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数学問題 B

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Academic year: 2024

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(1)

2015年度(平成27年度)大学院入試

数 学 問 題 B

実施日時

2014年(平成26年)8月25日(月)

13:30〜16:30

監督者の合図があるまで問題冊子を開いてはならない.

問題冊子は表紙も入れて4枚,問題は全部で3問である.

3問の中から ちょうど2問 を選択解答すること. 下の欄に, 受験番号, 氏名を記入 し, 選択解答した問題の番号を○で囲め.

受験番号 氏名

選択問題番号

1 2 3

解答は,問題ごとに別々の答案用紙1枚に記入すること.答案用紙の裏面に記入し てもよい.

それぞれ の答案用紙に 受験番号,氏名,問題番号 を記入すること.

問題冊子の表紙,答案用紙,下書き用紙は終了後すべて提出し,持ち帰ってはなら ない.

(2)

[ 1 ]

有理数体 Q に成分をもつ2次正方行列全体のなす非可換環を M2(Q) とし, また有 理数係数の1変数多項式環を Q[X] とする. 多項式 f(X) Q[X] に対し, f(X) を 生成元とする Q[X] の単項イデアルを(f(X))と表し, また Q[X]の (f(X))による

剰余環をQ[X]/(f(X)) と表す. 次の問いに答えよ.

(1) f(X)Q[X] と A∈M2(Q) が f(A) =O (ただしOは零行列) をみたすとき, 写像

ϕ:Q[X]/(f(X))3[g(X)]7→g(A)M2(Q)

は剰余類の代表元の選び方によらずに定義でき, 環準同型写像となることを示

せ. ただし[g(X)] は g(X)Q[X] を代表元とする剰余類とする.

(2) a, b を任意の有理数とする. 多項式 f(X) = X2 +aX +b に対し, 剰余環

Q[X]/(f(X))から M2(Q) への環準同型写像で単射となるものが存在すること

を示せ.

(3) M2(Q)の部分環 K が可換体でかつ {(

a 0 0 a

)

; a∈Q }

$K

をみたすとする. このとき, 既約な 2次多項式 f(X) Q[X] で, 剰余環

Q[X]/(f(X))が K と同型になるものが存在することを示せ.

(3)

[ 2 ]

実直線R上の2点x1, x2x1−x2 Zをみたすとき同値であると定め,この同値関 係によるRの商位相空間を円周S1と同一視し, x∈Rを含む同値類を[x]∈S1と表 すことにする. 区間 [0,1]にRの相対位相を入れ, 直積位相空間S1×[0,1]をAとお く. Aの2点([x1], t1),([x2], t2)は次の(a), (b), (c), (d)のいずれかをみたすとき同値 であると定める.

(a) ([x1], t1) = ([x2], t2).

(b) t1 = 0 かつ t2 = 1 かつ [3x2] = [x1].

(c) t1 = 1 かつ t2 = 0 かつ[3x1] = [x2].

(d) t1 = 1 かつ t2 = 1 かつ [3x1] = [3x2].

この同値関係によるAの商位相空間をXとおき, ([x], t) ∈Aを含む同値類をhx, ti と表す. 次の問いに答えよ.

(1) Xの閉集合X1, X2を次のように定める:

X1 ={ hx, ti ∈X ; (x, t)R×[0,1] かつt /∈(1/3,2/3)}, X2 ={ hx, ti ∈X ; (x, t)R×[0,1] かつ1/6≤t≤5/6}.

このとき X1, X2はいずれもS1とホモトピー同値であることを示せ. ただし, 2 つの位相空間YZがホモトピー同値であるとは, 2つの連続写像g :Y →Z, h: Z →Y で, h◦gY の恒等写像にホモトピックであり, かつg◦hZの 恒等写像にホモトピックであるようなものが存在することである.

(2) 2次元整係数ホモロジー群H2(X,Z)を求めよ.ただし, 必要ならば(1)の閉集

X1, X2を用いたXの表示X = X1 ∪X2に対応するマイヤー・ビートリス 完全系列を用いてもよい.

(3) 1次元整係数ホモロジー群H1(X,Z)の元αで, α 6= 0 かつ2α= 0 となるもの が存在することを示せ.

(4)

[ 3 ]

µをRのボレル集合族上の有限測度とし, f(z) =

R

(t)

z−t (z∈C\R)

と定める. 虚数単位をiで表す. 以下に現れるa, ba < bなる実数とする.

(1) fはC\R上で連続であることを示せ.

(2) 各t∈Rに対し, 必要ならば場合分けを行い, 次の極限を求めよ:

εlim+0

1 π

b

a

ε

(x−t)2+ε2dx.

(3) 次を示せ:

εlim+0

1 2πi

b a

(f(x−iε)−f(x+))dx= 1

2µ({a}) + 1

2µ({b}) +µ((a, b)).

(4) 実数x0 のCでの近傍U と, U 上で定義された複素数値連続関数g が存在し,

U \R上ではf(z) =g(z)が成り立つとする. このとき

µ((x0−δ, x0+δ)) = 0 となるδ >0が存在することを示せ.

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