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橡 EPR phase 2 report section8

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Academic year: 2024

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      ’99.6.23 青山,小林,野村,蛭田

8. MAXIMISING SUCCESS

8.1    Timing of programme implementation

いつ、どの位のペースで施行すべきか

プログラムを始めるペース、プログラムにあてはまる製品のexpected lifetimeを考慮しつ つEPRプログラムを施行するタイミングを考えなければならない。そして国によってその タイミングは違う。

各国の例

ドイツ:EPR environmental authorityが計画するよりも早くにPROシステムを導入。

速さ的にはリサイクルシステムの許容量を超える収集が起こるほど急速に。その結果二次 製品市場が不安定に。(収集の為の費用が上がってしまった為、再生製品の価格が下落)

フランス:1992EPR Packaging Programme施行。

速さ的にはゆっくりと試験的な試みや慎重な調査をしてから。その結果二次製品市場に影 響は出ず、収集コストも高くならずに済んだ。

日本:中間の速さで施行。(1995の日本容器包装プログラム)1997から国内の大企 業でガラスとPETボトルについて施行。2000年からは国内の全企業で缶、紙、プラス チックなども含む。

これからの課題:redesignできないexisting productに対しての最終生産者の責任はどこ まで負わせるのか。

EPR施行のタイミングには、その国の経済状況なども考慮する必要があるのでは

8.2 The challenge of free riders

free riding :EPRプログラムの要求に対する不履行もしくは拒絶

ドイツの場合

1. デポジットの要求されているところでしない 2. 見分けやすく、行きやすい回収場所を提供しない 3. 戻ってきた容器包装を受け取らない

4. リユースもしくはリサイクルをしない 日本の場合

1. 会計簿をつけない

2. 報告をしない(嘘の報告をする)

3. 監査を認めない

今はまだ特に違反とは定義されていないがこれから問題になると考えられること

1.PROメンバーによる預託金の未納、嘘の報告

(2)

2.輸入会社の取り扱いをどうするか

3.消費者がEPR管轄区域外から商品を買う場合

4.消費者が分別に失敗もしくは故意にEPRで取扱うもの意外のものを混ぜて

出す場合

5.価値ある廃棄物の取り扱い

6.EPRの規定通りに廃棄物が処理されない場合

解決策

会計人、監査人を雇う / 新たに法律を制定しフリーライダーの取り締まり手段を確

立する / PROと政府の適切な役割を考える / EPRと地方自治体で役割と責任を分担する / EPRプログラムに従わない行為者に対する援助 / 政府が矯正、懲罰行動を公表する フリーライダーを取り締まるコストを考慮に入れる必要がある

8.3 PROs as potential monopolies

政府:EPRによって環境政策と競争を両立させたい。又、統一させたい。

目標:どのPROも差別なくどんな企業でも、どんな製品でも扱うこと。ただ しそれを競争的に決める必要あり

問1)SMEs(Small or Medium Size Enterprises)中小企業が最終生産者の場合:

SMEsが市場に参入するときにEPRのせいでフリになる  (特に海外市場)

解)PROメンバーに対する費用(fee)を企業の大きさに比例させて決め、必要ならば SMEsがPROに参加出来るように少し援助する  (国内・外)

問2)小売業者・生産者が価格決定に関するデータをお互いにもらしあって、最終的に消 費者が払う価格を意識的に上げることが出来る。

問3)PROが契約する廃棄物処理業者の市場:

小さいところでは、長期間、しかもその市場の地域で独占的な管理は出来ない

→大きな業者と契約を結ぶ→独占状態なのでPROの廃棄物処理費用があがる

→生産者に負担がかかる→製品の価格が上がり消費者に負担がかかる 解)法律を作るしかない

なれ合いにならないこと、つまり新規参入を阻む、独占的市場の配分、市場で価 格を固定してしまう、など競争を阻むことを禁じる。

例)ドイツ: DSDが廃棄物処理サービスの需要を独占

  いくつか処理業者のみサービスの提供をする(供給の独占)

解)中小企業を閉め出さない

1)政府:廃棄物処理・収集業者の行動を徹底的に調査 2)同じPROが既存の仕事の範囲を広げてはいけない

i)他の宣伝・企業セクターに

ii)transport packagingの処理と収集に

(3)

問4)リサイクル業者の市場について:

1)廃棄物処理業者、またはPROから廃棄物を買う

2)2次資源を包装業者に売る(処理後のステージおける市場)

*どうやって価格決定するのか?=なれ合い

特にドイツ:リサイクル業者自体が廃棄物収集業者か包装業者によって作られている

*自分の利益だけのためにリサイクル業者は働くかも知れない

*かつてドイツPROはリサイクル業者にただで価値ある廃棄物を渡していたのが問題に なり、リサイクル業者とPROは独立するようになった。

PROを他の機関がなれ合いにならないように第3者的な監視機関が必要なのでは?

8.4 International trade issues

8.4.1 貿易

  EPR導入によって、今後さらに国際貿易で摩擦が生じる可能性がある 1.故意に、輸入される特定の商品を差別する可能性

      ――EPRは、政府による輸入の差別化の道具であっ       てはならない

2.貿易自体を停滞させる可能性  ――EPR導入による市場への要求を、容易に知れる       ようなシステム作りが必要  /  途上国の輸出業       者、零細業者へのインパクトが大きくなる 3.需給不均衡の可能性     ――再生廃棄物マーケットの確立が必要 8.4.2 その他

  国境を超えたフリーライダーの対応――政府の代わりに、PROとそのメンバーが監視を       行うべき・またそのためのインセンティブも必要   >輸出をしておきながら、拠出金を支払わないような生産者のケース

  >廃棄物として処理するのが困難な商品を、輸出する生産者   >消費者による国境越えの購入(EPR導入国が少ないような時)

*対応策――PROが法的に対処できない場合は、政府の介入が必要 可能な限り、PRO主導で上記の問題の対策が行われるのが望まれるが、政府による補佐的 な啓発活動、環境の整備も不可欠だ。

8.5 Rewarding responsibility

EPR成功=製品のデザインし直しをする生産者が協力すること。この行動による利益は 継続的であり、そして競争でフリにならないようにしなくてはならない。

利益: 1)原料節約による貯金

2)自分の製品から回収された資源の価値

3)従来のやり方から変えたお陰で下げられた費用分

(4)

問1)デザインし直した個々の企業が一番多く利益をもらえる訳ではなく、PROにす べての利益が行ってしまい、帰ってきたとしてもPROメンバー全員に配分され てしまう。=PROに参加するかどうか自体、疑問が出てくる

解)バーコード(「グリーンポート」など製造時にスキャンできるシステム)を付ける。

→努力した企業がEPRによって達成した効率性の経済的価値をたくさんもらえ る。=インセンティヴ

*PROがやらないのならば、EPRのgovernmental Authority がLegal Authority作る べき

消費者の報酬はないのか?彼らの協力がなくては産業界もデザインを変えたりはしない。

8.6 Additional factors supporting success

成功の為にEPR environmental authority がすべき事は

・EPR environmental authorityはPROを支持しつつspecific powerを持たなければ ならない。

・mandatory public educationと product labelingの重要性を考えるべき。

例)EU Directive for Packaging and Packaging Waste

・顧問監視協議会、もしくは生産者、PRO、地方自治体、消費者による組織を設立してみ ては?とにかく政府とprivate sectorsの協力が必要。

・実行の監視が必要:自己監視、実施データの収集、政府と国民への報告が必要。

日本の例。

更なる成功の為に

・政府はvirgin materialを使うよう促すような税インセンティブ、財政補助、補助金をな

くす方法を考えるべき。

・政府の製品購入ポリシーも重要となる。

・経済手段によってごみの削減などが成功したならそれによって得られる利益は自治体に 参加のごほうびとしてわけるべき。

・ pays-as-you-throw (捨てた分だけ払いましょう)システムを導入しては?

考察   EPR を日本で施行する場合…

参考資料

◆『1999年版  産業と地球環境』  (1999)  株式会社産業技術会議   

◆『イミダス 99』 

◆ Case Study on the German Packaging Ordinance May 1998   

(5)

「EPRを日本で施行する場合、このEPRの英文にあるように理想通りいくわけではない。どうすれ ばMaximising Success となるかを考えたいと思う。そこでまず日本の特徴を、政府、生産者、消 費者担当に聞く。」 

    >政府  ・・・景気、二次資源の市場などについて      >生産者・・・中小企業の数について 

    >消費者・・・国民性、消費者マインドについて   

「次に、EPRを導入した場合、具体的に諸問題がどういった形で日本に現れるかを考える。まずは 独占について、生産者に聞く。」 

    >生産者・・・中小企業に関連させて、考えられる独占の形態を説明           (PROからの中小企業の締め出しなど) 

 

「貿易障壁について、政府に聞く。」 

    >政府  ・・・リサイクルされた資源の市場ができていない結果、輸入         の規制要因となる可能性についてなど 

 

「フリーライディングについて、生産者、消費者に聞く。」 

     >生産者・・・力の無い企業のただ乗り 

    >消費者・・・国民の意識に関連させて、フリーライディングの可能性        を説明 

 

「以上のような問題が考えられる。そこで僕らが肝要と考えたのは、環境に価格をつけるということ だ。ここでの環境とは、資源の有効利用自体を指す。それによりコスト・ベネフィットの適用が可能 になり、リサイクルの重視、消費者教育の強化、企業の経営方針の変革が望めるようになる。」 

 

 

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