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f(x, t) ∂t = ∂2f(x, t) ∂x2 (0 ≤ x ≤ 1,t ≥ 0) (1)

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(1)

問3 偏微分方程式

∂f(x, t)

∂t = 2f(x, t)

∂x2 (0≤x≤1, t≥0) (1)

の解f(x, t)が次の初期条件と境界条件を満たすものとする.

f(x,0) =g(x) (2)

f(0, t) =f(1, t) = 0 (3)

このとき,以下の問いに答えよ.

3-1. 変数分離の形(f(x, t) =u(x)v(t))で(3)式を満たす微分方程式(1)の解をすべて 求めよ.(ここでは,(2)式の条件は考慮しなくてよい.)

f(x, t) =u(x)v(t) これを(1)式に代入して

u(x) ˙v(t) =u(x)v(tu(x

u(x) = v(t

v(t) (4)

ここで,u(x),v(t)は互いに独立なので,(4)式が成り立つにはその値が定数でな

ければならない.その値をλとする

u(x) =¨ λu(x) v(t) =˙ λv(x) (i)λ 0のとき

u(x) = ´Aexp( λx) v(t) = ´Bexp(λt) となり,

f(x, t) = ´Cexp(

λx+λt)

となるが,(2),(3)を満たすf(x, t)はC´ = 0のときのみだが,f(x, t) = 0となっ てしまうのでここでは考えないことにする.

1

(2)

(ii) λ <0のとき

λ=−α2とおくと(α :実数)

u(x) =¨ −α2u(x) v(t) =˙ −α2v(x)

u(x) =Asin(αx) +Bcos(αx) v(t) =Cexp(−α2t)

f(x, t) = exp(−α2t)(Asin(αx) +Bcos(αx)) (5) ここで,(3)式を考慮する,

f(0, t) =Bexp(−α2t) = 0 B= 0

f(1, t) = exp(−α2t)(Asin(α)) = 0

上式を満たすには,A = 0,α = (n は正の整数) の二通りの場合があるが, A = 0の場合f(x, t) = 0となってしまうのでここでは考えない.よって

α=

f(x, t) =Anexp(()2t) sinnπx (6) (1)の解は(6)式の重ね合わせで表わされるため,(1)のすべての解は,

f(x, t) =

inf n=1

Anexp(()2t) sinnπx (7) である.

3-2. 前問3-1で得られたu(x)のうち,任意の2 つの解が満たす直交関係を書き下し,実 際にそれが満たされていすことを示せ.

2

(3)

任意の2 つの解をAnsinnπxAmsinmπxとすると(n, m:正の整数),直行 関係は以下のように書ける.

1 0

AnAmsin(nπx) sin(mπx)dx=

( 0 (n6=m)

1

2AnAm (n=m)

以下では上式を証明する.なお,係数部分のAn,Amは証明には直接影響しない ので係数部分は考えずに議論を進める.

(i)n6=mのとき

左辺= 1 2

1 0

cos(n−m)πx−cos(n+m)πx dx

= 1 2

[ 1

(nm)π sin(n−m)πx− (n+m)π1 sin(n+m)πx ]1 0

ここで,n−m, n+mはともに整数なので,sinの値は0になる.ゆえに右辺の 値は0になる。

(ii)n=mのとき

左辺 =

1 0

(sinnπx)2dx

= 1 2

1 0

1cos 2nπx dx

= 1 2

[ x− 21 sin 2nπx ]1 0

= 1 2

以上,(i)(ii)より実際に満たされていることが示された.

3-3. さらに(2)式も満たす解は,3-1で求めた解の重ね合わせで表わされる.3-2で示した 直交関係を用いて,

g(x) =|sin(2πx)| (8)

の場合に対し,解f(x, t)を求めよ.

3

(4)

(6)式において,(2)式と(8)式を代入すると,

Ansinnπx=|sin(2πx)|

ここで,両辺にsinmπxをかけ0から1 までx で積分する. An

1 0

sinmπxsinnπx dx=

1 0

sinmπx|sin(2πx)|dx 3-2の結果を用いることにより,n=mのとき

1 2An =

1

2

0

sinnπxsin 2πx dx−

1

1 2

sinnπxsin 2πx dx

An = 2

(n+ 2)π sin(n+ 2)

2 π− 2

(n−2)π sin(n−2)

2 π

kを整数として, n= 2k のとき

An = 0 n= 2k+ 1のとき

An= 2

(2k+ 3)π sin2(k+ 1) + 1

2 π− 2

(2k−1)π sin2k−1

2 π

An = 2

(2k+ 3)π + 2 (2k−1)π An = 4(k+ 1)

(2k+ 3)(2k−1)π 以上により,求める解f(x, t)は

f(x, t) =

inf k=0

4(k+ 1)

(2k+ 3)(2k−1)π exp ((2k+ 1)2t) sin(2k+ 1)πx である.

4

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