• Tidak ada hasil yang ditemukan

看 護 1 学 習 指 導 と 評 価 の 改 善 ・ 充 実

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2024

Membagikan "看 護 1 学 習 指 導 と 評 価 の 改 善 ・ 充 実"

Copied!
6
0
0

Teks penuh

(1)

看 護

1 学 習 指 導 と 評 価 の 改 善 ・ 充 実

高 齢 化 の 進 展 と 疾 病 構 造 の 変 化 に 伴 い 、 患 者 の ク ォ リ テ ィ ー ・ オ ブ ・ ラ イ フ ( 生 活 と 人 生 の 質 ) を 重 視 し た 在 宅 医 療 、 及 び 看 護 に 対 す る 社 会 的 要 請 が 増 大 し て い る 。 そ の た め 、 看 護 者 に は 、 ま す ま す 高 度 化 す る 現 代 の 医 療 に 対 応 で き る 知 識 と 技 術 が 求 め ら れ る と と も に 、 様 々 な 対 象 者 一 人 一 人 に 合 っ た 安 全 で 確 実 な 看 護 が 提 供 で き る よ う 、 看 護 者 自 身 が い ろ い ろ な 場 面 に お い て 、 自 ら 考 え 創 意 工 夫 を し な が ら 、 的 確 に 援 助 で き る 知 識 と 技 術 を 身 に 付 け る こ と が 一 層 重 要 と な っ て き て い る 。

そ こ で 、 教 科 「 看 護 」 の 学 習 指 導 に お い て は 、 5 年 一 貫 看 護 師 養 成 課 程 を 踏 ま え 、 生 徒

、 、

が 看 護 師 国 家 資 格 を 取 得 で き る よ う 実 践 的 ・ 体 験 的 な 指 導 や 問 題 解 決 的 な 指 導 を 工 夫 し 効 果 的 な 学 習 形 態 を 取 り 入 れ る こ と な ど が 求 め ら れ て い る 。 ま た 、 総 合 的 ・ 系 統 的 な 指 導 内 容 の 計 画 を 作 成 し 、 目 標 に 準 拠 し た 観 点 別 評 価 の 一 層 の 充 実 を 図 る と と も に 、 単 に 知 識

、 「 」

や 技 能 の 量 の み で は な く 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 や 学 ぶ 意 欲 な ど い わ ゆ る 確 か な 学 力 の 状 況 に つ い て 適 切 に 把 握 し 、 評 価 す る こ と が 大 切 で あ る 。 さ ら に 、 評 価 の 結 果 を 受 け て そ の 後 の 指 導 を 改 善 ・ 充 実 さ せ る と い っ た 学 習 指 導 と 評 価 の 一 体 化 を 進 め る 取 組 が 必 要 で あ る 。

2 「 確 か な 学 力 」 を 育 成 す る 観 点 別 評 価 の 改 善 ・ 充 実

〜 指 導 と 評 価 の 一 体 化 を 進 め る 取 組 〜 ( ) 評 価 計 画 表 の 作 成 1

昨 年 度 の 本 手 引 を 参 考 に 、 評 価 計 画 表 の 作 成 を 行 う 。 ア 作 成 上 の 留 意 点

( ) 観 点 別 評 価 規 準 に つ い て は 、 学 習 指 導 要 領 に 示 さ れ た 各 科 目 の 目 標 及 び 内 容 な ど ア か ら 、 内 容 の ま と ま り ご と や 単 元 ご と に 作 成 す る と と も に 、 単 元 に お け る 「 学 習 活 動 に お け る 具 体 の 評 価 規 準 ( 次 頁 、 評 価 計 画 表 の 例 ※ 部 分 ) に は 、 目 標 に 到 達 す 」 べ き 生 徒 の 学 習 状 況 や 姿 を 具 体 的 に 表 現 す る こ と で 、 無 理 な く 評 価 で き る よ う 工 夫 す る 。

( ) 評 価 方 法 に つ い て は 、 こ れ ま で 、 ペ ー パ ー テ ス ト に よ る 【 知 識 ・ 理 解 】 の 評 価 や イ 学 期 末 な ど の 特 定 の 時 期 で の 評 価 に 重 点 が 置 か れ る 傾 向 が あ っ た こ と な ど の 課 題 を 踏 ま え 、 様 々 な 評 価 方 法 の 中 か ら 生 徒 の 学 習 の 状 況 を 的 確 に 把 握 で き る 方 法 を 選 択 す る こ と や 、 評 価 の 時 期 を 工 夫 し た り 、 学 習 の 過 程 に お け る 評 価 を 一 層 重 視 す る 。 ま た 、 指 導 の 改 善 を 図 る 上 で 有 効 で あ る 生 徒 に よ る 自 己 評 価 や 生 徒 同 士 の 相 互 評 価 を 評 価 計 画 表 に 明 記 す る こ と も 大 切 で あ る 。

、 、 、 、

( ) 各 学 校 に お い て は ウ 評 価 の 信 頼 性 を 高 め る た め に 評 価 規 準 評 価 方 法 に つ い て

実 践 の 経 験 や そ の 成 果 を 踏 ま え な が ら 絶 え ず 指 導 方 法 の 改 善 に 伴 う 評 価 規 準 の 見 直

し を 行 う こ と が 大 切 で あ る 。 ま た 、 評 価 に 関 す る 情 報 の 共 有 や 交 換 に よ り 、 評 価 を

行 う 教 員 の 判 断 を 共 通 の も の に し て い く こ と や 、 評 価 に 関 す る 情 報 を 生 徒 や 保 護 者

に 対 し て 適 切 に 提 供 し て い く こ と も 重 要 で あ る 。

(2)

イ 評 価 計 画 表 の 例

基礎看護 科 目 名

(1学年・5単位)

(履修学年・単位数)

(2)日常生活と看護 イ 食事 単 元 名

1 人間にとっての食事の意味を幅広く考えさせ、食事に影響を及ぼす心身の状態や環境条件等につ 単 元 の 目 標

いて理解させる。

2 病人の状態に応じて、安全と安楽に配慮した食事の援助を行うための知識と技術を習得させる。

関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現 知識・理解

評 価 の 観 点

食事と健康との関連につ 食事に影響を及ぼす因子 食事に関する基礎的・基 食事に関する基礎的・基 内 容 の

いて関心を持ち、自ら健 と援助の必要性について 本的な技術を身に付け、 本的な知識を身に付け、

まとまりごとの

康的な日常生活を目指す 科学的に思考を深め、対 安全と安楽に配慮し、対 食事の意義と対象の状態 評 価 規 準

( 基礎看護」の内 とともに、食事の援助技 象の状態に応じた援助方 象の状態に応じて日常生 に応じた援助の必要性を「 容(2)日常生活と看 術の習得に意欲的に取り 法を判断し、創意工夫す 活の自立に向けた援助を 理解している。

護の中項目イ 食事「 」組み、実践的な態度を身 ることができる。 行うことができる。

の評価規準である。)に付けている。

・食事と健康との関連に ・食事に影響を及ぼす因 ・食事の援助に関する技 ・食事における生理的メ 評 価 規 準 の

ついて関心を持ってい 子と援助の必要性につ 術の科学的根拠や原則 カニズムと影響を及ぼ 具 体 例

る。 いて科学的に思考を深 を踏まえ、安全と安楽 す因子に関する知識を

(中項目イ「食事」 ・自己の日常生活を振り め、対象の状態に応じ に配慮した援助を行う 身に付けている。

の評価規準の具体例 返り、課題を見付け、 た援助の方法を創意工 ことができる。 ・食事と健康障害とのか である )。 健康的な生活を目指し 夫することができる。 ・食事の援助に関する技 かわりとその障害に応 て改善しようとしてい ・安全と安楽に配慮し、 術の科学的根拠や原則 じた援助について理解

る。 対象の状態に応じた食 を踏まえ、対象の状態 している。

・対象の状態に応じた食 事の援助の方法を判断 に応じて日常生活の自 ・食事の意義と対象の状 事の援助技術の習得に し創意工夫することが 立に向けた援助を行う 態に応じた援助の必要

意欲的に取り組むとと できる。 ことができる。 性を理解している。

もに、実践的な態度を ・援助の方法の原理・原

身に付けている。 則を科学的に理解して

いる。

指 導 項 目・指 導 内 容 学習形態 観点 ※学習活動における具体の評価規準 評 価 方 法

①食事の意義と食事に関する身体の反応に興味関心 ワークシート 食事の意義 (2時間)

関心 を持って参加している。 観察

単元テスト

○自らの食生活を振り返り、食事の意 グループ 意欲 ②自分たちの食習慣や健康を保持・増進するために 義を理解させるとともに、関心を持 ワーク 態度 必要な食習慣に関心を持ち、自らの生活を改善し って食生活の課題を改善しようとす 講 義 ようとしている。

評価基準を設定しない

る態度を育成する。 思考

○食事における身体の反応及び嚥下の 講 義 判断

評価基準を設定しない メカニズムについて理解させる。 技能

○栄養についての基礎的・基本的知識 表現

を理解させる。 ①食事の意義と食事に関する身体反応のメカニズム ワークシート

知識 を理解している。 小テスト

単元テスト 理解 ②栄養についての基礎的・基本的知識を理解してい

る。

関心 ①グループワークに積極的に参加し、自分の意見や ワークシート 食事に影響を及ぼす因子 (2時間)

意欲 考えを述べている。 観察

○食事に影響を及ぼす心身の状態や環 グループ 態度

境条件について理解させる。 ワーク ①食事に影響を及ぼす因子について科学的に思考を ワークシート

○食事に影響を及ぼす因子を捉えさせ 思考 深め、対象の状態に応じた援助の方法を創意工夫 レポート

判断 単元テスト

対象の状態に応じた援助法を考えさ することができる。

評価基準を設定しない

せる。 技能

表現

知識 ①食事に影響を及ぼす因子に関する知識を身に付け ワークシート 理解 ている。

関心 ①対 象の 状態に応じた食事の援助技術の習得に意 観察 食事の援助と看護者の役割(4時間)

意欲 欲的に取り組むとともに、実践的な態度を身に 実習日誌

○食生活の基本的援助法及び観察点を 講 義 態度 付けている。

理解させる。 ①安全と安楽に配慮し対象の状態に応じた食事の援 実技テスト

○食事介助の技術を身に付けさせる。 校内実習 思考 助の方法を判断し創意工夫することができる。 実習日誌 単元テスト

○嚥下障害の成因を理解させ、その援 講 義 判断 ②嚥下障害の成因について科学的に思考を深め、そ

助法を考えさせる。 の援助の方法を工夫することができる。

①食事の援助に関する技術の科学的根拠や原則を踏 実技テスト

《校内実習終了時には、自己評価・相 まえ、対象の状態に応じ安全と安楽に配慮した援 実習日誌

技能 単元テスト

互評価を行う 》。 助を行う事ができる。

表現 ②食事摂取後の結果を正確に記録し報告することが できる。

単元テスト 知識 ①食事の援助の方法における原理・原則を科学的に

理解している。

理解 ②嚥下障害の成因と援助の方法を理解している。

関心 ①校内実習において非経口栄養法の技術を身に付け 観察 非経口栄養法 (4時間)

意欲 ようと意欲的に取り組んでいる。

態度

○経腸・経静脈・経鼻栄養法について 講 義 ①非経口栄養法についての科学的な思考を深め、対 ワークシート

理解させる。 思考 象の状態に応じた援助の方法を判断し創意工夫す 実習日誌

○経鼻栄養法の技術を、身に付けさせ 校内実習 判断 ることができる。

る。 技能 ①非経口栄養法に関する技術の科学的根拠や原則を 実技テスト

、 。

表現 踏まえ 安全に配慮した援助を行うことができる

知識 ①非経口栄養法の援助における原理・原則を科学的 ワークシート

理解 に理解している。 小テスト

注:評価方法については、特に重要であると考えられるものを挙げた。単元テストについては、学習指導要領の目標に 応じて、その学習の到達度を客観的に評価するために、各観点のバランスを考慮し設定したものである。

(3)

( ) 観 点 別 評 価 の 進 め 方 2

ア ペ ー パ ー テ ス ト に よ る 評 価

( ) 単 元 テ ス ト に よ る 評 価 方 法 の 具 体 例 ア

こ れ ま で の ペ ー パ ー テ ス ト は 、 主 に 【 知 識 ・ 理 解 】 を 評 価 す る 方 法 と し て 利 用 さ れ て き た が 、 こ れ か ら は 、 各 観 点 を 踏 ま え た 評 価 規 準 と 結 び 付 い た 内 容 ( 問 題 ) と し 、 知 識 や 理 解 の み に 偏 っ た も の と な ら な い よ う 工 夫 す る こ と が 大 切 で あ る 。

次 頁 に 示 す 単 元 テ ス ト は 、 点 数 に よ る 評 価 で は な く 、 4 観 点 別 に 評 価 を 行 う こ と を 目 的 と し て 問 題 を 作 成 し た も の で あ る 。

単 元 テ ス ト の 評 価 規 準 に つ い て は 、 い く つ 正 答 す れ ば 「 お お む ね 満 足 で き る と 、 判 断 さ れ る 」 状 況 (B )、 あ る い は 「 十 分 満 足 で き る と 判 断 で き る 」 状 況 (A ) 「 努 、 力 を 要 す る と 判 断 さ れ る 」 状 況 (C )な ど と 設 定 し て お く と と も に 、 記 述 問 題 に つ い て は 、 キ ー ワ ー ド や 同 じ 意 味 の 文 言 が 使 わ れ て い れ ば 正 答 と す る な ど の 弾 力 的 な 判 断 を し て 評 価 す る こ と が 大 切 で あ る 。 ま た 、 問 題 に よ り 生 徒 の 解 答 に 質 的 な 高 ま り や 深 ま り が 見 ら れ る と き 、 ど の よ う に 評 価 す る の か を あ ら か じ め 決 め て お く こ と も 必 要 で あ り 、 単 元 テ ス ト の 各 問 題 ご と の 評 価 規 準 と 評 価 ( 例 ) を 、 次 に 示 し た 。

な お 、 こ の 単 元 テ ス ト に お い て は 、 生 徒 の 動 機 付 け を 目 的 と し て 採 点 を 行 う が 、 そ の 合 計 点 の 扱 い に つ い て は 、 他 の 小 テ ス ト や 実 技 テ ス ト の 点 数 を 合 計 し て テ ス ト 全 体 の 評 価 と し て 総 括 す る の で は な く 、 単 元 や 学 期 の ま と ま り ご と に 他 の 評 価 方 法

( ワ ー ク シ ー ト や 実 習 日 誌 の 記 述 等 ) で 得 た 観 点 別 評 価 と 併 せ て 総 括 す る 。 そ の 他 の 評 価 方 法 で あ る 「 行 動 観 察 「 ワ ー ク シ ー ト 「 実 技 テ ス ト 」 に よ る 具 」 」 体 例 に つ い て は 、 昨 年 度 の 本 手 引 を 参 考 と す る こ と 。

( ) 単 元 テ ス ト の 各 問 題 ご と の 評 価 規 準 と 評 価 ( 例 ) イ

問 学習活動における具体の評価規準 生徒の解答から評価を区分した例

題 (目標に到達すべき生徒の姿) 評価B 評価A 評価C

【関心・意欲・態度】 設問1 3つ以上正答 すべて正答 2つ以下正答

○自分たちの食習慣や健康を保持・増進するため 設問2 1つだけ正答 すべて正答 正答がない に必要な食習慣に関心を持ち、自らの生活を改 正答の4つの 正答の4つの記述 正答の4つの 1

善しようとしている。 設問3 記述がある。 があり具体的栄養・ 記述がない。

食生活分野の目標数 値等の記述がある。

【知識・理解】

○食事の意義と食事に関する身体反応のメカニズムを理解 6つ以上の正答 8つ以上の正答 5つ以下の正答 2 している。

○嚥下障害の成因と援助の方法を理解している。

【技能・表現】

3 ○食事の援助に関する技術の科学的根拠や原則を踏まえ、 2つ以上の正答 すべての正答 1つだけの正答 対象の状態に応じ、安全と安楽に配慮した援助を行う事

ができる。

【技能・表現】

4 2つ以上の正答 すべての正答 1つだけの正答

○食事摂取後の結果を正確に記録し報告することができる。

【思考・判断】

○食事に影響を及ぼす因子について科学的に思考を深め、

5 対象の状態に応じた援助の方法を創意工夫することがで 3つ以上の正答 すべての正答 2つ以下の正答 きる。

○安全安楽に配慮し対象の状態に応じた食事の援助の方法 を判断し創意工夫することができる。

(4)

( ) 科 目 「 基 礎 看 護 」 単 元 テ ス ト [ 食 事 ] の 問 題 ( 例 ) ウ

( ) 生 徒 の 解 答 例 と 評 価 の 実 際 エ

次 頁 に 生 徒 の 解 答 例 を 記 載 し 、 評 価 の 実 際 を 示 し た 。 解 答 欄 に × が つ い て い る も の は 誤 答 で あ り 、 そ れ 以 外 は 正 答 で あ る 。 ま た 、 ※ 1 〜 ※ 4 に つ い て は 生 徒 の 記 述 解 答 を 弾 力 的 に 判 断 し た も の 、 波 線 の 部 分 は 質 的 な 高 ま り や 深 ま り が 見 ら れ た 解 答 例 で あ る 。

基 礎 看 護 単 元 テ ス ト [食 事 ]

次 の 文 を 読 み 設 問 に 答 え な さ い 【 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 】

問 題 1 。

食 生 活 状 況 の 調 査 に よ れ ば 、 朝 食 の ( ① ) 率 が 上 昇 し 、 外 食 率 や 食 事 を 一 人 で 摂 る 人 の 割 合 も 上 昇 し て い る 。 こ れ ら は 、 注 意 し な い と ( ② ) 摂 取 の 過 剰 ( ③ ) 摂 取 不 足 、 イ ン ス タ ン ト 食 品 摂 取 の 増 加 と い、 、 っ た 、 偏 っ た 食 生 活 に 結 び つ き が ち で あ る 。

( ④ ) 時 間 が 不 規 則 な 人 や 、 菓 子 や 清 涼 飲 料 を 食 事 代 わ り に す る 人 も 増 加 し て い る と い わ れ る 。 食 習 慣 の 乱 れ に よ り 肥 満 の 増 加 が 問 題 に な っ て い る 一 方 で 、 高 齢 者 や 若 い 女 性 で は ( ⑤ ) の 割 合 が 大 き い 。、

こ れ ら が 生 活 習 慣 病 を 発 症 さ せ る 要 因 に な っ て い る 。 設 問 1 ① 〜 ⑤ に 適 語 を 入 れ な さ い 。

設 問 2 下 線 に つ い て 具 体 的 疾 患 名 を 2 つ あ げ な さ い 。

設 問 3 食 生 活 状 況 の 調 査 か ら 、 正 し い 食 習 慣 に 向 け て 改 善 す べ き こ と を 4 つ あ げ な さ い 。

嚥 下 障 害 の あ る 場 合 の 食 事 の 介 助 に つ い て ( ) に 適 語 を 入 れ よ 【 知 識 ・ 理 解 】

問 題 2 、 。

、 ( ) 。 、 ( )

口 腔 内 で 咀 嚼 さ れ て 砕 か れ た 食 塊 は 咽 頭 食 道 を 経 て ① に 送 り 込 ま れ る こ の 嚥 下 は 1 相 ②

・ 2 相 ( ③ )・ 3 相 ( ④ ) の 3 つ の 段 階 に 区 分 で き 、 複 雑 な 共 同 運 動 に よ っ て 行 な わ れ て い る 。 嚥 下 の 機 能 に 障 害 を き た す と 、 食 塊 だ け で な く 水 分 や 唾 液 が 口 腔 内 に と ど ま っ た り 、 誤 っ て ( ⑤ ) に 流 れ 込 ん で し ま う 危 険 性 が あ り ( ⑥ ) 性 肺 炎 を 引 き 起 こ す お そ れ が あ る 。、

そ の た め 食 事 介 助 に は 、 食 物 が 通 過 し や す い ( ⑦ ) を 整 え 、 飲 み 込 む こ と に 意 識 を 集 中 で き る よ う に 落 ち 着 い た 雰 囲 気 の 中 で 患 者 の ペ ー ス に 伴 せ て 介 助 す る 。 患 者 の 状 態 に あ っ た 一 口 量 を 舌 の ( ⑧ ) に 乗 せ 、 状 況 に 応 じ て 、 食 物 に ( ⑨ ) を つ け た り 、 ゼ リ ー 状 に し た り 工 夫 す る 。 む せ た り 咳 を す る な ど 、 患 者 の 変 化 を 見 落 と さ な い よ う に 観 察 す る 。 必 要 時 ( ⑩ ) な ど を 準 備 す る 。、

① 〜 ④ の 状 況 に 対 す る 援 助 の 方 法 を A 〜 D の 語 群 よ り 選 び 組 み 合 わ せ な さ い 【 技 能 ・ 表 現 】

問 題 3 。

① 利 き 手 が 欠 損 し て い る 。 A 、 管 を 用 い て 直 接 栄 養 物 を 胃 に 送 る 。

② 咀 嚼 力 が 低 下 し て い る 。 B 、 ご 飯 を お に ぎ り に す る 。

③ 経 口 的 に 食 事 が と れ な い 。 C 、 お 粥 や 副 食 を き ざ み 食 に す る 。

④ 麻 痺 が あ り 握 力 が 低 下 し て い る 。 D 、 ス プ ー ン の 柄 を 太 く す る 。

患 者 の 食 事 摂 取 後 の 記 録 に つ い て 、 記 録 す べ き 観 察 事 項 を 4 つ あ げ な さ い 【 技 能 ・ 表 現 】

問 題 4 。

次 の 事 例 に 対 し て ① 〜 ⑤ の 食 事 の 援 助 を 行 な っ た 。 そ の 根 拠 を 説 明 し な さ い 【 思 考 ・ 判 断 】

問 題 5 。

歳 、 男 性 、 脳 梗 塞 後 遺 症 の た め 左 半 身 麻 痺 が あ り 床 上 生 活 を 送 っ て い る 。 座 位 バ ラ ン ス が 安 定 せ ず 起 き 88

あ が り 動 作 に 介 助 を 要 す る 。 嚥 下 機 能 に 障 害 は な く 、 現 在 、 食 事 介 助 が 必 要 で あ る が 自 力 で な る べ く 摂 取 で き る よ う 訓 練 を す す め て い る 。 床 上 生 活 が 長 く 続 い た た め 、 最 近 、 時 間 や 場 所 が 分 か ら な く な る 時 が あ る 。

ま た 、 昨 日 の 胃 カ メ ラ 検 査 で ス ト レ ス 性 胃 炎 が 発 見 さ れ た 。 食 事 は 常 食 ( き ざ み 食 ) を 食 べ て い る 。

① 食 事 を す る と き 患 者 の 上 半 身 を 挙 上 さ せ た 。

② 患 者 の 左 側 に バ ス タ オ ル や 枕 を い れ た 。

③ 食 事 の 最 初 に 汁 物 を 摂 取 さ せ た 。

④ 看 護 師 が 患 者 の 右 側 に 位 置 し 食 事 介 助 を お こ な っ た 。

⑤ 咀 嚼 中 に な る べ く 話 し か け な い よ う に し た 。

(5)

イ 生 徒 に よ る 自 己 評 価 と 生 徒 同 士 に よ る 相 互 評 価

生 徒 に よ る 自 己 評 価 を 教 師 の 評 価 の 総 括 に 含 め る こ と は し な く て よ い が 、 自 己 評 価 を 行 う こ と で 生 徒 自 身 の 学 習 目 標 が 明 確 に な り 、 学 習 へ の 動 機 付 け へ つ な げ る こ と が で き る 。 ま た 、 教 師 が 生 徒 に よ る 自 己 評 価 の 結 果 を 確 認 す る こ と に よ り 、 個 々 の 生 徒 の 学 習 状 況 を 的 確 に 把 握 し た り 、 教 師 の 評 価 と の 相 違 点 な ど か ら そ の 生 徒 の 課 題 を 見 付 け 出 し た り し て 、 指 導 改 善 を 行 う 資 料 と す る こ と が で き る 。 さ ら に 、 自 己 評 価 と 併 せ て 生 徒 同 士 の 相 互 評 価 を 行 わ せ る こ と に よ り 、 生 徒 が 客 観 的 に 評 価 で き る 目 を 養 う 機 会 と す る こ と や 、 自 己 の 学 習 の 到 達 度 の 確 認 や 課 題 を 見 付 け る こ と が 可 能 と な る 。 次 頁 に 「 食 事 の 援 助 と 看 護 者 の 役 割 」 の 自 己 評 価 票 の 例 を 示 す 。 こ れ は 、 2 人 一 組 の 実 習 で 役 割 の 違 う 両 者 が 互 い に 評 価 で き る と と も に 、 自 己 評 価 票 と 相 互 評 価 票 と を 兼 用 で き る よ う 、 自 己 評 価 の 上 か ら 赤 ペ ン で 書 く と い う 工 夫 を し た 形 式 で あ る 。 し か し 、 自 己 評 価 の 結 果 に 惑 わ さ れ た り 、 互 い に 遠 慮 し て 的 確 な 評 価 が で き な い と い う 欠 点 が あ る た め 、 そ の 場 合 は 自 己 評 価 票 と 相 互 評 価 票 を そ れ ぞ れ に 用 意 し て 行 う 方 法 な ど が 考 え ら れ る 。

1 ○ ○ ○ ○ ○ ○

〔 生 徒 解 答 例 〕

衛 生 看 護 科 年 組 番 氏 名

8 6 点 問 題 1 【 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 】

① パ ン 食 ② 脂 肪 ③ カ ル シ ウ ④ 食 事 ⑤ や せ 正 答 数 評 価

設 問 1 × ム ※ 1 各 2 点 設

糖 尿 病 高 血 圧 症 1 4 B

設 問 2 各 5 点 設

① 規 則 正 し く 食 べ る こ と 。 2 2 A

設 問 3 ② で き る だ け 多 く の 食 材 を 使 っ た 食 事 を と る こ と 。 設

3 4 A

③ 塩 分 の 取 り す ぎ に 注 意 す る 。 高 血 圧 予 防 の た め 食 塩 摂 取 量 は 1 日 1 0 g 未 満 に す る 。

各 4 点 B A A A

④ 良 く 噛 ん で 食 べ て 消 化 を 助 け る 。 問 題 2 【 知 識 ・ 理 解 】

胃 口 相 咽 頭 相 胃 相 咽 頭

① ② ③ ④ ⑤

正 答 数 評 価

×

⑥ 誤 嚥 ⑦ 体 位 ⑧ 前 部 ⑨ と ろ み ⑩ 吸 引 器 8 A

各 2 点

× 問 題 3 【 技 能 ・ 表 現 】

正 答 数 評 価

① D ② C ③ A ④ B

各 4 点 2 B

× ×

問 題 4 【 技 能 ・ 表 現 】

正 答 数 評 価 病 院 食 の 種 類 、 摂 取 量 、 食 事 の 所 要 時 間 、 吐 き 気

各 2 点 4 A

※ 2 問 題 5 【 思 考 ・ 判 断 】

上 半 身 を 挙 上 し な い で 寝 た ま ま 食 べ る と 、 食 物 が 気 管 に 入 り 窒 息

す る か ら 。 ※ 3

左 側 に バ ス タ オ ル や 枕 を い れ る こ と で 身 体 の 安 定 を 図 る こ と が で

き る か ら 。

患 者 の 年 齢 や き ざ み 食 を 食 べ て い る こ と か ら 消 化 ・ 吸 収 能 力 が 低

。 、 、

③ 下 し て い る 最 初 に 汁 物 を 摂 取 さ せ る こ と に よ り 口 腔 内 や 咽 頭 食 道 内 を 潤 し て 食 物 の 通 過 を し や す く し た り 、 唾 液 や 胃 液 の 分 泌 を 促 し 食 物 の 消 化 や ・ 吸 収 を 助 け た り す る こ と が で き る か ら 。 患 者 の 顔 を よ く 見 れ て 安 心 で き る か ら る 、 そ れ と 看 護 師 が 介 助 し

※ 4 や す い か ら 。

正 答 数 評 価 咀 嚼 中 に 話 し か け る と 、 そ の 話 し か け に 応 じ よ う と し て 早 く 嚥 下

⑤ し た り 咀 嚼 も 不 十 分 と な り 、 食 物 が 気 管 に 入 り や す く 誤 嚥 の 原 因 5 A 各 4 点

と な る か ら 。 ボ ケ の 状 態 が あ る か ら 。

( 単 元 テ ス ト に よ る 評 価 )

問 題 観 点 各 評 価 評 価 教 師 か ら の コ メ ン ト 1 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 A よ く 頑 張 っ て 勉 強 し て い ま す ね 。

2 知 識 ・ 理 解 A こ の 調 子 で 日 常 生 活 に お け る 援 助 の 方 法 を 3 技 能 ・ 表 現 B A 身 に 付 け て い き ま し ょ う 。

4 技 能 ・ 表 現 A 対 象 の 状 態 に 応 じ た 食 事 の 援 助 の 方 法 に つ 5 思 考 ・ 判 断 A い て は 再 確 認 し て お い て く だ さ い 。

(6)

( ) 観 点 別 評 価 の 総 括 3

単 元 の 観 点 別 評 価 の 総 括 を 行 う 方 法 と し て は 、 学 習 活 動 に お け る 具 体 の 評 価 規 準 に 照 ら し て 、 学 習 活 動 に お け る 各 評 価 規 準 ご と に A 、 、 B C の 3 段 階 で 評 価 を 行 い 、 単 元 が 終 了 し た 段 階 で 観 点 ご と に A 、 、 B C の 判 定 を 行 う 。 総 括 の 方 法 と し て A 、 、 B C の 個 数 や 割 合 に 基 づ く 方 法 や A 、 、 B C を 数 値 に 換 算 し て 集 計 す る 方 法 が 考 え ら れ る 。 こ こ で は 数 値 に 換 算 し て 集 計 す る 方 法 に つ い て 表 1 に 例 示 す る 。

具 体 的 な 実 施 方 法 は 各 評 価 場 面 で 得 ら れ た 評 価 を 、 A 〜 3 点 、 B 〜 2 点 、 C 〜 1 点 と 置 き 換 え 点 数 化 し て 平 均 点 を 出 し 、 表 2 の 「 観 点 別 評 価 の 分 割 点 の 例 」 に 照 ら し 合 わ せ て 評 価 を 行 う 。

な お 、 本 事 例 で は 評 価 の 重 み 付 け を 行 っ て い な い が 、 科 目 や 単 元 の 内 容 及 び 評 価 の 重 要 度 に 応 じ て 、 あ る 観 点 に お け る 評 価 を 2 倍 に す る な ど の 工 夫 も 必 要 で あ る 。

評 定 へ の 総 括 の 具 体 的 な 方 法 に つ い て は 、 昨 年 度 の 本 手 引 の 124 ペ ー ジ を 参 考 と す る こ と 。 食事の援助と看護者の役割 自己評価票(相互評価票)

年 ○ 組 ○ 番 氏名 ○○ ○○

○ 校内実習について、次の4つの項目について、自己評価をしてみましょう。1

● 患者さん役の人からの評価は赤ペンなどでわかるよう記入してもらいましょう。

○自分の取組の中で、

特に注意を払ったことは何ですか。

4 3

2 3 4 2

4 3 2 2 ●自分の評価と患者さん役の評価を比較して感じたことを書いて下さい。 3

(一番外側 「とてもよくできた」

4 )

「ある程度できた」

3「あまりできなかった」

2(内側 「全くできなかった」

1 )

※ ○は自己評価を行う項目である ●は相互評価を行う項目である 患者さんの状態に応じた援助技術を身に

付けようと努力しましたか?

患者さんの状況 に併せて援助の方 法を考え、工夫しま したか?嚥下障害の 原因を考え、援助の 方法を工夫しま

したか?

食事の援助の 方法の根拠が理解 できましたか?

嚥下障害の原因と 援助の方法を理解

しましたか?

食事の援助の基本をおさえた安全な援助 ができましたか?

表1 単元の総括の具体例

食 事 単元の

生徒氏名 観 点 食事の意義 食事に影響を 食事の援助と 非経口栄養法 単 元 平 均 評 価

及ぼす因子 看護者の役割 テスト 点 数

A B B A A A A A 2.8 A

関心・意欲・態度

B A B A A A A 2.7 A

○○ ○○ 思考・判断

B B A B A 2.4 B

技能・表現

B B A B A B B A 2.4 B

知識・理解

注 平均点数は少数第2位を四捨五入した。

表 2 観 点 別 評 価 の 分 割 点 の 例 2 . 5 < A

2 . 0 ≦ B ≦ 2 . 5

C < 2 . 0

Referensi

Dokumen terkait

[r]

結果などのみに偏重した評価が行われているのではないかとの懸念が示されている。 観点別学習状況の評価を実施するに当たっては、目標の実現状況を捉えるための適 切な方法を用いて評価を行うことが重要である。 国語科においては、「指導と評価の計画」における評価方法の記載について、次の ように記載することが考えられる。 行動の観察

[r]

評 価 の 観 点 関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現 知識・理解 外国人とのコミュニケー 外国人とのコミュニ コミュニケーション コミュニケーション 外国人とのコミュニ ションの評価規準 ケーションに関心を持 の方法やその心構えに の方法やその心構えに ケーションに関する基 ち、国内においてビジ ついて、様々な角度か ついて、様々な資料を 礎的・基本的な知識を

[r]

[r]