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第4学年1組

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Academic year: 2024

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(1)

道徳4の1 - 1 - 第4学年1組 道徳学習指導案

1 主題名 内容項目名 感謝の心をもって (内容項目番号2-(4))

(資料名 「おばあさんときれいな歩道」 出典 「3年生のどうとく」(文溪堂))

2 主題設定の理由

(1) 価値について

本主題は,学習指導要領の第3学年および第4学年の内容項目2-(4)「生活を支えている人々 や高齢者に,尊敬と感謝の気持ちをもって接する。」を受けて設定したものである。これは,低学 年の内容項目2-(4)「日ごろ世話になっている人々に感謝する。」を受け,さらに高学年の内容 項目2-(5)「日々の生活が人々の支え合いや助け合いで成り立っていることに感謝し,それに こたえる。」へと発展していく。

人とのかかわりは,家庭,学校,地域,社会へと広がっていく。私たちは,多くの人に支えられ,

助けられながら生きている。人との様々なかかわりの中で相手に対する尊敬や感謝の念が生まれ る。この時期の児童は,学校や地域の中で,たくさんの人たちとかかわり合いながら生活をしてい る。しかし,小学校に入学してから当たり前のように交差点に立って見守ってくださっている人た ちなど,世話になっている地域の人たちに対しての関心が薄く,その恩恵に気づいていないことが 多い。

そこで,自分たちの日常生活の中に社会を支える地道な努力を続ける人たちの存在に目を向け,

尊敬と感謝の心をもって接することができる児童の育成が大切であると考え,本主題を設定した。

(2) 児童の実態について(男子15名 女子22名 計37名)

<実態調査>

1 あなたは,どんな人(たち)に支えられていますか。(複数回答)

① 友だち (32) ② 家族 (29) ③ 先生 (9) ④ 地域の人 (7)

⑤ 親戚 (1) ⑥ 知人 (1) ⑦ ペット(1)

2 その人(たち)は,あなたにどんなことをしてくれていますか。(複数回答)

① 友だち ・遊んでくれる (12) ・やさしくしてくれる (9)

・声をかけてくれる (9) ・助けてくれる (5)

・いろいろ教えてくれる(4) ・はげましてくれる (3)

・相談にのってくれる (3) ・なぐさめてくれる (2)

・物を貸してくれる (2) ・物を拾ってくれる (2)

・一緒にいてくれる ・なかよくしてくれる

・明るく接してくれる ・おもしろい話をしてくれる

② 家族 ・家事をしてくれる(18) ・勉強を教えてくれる(6)

・助けてくれる(5) ・世話をしてくれる(5)

・相談にのってくれる(5) ・働いてくれる(4)

・支えてくれる(3) ・大切なことを教えてくれる

・育ててくれる ・かわいがってくれる ・しかってくれる

・やさしくしてくれる ・遊んでくれる ・いろいろな所に連れて行ってくれる

③ 先生 ・勉強を教えてくれる(5) ・世話をしてくれる(2)

・声をかけてくれる(3) ・注意をしてくれる

④ 地域の人 ○防犯ボランティア ・声をかけてくれる(4)

(2)

道徳4の1 - 2 -

・見守ってくれる(3)

・あいさつをしてくれる

・信号の前に立っていてくれる

・交通安全を呼びかけてくれる

○パトロールの人 ・地域のパトロールをしてくれる

○近所の人 ・話しかけてくれる

3 その人(たち)は,どんな思いでしてくれていると思いますか。(複数回答)

① 友だち ・友だちだから(8) ・友だち思いだから(7)

・なかよくしたいから(6) ・やさしいから(4)

・助けたいから(5) ・楽しいから(2)

・大事だから ・笑顔になってほしいから

② 家族 ・元気で成長してほしいから(6) ・家族思い(6)

・かわいいから大事だから(6) ・やさしいから(3)

・よい大人になってほしいから(5) ・なかよく楽しいから(2)

・幸せになってほしいから ・がんばってほしいから

③ 先生 ・将来のために(2) ・心配だから ・たくさんのことを身につけてほしいから

④ 地域の人 ・安全で事故や事件が起こらないように(5) ・やさしいから(3)

・気持ちがよいから

4 あなたは,その人(たち)にどんな言葉をかけたいと思いますか。

(④ 地域の人に目を向けている児童の中で,価値に迫ることができている回答)

・暑い日も寒い日も,毎日見守ってくださってありがとうございます。

・毎日,見守ってくれてありがとうございます。元気に登校できています。

・いつも声をかけてくれるし,道を掃除してくれてありがとうございます。

・登下校中、事故に遭わないように見守りをしてくださって,ありがとうございます。

本学級の児童は,明るく素直で友だちに優しく接することができる児童が多い。また,何事も前 向きに頑張ろうとする姿も見られる。

アンケートの結果から,自分たちの生活を支えてくれている人たちの存在として,多くの児童が 友だちや家族と答えている。地域の人の支えに気づいている児童は7名であった。友だちや家族と 答えた児童は,自分の利益にかかわったりする直接的な行為に対する感謝の気持ちが多かった。地 域の人に支えられていると答えた児童は,その人々の様子をよく見ていて,感謝の気持ちをもって いる。しかし,実際にその気持ちを具体的に行動で示している児童はほとんどいない。

地域の防犯ボランティアの人々に対しては,毎日の登下校時に会っているので支えられていると いう感覚はあるのだが,「いてくださるのが当たり前」と感じている児童が多いために記述されなか ったと考えられる。そのため,自分たちを支えてくれる地域の人々について考える機会は少ない。

特に児童自身が気づかないような地域の人々の行為や根底にある気持ちにまで気づくことはまれで ある。

以上のことから,感謝する対象を友だちや家族などの身近な人々から日々の生活を支えてくれて いる地域の人々へと広げていきたい。また,身近でも気づきにくい行為に対しても目を向けさせ,

感謝し,尊敬する気持ちをもたせることが大切であると考える。

(3) 資料について

(3)

道徳4の1 - 3 -

主人公のけんたが,遠足のために元気よくうきうきした気持ちで学校へ向かう途中,歩道を清 除しているおばあさんと出会う。けんたは,「そうだったのか。」とひとり言を言った。いつも歩 道がきれいになっているので,誰かがきれいにしているのだろうと考えていたからだ。楽しそう に掃除をするおばあさんのそばを通り過ぎるとき「おはようございます。 」と思い切って元気よ く声をかけた。おばあさんはびっくりした様子で「あら,おはよう。」と返事をかえし,にこに こ顔で見送ってくれた。おばあさんと出会い,あいさつをすることで尊敬と感謝の気持ちを表す ことができたという内容である。

本資料を通して,生活を支えてくれる多くの人々に目を向けて,尊敬と感謝の気持ちをもって 接することの大切さに気づかさせていきたい。

(4) 指導観

本資料では,おばあさんと出会ったうれしさから思い切ってあいさつをしたけんたの気持ちを とらえさせたい。そのために「おはようございます。」の後に続く言葉を考えさせ,どのような 会話が続くのか,何に対しての尊敬や感謝なのかを語らせ,児童の考えや価値を引き出したい。

また,発表をするときに役割演技を取り入れることにより,感謝の気持ちを態度に表すよさを実 感させるとともに,元気のよいあいさつを交わすだけでも感謝する気持ちを伝えることができる ことに気づかせたい。

授業の後半では,毎朝一緒に通学路を歩き,見守ってくださっている地域の方をゲストティーチ ャーとして招く。子どもたちを思う気持ちや日々の行為について話をしていただき,自分たちがた くさんの人々に支えられていることを知り,尊敬や感謝の気持ちを伝えるために自分にできるこ とを考えさえせるきっかけとしたいと考える。終末では,尊敬や感謝の気持ちを伝える方法の一つ として,毎日世話になっているゲストティーチャーや防犯ボランティアの人たちに手紙を書かせ る。手紙を書くことを通して,自分の気持ちを伝えることの大切さを感じ,実際に行動しようとす る心情を育てていきたい。

3 仮説と関連

仮説1 資料を有効に活用し,取り入れる工夫

自分たちの生活を支えてくれる人の存在を友だちや家族ではなく,高齢者や地域の人に対

して,感謝の心をもって接しようとする心情を育てたいと考えて本資料を活用した。終末では,

毎朝通学路を歩いていて児童にとっては馴染みのあるゲストティーチャーを招く。行為の根 底にある気持ちや苦労などを具体的に話していただいたり,質問形式を取り入れたりするこ とで児童の感謝の心を引き出していく。

仮説2 話し合いに主体的に参加できる工夫

ワークシートの記述から自分の考えを発表する場面では,「おはようございます。」の言葉の 中で感謝の気持ちを表現しているけんたに共感することができるように役割演技を取り入れて いく。

仮説3 自分の思いを明確にするための,書く活動の工夫

おばあさんに対する尊敬と感謝の気持ちから,あいさつをしたけんたの気持ちを深く考えさ せるために「おはようございます。」に続く言葉を考えられるように吹き出しにしたワークシー トを活用する。また,ゲストティーチャーの話を聞き,思いを知ることで,尊敬や感謝の気持 ち伝えたいという心情を高めて,自分たちの生活を支えてくれている人々に手紙を書かせる。

4 本時の指導

(4)

道徳4の1 - 4 -

(1)ねらい

自分たちの生活を支えてくれている人を尊敬し,感謝の心をもって接しようとする心情を育てる。

(2)展開

過程 時配 学習活動(〇) 主たる発問(◎)

予想される児童の反応 支援及び指導上の留意点 資料

導 入

20

1 日頃,どんな人たちに支えられて いるのか話し合う。

・友だち ・家族 ・地域の人

2 資料「おばあさんときれいな歩道」

を読んで,あらすじを確認する。

3 主人公「けんた」の気持ちを中心に 話し合う。

〇けんたは,どんな気持ちから「そうだ ったのかあ。」とひとり言を言ったの でしょうか。

・このおばあさんがいつもきれいに してくれていたのか。

・わかってすっきりした。

・どうして掃除をしているのだろう。

・お礼が言いたいなあ。

◎けんたは,なぜおばあさんに,思い切 って元気よくあいさつをしたのか考 えて,「おはようございます。」に続く 言葉を吹き出しに書きましょう。

・いつもきれいにしてくれてありが とうございます。

・みんなのために掃除をするなんて すごいですね。

・毎日,気持ちよく通っています。

4 ゲストティーチャー(佐々木さん)

の話を聞く。

・毎朝、自分の健康のためだけで散歩

・尊敬や感謝の対象が,家族や友 だちにならないように地域の 人に目を向けさせる。

・あらすじをつかむために場面絵 を提示することにより場面の 状況をイメージしやすくする。

・けんたの言葉や気持ちを考えな がら聞くように助言する。

・おばあさんの行動に気づき,今 までわからなかったことがす っきりして,うれしくなったけ んたの気持ちを押さえる。

・「おはようございます。」に続く 言葉を考えさせることでけん たの気持ちを深く考えさせる。

・発表時に役割演技を取り入れる ことにより,感謝の気持ちを態 度に表すよさを実感させる。

・おばあさんの気持ちを考えるこ とで,「おはようございます。」 だけでも感謝の気持ちを伝え られることを押さえる。

・どんなことで,どんな人にお世 話になっているか具体的に気 づかせる。その中で,ゲストテ

場面絵

けんた の言葉 の短冊

ワ ー ク シート

写真

( ゲ ス ト テ ィ ー チ

(5)

道徳4の1 - 5 - 終

10

をしているのではない。

・子どもたちが安全に登校できるよう に見守っている。

・元気のない子がいると心配になる。

・学校や地域の人々のことを気にかけ ている。

・人のために自分ができることをした い。

5 自分たちの生活を支えてくださっ ている方に手紙を書く。

・ゲストティーチャー(佐々木さん)

・防犯ボランティア

ィーチャーとして毎朝子ども たちと一緒に歩いてくださっ ている方を紹介する。

・ゲストティーチャーの行為の根 底にある気持ちや苦労を知る ことで,自分たちの生活を支え てくださっている方々に尊敬 と感謝の気持ちをもって接し ようとする思いを高める。

・感謝の気持ちを伝える手紙を書 くことで,自分たちを支えてく れる周りの人に感謝の気持ち を素直に伝えることの大切さ に気づかせる。

・今までの自分を振り返り,これ からどう接していこうか考え て実行しようとする意欲をも たせる。

ャー・

防 犯 ボ ラ ンティア)

(3)板書計画

5 他の教育活動との関連

これまでの総合的な学習の時間では,「ふれあい支えあい食事会」や「ケアセンターそよ風訪問」を通 して,仲良くなることを目的に多くの高齢者と触れ合ってきた。長く自分たちの生活を築き,支え,努 力を重ねてきた高齢者に対する理解を深め,尊敬と感謝の念をもって接すことができるようにステップ アップした交流の仕方を考えさせる。

場面絵

お ば あ さん と き れい な 歩 道 け んた

遠 足 うき う き お ばあ さ ん

歩 道 を はい て いる

い つも き れい で

、 ご み 一 つ 落ち て いな い

「 そう だ っ たの か

。」

・ こ の お ばあ さ んだ っ た のか

・ わ か っ てす っ きり し た

・ ど う し て掃 除 をし て い るの だ ろう

・お 礼 が 言い た い。

・ 声 を か けよ う かな

。 思

い切 っ て

「お は よ うご ざ いま す

。」 元 気よ く お

はよ う ご ざい ま す

。 い つ も き れ い に し て く れ て あ りが と う ござ い ま す。

場面絵

場面絵 写真

佐々木さん

写真 防犯 ボランティア

(6)

道徳4の1 - 6 -

Referensi

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第6学年3組 道徳学習指導案 指導者 小泉 真由美 1 主題名 内容項目 自分の心に誠実に (A-〔正直、誠実〕) (資料名 「のりづけされた詩 」 出典「みんなのどうとく6年」 学研) 2 主題設定の理由 (1)価値について 第5学年及び第6学年の指導内容A-〔正直、誠実〕は「誠実に 明るい心で生活すること。」