行列式の定義 置換の符号
戸瀬 信之
, 年 月 日 年 月 日
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
A
= (aoj )
3次 正方 行
× i 行 よ るり
T :
{
1 . 2,3 3
-)に い
て、3 } 全 単射 cf 置換
の E
. #
5
3 = 6 .
(
9寺 晑
といい
は) = 11 A 1
=エ
EC の)
- 9ocn 1 9 .0(2)
に 9
の(3 )
3. m n
の E
Sg f
r の
符号
、反転数
◆ ⇣
定義 次の置換 2 と < を満たす(, )に対して
( )> ( )
が成立するとき,( , )は で反転されると言います.
✓ ⌘
定義 = 2 に対して
( ) = > = ( ) ( ) = > = ( ) ( ) = > = ( ) ( ) = > = ( )
から( , ) ( , ) ( , ) ( , )が によって反転されます.
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
山 t
→
こと
icj
のcisang
,mise reste ? ; ; いで が
i.
t.MIL?sss_ ( 交点 数
」一、
の 反転
数
=4反転数
◆ ⇣
定義 2 に対して反転される( , )の個数を反転数と呼びます.反転数が偶数の 場合 を偶置換,反転数が奇数の場合 を奇置換と呼びます.さらに の符号を
"( ) =
( ( が偶置換)
( が奇置換) と定義します.
✓ ⌘
咬 点
数)
で
簡単
に らで算
できる。
反転数 の場合
= = =
反転数= 反転数= 反転数=
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
Y
3つ選 鑾
→Y
)や
) = いい し ていい2)←
を 置換
.
i : : 亹
𤇾 HI 第
反転数 の場合
= = =
反転数= 反転数= 反転数=
(Y)
に3)キ
(がっ
くに)偶 置換
.
r = の 一- E
のいて
互換
|
e :偶数
嚙 第
総和と積の記号
有限集合⌦={! , . . . ,! }とその上の関数
: ⌦!
に対して X
!2⌦
(!) = (! ) +. . .+ (! ) Y
!2⌦
(!) = (! )· · · (! )
を定義します.
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号 -
wj
いJcwj
)t.nuの
添字
] 付け
に よらない点集合
{ , , . . . , }の 点集合全体の集合
⌦ :={{, }; , 2{ , , . . . , }, 6= } を定義します.具体的には
⌦ :={{ , },{ , },{ , }}
⌦ :={{ , },{ , },{ , },{ , },{ , },{ , }}
{1,23=9-2,1}
キ1 Rn = f c
= ー
いし ?
were _
#di 6 .
r5 : - . - 、
点集合による符号
2 に対して
˜
"( ) := Y
{,}2⌦ , <
( ) ( )
例えば = のときは
˜
"( ) = · · · · ·
= ( ) · ·( ) · ·( ) ·( )
= ( ) = +
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
g nkfs
" が で)が
o命
o oが
oの井
~
全単射
定 戦
できてfk
・ → r4 -) Aawell- defined には3 1-)
や
CD ,のcj ,3点集合による符号
{ , }2⌦ のとき 6= から ( )6= ( ) 従って{ ( ), ( )}2⌦
#: ⌦ !⌦ { , }7!{ ( ), ( )}は全単射
˜
"( ) =±
˜
"( ) ="( )
T :
単射
.d
←
the
置換の積
,⌧ 2 は全単射
: { , ,· · ·, }!{ , ,· · · , }, ⌧ : { , ,· · ·, }!{ , ,· · · , } で,その合成
⌧ : { , ,· · · , }!{ , ,· · · , } 7!⌧( ( )) も全単射で
⌧ 2
これを⌧ 2 と記します.
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
問 匙
E(な) = ?
全
単射 全 単射
。全
単射
・積 で 醶 (
の 02二)の
の は2の
)結合 則
を満たす
、x Y 全的 単射
y な 2
:go J
も全射
xfy で z 単射
.-
goj
⑤ - 習
置換の積 例・結合法則
例
= , ⌧ =
のとき
⌧ =
結合法則 , , 2 に対して
( ) = ( )
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
oooo
8
0 00 0
0
〇 〇 〇 〇
、
置換の逆
2 は全単射
: { , , . . . , }!{ , , . . . , } ですから,その逆写像
: { , , . . . , }!{ , , . . . , } も全単射で, 2 であることが分かります.このとき
= =
が成立します.
=
name
× Y と 一
g
。f
: x →×
g. gi と
→く g が 8
の逆 写 「 '
墍 蟵 ジ 災
一意 性 g
=が
さ が 全 単射 も な 逆
が存在 する
_
総和と積の記号
有限集合⌦と写像
:⌦! , :⌦! があるとき
Y
!2⌦
(!) (!) = Y
!2⌦
(!)
!
· Y
!2⌦
(!)
!
全単射':⌦!⌦があるとき Y
!2⌦
('(!)) = Y
!2⌦
(!)
X
!2⌦
(!) =X
!2⌦
('(!))
1
キロ=n
-"
cnn.TL
上の 内数
、に、、
一一
、
いけ
.name
→ 爽
=新
nnne
ない
@tGcw.sg
cwp)
- _ - はいいよ
くい)
= JCW、1 -- J(Wu) -
Ist
go.sigcwn)
JoyCW) こ た
置換の積と符号
◆ ⇣
定理 , 0 2 に対して
"( 0) ="( )"( 0)
✓ ⌘
"( 0) = Y
{,}, <
( 0)( ) ( 0)( )
= Y
{,}, <
( 0( )) ( 0( ))
0( ) 0( ) · 0( ) 0( )
= Y
{,}, <
( 0( )) ( 0( ))
0( ) 0( ) · Y
{,}, <
0( ) 0( )
= Y
{ ,`}, <`
( ) (`)
` · Y
{,}, <
0( ) 0( )
="( )·"( 0)
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
R
時
n~
ど
が
いない で 3
=
一
ftp.go が
-_- The
互換の符号
◆ ⇣
定理 互換⌧ = ( `)2 に対して
"(⌧) =
✓ ⌘
隣接互換⌧ = ( + )に対して"(⌧) =
< のとき
( ) = ( + )( + + )· · ·( )
( )( )· · ·( + + )( + )
3 4 5 6 7
3 4 5 6 7
た、e
で こ た
よ きた.io
なにj
い 1 ○ 簎 ジ 111
→
3 4 5 6 7 rzl
恢成
E4
3 7)かた 1
互換の符号
◆ ⇣
定理 2 は有限個の互換⌧ , · · · , ⌧`の積(合成)として
=⌧ · · ·⌧` と表せます.
✓ ⌘
証明は に関する帰納法によります.
( ) = のとき⌧ = ( )とします.このとき
⌧ ( ) = なので ⌧ 2
従って
⌧ =⌧ · · ·⌧`
を満たす互換⌧ , . . . ,⌧` 2 が存在します.⌧ = なので
=⌧ ⌧ · · ·⌧`
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
○ 隣接 碝
、Su-1 t
- - w
任意
の置換
は アミダで超 見
できる」- -.- が
薄
稲
。_ 。
互換 を
、、
○
互換の符号
◆ ⇣
定理 2 が互換の積として
=⌧ · · ·⌧` =⌧0· · ·⌧`00
と 通りに表現されているとします.このとき`と`0 の偶奇は一致します.
✓ ⌘
ECの)= C-1)9 =
almost
El' C mod 2)
巡回置換
,· · ·, 2{ , ,· · · , }はお互いに異なるとします.
( ) = , ( ) = , . . . , ( ) = , ( ) = と
( ) = ( 62{ , , . . . , }) で定義される置換を = ( · · · )と記します(巡回置換).
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
←
nn
て
n n←
→
の二 ( 1 3
、
9 74 ) ESq
/ t
/
「 ' ヽ」 の(2)= 24 3」
「(5) = 5
T
9 7 s巡回置換
◆ ⇣
定理任意の 2 は巡回置換の積で表せます.
✓ ⌘
=
✓ ◆
を考えます. から始めて で動かしていくと,
! ! ! ! !
と に戻ります.さらにここに現れていない数 , , , のうちで最小である から始 めて, で動かしていくと
! ! !
と に戻ります.今まで現れていない は ! とそれ自身に写ります.このこと から
たん
ー.
ない
ii 、2. . .
y 演習
888 の の
まじめに3でれ て いい
順
→ ( 1 3 9741 )
集
、 nr 合
(2 G5 )
rhn per
巡回置換
巡回置換は互換の積で表せます.実際, ,· · · , 2{ , · · ·, }がお互いに異なると するとき
( · · · ) = ( )( )· · ·( )
が成立します.これは次から分かります.
( )( · · · ) = ( · · · )
戸瀬 信之 行列式の定義 置換の符号
←
.
→
た Es
mini (1 3 9 7 4)
h
に
い こい いいいいいろ)
れ た
2