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瀬川晋殿 レポートをお送り頂きまして、有難うございました。

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Academic year: 2024

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瀬川 晋 殿

レポートをお送り頂きまして、有難うございました。

拝読いたしましたが、よく考察・検討されたレポートだと思います。

いくつか感じたことを申し述べます。

 

(使用済み自動車の適正処理の確保)について

自動車リサイクル法が必要となる背景として、ASR の不適正処理、不法投棄が増加してい る。又、フロン・エアバックの不適正処理が増加しているということと問題を捕らえてい ますが、この現象は何を持って証明しますか?私は疑問に思います。特に、ASR の不法投 棄が増加している現象はどこにあるのでしょうか?逆有償化により、適正処理がされにく い面があるとは認識しますが、不法投棄あるいは不適正処理が蔓延しているとは認識して おりません。ASRの処理費の高騰から、ASRを発生させないAプレスとして鉄源輸出の増 加、それから電炉への投入などが増加していますがこれらは不適正処理でも違法行為とも 認識しておりません。又、フロンについても、自工会として、破壊実績として把握してい るものが、15%前後であるという推定です。15%の残りの 85%が大気放出不適正処理がな されているということではありません。再利用を含めたものが入っていると認識すべきで しょう。特に、CFCフロンは製造及び輸入禁止ということで、国内市場に2千万台残るCFC フロン利用の車両の補充用として比較的高い費用で活用されています。エアバックについ ても、現時点では廃車においてまだ数パーセントの発生率であり、実態がよくわかってい ないというのが現状です。以上、現状認識として、リサイクル法が必要な背景として、処 理費用の高騰による逆有償化現象は、不適正処理の要因になりうるものとして、将来の適 正処理を目指して、今回の法律議論がスタートしたものとして認識しております。

シュレッダー事業者は廃車から鉄屑をとりだし、販売して収入を得ると言う記述がありま すが、シュレッダー事業者は鉄資源・非鉄金属を売却し、事業を行う。特に非鉄金属に関 する売上も大きいと考えます。ASR を不適正に処理し、安く抑えているという記述があり ますが、何を持ってこの現象を証明されますか?

フロン回収率を 34%と記述されていますが、これは業務用冷凍空調機器なのかカーエアコ ンのどちらでしょうか?カーエアコンは15%だと認識しております。

日本において、適正処理を困難にした要因を、どのように考えますか?使用済み自動車は 有価のものと、無価のものがあります。多くが有価として扱われます。有価の場合は、廃 掃法の適用をうけず、無価のものだけが廃掃法の適用を受けます。従って、使用済み自動 車を有価、無価に係らず、何らかのルールのもとに処理する必要があると考えています。

再資源化事業者の統制の項で、再資源事業者を登録制としてありますが、現法律案では、

環境省の意見を踏まえ、廃掃法との関係から許可制となっています。再資源化事業者の登 録基準を厳格にし、一定期間モニタリングするとの案ですが、日本においては再資源化事

(2)

業者、特に解体事業者において、有価物の自動車を扱う場合は廃掃法の適用を受けていま せん。従って、法律の制定とともに事業者の厳格な構成と規制強化をすることは、既存事 業者の事業が出来なくなることを意味します。

法律の未整備のもと、長年、業を営んできた人たちを、新法のもと、一気にリングアウト へ押しのけることはできません。新法のもと、既存事業者の活用と尊重と高度化が必要と 考えます。

言葉を変えれば、新法のもと、既存事業者のソフトランディングが必要だと思います。

解体証明に処理工程をモニタリングする機能をもたせるとのことですが、どのようにその 機能をもたせるのか、今ひとつ具体的なイメージが湧きませんでした。

(自動車リサイクルにおける費用徴収方法と時期についての考察)

いろいろと検討され、興味深く読みましたが、結論であるデポジット制・廃棄時徴収方法 ハイブリッド型について感想を申し上げます。

基本は、現法律案で示されている、新車時徴収方法と考え方は同一と考えます。

但し、廃棄時調整という意味でデポジット制度を提案されているわけですが、そのための デポジット制度はあまりにもデメリットが多いと考えます。リサイクルコストに上乗せし たデポジット金額による新車販売への影響、費用管理、廃棄時の費用調整コスト等が考え られます。

今回の法律では、重量税の還付が同時に実施されます。これは、車検期間の残る使用済み 自動車を廃棄する時にはその期間の重量税が還付されるというもので、デポジットとして の意味を持っているものです。費用徴収については、産構審でも長い時間をかけて議論を しました。自車充当式でいくのか他車充当方式いくのか。また、新車時徴収をするのか廃 棄時徴収をするのか、それとも任意時徴収をするのか。それぞれの組み合わせにメリット・

デメリットがあります。そういうものを踏まえた現法律案だと理解しております。

自動車解体現場見学会報告書も興味深く見せていただきました。現地現物で研究されてい ることに敬意を表します。学生のみなさんが、こういった静脈産業の研究をされているこ とを大変頼もしく思いますし、循環型社会の構築と研究に向けて、若い皆さんに大いに期 待をしています。

思いつくままの感想を申し上げましたが、ご参考にしていただければ幸いです。

ご指導の山口教授にも機会があればよろしくお伝えください。

取り急ぎ、コメントさせていただきました。

以上 02−7−1 トヨタ自動車株式会社 環境部 部長 益田 清

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