 書 き 込 む だ け で なく、感想や質問などを交流でき るように時間を設定する。 

評価規準②

●本時の展開(本時 12/13) 

 目 標 

 調べたことや考えたことをわかりやすく発表することができる。(話す・聞く) 

学習活動と内容 ○教師の支援  ☆評価規準 

1 学習のめあてを確認する。 

     

2 発表の練習をし、グループでアドバイスし 合う。 

 ・資料は適切か。 

  ①短い文でまとめている。 

  ②文字の大きさが適切で読みやすいか。 

  ③絵やグラフなどを使っている。 

 

 ・発表の仕方はわかりやすいか。 

    ④ テ ー マ に つ い て 要 点 を お さ え 話 し て い る。 

  ⑤はっきりとした声で、わかりやすく話し ている。 

             

○発表が聞きやすいように、場の設定を行う。

(教室と学習室に分かれて練習する。) 

○効果的な発表資料になるように、工夫点を確 認する。 

○相互評価カードを配布し、聞く観点をはっき り示す。 

 

☆ 調 べ た こ と や 考 え た こ と に つ い て わ か り や すく発表する。 

調べたことや考えたことをわかりやすく発表できるように工夫しよう。

(4)

 

3 発表を振り返る。 

 ・友達のアドバイスをもとに、よかった点や 改善点に気づいたり、友達のよいところを 参考にしたりする。 

 

○話し方など改善できるところは、発表会に生 かす。 

     

●考察 

○「おもしろさのひみつをさぐろう」と投げかけたが、「おもしろさ」をどうとらえるか悩んだ。

説明文『まんがの方法』では、「方法」が七つ取り上げられている。「方法」に限定したほうが 子供たちにとって見つけやすいが、「野球のおもしろさのひみつ」をテーマに決めた子にとって は、「方法」ではまとめにくい。どういう投げかけがよかった。 

○今回は「鬼ごっこ」「ドッジボール」などの遊びやテレビコマーシャルなどの映像ではなく、文 字や絵などの紙面に表し、みんなで確かめ合いやすいものに限定した。それでも絵本・昔話・

詩・漫画・物語・カレンダー・広告・新聞・事典と広がった。昔話は、親しみやすいために選 ぶ児童が多かったが、実際には「ひみつ」や「方法」を探すのに苦労していた。テーマを決め るときに、何を調べ、どうまとめるかの見通しをもつように支援したが、時間が足りなく十分 できなかった。 

○資料集めについては、図書室・パソコンルームを利用した。インターネットが同時に四人程度 しか使えなく、調べたいことが検索できた児童はわずかだったが、検索の仕方はわかったよう だ。放課後図書館に行ったり、クラスの友達にアンケートをとったり、駅でアンケートをとっ たりした児童も見られた。選んだテーマによっては、資料をどう整理し、必要なものを選択す るかが難しかったようだ。 

○発表会のあと、児童に感想を聞いてみた。「方法やひみつを知るとよいことは、自分も使うこと ができること。」「絵本にも人権問題があるなんてびっくりした。復刻版のちびくろさんぼを読ん でおもしろかった。」「これからも、ひみつを考えながら漫画や物語を読みたい。」「書く人は工夫 しているのがわかった。」「調べるのは大変だった。」 

 

(5)

「おもしろのひみつをぐろう」 

氏名は仮名です 鈴木

まんがのかきかた 佐藤

外国と日本のまん

高橋外国のまんがのひ

みつ 田中絵本の方法 山本エリックカールの

ひみつ

岡田

昔話のひみつ 山田

昔話のひみつ 佐久間

ドラえもんのひみ

山口さくらももこさん

のひみつ 小川まるちゃんのひみ

石井新聞のテレビ欄の

ひみつ 加藤新聞の構造のひみ

安藤

昔話 小野

昔話のおもしろさ

のひみつ 西村ドラえもんのひみ

小林アイシールド21

のおもしろさのひ

みつ 小島四コマまんがのひ

みつ 太田カレンダーのひみ

田口

昔話のおもしろさ

のひみつ 大川昔話のひみつ 大川広告のひみつ 水野

広告のひみつ 木下広告のひみつ 井上金子みすゞ 中島カレンダーのひみ

上田

昔話の登場人物 松本

昔話のおもしろさ

のひみつ 木村昔話のひみつ 中村松岡亨子さんの物

語を知ろう 渡辺野球が好きな人

きらいな人 清水子供百科事典のひ

みつにせまる 伊藤工藤直子さんの詩

(6)

おもしろさのひみつをさぐろう 

 

名 前 (         )

友だちの発表を聞いて書きましょう。 よくできているところに◎、できているところに○をつけましょう。

友だちの名前 要点をおさえ発表している 声の大きさ・速さ

が適切である。 聞き手を見ながら

話している。 資料が

わかりやすい 気がついたこと(アドバイスやよいところ)

聞いているときの自分のふりかえりをしましょう。

話す人をよく見て、

っかりと聞くことが

できた 発表に対して質問

をした アドバイスができ

(7)

調べたいこと   

     

調べる方法   

       

調べたりインタビューしたりすること(どんなこと) 

                   

わかったことのまとめ方   

       

どんなふうに知らせるか(場所・時間) 

         

(8)

(主な計画と反省)       6時間 

日にち 主な計画 反省 

(9)

(      ) 

年  組       

名前(      ) 

Referensi

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