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演習 解析 I (Analysis I) 1

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Academic year: 2024

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(1)

演習 解析 I (Analysis I) 1

R= (−∞,∞) = (−∞,+)を実数(real numbers)とする. すなわち次の性質をみたすものとする:

(A)四則演算 和・差・積・商について閉じていて,和・積に関して交換律,結合律,分配律が成り立つ.

(B)大小関係 a, b∈Rに対してa=b, a < b, a > bのいずれか一つのみが成り立ち,次をみたす:

(1)a < b,b < c⇒a < c. (2)a < b⇒a+c < b+c (c∈R). (3)a < b⇒ac < bc(c >0).

(C)実数の連続性 上に(下に)有界な集合は,必ず上限(下限)を持つ:

S⊂R;M R;x≤M(x∈S)supS R  (S⊂R;L∈R;x≥L(x∈S)infS∈R).

上限:α= supS R ⇐⇒ x∈S, x≤α, ² >0,x0=x0(²)∈S;α−² < x0(≤α).

下限:β= infS∈R ⇐⇒ x∈S, x≥β, ² >0,x1=x1(²)∈S;β+² > x1(≥β).

上の実数の性質から, 次が導かれる.

(D)アルキメデスの原理 N は上に有界ではない, i.e.,K >0,N =N(M)N;N > K. (背理法と自然数の定義: 1N,n∈N⇒n+ 1N による).

(E)有理数の稠密性 任意の異なる実数の間には有理数が存在する;α, β∈R;α < β,r∈Q;α < r < β.

((D)よりN N; 1/(β−α)< N,さらにk∈Z;k−1≤N α < k. よってr=k/N).

注意. 集合S⊂Rが上に(下に)有界でないとき, supS=(infS=−∞)とかく.

{an}n=1 を実数列,α∈Rとする. {an}αに収束するとは an→α (n→ ∞) または lim

n→∞an =α ⇐⇒def ² >0,N =N(²)N;n≥N,|an−α|< ².

また{an} が発散するとは収束しないときをいうが,特に{an}が無限大に発散するとは an→ ∞ (n→ ∞) または lim

n→∞an= ⇐⇒def M >0,N =N(M)N;n≥N, an> M.

さらに{−an} が無限大に発散するとき,{an}は負の無限大に発散するという;

an→ −∞ (n→ ∞) または lim

n→∞an =−∞ ⇐⇒def L <0,N =N(L)N;n≥N, an < L.

例1. 1/n→0 (n→ ∞)を厳密に上の定義に従って証明せよ. (アルキメデスの原理を用いる).

1.三角不等式||x| − |y|| ≤ |x±y| ≤ |x|+|y|を示せ.

2.an→αなら|an| → |α|. (α=±∞も許す,ただし| ± ∞|=とする).

例2. n

n→1 (n→ ∞).

. n

n = 1 +hn とおくと, hn 0 で, ここで二項展開により, x≥ 0 なら, 各 n N に対して (1 +x)n1 +nx+n(n−1)

2 x2が成り立つことからx=hn として,h2n<2/(n−1)0 (n→ ∞).

例3. an→α(R)のとき, (a1+· · ·+an)/n→α.

. ² >0,N;|ak−α|< ²/2 (k > N),さらにN1≥N; 1 N1

N k=1

|ak−α|< ² 2 より,

n≥N1 に対し,和をN で分けて考えれば,

¯¯¯¯

¯ 1 n

n

k=1

ak−α

¯¯¯¯

¯ 1 n

n

k=1

|ak−α| ≤².

3.上でα±∞のときも同様な結果が成り立つことを示せ.

(2)

演習 解析 I (Analysis I) 2

1.次の集合はどのような集合か.

(1)

n=1

[ 1,21

n ]

(2)

n=1

[ 1,1 + 1

n ]

(3)

n=1

( 1,1 + 1

n )

(4)

n=1

[ 1 + 1

n,2 + 1 n ]

2.極限を求めよ.

(1) lim

x→∞

√x(

x+ 1−√

x) (2) lim

x→∞[ x]/

[x] (3) lim

x→±∞(1 +a/x)x (4) lim

x0(1 + sinx)1/x (5) lim

n→∞n(n a−1) 3.ロピタルの定理を用いて極限を求めよ.

(1) lim

x→∞ex/xα(α定数) (2) lim

x→∞logx/xα(α >0) (3) lim

x→∞x1/x (4) lim

x0

x−sinx

x3 (5) lim

x0

ax−bx

x (a, b >0) 4.次の関数を微分せよ.

(1)xlog|x| −x (2) log|cosx| (3) log|x+

x2+ 1| (4)log|(x−1)/(x+ 1)| (5) tan1x (6) sin1x 5.上の結果を用いて不定積分を求めよ(a6= 0とする,積分定数は略してよい).

(1)

log|x|dx (2)

tan(ax+b)dx (3)

dx

√x2+a (4)

dx

x2−a2 (5)

dx

a2+x2 (6)

dx

√a2−x2 6.次の定義を述べよ. ただしSRの部分集合,I は区間を表すものとする.

(1) supS=α (2) infS=β (3)f(x): I 上の連続関数

7.Rの集合S に対して, supS =α⇒{an} ⊂S;an≤α, an ↑αを示せ.

8.閉区間上の連続関数について(1)中間値定理 (2)最大最小定理を述べよ.

9.関数f(x)が区間[a, b]で一様連続であることの定義と,その否定命題を述べよ.

10.区間I 上の連続関数f(x)に対して,Iが閉区間であればf(x)はIで一様連続となることを背理法を 用いて示せ.

11.f(x) = sin(1/x)が (0,1)で一様連続でないことを示せ.

2. [x] : xの整数部分 (ガウス記号) x−1 <[x] x, lim

x→±∞(1 + 1/x)x=e, lim

h0h1log(1 +h) = 1, lim

h0h1(eh1) = 1. 3. ロピタルの定理: 適当な条件のもと lim

xaf(x)/g(x) = lim

xaf0(x)/g0(x).

(条件: f, ga のある近傍 Ua を除いて可微分かつ g0 6= 0, [共に a で連続, f(a) = g(a) = 0]

または[ lim

xag(x) =] をみたし, しかもlim

xaf0(x)/g0(x)[−∞,∞] なら成立. また a0, ±∞

にかえても成立. 例えば [ f, g は十分大きい x について可微分かつ g0 6= 0, f() = g() = 0, i.e.,

xlim→∞f(x) = lim

x→∞g(x) = 0] とする. ) 11. 1/x= 2nπ,(1/2 + 2n)π.

1. [1,2),{1},∅,{2}. 2. 1/2,1, ea, e,loga. 3. ∞,0,1,1/6,log(a/b).

(3)

演習 解析 I (Analysis I) 3

1.定積分を用いて(1)∑

n1

1

np (2)∑

n2

1

n(logn)pp >1なら収束,p≤1 なら発散を示せ.

2.正項級数についての判定法を駆使して収束・発散を調べよ(ただし, 0≤a <1,b,pは定数).

(1)∑logn

n2 (2)∑ ( 1 1

n )n2

(3)∑

npan (4)∑ (

1cosb n

)

(5)∑bn n!

3.交代級数∑

(1)n/np (p >0) の絶対収束,条件収束を調べよ.

4.関数列{fn(x)}が区間 Iで関数f(x)に一様収束することの定義とその否定命題を述べよ.

5.連続関数列の一様収束極限関数も連続となることを示せ. 即ち,

区間I上の連続関数列{fn}に対して,fn→f;Iで一様⇒fIで連続.

6.次の関数列は与えられた区間の上で一様収束するか. ただし, 0< δ <1,pは定数.

(1)fn(x) =nxn, [0, δ] (2)fn(x) =x2n(1 +x2n), [0,1] (3)fn(x) =npxenx2, (−∞,∞) 7.整級数の収束半径を求めよ.

(1)∑

n1

nn

n!xn (2)∑

n1

(1 + 1/n)n2xn (3)∑

n0

n2x2n (4)∑

n1

(1 + 1/n)n2x2n 8.定積分の定義を用いて,次の極限値を求めよ.

(1) lim

n→∞

1 n√ n

n

k=1

√k (2) lim

n→∞

n

k=1

1

n+k (3) lim

n→∞

n

k=1

1 n2+k2 9.次の積分の値を求めよ.

(1)

1 0

logxdx (2)

1

1

dx

1−x2 (3)

0

x2exdx (4)

−∞

dx 1 +x2 (5)

0

dx ex+ex 10.次の広義積分が絶対収束することを確かめよ.

(1)

π 0

√dx

sinx (2)

π/2 0

log(sinx)dx (3)

0

ex2dx 11. (1)

0

sinx

x dxは収束することを示せ. (2)

0

¯¯¯sinx x

¯¯¯dx は発散することを示せ.

ライプニッツの定理: an0なら交代級数∑

(1)n1an は収束.

正項級数∑

an の収束・発散の判定法

[比較: an≤Kbn (1)なら∑

bn 収束

an もそう. コーシー: limn

an=r; 0≤r <1なら  収束, 1< r≤ ∞なら発散. ダランベール: liman+1/an =r;コーシーと同じ. ]

整級数 ∑

anxn の収束半径: R= 1/r ifr= lim√n

|an|or lim|an+1/an|exist.

広義積分: 区間Ig(x)は有界(bdd),h(x)が可積分ならf(x) =g(x)h(x)も可積分.

コーシーの判定条件: a→ ∞のときF(a)が収束 ⇐⇒ ² >0,K >0;|F(a)−F(a0)|< ²(a, a0 > K).

3. p >1絶対, 0< p≤1条件. 6. fn(x)≤nδn0,fn(x)→f(x) = 1/2 (x= 1), = 0 (x∈[0,1)), p >1/2一様,p≤1/2一様でない. 7. 1/e, 1/e, 1, 1/√

e. 8. 2/3, log 2, log(1 + 2).

9. 1,π, 2,π, π/4. 10. 有界関数(1) √

x/sinxon (0, π/2] (2)xαlog(sinx) (0< α <1) on (0, π/2) (3)xαex2 (α >1) on [0,∞)

11. (1)部分積分を用いて¯¯¯

a0 a

sinx

x dx¯¯¯0 (a, a0→ ∞)を示す. (2)

0

¯¯¯sinx x

¯¯¯dx≥ 2 π

n

k=1

1

k を示す.

(4)

演習 解析 I (Analysis I) 4

1.次の極限値を求めよ.

(1) lim

x0

e2x1

e3x1 (2) lim

x0(1 +x+x2)1/x (3) lim

x1x1/(1x) (4) lim

x0

1cosx

x2 (5) lim

x0

sinx−tanx

x3 (6) lim

x0

|x|sin1

2.関数f(x), g(x)がともに連続なら, (f∨g)(x)max{f(x), g(x)x },(f∧g)(x)min{f(x), g(x)} も連 続であることを確かめよ.

3.区間I 上で関数f(x), g(x)がともに連続で, 各 x∈Q∩I に対してf(x) = g(x)ならば If =g となることを示せ.

4.原点に関して対称な区間で定義された関数 f(x)は f(x) =g(x) +h(x), g(x)偶関数, h(x)奇関数の 形に一意的に表されることを示せ.

 更に[−π, π]で定義された関数f(x) = 2 sinx(0≤x≤π),= 0 (−π≤x≤0)に対して上のg, hを 求め,なるべく簡単な式で表せ.

5.次の極限値を求めよ.

(1) lim

x0

tanx−x

x3 (2) lim

x0

(1 x2 1

sin2x )

(3) lim

x0

ex−esinx

x3 (4) lim

xπ/2

esinx−e log sinx (5) lim

x1

xx−x

1−x+ logx (6) lim

x0

(1 +x)1/x−e

x (7) lim

x0

(ax+bx 2

)1/x

(a, b >0) (8) lim

x→∞

{

x−x2log (

1 + 1 x

)}

(9) lim

x→∞logxlog (

1 + 1 x

)

6.f(x)がx=aで微分可能なら lim

h,k0+

f(a+h)−f(a−k)

h+k =f0(a) 7.f(x)がx=aの近くでC2級なら

lim

h0

f(a+h) +f(a−h)2f(a)

h2 =f00(a)

8.f(x)が区間ICn 級のとき, 任意のx, a∈I に対して,

f(x) =

n1

k=0

f(k)(a)

k! (x−a)k+ 1 (n−1)!

x a

f(n)(t)(x−t)n1dt.

9. [a, b]でf(x), g(x)は連続,g(x)0とすると,次をみたす定数cが存在することを示せ:

b a

f(x)g(x)dx=f(c)

b a

g(x)dx(a≤c≤b).

10.次の広義積分が収束することを確かめよ.

(1)

1 0

logx

1−xdx (2)

2 0

dx

|logx| (3)

π/2 0

(cosθ)p (p <1) (4)

0

xαex2dx(α >0)

1. 2/3, e,1/e,1/2,−1/2,0. 2. a∨b, a∧bを和と差,絶対値を用いて表す. 4. g(x), h(x)はf(x), f(−x)の 和と差を用いて表される. 5. 1/3,−1/3,1/6, e,−2,−e/2,√

ab,1/2,0.

7. テイラーの定理. 8. 部分積分. 9. 中間値の定理

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