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廃棄物管理 - 明星大学

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Academic year: 2024

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(1)

廃棄物管理

環境科学系

3年前期(選択)科目

宮脇健太郎

第1回 廃棄物処理と循環型社会

(2)

学習目標

R

が推進される中,資源化できない廃棄物は常に発生。現 在、一般廃棄物・産業廃棄物は収集・運搬・処理・処分という 一連の流れで管理されている。また、全国で,不適正処理,

不法投棄など様々な問題が、今現在も起きている。

本科目では,「廃棄物学」で学んだ基礎的事項を基に,廃棄 物管理全般について,特に,処理・処分の要素技術および 問題解決の事例について学習し,廃棄物管理に必要な知識 と考え方を習得する(知識・理解)。

(3)

到達目標

1.廃棄物処理技術の専門知識を理解できる。

(学習・教育到達目標 D-1,40% )

2.各種処理・処分技術ついて理解し,具体的に説 明できる。(学習・教育到達目標 D-1,50% )

3.廃棄物処理分野の総合的な技術体系を理解し

,課題の抽出や解決をすることができる。

(学習・教育到達目標 D-1,10% )

(4)

評価方法・図書

総合演習 I,II (中間・期末試験) 70 %

レポート 25 %

授業内演習 5 % (14 回目)

参考図書:

ごみ問題の総合的理解のために

/

松藤敏彦著

科学的に見る

SDGs

時代のごみ問題、松藤敏彦 著

リサイクル・適正処分のための廃棄物工学の基礎知識

/

田中信壽 編著

環境安全な廃棄物埋立処分場の建設と管理

/

田中信壽著

ごみ焼却技術絵とき基本用語

/

タクマ技術研究会編
(5)

履修上の注意事項や学習上の助言など

2

年必修科目「廃棄物学」の内容を理解していること。

授業前にインターネット等で学習項目について情報収集し(

予習),授業内演習および授業内容の復習を必ず実施する こと(自己学習)。参考図書を活用すること(図書館)。

上記到達目標に記した学習・教育到達目標については、環 境科学系の「学習の手引」を参照すること。

学系横断プログラムまたは他学系履修の場合:本科目は応 用科目です。

2

年科目「廃棄物学」履修の次年度以降に、本 科目を履修してください。

質問等対応は、オフィスアワー(火

2

限)以外でも

→ LMS

個別指導コレクションで受付

オンライン授業(

LMS

zoom

など)
(6)

環境分野の方向性

21世紀環境立国戦略(2007)

温室効果ガス排出量 の大幅削減

低炭素社会

Rを通じた 資源循環

循環型社会

気候変動と生態系 生態系と環境負荷

自然共生社会

自然の恵みの享受と継承

持続可能な社会

地域生態系と共生して,

持続的に成長・発展する 経済社会の実現

気候変動とエネルギー・資源

(7)

廃棄物処理と資源循環

 20 世紀後半 大量生産、大量消費、大量廃棄

 21 世紀 持続的に発展していくための社会シス

テムを創造( → 循環型社会)

(8)

これまでの廃棄物処理

 使い捨て、エンド オブ パイプ、不法投棄

 環境(水、空気)に対する人々の要求レベルが 高まる

→ 廃棄物の増加 → 廃棄物処理施設の増設

 廃棄物問題

ダイオキシン、有害物質

公共水域汚染(埋立地)、大気汚染

不法投棄(土壌汚染)

(9)

 廃棄物処理施設の設置

→ 困難(埋立地の無い自治体多数、反対運動)

 システムの高度化 費用の高額化

 廃棄物問題が社会全体で取り組まれる

(10)

社会での取り組み

 廃棄物対策側

施設確保、廃棄物削減で埋立処分量削減

 生産側

循環資源 3 R しやすい製品、拡大生産者責任

 国の目標

2000→2010 埋立量半減(達成!)

2000→2015 埋立量 6 割削減(達成!)

2050 1/10 (=ゴミゼロ社会)

(11)

循環型社会 Sound Material-Cycle Society

「活発な循環が目的」と誤解されやすい

環境負荷が小さく、天然資源消費も小さい持続可能な 社会

技術および生活スタイルで変化させる

これまでの流れ ( キーワード)

1962

沈黙の春(レイチェル・カーソンSilent Spring

1963

宇宙船地球号(バックミンスター・フラーOperating manual for Spaceship Earth

1972

成長の限界(ローマクラブThe Limits to Growth

1987

持続可能な開発(ブルントラント委員会Sustainable Development

1992

アジェンダ21(地球サミットAgenda 21、リオ)

2000

国連ミレニアム宣言

2015

持続可能な開発目標(

SDG s)

(12)

循環型社会へ向けた歩み

 ライフスタイル変化

 物質循環

 3 R (Reduce, Reuse, Recycle)

 環境に配慮した産業の形成

産業エコシステム、クリーナープロダクション、インダ ストリアルエコロジー、 LCA 、ゼロエミッション、インバ ース・マニュファクチャリング、環境配慮設計( DfE )、

環境マネージメント、環境ラベル、環境ビジネス

(13)

循環型社会を進めるための 基本理念や手法

 理念:

排出者責任(汚染者支払原則 PPP)

拡大生産者責任( EPR )

リスク管理

 手法:規制的、経済的、倫理的

 その先へ

持続可能な開発目標( SDGs ) [ 国連: 17 の目標 ]

(14)

2030 アジェンダ(国連)

国連広報センターHPより

No.13

気候変動に 具体的な対策を

気候変動

No.14

海の豊かさを 守ろう

海洋資源

No.12 つくる責任 つかう責任

持続可能な生産と消費

No.11

住み続けられる まちづくりを

持続可能な都市

(15)

持続可能な開発目標( SDGs )

資源循環に関する目標 [6(水),11(都市),12(廃棄物など),14(海洋プラ)

目標12

Ensure sustainable consumption and production patterns

持続可能な消費と生産のパターンを確保する

12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理および効率的な利用を達成する。

12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減

させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。

12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じて化学 物質やすべての廃棄物の環境に配慮した管理を達成し、大気、水、土壌への排出を大幅に 削減することにより、ヒトの健康や環境への悪影響を最小限に留める。

12.5 2030年までに、予防、削減、リサイクル、および再利用(リユース)により廃棄物の排出 量を大幅に削減する。

目標11

Make cities and human settlements inclusive, safe, resilient and sustainable.

都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする

11.6 2030年までに、大気質、自治体などによる廃棄物管理への特別な配慮などを通じて、

都市部の一人当たり環境影響を軽減する。

(16)

演習 ( 時間内課題: LMS 提出)

1)これまでの廃棄物処理は,出てきた廃棄物をどうにか適切に処理をす る( ) 技術による対策が取られているが,今後は,生産側に ついても環境配慮型設計( )などの実施が行われ始めている。

2)循環型社会を進めるための基本理念や手法について以下のものがあ る。

理念:( ),拡大生産者責任(略称: )、リスク管理

手法:規制的、経済的、(

3)

20

世紀後半から大量生産,大量( ),大量( )の社会となって いたが,

21

世紀になり,( )に発展していくための社会システムの創 造が求められている。

4)

2015

年に国連で,持続可能な開発目標( )という新たな目標 設定が行われた。この中で,資源循環にかかわる内容は,ゴール12で ある。

Referensi

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Ⅰ.申請技術の概要 1.申請技術の名称 MAP法によるリン回収資源化システム 2.申請者 三機工業株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、株式会社タクマ、 東レエンジニアリング株式会社、日立造船株式会社、三井鉱山株式会社、 三井造船株式会社、三菱化工機株式会社、ユニチカ株式会社 3.対象廃棄物 し尿、浄化槽汚泥の前凝集分離液 4.資源化方式

全国環境衛生・廃棄物関係課長会 活 動 の ご 案 内 (令和2年度実績など) 令和3年7月 ■ 国への要望活動 環境衛生部会 オンラインでの国と の意見交換の様子(事務局 日本環 境衛生センター) 各地方ブロック会議での議論等を経て毎年10月に開催する総会で、環境衛生関係、廃棄物・

19 埋立処分場のライフサイクル 処分場の基本計画 処分場の設計 維持管理計画 生活環境 影響調査 知事の許可 処分場の建設 施工の確認 埋立開始 住民合意 住民や 専門家の意見 搬入物監視 埋立作業管理 環境モニタリング 施設点検・修復 埋立地閉鎖 維持管理 環境モニタリング 知事の許可 処分場廃止 指定区域 情報管理・跡地利用 情報開示

[r]

課題 (時間外、LMS提出)  廃棄物の焼却について原理,形式,仕組みを示 し,メリット・デメリットなどを説明せよ(または、通 常の焼却と溶融について、対比を記述しても良 い)。  A4 1 枚分 Word などで作成し、次週までに LMS で提出

21 リサイクル,集団回収 法律で定められた 家電リサイクル 建設 食品 など 自主的な取り組み 町内会,小学校の廃品回収補助金) ちり紙交換など回収業者(実績不明) 22 循環型社会,持続可能な社会 循環型社会 リサイクルだけではない 資源を少なく 持続可能な社会... 23 これからのごみ処理 天然資源の保全をめざして

3 「資源保全」の背景 先進国首脳サミット(1992,ミュンヘン) 資源利用が持続可能なもの 現在及び将来の両世代の利益を保護 環境と開発に関する国連会議 リオの地球サミット(1992) 行動計画「Agenda21」(アジェンダ21) 持続可能な開発に関するサミット (2002,ヨハネスブルグ) 持続可能な生産・消費形態

ごみ埋立 ちょっと前の 状況