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2022年度 独創的研究助成費 実績報告書

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別記様式第4号

2022年度 独創的研究助成費 実績報告書

2023年 3月 31日 報 告 者 学科名 栄養学科 職名 教授 氏名 川上貴代

研 究 課 題 栄養管理プロセス学習支援プログラムとOSCEの検討

研 究 組 織

氏 名 所 属 ・ 職 専 門 分 野 役 割 分 担 代 表 川上貴代 栄養・教授 栄養教育学 研究総括・調査実施

分 担 者

久保田恵 栄養・教授 公衆栄養学 調査実施 首藤恵美 栄養・准教授 臨床栄養学 調査実施 田淵真愉美 栄養・准教授 給食経営管理学 調査実施 井上里加子 栄養・助教 栄養学 調査実施 丸田ひとみ 栄養・助教 栄養学 調査実施 津嘉山泉 栄養・助教 栄養学 調査実施 戸田圭祐 栄養・助教 栄養学 調査実施 山本沙也加 保健福祉学研究科博士課程 栄養教育学 データ解析

研究実績 の概要

検討1.管理栄養士臨床実践能力の設定とOSCE評価シートの開発

【目的と方法】管理栄養士臨床実践能力と到達目標を定め、臨地実習前の学生がもつ べき知識やスキルや態度の評価指標となる行動目標評価基準を検討するため、既報や 海外の文献を参考に、管理栄養士栄養管理実践コンピテンシー評価項目を作成し、管 理栄養士を含むエキスパート 3 名で内容妥当性の検討を行い、管理栄養士養成学生 400名を対象に調査し、項目の信頼性および構成概念妥当性を検証した。また再検査 法で2週間後に再度調査を行い信頼性の検討を行った。

【結果】

(1) 501名の調査回答を得て、現在集計解析中であり、探索的因子分析および確証 的因子分析にて構成概念妥当性の検証を行った。

(2) 2回の調査回答がえられ、2回の相関が低い項目については(1)の項目選択に

おいて削除候補とした。

検討2.OSCEでの評価の客観性および信頼性検討

【目的と方法】実習前 OSCE 実施準備としての客観的評価のための評価者間一致度 と再検査法による信頼性の検討を行うため、OSCE 4課題の評価項目、評価基準を作 成する。教員(評価者)7名で1課題につき学生3名に一連のOSCEを実施、録画し ビデオ分析(申請費用;記録媒体)により評価し評価の信頼性を検討する。評価者間 での評価得点をもとにκ係数にて評価の一致度を検討した。

【結果】

(1) 4課題について、コミュニケーションにおける評価の一致度は他の食事調査、報

告、および衛生管理課題に比較して低いものであった。

(2) FD の観点から効果教員からの実施後評価について解析中で、評価基準明確化と

調整、トレーニングを実施した。

次ページに続く

(2)

研究実績 の概要

検討3.管理栄養士学生のOSCEと臨地実習到達度との関連

【目的と方法】第1に学生の主観的な栄養管理実践能力の到達が臨地実習前後の経験 の種類や数の影響を検討する。第2に本学3年生の臨地実習前に対面でのOSCEを検 討2で開発した課題にて実施し、学生教員双方への事後アンケートにて運営面や効果 面での検証を行った。

【結果】

(1) A大学管理栄養士養成課程3年次生の41名を対象に、5月に事前調査,10~12月 の臨地実習(病院,学校等給食施設,保健所または保健センター)の後に事後調査を した。FalahatらPercieved Readiness for Clinical Placement (PRDP)を参考に6 件法で回答をもとめ得点化して用いた。また現場経験数は15項目の場を用い、PRDP 各項目の前後比較はWilcoxon符号付順位検定,現場経験の関連はMann-Whitney検定 を用いた。「食事・栄養の支援に対し専門職としての役割を担う準備がある」の準備 性の得点は実習前に比較して事後で有意な上昇が認められた。また専門家の役割,コ ミュニケーション,記録,照会の各カテゴリーの質問項目において有意な上昇が認め られた。現場経験との関連では「対象(患者や住民)と話をする」を経験した者はして いないと回答した者に比較して,「多様な背景をもつ患者とのコミュニケーション」

での前後の得点差は有意に高い上昇が認められた。

(2) 今年度の総合演習IにおいてOSCE4課題を実施し、現在解析中である。

成果資料目録

1)川上貴代,久保田恵,首藤恵泉,田淵真愉美,戸田圭祐,津嘉山泉,井上里加子,丸 田ひとみ,大西来実:コロナ禍での臨地実習における管理栄養士養成課程学生の臨床現場 への準備性,第11回日本栄養学教育学会学術総会(2022年9月15日川崎医療福祉大学)

2)山本沙也加,吉本優子,清水亮,川上貴代:管理栄養士課程学生に対するシミュレー ション教育に関する文献的検討. 第11回日本栄養学教育学会学術総会(2022年9月15 日川崎医療福祉大学)

3)Takayo Kawakami, Sayaka Yamamoto, Keisuke Toda, Yuko Yoshimoto,Trial of simulation-based learning practice for dietetic students using online systems.

22nd IUNS-ICN International Congress of Nutrition, Dec 6-11, 2022, (Tokyo, JAPAN)

Referensi

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