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音楽教育における「日本の音楽」に関する諸問題

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縫矢:轟ン楽教官ξ二おける「難本の音楽」に翳する言萎霧琴題一難本の萱野楽教書の穣本的な毒表換をめざして一 7i

音楽教育における「日本の音楽」に関する諸問題

   一日本の音楽教育の根本的な転換をめざして一

降 矢 美彌子(音響轍翻

はじめに

 髪蕃本の学校音楽教育の最も大きな開題点を,覇 治以来の霧瞬の伝統から懸:絶したところでの蓉芽羊 音楽偏重の音楽観にあるとする見方は,今彗では

多くの人々の支持するところとなっている。

 難§暮年代から,主に浸潤の鰹からこの靉靆に対 する撹醤や新しい教奮実践が重ねられ,一方,文 郭雀の学欝指導要領においては,本質的な音楽観 の転換はいまだ晃られないが,曝秘33年,軽奪と        くセをまうそれまでに比べて「舅本の音楽雌の綾羅づ鯵が強

{ヒされ,轟轟5韓52年1度の改藝yで1ま若干の{愛退も髭ら れるが,全捧として「ゆと詳)ある完美した学校生

〜書」を§蓄養すなかで, これ.までどちらかと讃えば 芸縛重音楽的書嚢圭或が申・むであったのiこ醸えて,段誓谷

音楽的領域「郷土の音楽」の綾羅づけが増して魏

る。

 学校音楽教育に隷ナる噛本の音楽ゴの経葦1題は

我寿ぐ籍…嘉こ‡ずける今蕪の最も大きな其通の言肇題と請 えよう。

 難稿では「蔭1本の春楽誰をめぐる投会的音楽環 境と子どもたちの環状,「聾本の音楽」グ)学校音楽 教育における位置づ1ナの変遷と現場の諸開題,教 嚢養絞大学にお締る「騒本の音楽」に関する諸問 題を考察し,舅本の音楽軟膏の今後の展望を模索

した転注と建玉う。

さえ与えれば遅解する能力1ま充分季寺っているが,

藍彗常生活のみからではその機会は極めて少なくて,

      {建碑愛肇解することが難しい。ゴ

 繕穂艦年度の学饗指導要鎖改爵で「嚢本の音楽」

       ぎゑむグ)箆鹿づ諺が強此されたが,そのことが幾会,音 楽罪,享受育界に大きな韓菱垂爽を擾1デカ・け,改i婁ぎにと

もなって背なわれた音楽講習会がマス・コミなど によりセンセーショナ声レに幸嚢道された。「藤本の音 楽」が教!育の場でとり上げられること農{本が珍ら

しく審異に感じられるという軟泥や,「曇本の音楽」

に録する蔑視や編髭すら縫合に存在していること

 まアき

を括擢多したいと思う。

 霧本の場合,無常的に「嚢本の音楽3に接する 機会は極めて少ない。抵会的音楽藻境は大鷺の音 楽権好に大きな影響を孝寺って いるが,その中でも 最も大きな影響を持つマス・メディアの歓送にお 静る「響本の音楽盛の放送量を調べてみると次の ようになっているe

       ぱラざぽ 園奪 略本の音楽雌と洋楽系春楽の放送量%繍

洋楽系音楽 §3移73警

F斎欄2i蟻蕪ジや幅〈憲〉

g本震蓼繍

亙 喰本の音楽」をめぐる社会的音楽環   境と子どもたち1含む大学生)の現状

↑.被会釣書楽瑳境

 第憩1醗ヨ本音楽教育学会の分科会C野音楽教育 における1慧本の伝統音楽」で.霧会者の所縁する 大学の学生について次のような鞭告があった。ヂ学 生は一般に伝統音楽に接する機会が少ない。機会

昭稽留奪8鷺2羅1麟〜8年・13鍛蜘の一遍鶏分数送量

 緩至は全羅教送としての醤登Kに鰻つた歓送量 についての講査であるが,「騒本の音楽涯の放送量 の少なさには驚くべきものがある。また,今轡集 誹しなかった疑劉歓送では,ポップス・歌謡麟な ど洋楽系の音楽の放送が大量にあるので,現実に はこの幾三筆はさらにぴ・らくものと思われる。

 さらに,この様に罷欝的に少ない「醤本の音楽珪 の歓送時縫帯は,生経や学生の視聴薄能な時縫帯       で むきとかな蓉ずれているとする調査穀告がある。この 調査では中学生と大学監を対象に嚢本の伝統的な 音楽の識甥講査を行なっているが,結栗は長曝,

(2)

72 福島大学教官実践葵舞窺紀要第2簿 髄2堵瞬

義太夫簸,地歌の識象1はすべて憩%以下とな一)て いる。これらは,少ない「農本の音楽ゴの数送量 の中でも縁奢紅少なく,叢叢響1墨の低さにその鼕鼕鷺が箆

られると述べられている。

2.子どもたちの現状 小学生について調べてみたい。

馨2 子どもたちの麿楽疇好舞) 漁墨 晒晒

C善プンゲ5%そ磯亀里%

︑⁝⁝⁝﹂その難 欝%

︷§

わ曝ぺうた 4妬⁝ ⁝      琵考ークソング8%

歌謡慈§%⁝5︷一⁝些魑蒙 欝霧

M泌C ソ i 鵠賜

欝諺㌶ 総鑓ll雛解職総

名書勝納の率学き年鑑実像     ポ」ヂ歌詞∫発声盛など「美を慰むない」ダこつ締       いだ1の露葉で遜べられていると銀告している。

 少し古いデーターであるが,調査によると子ど もたちの音楽嗜好は圧縫的に洋楽系の鳶楽である。

また,子どもたちの音楽嗜好の簿%透くをしめる グループサウンズ,テーマソンダ,CMソング,

フォーク,歌謡麟1ま,その懸とんどがテレビを通 して子どもたちの耳に達していると述べられ,歓 会的音楽環境の子どもたちに与える影響の大きさ

が韮蠹毒されているが,礎姦で1まこの{壌向はさらに 強まっていると考えられる。

 中学生のε羅本の音楽盛につ碁ての調査澱告を 調べてみると次のようになっている。

 竃穂33年度改詐の鑑賞其通教材 についての調査 では,鑑賞共通教材(2雄1,内整体の音楽3は

「春の海ノ越天楽∫今掻∫越後舞畢∫江差邊分」

の5霞勧の露象深い麟についての設闘では,「lii本 の音楽」は約i8%の支持1を受酵たにすぎず,中で も髭較的共感の持たれやすい標題音楽的な鐸品

「春の海」をのぞくと,その寅祷率纏わずか6%と     ごおカなっている。

 きらにこれらの「露本の帝楽」を学習したこと についての感想を調べてみると,意義ありとして いるもの騒.婆%.意義なしとしているもの58、6%

で,意義なしとしたものの方がとまわっている。

「農本の音楽]についての懇懇文の要約の主なもの は次のようにまとめられている。

①親しみにくい,なじみがない,理解しにくい,

 聴く機会がない,よくわからない。

②藪洋音楽と姥鮫して攣.講である,テンポが遅い,

 追力がない.1ナズムがわからな雛,一般的に暗  い, じめじめした感蓼がする。楽器の壷が単叢霧  で聴きなれていな雛,縁む旋律の反復が多く変

 {ヒ1こ乏しも浬, 夕磐藍蚕の一薄楽のように 琶・ノ}・ら感墾毒し

  ない,なる馨どと患うがすばらしいとは懇わな  い,環我:の感覚にあわない,{薄を表現しようと   しているのかわからない,など。

 となっており,「馨本の音楽」に共感を持った生徒 はごく少数であると遠べ,結論として一般的に「伝 統音楽」が現代の抵会といかに遊離していて,な

。じみがうすいかを示しているとしている。

  この調査では, さらに毒筆轟響義東部の中学校護7校

 昭穣襲葎度改憲の鑑賞其通教材については,鑑 賞其通教鐘孝の申の「躾本の音楽j Aと,調査一書力寸

「畦本の膏薬盛に興味を鋳たせるために選課した憂 代轟本の著名な作懸家による「現代の礬水音楽」

       をねむ}3に越する反応度の比較撮欝がある。

講査曲i隼A三麟合奏騨塁季の醗めゴ      8懸宮芳生「争供の領分」

      武満徹「ノベンバー・ステッブス」

   2隼A長  唄「小鍛治」

     B渡透漉入ヂ野人…

      夕紅妻権三三「ラプソディゴ    3年A義太夫籔「木遣の段」

     B蔵灘1 徹薪ノベンノく一・ステップスヨ 講萱録象 中学至孝173入,2隼玉欝人,3年霞入  A,Bの比較結果は,表垂,2の遠離であるが,

野ξ墨水の音楽」についてどのように考えるかの毒 虫舞文の要約は次のように報告されている。

①嚢洋鈴音楽に髭べて一一鍛に単調で邉力がない。

 30、9%

◎接する機会が少ないために緩しみにくく理解も  できない。、2i.§%

③嚢洋音楽と異なつ妊体の良さがある。大難に

 したい。2歪、6%

 以上のように中堂堂は嗜水の音楽盛に対して なじみがうすく,否定的な露象を多く待っている ことカずわる・る。これは欝欝嚢勺に「糞本グ)音楽藩1こ

(3)

鋒失:音楽教官における爆本の音楽」に鞣する諸観題一残本の音楽軟膏め壌本的な転換をめざして一 73

接することが羅難である舞本の被会的音楽環境に 斐フ大きくかかわっていると考えられる。

表1 どちら{舞曲炉好きか %

i 一 2 、 3

A 26 i8.2 26.8

B 7凄 8董.8 73.2

表2 きらいな麟についての懇懇%

i年 2年 3年 変 建 な く 退屈 魂2.婆 逢7.2 薦.i

憂{受とか鋒離れ蓬i鰐し1こく難 §.6 M、5 珪.2 うたがあるので嫌い 玉9.2 ii、8 2.8 そ    の    勉 欝.§ 3.6 i.婆

 さらに大学生(福鶴大学教育学部小学校課程/

について調べてみたい。

A 「覆本の音楽誰(主として伝統書楽〉の修験と憲         ご  い

 識についての講査

講萱海容①ヂ駐本ヂ〉音楽3ξこ轟彗する■∫㌔学事交から講…校

     に至る学校軟膏における体験     ②織本の音楽ヌこ絶する現在の体験     ⑧横本の音楽虞こついての意識

    ④宿木の音楽盛の学校教畜に趨量る盤羅      づけ

講壷麟象二編島大学教育学部小学校課程3年生

     約2騰名

護登方法散材麟究の授業麹こ開題紙を嚢鎌耗,

     季菱馨凝叙した。

講蛮隼欝欝二昭報57年6弩末〜7舞 園  答二男子磐名,女子83名,訂鴛6名,

     縁答率 約§7%

考  察二

 表3からこれまでの学校音楽教育におけるド霞 本の音楽淫の体験1二ついて講べてみると.すべて 複数縷答であるのにもかかわらず,どの分野もど の華華菱を驚いても5§%を越える{本験はなく,わず かに「器楽もの」の統計で小学校,中学校でレコ ードによる体験がそれぞれ?7%,欝6%であるの にすぎない。

 また,当時の中学校の鑑賞其通教韓に指定され ていた長曝(浄躍璃1を除いてドうたいものゴの

{本験が金棒的1こ極端に少なくなっている。

 表垂から現存の修験(毒らすすんで聴く〉を調 べてみると,購じく複数罎答であるのにもかかわ らず,瀦%を越える体験はなく,わずかに総会芸

鯵譲勺な分量予の総講・を叢㌻半妻室の学生寿町裏としてテレ

ビによって体験しているのにすぎないG全体的に なま演奏による体験が少ないが,茎難土芸能の分野 では分野の特質、L,若干なまの体験の建率が多く なっている。

表3 これまでの肇本の音楽ゴの体験 %執麹 俵3,表奴ますべて複数繕答/

う た いも 雛芸鞭なも跨 一圭薯

ぎ誰Nヒ 雑 穣

長 小 瓢勧 浄 凝 一文

∫1・

鎚 盆 念 蝦 盆 幾

ノ1・

纏 穫

t罫 昧 箏 ズ瓦 ・;雪耳

U

㍗晃

云 簸 鴛玄 蝕皿

警筐医

蕪コ 冷命聾ア 罪董楽 鼓 曝 曝 南酵 轡1 璃 轟 楽 装

曇ζ碇

罷 能 訣a二一諒

なま

3 § § §

i 2

2i i

︷︸

2 i 2 2 茎了 3毒

堂簸㌔塀

1む 1?1 1醗 151 1纂 121 1創 !71 懸 懸 1玉1 /至} 婚1 12! 151 噸 纈 轡/重1 12/ 17季 /2! 縫1 雛} /覇

二罫

レコ

i3 玉8

ヲ岬

2 5 里董 哲ゴ § 77 2 ラ︺

2 3 クー 2 § i § i

i

︸ド

ぎ3} 蓬曇 1墨! !21 /61 懸 勲 17/ 121 麟 癖 纏 建1 121 !2! 17} 121 121 !璽1 1欝 斐21 麟 癒 な茎 A/ ?一 § r3 §

2 玉7

︵︸ §

4 3 § 哩∫ 5 2 i 2 § 9

演奏

131 {轡 燈1 1繋 131 織 嬢 幽 翻鰯 纏 纏 麟 151 織 旗 噸 轡 麟 麟121 1欝 121 麟 謝 懸

『子:

レコ

22 2 29 3 § 23 29 i36 錘 3 2 i 3碁 重2 2 門/ 2i i 2 2 i ︸ド

ゴ21 纏1 雄1 ζ鍛11辮 纏1 ほ1 !211欝 建! 護1 1雛 {聾 韓/ 1董1 /董1 121

なま

2 3 2 2 3 § 2 2 i i 5 童3 演葵 151 171 /31 纏!

癒 餅 ほ11至/ 1蓋1 聲51 婚1 鐙1 12峯 蠣 謝 121 1茎1 15! 嬢! /31 13/懸1 1{糞 織 曝

レコ

2 2 § i i2 r3 § 5 § i

⁝トー

孟31 !31 {奪1 謝 鰯{壷1 1繋 懸 麟 絡} 麟 継緯1 1繕 緯1 運} /71 鰯 鋤 1茎1 /?! 轍 織!蟄 鋤 繕 鰺! {瀞

(4)

7蓬 福島大掌教育実践講変紀要第2§ 蕃{露2隼讐鐸

表4 現窪の「澄本の音楽」の体験 %執繋

分   器  楽  も  の う た継もの 癒合巍巍鯵 郷土芸能

    =

@ 野}

  蕪

麟弓 段八 篠笛 舞琴

三懸合奏 望王yヒ

̲亜@

雅楽 穂太鼓 小髭 長曝

ノ1・

蟻畷

なにわ簸

声覇 浄麗璃 霧海

小舞

文楽 諏舞装 狂舞 小講 麺舞

盆の芸能 念仏蹄彗 撰叡豊盆

Z癒ヲの懸廿  廿コ耳  コ可

¥能導

疑壬∈昏凝︸

小糞

2韓1 §織 む緯1 2縫1 9麟 9織 §癖 §1奮 91⑲ 5121 男女 登継 曇継 尋韓1 登麟 書麟 書纈 套/創 警ミ雛 男女 彗鰯 21薫1 9鐙1 奪麟 男女 5/21 ○麟 2護!

轡 § 欝

ィ1職漁

書癖 男女

なま演奏

護麟 8/?/ i癒 7娘 β1癖 §繊 §麟 212! 婆/3︸ §151

25 曇纈 §麟 2麟 2121 §纈 難懸 ○癖 i姪1 2/31 2121 蓼麟 玉織/ む醸 3繊 2121 畦131 達/31

,封、鑑 書癖 29 テレビ

2欝 畠麟 毒/癖 §121 ︷︶美醜 21至1 今織 2鍍1 2縫/ §繕 一勢 2鐙 §麟 今鐙1

21璽}鯵1§ 21i/ 尋織 §鋤 ■墨 暮121 s/21 s12i む1醗 ■男■女 巷鱒1 9翻 9謝 § 套 書

ネ鋤纈

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ラジオ

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懲麟 隻/舞

i2 i雛

暮︷覇 嘆13! 716! 紛織 春151 認麟 欝︷81

ii

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欝︷簸 i鱗 達麟 赫懸

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5 玉 2

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§癖 難/澹

2轡 21i/ 暮/︷︾1 ○沿1 §麟 春癩 む織

導韓1麟 導/懸 男女 2!董1 9纏 §鐙1 看 §

D幽 旨

暮!窃 馨緯1 む癖

■男 む1繕 蓼麹 馨鰯 奪纏 男女 蓼懲1 轟纏 春麟

む 台 む P藤㊧}鐙1

○麟 男女

レコきド

312︸ il舞 馨鞭 212! 今織 碁1§1 §織 i/影 曇/窃 魯懸 各麟 il舞 隻!il 春鯉 娠癖嚢餅 9翻 鼻癖 毒纏 2131 春瀬 尋緯1 毒鐙! ︷︶麟 §簸 む1繕 ○纈 ○織

毒 む ○

D鞍艦麟

i/i/ 亜種!

轡麟 警麟 ○織 §1︷︾1 む癩 磐織 §麟 導繊 籍緯1 2獲葦 男女 曇㊧1 暮織 尋囎

○ 愈

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套癖 奪麟 9醸 男女 ○礁 奪鱗 台鰯 書姻 男女 2錘1墾鯵/ ≡ 愈麟

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ル灘1 ξ

§1奮 暮鋤 9麟 9噸 蓼麟 毒纏 奪麟 籍婚多 春織 魯 2

モ②

2121

塁 む 2暮

P3魏麟

垂1隻/ 27

 文章露答による「馨本の音楽匪に関する意識を 要皐匂してみるとおよそ次のようにまとめることカす できる。

/響 これまで「経本の音楽ゴについてどのように   考えてい豪したか?

○賠1い,陰湿である,息苦しい,奇異である,テ  ンポカ薗遅く隠のびしている,退羅である, あき  る,意味がわからない,など。2§%(3ε入〉

○段本の音楽の一分聾が碧き。

 (箏は好き蔦入,尺八は好き7人,わらべうたは

 妻子き5/k〉 i§%(27.人〉

○生活をかけ離れた苦い音楽,著者と関係ない老  人・中高隼の音楽。i7%(盛人〉

○聴、きたいと思ったことはない,聴、くのに辛抱ンゲ  必要で苦痛である。鴛%(憑人〉

○影響本の音楽涯について考えたことがない。(ヂ馨  本の音楽葺と飽の蟹の音楽を分けて考えたこと  がないの意見も含める。擁。%韓2人〉

○橿父,罎1母,父母などが鼠講などをやっていた  ので,幼い頃から箆濤の申に「曇本の音楽」が  あったので比較的抵魏はない。(しかし,「恥か  しいもの」とか「貧しい音楽」と考えていたの  意見を含める。〉3%権人〉

○お正簿になるとやるもの。3%(彗人/

○過去において完成しなくなっていくもの,発展  性のないもの。2%(3人〉

轡 教材醗究の授業で「霞本の音楽」を意識して   聴いてどのように慰むましたか?

○暗い,不気味である,異報感がある,こっけい  だ,つまらない,瞬がありすぎて闘のびしてい  る,ダサイ,耳が受けつけない,聴いていて精  禅がイライラした,など。20%(25人)

○器楽はまだいいが,唄が入ると全然わからない。

 i3%(i6人/

○最後まで聴くのが著痛,早く終って欲しい・楽  しいとかもう一一度籍懇きたいと.慰わない。蓑}%

 (鴛人1

0やはり嚢分は羅水入なのだなと縫覚した,ゼ鍵本  の音楽3も多様にあるのだなと怒った。5%

 (8人/

○なまで蓮徳蜂ばそれ程退屈ではなかった。垂%

 (5人/

 なお,この設題に対して,「露本の音楽」を聴い て気分が悪くなったので,裏、1なおしにヂフォーク」

を聴いたという騒答があった。

 次に,学校音楽教育にお1ナる「籔垂木の音楽」の 位置づけに関しての文章繕答を発てみたい。

(3!これまで小学校の音楽教官で「経本め音楽3   をどめように援うべきだと考えていましたか?

○特に考えてみたこともなかった。(音楽はドレミ  だと思っていた,茜洋・慕本など区賭したこと  もなかったなどの意見を含む。〉鱒%(5§人)

(5)

降矢:音楽教奮にお馨る「轟本の音楽」に縫する諸縫題一喜歪本の葺棄教膏の根本的な転換をめざして一 器

○文部雀指導要鎮通客多少ふれる,レコード鑑賞  で若二F聴かす程度でよいと患っても溝た。2(〉%

 (2達人〉

○やらなくてもよい,小学生には樫解不可能だと  思っていた。6%(7人/

○響本人だから教養として若干ふれるべきだと思  っていた。2%(3人1

(菊 教材醗究の授業を憂雛て、現蓬小学校の音楽   教育で「欝本の音楽」をどのように扱うべき   だと考えていますか?

0大学生になってからでは耳が受けつけないので

 ■1、学生の麺蠧毒・らもっと農然に{葦嚢…1の音楽として

 親しめるよう大きく取り入れるべきだと思う。

 講%(62人1

0まずわらべうたから入るとよい。懇%(2春人/

○なまでふれる機会を多く{㌻るべきだと患う。1歪  %(鍾人/

○鑑賞だけでなく,演奏させる楽器として邦楽器  を取礁…とげるとよいと思う。i{)%韓2人}

○教纈がまずよく難り,ちゃんと演奏できるよう  になるべきである。7%(§入/

○少なくとも蕗洋音楽と婦等に握うべきである。

 5%(§人/

○蒙でわかっても鴛定誤算こ考えら教ない,取り入  れる方法がわからない,爆存すべきものではあ  っても,楽しめないし取零入れる必要はない。

 小学生には理解不可能と思う。i%(2入}

 文章騒答による纏本の音楽雌に関する意識と 学校音楽教育1こおける位置づけ1こついての欝1答を 見てみると, ■鈴懸墨沃1ヒに「蕪本の畜楽」に気重して 匿1定的・秀定的なイメージを持一)てお辱,拒駐本の 音楽」そのものについて意識もて考えたこともな い簿ど無縁の生活を送・)ている学生の多いことが わかる。

 このことに麗して,鱗本の音楽に対する錬遠は 教育の姿勢によ一)てつくられたもので,「露本の音 楽ユに対してのまったくの無知がますます錬遠や 遍小言寧懸を生んでいるむ しかし教育によって馨…ら

れた錬遠はそれほど徹底もしていないし永続きも しない。最近では文藻雀宍身が霞本音楽の教韓を 導入したりしているので,無惣一無関心から少し ずつド接する機会のある状溌」の方海に政善され ているので,若い入でi樗楽を婁予む繧海が急に鐘嚢著       ぐを めになって来たように思う。螺とする意見もある。

 しかし, 毒羅査の葉書象になった学生1ま, 轟轟孝嚢蓬蓬奪三

度の学習振導要頻改訂において「薩本の音楽」の 泣羅づけが大きく変わ諺.鑑賞…彙選}教材 が大霜墓に 入れ替えられた以降ぴ)音楽教育を受けた盛代であ るのにもかかわらず, 全{奉としてこの葵蓑に貧しい

「嚢本の音楽」の体験や意識しか持てていないこと 1ま多くの羅題を諺謹唆していると考える。義々1ま,

義が国の二音楽教育のかかえる最も大きなこの縫題

につ紅玉て, もっと義兼虚1こ馨蔓水力・ら寄食霧重し直ド鋭/くき なので1まあるまいか。

 調査では約2舛撰銭の教軽羅究の授業で「嚢本 の音楽章について若手の矯識を得・た聾,なまの演 奏C≡三昧線とうた/醜塗購衣)にふれたり,実醗 に箏にふれたりする{奉霧嚢を経た後で1ま,その沓楽 観にかなりの変化があらわれていることがわかる。

 このこと1ま,「農本の音楽ゴのi鞭!育が単1ユそ穀を 導入することではなくて,本蟹的な意味で質の趨 い内容を持つことの重要韓ヨを示唆していると考え る。また学生も遽べているように,質の高いなま の演奏にふれたり,虞際にド舞本の音楽盛にふれ ること1ま, この場合名筆1こ大{雰なことだと考える。

8 わらべうたと郷土の民{谷芸饒ζこ関する…鐸萱 講壷内容1わらべうたと綴圭二の裟俗芸能の体験と      その{云プ劉について

講変繋象;編島大学教育学部小学絞課程3年生      約2倉暮名

調査方法斗教軽羅究の授業時に問題紙を配布し,

     後髪輩繰醸した。

調査年月欝1昭薦7年』3月〜磐1

答畢男子彪名,女子詑名,誕襲名

  東落し多毯プヲ鐵身8{}名

  (癩島藥出身者58名を含む〉

  飽窮察出身錘名   縷答率 約47%

結栗と考察二

構 わらべうたの体験について

表5 わらべうたの伝承者 %似1

一男

︸︸

キ⁝

イ、 9%91 自%1揃 ︸︸ 2%/磐

雛鍛  寂寂 父母 父母 父母

8%!2!1 35%19/1     ミ蔦%14/1 3§%ξ911     }義%1繋

畦%轡

○%ゆ1 2%{21

35%/董3/  23%12聾

酬灘

(6)

福島大学教響実践嚢葺甕紀要第2簿

蟹3 わらべうたの伝承鉢験 髭似1

ある 50%12茎/ ない 5倉%⑳ ある 7i%繍 ない2§%/董5/

閣4 わらべうたで遊んだ体験 蜘締

表ε わらべうたの種類 鷺韓

騒旨

男  女  誹 1

絵なまはやしうた・となえうた

@  か  き  う

@   わ   と

@   鞍   つ

たびき §2錫難、盤%麟簿%鰯

翻鷺 灘i

お馨纂 手んあ 孝 ん鑓 や き玉めび  譲㌦  鬼そ

ll鱗灘瞬劉

§8%霞l l玉総%毒類§8%毅i

       i   l

玉鱒%囎  繋%1蕎墾 鶴舞勇麟

       }

ない2彰牽

蓑7 わらべうたで遊んだ隼齢 %休/

      煙  鍵

N 令 男   女

小学校入学頃まで

@〃 低学年〃

@〃 中学隼〃

   ≠V%!3/i2%!il   亜27%(難37%隙

R7%麟萎%麟

珪%④

R2%麟 Q9%難  〃 高学年〃 欝%峻27%鍾璽}i§%鐡 それ以■と2(}%露li8%1鱗i8%/董71

表窪 覚えているわらべうたの趣致  麗1鱒

姓. 溺 男    女   輩

欝麟未満 堰 ̀20葭 Qi〜鎗麟 Ri〜鈴懸

5§%鱒鋒暢!欝 Q9%膿  5蓬%懸 桙V%171i i2%織 宦痘ル  蔦%181

35%縫 H3%藤

¥尋%/董3/

a当

 図3,尋,表S〜8でわらべうたに関す観本験 を調べてみると,男女とも鱒%鍛、匿二の学生が遊ん だ経験を持ち,まりつき,お手玉では男女差が若 干見られるが,男女とも多くぬ種類のわらべうた 遊びを体験している。そして,それらの多くは,

男手驚%,女子毅%と主に母系(鑑母,縁1から 伝承されているのがわかる。

 わらべうたで遊んだ経験は若干女子の方が多く,

給毅隼鶴舞

女子の27%は小学校の嘉学年頃まで,わらべうた で遊んだ体験を持っている。男子は低学年〜中学 年頃まで遊んだ体験を持っている学生が磁%と邊 主鋒数をしめている。覚えている懸萎変は男 女で差力ず あ弩,男子は半数が鎗慈未満となっているが,女

子はi(建態〜飯)麟がその華勺半数をしめ,3奪〜蚕}麟も 董5%ほどいる。

鱒 揮土の芸饒や渓謡につぴて

翻5 擁土の芸能へ紛参簾 惣λ1

阿一露

な紅≧3童%鐙釜

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ある 85%{嚢1 な睡露 表9 郷土の芸能の種類

  麟

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    縫  警青鸞  類貧 お ど鯵

露6 郷土の民謡      %嘩ll

        る 筋馨3/う罐も麟        る67%鵬}ゼ一生鰻塑

表袴 郷土の残語の伝承考 %妹/

纏 糖  男

]−

機  父蓼%1創10%1窃1○%1癖1

 羅堂の芸能や残語について調べてみると騒S,

6により福島という員墾豪性にもよるが,男女とも かな穆高い率でそれらが身についていることがわ かる。しかし,豊富な舞鍵谷芸能を言馨るこの地域に して1ま,繹土の芸能で奉験1ま貧弱でその大半が盆お ど鯵となっているのは残念である。また,里謡の 伝承は,表i毯こよると生活の中からというよ鱗ま,

主として学校やテレビとなっているが,これも残 念な現象と思われる。

 なお,わらべうた体験と密接に纏わりのあるテ レビの視聴,お縫いこ,塾の俸験についての資料 を,表簸,i2,鑓7,8に示した。

(7)

鋒矢二音楽教官にお酵るF露本の音楽」1こ絶する諸講題一騎本の音楽教育紛根本鶴な転換をめぎして一 77

表雛 テレビ授聴麗始時 鶉鱒

姓  溺

幼稚園から

嚢3%瞭 87%軽罪/ 8§%麟

・1・学校転学鋤略

7%麟

i3%/71 i玉%1舞

豪華2 幼年時のテレビ視聴暗闘 %韓

       ぎ を行なうことの重要性を主張してお琴,嚢撰の伝 統から音楽教欝を行なうことの重要性は,今欝多

くの音楽教官家の一致するところである。

 それでは,懲本の音楽」は騒本の学校教奮の中 でどの様に痙置づ諺られてきたのか,文部蜜の学 習振導要領によって調べてみたい。

・酵闘  難儀  男

董時醗獄内 i畦%織 茎7%⑨

欝%難

圭〜2時鷺 2§%懸

25%鰭 27%騰

2〜3時畿

2逢%麟

蝿%麟 36%騨

3時醗雛上

33%麟

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2i%騰

図7 お纏いこ体験 %鶴

茎.文藻省「学習指導要領メこお響るε経本の費 楽」の綾羅づ暮

男 ある鱈%12韓 な い52%醜

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ある 73%1灘

ない27%懸

騒窪 塾鉢験 %妹1

幽魏魏建糞 な い  7嘆%醗

女、 ない52%雛 1

    一

 これまで,掌生の主として霞本鐙伝統的な音楽 に関する実懇について調べてきたが,比較瞬象の

資料と して学生のノ卦学童交から講鋒交までと, 麗在の

畜楽生活の実態に関する調査鞍告を後に添えるも

   ぐ  む のとする。

 これまで考察してきたように,馨本の櫨会的奮 楽状溌は略本鐙音楽」に接することが極めて羅 難で,子どもたち1ま糞婆本の量董楽」から窮鯵離さ れたところに生活しているため,現場の主要な開 毛・は現在のところ,どのようにすれば「薩本の音 楽3が子どもたちにヂ抵撹なく∫捲i否反感なく盛 受け入れられるか,という段霧である.

豆.学校音楽教育における魅本の音楽」

  の位置づけの変遷と現場の諸問題

 今糧1紀に入ってからヂ音楽は人懸にとって第2 の言譲である」ところがら,鴬語教育と講¢よう に音楽も糞国の伝統(わらべうたや疑謡1から音 楽教育を鎗めるべきであるというコダーイ・ゾ篤       ぎねおダーンの主張や, 欝園の嘉言吾から子どもたちの震彗 造一難をいかした音楽教蕎を提曝したカール・オ簿     ま フの主張が音楽教育饗に影響を与え,義が国でも 小泉文夫氏ら音楽学者が欝匿の伝統から音楽教育

 「野本の音楽まが「学習指導要領まに建直づけら れたのは戦後である。

 躍稽22年度の「学習捲導要領藩に食いては,小 学校蓬年,5年,6隼の「歌鱈教官」の指導醤標 に懲本の伝統的音楽の音綴織による歌」を教え ること,「鑑賞教育」の指導醤擦に「欝本の伝統的 音楽浸び楽器についての理解」を持たせることが 示されているが,あくまで「ヨー灘ッパ音楽を主

{事.1としている。

 また中て掌紋では,「騒本の音楽」に丈書する具{牽虐勺 な欝標とは窪い難いが,ヂ鑑賞教鷺盛の指導§標に

『遜鍵盤の韻違による各国の音楽の特籔を蓬解さ せるゴことが示さ農ている。

 巻末に示されている「音楽教材一 覧表」には,

小学校護年に陰縫法の慈「かぞえ歌」,§隼に隆旋 法の麹「菱か樽詰がある。またド鑑賞羅レコード 一覧表3には,3隼にはわらべうた「ひらいたひ らいた」が,遵隼〜6隼には「鶏楽」という分類 によって魂麟,中国地方のゼ鑓纏歌∫麦打歌ゴ正 調「追分」箏麟「六段」が示され,中学校では講 じ分額で,「今様」「吾妻八景」「越天楽ゴが承きれ ている。

 曙穣26年度の改毒では,小学校は捲導灘標と指 導内容の5年,6隼の鑑賞領域に,ジ各国の疑謡や 妥族音楽の演奏を羅く慧と承されている。巻末の 鑑賞霧レコードには小学校として,民謡.古謡と いう分類で§麟,中蟹地方の「鐙麺歌∫こもりう たノさくらさくら∫追分∫麦認歌」が,わらべう たという分類で7懸,ヂずいずいずつころばし∫通 りゃんせ盛ヂ管き弩雲「土竈藪さま3「ひらいたひらいた」

鷺またる∫もろっこ」が示されている。

 中学校では教育難標のうち鑑賞で「わ力腰登およ び外蟹の長講を鑑賞する。豊.理鰐でジ各醗の蔑謡 や銭放音楽と,畏族楽器ならび睾こ,被会堂懸との 関連を遅解する。」と記され,鑑賞購レコードには

(8)

78 福轟大学教官実践麟甕紀要第2号

蔑謡による分類で嚢本民謡7麟ヂ江差追分∫佐渡

おけさ」「木曽籔」ヂ安来雲霧」ド鹿笛島おはら隻警ゴ残…嚢華釜

じょんがらゴがあがっているσ

 昭穣33隼痩の改訂では,小学校は5隼の鑑賞領 域で「羅本の楽器の影聴衆を宍嚢り,音色に緩しむ〜。ゴ.

表現領域で「饗本綾i法の旋律1を規鐸聾する」とあ警,

歌魑翼i通教韓として2隼に「さくらきくら」,尋年 に「子守歌」が,鑑賞教粧として6年に箏麟ギ六 段」がのっているが,勉には「馨本の音楽藩につ

いてふれられていない。

 中学校では全体の欝標で弩)が国および量饗の すぐれた音楽に親しませ,よい音楽を愛好する心 構を養い,鑑賞する能力を高める。」,「わが睡お

よび童舞の音楽文{とに慧する正しい蓬解を鴛させ すぐれた音楽を継承し,わが醗の音楽文{とを講一ヒ

させようとする基礎的な態度を養う。」とある。

 昭報33隼度の改欝で窮めて音楽教畜全体の鐸標 の申に「暮本の音楽ゴに関する内容が入って,各 学年の目標にも量雰の音楽と「舞本の音楽ゴの其 通牲や「嚢本の音楽まの特異垂髪を感得させ,「舞本 の音楽ゴに対 する関・むを高めることが示されて,

ド8本の音楽藩の手離導1ま籍しい出発を違えたむ鑑賞 共通教材の中にはi年,箏麟「春の海」古謡「今

季羨盛, 2隼, 長ζ環 ヂ越季菱懸子ゴ, 重美謡 「江差追分ゴ,

3年,雅楽ε越天楽」の51幾が示されている。

 昭報襲隼度の政墓では,小学校ぱ㍗羅本縫法の 麟…律を驚き分けること」という内容[が基礎領主嚢に 示され,鑑賞領域では,声楽麟にわらべうたが含 めら舞,憲麟乍餐嚢圭叢で1ま疑本:旋法を含めると定めら れて,養年賦とには騒本縫法の麓律の視麟,後奏,

騰き分けが基礎領域に入った。また5年以一しの鑑 賞領域には,農本の楽器の特徴を理解きせること が承きれてお弩,6年の鑑賞の内容に梅本の楽 器および量雰のおもな民族楽器」という項目があ る。歌蟷其通教本オには2奪に葬さくらさくらゴ,逢 年に「子守歌達が,鑑賞其通教材には6年に箏醗 ゼ六段ゴが入っている。

 中学校は昭報33年度学欝指導要領を踏襲する,

ド湯本の音楽藩に関する全ず奉欝標に擁えて,3年1の 欝標の中に「郷土の音楽やわが国および諸外国の 畏譲},罠毒莫音楽の特色を鐸象わわせるとともに, 蓉 本の音楽の動海に関心を持たせるコとあ馨,鑑賞 共通教誘が「藤本の音楽」の伝統釣特性を音楽教 材の癖から感得遷解させることを意図して大鵜に 入れ替えられた。

緯綬隼舞舞

 鑑賞其通教材は,i年.箏麟ヂ五段砧」,三三麟合 奏「露華の醗め」,2年,長唄「小鍛治3,雅楽「越 大楽」,3年,尺八誌「鹿の遠音3.義太夫簸「木遣

の整受」,薯款轟轟共選垂孝受季重には舞…謡毒ぐとりあ1デられ, i

年,「こきりこ舞鶴,2年.「姦太郎籔」,3隼,「麟 ン)ぼし馨り歌」とな弩,横本の音楽盛の指導が一 屡強められた。

 紹穂鑓隼度の改欝では,[攣と鯵ある充実した学 校生活匪を§指し,教樗を精選し指導内容を整還

したため,麟年度の学翼指導要領で「蕪本の音楽涯 を重観した率岳神韓醗警襲されては:いるが,全{本とし て一一歩後退した感がある。

 小学校では磐年度改毒で示された具体的内容は のぞかれ,わずかに6年の鑑賞で「箏および尺八 の音楽を含めたいろいろの種類の声楽懸や器楽麟」

と示されたにすぎない。しかし,鮨導訂懸の作絞 と各学年にわたる内容の取搬いで「歌購共通教馨 のうちのわらべうたや鍵本古謡の捲導にあたって は,それらの教材と関3毒してそれぞれの多毯秀に{叢 承されているわらべうたなどを適宜取鯵熱デるよ うに藪王慮する必要がある。」として,ノ卦学校として ぱ締めて「輝土の音楽」が導入された。歌1鑿井通 教紘お年,「ひらいたひらいた」,3年,「うさ

ぎゴ, 尋年,「さくらさくら」, 5年,「子守1歌」,鑑 賞業通教馨は6隼,「春の海誌である。

 中学校では,全体の欝標や各学年に示された具 体的な醸標はすべてのぞかれ,表現教韓として雛 土の観護を取琴1二げること,鑑賞教材トとしてi年 から3年にわたって箏麟,三、三昧線音楽,尺八音楽,

郷土の音楽を取箸扱うよう示された。従って薩年 の学替指導要領で歌鑛其通教樗としで指定された 罠謡はのぞかれ,すべて郷土の鼠講を取鞍}1げる よう示され,鑑賞共通教韓もi年,箏麟ジ六軒隻ユ,

小由濤茂のド管弦楽のための木挽歌3,2年,長唄

「観進藪」,雅楽「越大楽」,3奪,段銭麟「鹿の遠 帝」と入れ替えられた。従って透盤邦楽の重要な

ジャン拶の地歌と義太夫鰍ま姿を濃した。墨髭代の 屡本奮楽が,共選教縫に指定されたのは今暁が修 めてである。

2.ヂ欝本の音楽」をめぐる現場{箱詰問題

 i蟹蔓質君代力・らの銭嚢羅の撰彗からグ)ま琵事彗や叢薄しい孝食

青実践などに呼応するこの様な支離省の糠本の

(9)

降矢:音楽教育にむける噴本の音楽」縫馨する諺聡慧一1体の音楽教奮の援挙的な転換をめざして一79

音楽」強乾の動きに麟して一定の評極がある反露,

極めて甥実な現場の声として貯わらべうたから邦 楽へ羅という移行段踏が確立されていない」とす

     ぎぬむ

るとまどいや,ド従来のあま鯵にも西洋音楽一辺鍵 のや辱方1こ匿嚢本:グ)音楽妻を意んの豪彗身のつま孝呈穫:

入れる位では, むしろますます弄糞本の音楽曇 が こっけいで,藪洋音楽のシステムからはずれたも のであることを子どもたちに認.識させてしまうこ とになってしまう」という指摘や,「いまだ基本的 に藪洋音楽が支柱であり鵯本の音楽轟は葬系統

島質二醸三奉琶され,嚢三しい{星置づ1う1カごされていない」と

いう詣嫡など,「舞木の音楽雌の音楽教育における 季嚢本的な力確舞iまいまだぞ丁ち立てられないとする意

見が多い(,

 文郭雀の腎韮本の音楽匪強記の動きは,凝場で はどのように受診取められただろうか。鱗巌縫4年 度の改訂にともなう現場の反応を講糞鞭告によっ てみてみたい。講査態象は東蒙都内灘校の腸人の 中学校音楽撫当事突露華であるα

構 中学穣i播導要領駿訂による籍指導要領で綜、

 鑑賞共議教楼として「β本の音楽ゴに比較的に  重点がおかれたことについて

 ④よく短っている   韓%

 ◎だいたい矯っている 38%

 ◎短らなかった    2倉%

⑦ 薮指導要領で「経本の音楽」に競較的に重点  がおかれたことについて

 ④馨三富によいことだ   {3%

 ◎あまり意味がない  i2%

(3)碧雲本の音楽」の捲導について  ④苦癒している    62%

ない療馨について

④緩しみやすい教韓が少ない  験%

◎現代人の感覚ζこマッチしない 3倉%

◎熱皇来の学業交孝愛育ξこおけるこの種の取掃いむ釜,

 あま馨にも消極的であった  22%

e教錘藍携が理解していないので,適窮な指導

ができていない 驚%

(7/生後に嘘本の蛮楽」に射する爽鎌を喚起さ  せ,瑳解させる方法について

 ④教麟露勢が猛1本の音楽」について理解する

8脅%

◎広く 「駐本の書『楽芸響動 に接する環境づく聾  をすること      違4%

◎より身圭鍾な「欝本グ)音楽ゴ を露鋒キきくよう1こ  すること       22%

◎翼本音楽を蓬論的に体系づ諺,学理的に指導  できるようにすること i6%

ホ・舞木音楽に鱒する諸資料を豊富1こすること  !縫えばレコード・ライブラ琴一穂楽器簿)

5巷%

 ◎矯に苦癒していない 舞%

 ⊂シとくに気にかけていない 26%

幽 あなたは,噴水の音楽」の指導について多少  な鯵とも霞繕をおもちですか

 ④露儒はある     2%

 ◎ある蓄髪度の霧{雲1まある 叙3%

/5)教癖からみて,縫采の「霞本の産楽ゴに麟す  る生後の笈慈は

 ④葬熱こ興練を示す  6%

 ◎教韓によっては興味を示すこともある 82%

 ◎まったく興§豪を示さない 鯵%

(癒 生齧…が置B本の音楽」に難して,興殊を承さ

     (アンダーラインは調査書/

 この講査按舞には,簿よ馨も現場の教轟臨身の

「興本の音楽」の指導1二鰐するとまどいと,理解 不足からくる不安が奏嚢実に表れていて興1濠ぞ渠い。

 支藩雀は紹穣艇年』度の改訂にともなって,蓬蓬本 の音楽」についてその趣旨を一一一曝徹底し,指導力 の織、、}二を図るため,従来の指導書養蔽:講樫の一連 のものとして実鼓をともなった「菱二塁本の音楽」講 轡会を3年1闘羅塞続してぞテない, その1講暮蚕糞1こ孝交青

委賛会などの主催で瞬掻の講露会が多くの察や搭 で行なわれたG

 「騒本の音楽メこ丈書する矢羅轟鼓と至塗舞奉に乏しい{発揚 の教察癖に対 するこれらの講習は,一定の言雫{護を季寺

って受け入れられた反面,にわか仕込みで「昌本 の音楽」を教えることの潅験を指摘する声も多か

 て三豊おン つた。

 197{)薙代のこれらの「舞木の音楽盛についての

再毒率{蕪や…業3霊孝文豪孝{ヒの動き1ま,琴置場で1まこれまで

の藪洋音楽織豊の音楽教育に録する根本的な撹判

の一一つの至難われとしては章嚢薄幸されず,単に事馨麺[の

一一ツの教牽オが増えたという看重度1こし力蓬墾解されな かったため,野暮本の音楽ゴに対 する関 む寿ぎ風{とし

てきたということを,欝紛年代の我が国の音楽教 育における最も大きな開題として糧嫡する声もあ

 にセまるき

るが, この書籍手轟1ま大変重要だと考える。

(10)

8奪 福島大学教奮実践羅甕紀要第2号

 なお,「替奉の音楽涯の中の「繹土の音楽」孝ま,

昭秘繊年度改訂にともない,教育にお搾る地域の 文化への関心の高ま今ともあいまって,音楽の時 懸というよ弓はヂ晦と離の時羅3やクラブ活動の 中で近年活発化してお陰,様々な震銭を生んでい

ぐが シ

る。

璽.教員養成大学にお雛るド霞本の音楽韮   に絶する諸問題

 現場が糠本の音楽」を蓑巽書を持って教育でき るようになるためには,大学教育においてそれが        むを タ 完壁にカバーされなくてはならないという振揺iの 中で,学校音楽教官に「響本の音楽」を新たな視 点で根本的に全面的に展麗していくことを考えた 隠,教韓養成系大学,学部のカ》キュラムが罎慧 敏然としてそれに対応できないでいることは,饗 在蔭本の音楽教官のかかえている最も大きな瞬題 であるとの問題提起は重要である。

 「馨本の多くの子どもたちに直接手をと彗星を とり音楽を叢妻導していく先生をやしなってFいる教 暴養成大学で,寿1ヌキュラムの圭から露洋音楽や それ以外の罫馨本の音楽匪も含めて幾毒虫音楽など とノ{ランスやつりあいカぐもっと是近きれることカぜ亨

準1本の音楽盛の将来にとって最高に緊急にやら なければならない仕事である.」という書葉に,私 たちはもっと虚心に耳をかたむける必要があろ

う。

 簿73年,季鷺「音楽軟膏吾浮究ゴ縮集都が響な一)

た野大学教奮にむ縁る「邦楽婆の取機い醤に絶す

     くげおおるアンケートによると,ジ都楽」に関する講座,欝 えている邦楽器の種類と数量は次のようにな一)て いる。

〈アンケート>

 大学教蕎にお雛る弓聖楽ゴの取援い

講歪内容1①舞楽に関する講痩内容と単鍾数と受       講者数

     ②教授者数

     ③備えている部楽器の種類と数量 調董麟象}全国の音楽関係大学,学部§8校

躍  k難警護護鞠

     躍答率8§%

絃索と考察二

重総2鎖縫

構 i耀楽に臠する講趨の魏講状態鵜ついて O醗講あ琴 57%(33校〉

○鰻暴薄なし 荏3%(2i5校〉

!2/難業に臠して麗講している講縷(複数露答)

○馨本音楽聖(東洋音楽史なども含む/餉な内容  を持つ講座 蕊%(26校〉

○髭族音楽,響本音楽学的な内容を持つ講座        鯵%(§校l

o婆本音楽擬譲鍛な内容を持つ講座        縫%(8校〉

o都楽器実技の講座 鴛%(7校/

麟 購えている難楽器の有無について

○薬楽羅あり (内三i濠線一寸毫という大学もある。/

      壌%(蟹校〉

○邦楽器なし 誰%(鍵校1

 この調査結果は簿73年のものでかなり古く,各大 学で1まその後かな琴の謹変革が進められていると考 えられる。しかしこの講査では,文部欝の鐸召1秘嬉蓬 年の学饗振導要顎の酸欝で,噴水の音楽」の{立直 づ酵が大きく変わってすでに淫隼経過した後のデ

ーターで,このことは数鑓養腹黒大学,学都が本 来は霞らが藤本の音楽軟膏の新しい方晦を示して いくべき任務をにな一)ているのにもかかわらず,

現実には,現場の献漫にすら充分に鱈慈でき雄程 に立ち遅れていることを表わしている。

 調査者はこの様な状溌を分観してその蓬由につ いて,定鐵隅題や予算の鷺題もあ一)て思うように 邦楽の講樫を購講できない大学も多いが,その背 後にはもっと根本的な靉靆があって,いまだに大 挙の中に音楽堂醒洋音楽という思想が根強く存在

しているということを擦諺毒している。

 また楽器に膜重しても,これでは学生が郭楽器を 重にと弩音に織して実欝するにはあま舞にも少な すぎ,各種備えているi大学も∫簿餐櫨套藩的な形で 備えている領海のあることを鞍告して いる。

おわ鯵に

 羅本の音楽教育に隷ナる懲本の音楽 こかか

る諸観題茎.「碧1本の音楽」をめぐる縫会的音楽理境 とこどもたちの現状,2.窪3本の音楽3の学校音楽 教育にお縁る簸護づけの変遷と現場の議題題,3.

教員養毒薬大学における葬舞本の音楽善に関する諸 問題を考察して来た力婁, で馨1どのようにしたら馨

(11)

鋒矢:音楽教官にむ謬る「驫木の舞楽ゴに関する講瞬題一黙本の音楽軟膏の根本的な転換をめざして一 護

本の音楽教欝を欝本の地に根ざした本当により よいものへと転換していくことが可能なのだろう

かα

 それはもちろん容易いことではなく大変な事業 である。 しかし馨本の音楽家,音楽教育家1ま, 今 購この問題を避診て通ることは1許されないだろう と私は考える。

 講述のコダーイ・ゾ膨ターンは,音楽教育は鎌 観の胎内から始まるべきこと.音楽教畜は警羅の 壼楽猛統から発し,少なくとも7〜8‡までは単 旋律で豪蟹の音綴織のみで,霧蟹の音楽的語法を 確かに身1こつけさすべきであること.そしてその

1二にしか将来勉の音楽的語法を持つ逡界の様々な 音楽へと豊さに心が購いてはいかぬことを逮べ,そ の選念な基づいて「コダーイ・システム」と称さ        {蕩3撚れるメソッドを事ぎちたてた

 今や髪翼の音楽教育の方陶は,今量紀に入って からグ)浅族音楽学や箆較音楽学などの飛躍的な発 展の中で,狭い醗られた範霧の音楽,薦洋音楽一一 ま塁{肇獣こ偏ることなく,霞轟韮の{賃統から畠発し,き

らに量界のあら侮る幾族のあら漁る音楽を正当に 享受できるような耳,脅楽観を育てる方講へと大

きく転換しようとしており,文部憲の学習指導要 領も基本的にはその方鶴をめざしていると考える

ことができよう。癒えて一つグ)で本系を季寺っ音楽に しか心の門酵ない狭い音楽観ではなく「バイ,ミ ユージカリティ」(二重音楽姓)の重要さに対する 提唱も広く矯られるところとなっている。

 しかし音楽教官におけるこの様な穣奉的な転換 は,学黎指導要繧において其通教韓の中の「騒本 の音楽」を若干増減したり入れ替えた許)するとい った改嚢で解決できないことは明撫である。また,

退去において,コダーイや産ル7らの懇懇が我が 露の音楽教春雰に大きな繭激を与え一時麟にブー ムをまき逢登し.}発姦, ドイツのシュタイナー教 畜のオイサユトミーなどが注鰹を纂めているが,

云うまでもなくその蟹の土壌にしっかり根ざした 夕蕃国の思想やシステムから義が藩繋二対する本質的

な示唆を学びとることは大変むずかしい。

 現在馨本に求められていること1ま,これまでに 奔れた成果をあξデているそれらの思想や実暴菱から 日本の音楽教育に対する本質的な示駿を深く学び とることもさることなカダら,これまでにも一一部で       ぴセ タ

握晒されているようにアラブ連合の鯛がきし激す ように現春三崔1翼を代表する』碁楽家,偉…麟家.音楽

学者,露語学者,心種学者,音楽教育家などが一 堂に会して,礬水の伝統的な音楽について粟翼で 徹底した総合的な欝究を行なうといった音楽教育 に嫁する羅家的な規模での掻木的,根本的な取鯵 緩みをぞテなって,その滅1果1こ基づいて試ぞテ錐嚢異を 重ねながら嚢本の伝統から出発して繊翼の音楽へ

とひろがる季導学的で系統的な音楽教育のシステム をうち立てることで1まあるまいか臼

 教員養歳系大学,学部は曇本の音楽教育のこの

毛藁は本震1的な嚢膏究や縷養ずに襲撃癒しつつ, さらに善垂 糞のi歳主務で死滅しかかっている雛圭戒のすぐれた疑 謡や最密芸能などの講査や教材髭などの麟究を現 場と共属して行ないながら,この難題の新しい方 講の摸索に饅彗海から積極的にカをそそいで,より 豊かな成果を生み鐵すカとなることが可能であろ

う。

 現謹大挙は教鷺職轟免許法や建嚢翼題.予算無 題など大きな譲約をかかえているとは言え,少な くともヂ蕪本の音楽」に醐する蓬論的,実接的な 講塵を醗講し,騒本の楽器の備品をそろえ,学生 が案辮呼にふれて噴水の音楽涯を学べるよう な環境を作ることは現実的に可能な�

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