採点基準 数学(文系・理系)
【共通事項】
1.約分の未了,根号内の整理不備は1点減点 2.分母の有理化の不備については減点なし 3.別解の配点は解答の配点に準ずる
【文系】(200点満点)
第1問(50点満点)
(1)(配点5点)
途中の計算と答えに5点 (2)(配点20点)
SとTの定積分の式をそれぞれ正しく示して7点
SとTの式が,不定積分までそれぞれ正しく示して5点
答えに8点 (3)(配点25点)
SとTの定積分の式をそれぞれ正しく導いて7点
SとTの式が,不定積分までそれぞれ正しく示して5点
TS1a a( 2 )
6 3 まで示して10点
答えに3点
第2問(50点満点)
(1)(配点16点)
Aの座標を文字でおき,点と直線の距離からlとAの距離を正しく表して4点
Aの座標を正しく示して4点
Bの座標を文字でおき,点と直線の距離からlとBの距離を正しく表して4点
Bの座標を正しく示して4点 (2)(配点10点)
AB間の距離を具体的に示して5点
AB間の距離が2円の半径より大きいことから証明して5点 (3)(配点24点)
sin POQ が最小となるP,Qの位置を示して5点
直線OAとx軸の,直線OBとy軸のなす角をそれぞれ
a b ,
とおいてsin ,cos ,sin ,cos ,sin a a b b 2 a ,cos 2 a ,sin 2 b ,cos 2 b
を求めて10点 sin POQ を式変形して5点
答えに4点
第3問(50点満点)
(1)(配点10点)
Nが素数となる目の出方を考察して3点
途中の計算と答えに7点 (2)(配点20点)
Nの正の約数の個数が4個となる目の出方を考察して5点
N 23またはN 32となる確率を示して5点
N 2 3となる確率を示して5点
答えに5点 (3)(配点20点)
6が4回出る確率を示して5点
6が3回出る確率を示して5点
6が2回出る確率を示して5点
6が1回出る確率を示して5点
第4問(50点満点)
(1)(配点5点)
途中の計算と答えに5点 (2)(配点20点)
2xRn( )x 12a xn 2 2b xn 1を示して5点
Rn1( )x 2b xn 2an 1を示して5点
途中の計算と答えに10点 (3)(配点25点)
(2)からan bnの一般項を示して8点
an bnの一般項を示して8点
an,bnをそれぞれ示して6点(各3点)
答えに3点
(1)(配点10点)
直線OA上の点P,直線BC上の点Qをそれぞれパラメータで表して4点(各2点)
点Pと点Qが同一の点であることを表す方程式に2点
方程式を満たすパラメータが存在すること証明して4点 (2)(配点15点)
直線が直交することからCH OA 0
の内積の式を示して5点
Hの座標に5点
Dの座標に5点 (3)(配点15点)
BP+PCが最小となる点Pの位置を考察して5点
BP+PCの最小値に2点
直線OAと直線BDの交点を求める過程に5点
点Pの座標に3点
第2問(40点満点)
(1)(配点6点)
3点a, ,t bが一直線上にある条件を示して2点
t t
b a b a
a a に2点
途中の計算と証明に2点 (2)(配点10点)
P,T,P'が一直線上にある条件から,立式して2点
P,P'が単位円周上にある条件から,立式して2点
QとP'が原点対称であることから,w-z'に2点
正しく証明できて4点 (3)(配点10点)
t z tz z
1 から,式変形して5点
答えに5点 (4)(配点14点)
AQ
APを立式して2点
(2)より, w1 を式変形してAQ AP
t tz
1
1 を示して4点
正しく証明できて8点
第3問(40点満点)
(1)(配点10点)
f x'( )を求めて2点
増減表を示して5点
途中の計算と答えに3点 (2)(配点15点)
与式から,ex exまたはex ex 2eを導いて3点
x0,xlog
e e2 1
を求め,3個の実数解をもつことを証明して7点 答えに5点 (3)(配点15点)
F x'( )を求めて2点
x0の範囲で,F x'( )0となるのはxlog
e e2 1
のときのみであることに2点 増減表を示して2点
途中の計算と答えに9点
第4問(40点満点)
(1)(配点20点)
f x'( )を求めて2点
増減表を示して6点
極値を正しく求めて6点
グラフに6点 (2)(配点5点)
途中の計算と答えに5点 (3)(配点15点)
求める体積Vを表す定積分の式を示して3点
sin sinx 2x,sin sinx 3x,sin2xsin3xの定積分の値を求めて3点
途中の計算と答えに9点
第5問(40点満点)
(1)(配点10点)
p1のときの玉の取り出し方を考察して2点
p1を求めて3点
pnのときの玉の取り出し方を考察して2点
pnを求めて3点 (2)(配点10点)
4点
(1),(2)から,qn1をqnを使って示して5点
式を変形し,q1を求めて8点
途中の計算と答えに7点