平成22年11月11日
工学教育の国際協力は、開発途上国の産業発展に役立つ 人材を輩出し得ているか?
-豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター(ICCEED)
第9回オープンフォーラムを11月に東京で開催-
【概 要】
【本フォーラムの趣旨】
豊橋技術科学大学工学教育国際教育研究センター(ICCEED)は、「開発途上国の産業発 展と工学教育国際協力」 をテーマに第9回オープンフォーラム開催します (別添実施要領、
プログラムをご参照ください)。
産業や経済の成長と発展を支えるのは科学技術であり、地域の産業界や経済界が必要と している科学技術を、研究開発と教育・人材育成を通じて提供するのが工学教育を担う高 等教育機関の使命です。本学では、ICCEEDを中心に主にアジア各国の大学の工学教 育の拡充に協力を続けていますが、各国の工学教育が育てる人材は、果たしてグローバル に展開する企業活動に応え得ているのでしょうか。
工学教育、国際協力、産業・企業活動、それぞれの立場の違いを乗り越えて、お互いに しっかりと連携し合える関係作りを、このフォーラムを通じて提起していきます。
各界の各立場の幅広い皆様に議論に参加していただきたいと思います。奮ってのご参加 を期待いたします。
国立大学法人豊橋技術科学大学
Press Release豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター(ICCEED)オープンフォーラムを次 のとおり開催します。
日時: 平成22年11月26日(金) 14:00~17:30
(情報交換会 17:30~19:00)
場所: 独立行政法人国際協力機構(JICA)JICA 研究所
(東京都新宿区市谷本村町 10-5)
テーマ:開発途上国の産業発展と工学教育国際協力
我が国の工学教育の国際協力が、それぞれの国の産業発展にどのように寄与している
のか、さらに今後はどのような協力の在り方が望まれるのかについて、アジアで目覚ま
しく経済成長を遂げているタイとインドネシアの工学教育第一人者、我が国の国際協力
実施機関であるJICAの担当部長、そして経済活動を担う産業界のリーダーのそれぞ
れの立場からの報告と、会場参加者を交えた公開討論を通じた論議の場を提供します。
【問い合わせ及び参加申込】豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター(ICCEED)
(電話:0532-44-6938)。
参加希望の方は、氏名(フリガナ)、所属、連絡先、情報交換会参加可否を明記の上、
ハガキ、E-Mail または Fax にてお申し込みください。
E-Mail: [email protected] FAX: 0532-44-6935
【参 考】
工学教育国際協力研究センター(ICCEED:アイシード)(International Cooperation Center for Engineering Education Development)
工学教育分野における国際協力活動を行うため工学分野の研究拠点となる国際協力研究 センターとして 2001 (平成 13) 年 4 月に設置され、従来の途上国における工学系人材の育 成に加えて、 豊橋技術科学大学全体の国際交流および連携の促進にも取り組む。11 月頃 に東京で国内外から多彩な講師を招へいし、国際工学教育に関する講演・議論を行ってお り、今回が 9 回目のフォーラム開催となる。
本件に関する連絡先
担当者 工学教育国際協力研究センター(ICCEED)事務室 TEL:0532-44-6938
広報担当:総務課広報係 野田・岡崎 TEL 0532-44-6506(別添)
豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター(ICCEED)
第 9 回オープンフォーラム実施要領
1.趣旨
工学教育国際協力の大きな狙いの一つは、開発途上国の産業の発展にあります。それでは、開 発途上国とりわけアジアで、工学教育は産業発展にどのような役割を果たしてきたのでしょうか。
そして工学教育の国際協力は、産業の発展にどのようにつながり、今、どのような課題があるの でしょうか。
今回のオープンフォーラムでは、インドネシアとタイ国の例を中心に、工学教育が産業発展に 及ぼしてきた効果と課題を取り上げます。工学教育の向上や拡充を、産業や社会経済の発展に確 実につなげるために、これからの国際協力にどのような取り組みが求められるのか、議論します。
2.題目 開発途上国の産業発展と工学教育国際協力
3.日時 平成 22 年 11 月 26 日(金)14:00~17:30 (情報交換会 17:30~19:00)
4.会場 独立行政法人国際協力機構(JICA)JICA 研究所(東京都新宿区市谷本村町 10-5)
*JR中央・総武線,東京メトロ有楽町線・南北線,都営新宿線
各市ヶ谷駅から徒歩約 10 分 5.講演
講 演 1:独立行政法人国際協力機構人間開発部部長
萱島 信子 氏 講 演 2:タマサート大学シリントン国際工学院(SIIT)院長
Chongrak Polprasert 氏 講 演 3:豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター客員教授/
バンドン工科大学客員教授/元インドネシア高等教育総局長 Satryo Soemantri 氏 講 演 4:関西電力株式会社
電力流通事業本部副事業本部長(ネットワーク技術部門統括)
松村 幹雄 氏 6.パネルディスカッション
7.日程 別紙プログラムのとおり 8.参加料 無料
9.情報交換会 無料
10.参加方法 氏名(フリガナ)、所属、連絡先、情報交換会参加可否を記載の上、ハガキ、
E-Mail、Fax にて申込み
E-Mail: [email protected] FAX: 0532-44-6935 11.主催 豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター(ICCEED)
12.後援 文部科学省 独立行政法人国際協力機構(JICA)
モデレータ:豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター
特命教授 穂積 直裕
(別添)
豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター(ICCEED) 第 9 回オープンフォーラムプログラム
-開発途上国の産業発展と工学教育国際協力-
平成 22 年 11 月 26 日(金)14:00~17:30(情報交換会 17:30~19:00)※受付 13:00~
独立行政法人国際協力機構(JICA)JICA 研究所(東京都新宿区市谷本村町 10-5)
主 催:豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター(ICCEED) 後 援:文部科学省
独立行政法人国際協力機構(JICA)
時 間 プログラム
14:00– 14:10 開会 神野 清勝
豊橋技術科学大学国際基盤機構長(理事・副学長)
挨拶 浅井 孝司 氏
文部科学省大臣官房国際課国際協力政策室長 14:10– 14:40 講 演 1
演題: 工学教育における国際協力と産業人材育成への貢献
-国際協力機構の取り組み-
講師: 萱島 信子 氏
独立行政法人国際協力機構人間開発部部長 14:40– 15:10 講 演 2
演題: タイにおける産業発展への工学教育の貢献
-タマサート大学シリントン国際工学院(SIIT)を事例に-
講師: Chongrak Polprasert 氏
タマサート大学シリントン国際工学院(SIIT)院長 15:10– 15:40 講 演 3
演題: インドネシアにおける工学教育の強化と産業発展 講師: Satryo Soemantri 氏
バンドン工科大学客員教授/
豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター客員教授/
元インドネシア高等教育総局長 15:40– 16:00 休憩
16:00– 16:30 講 演 4
演題: 電気事業における産業開発と工学教育
-国際協力の視点から見た各界の役割-
講師: 松村 幹雄 氏
関西電力株式会社電力流通事業本部副事業本部長 (ネットワーク技術部門統括)
16:30– 17:25 パネルディスカッション モデレータ:穂積 直裕
豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター特命教授 17:25 – 17:30 閉会 木内 行雄
豊橋技術科学大学工学教育国際協力研究センター長 17:30 – 19:00 情報交換会