写真 山形県米太平山
16
第1部 学生たちが見た世界 ●
外国語学部 中国語学科 3年 小椋 洸
在米湿地(米湿原)
听故事的样子(お話を聞いている様子)
修复木质路面(木道路の修復)
17
修复水库前(ダム修復前)
修复水库后(ダム修復)
日本語訳 2019年
4月 的として締結した。主な取り組みとして 通し、地域発展と人材の育成に寄与することを目 強みを生かした教育・研究の推進と学生の交流を 包括的連携協定を締結した。この協定は、双方の 18日、神奈川大学と山形大学が
の①として山形大学の学生は横浜港で をつなぐ遠隔講義。となっている。この取り組み ④教職員の交流。⑤研究者の交流。⑥双方の大学 受け入れ・派遣。③単位互換による国内留学派遣。 ①学生交流。②インターンシッププログラムへの 6つある。 8月 29日〜 9月 の学生は山形県で 1日に「海の体験学習」を行った。神奈川大学
11月 15日〜 書いていこうと思う。 に参加した。「フィールドラーニング」の体験談を 神奈川大学の代表として、「フィールドラーニング」 ラーニング」を行った。私は、内閣府の支援により 17日に「フィールド
今回の山形大学との交流で
全ときのこ料理④里地里山の再生。の 人と自然と地域をつなぐ環境保全活動。③里山保 あった。①新庄伝統の民俗文化を体験しよう。② 4つのプログラムが 4つだ。 私は、②の人と自然と地域をつなぐ環境保全活動に参加した。私は、山形県鮭川村に訪れた。私自身、山形県は
に古くから鮭の遡上が見られたため鮭川村となっ 小規模な村だ。名前の由来は、村の近くにある川 鮭川村は、山形県の北部にある約4000人の 村という場所は全く知らなかった。 1回訪れたことがあったが、鮭川 非常に美味な食材が多いことが魅力の こ王国まつりが行われいる。このように鮭川村は、 た。鮭川村では多くのきのこが取れるため、きの
生息しているのだが、2018年 しては、米湿原には、多くの貴重な生物、植物が 私は、米湿原の環境保全に取り組んだ。目的と いかと思う。 1つではな 8月 植物が育つそうだ。 た。このダムを作ることによって土が潤い多くの 共に作業を行ない、無事に水を貯めることができ わからない状態だったが、山形大学の学生さんと た、私はダムを作ったことがなかったため、全く 復に用いる木を運ぶ際にとても大変であった。ま め、足元がぬかるんでいる。なので、木道路に修 大変だったのが木道路の修復だ。湿地帯であるた ムの建設、木道路の修復、草運びだ。中でも一番 全活動を行なっている。主に行なった活動は、ダ を元に戻すということを目的にボランティアで保 に大きな損害を与えてしまった。そのため、湿原 県は記録的大雨に見舞われ、土砂崩れなどで湿原 6日、山形
このように普段では行うことがない貴重な体験をすることができた。保全活動をきっかけに様々な日本の文化を知り、多くの留学生に日本のよさを伝えていく機会を作ろうと思う。これから神奈川大学と山形大学は多くの交流を通してお互いの大学を活性化していければいいと思う。来年からみなとみらいキャンパスができ、学部が増えるので日本文化学科を筆頭に外国語学部などと一緒 に神奈川大学の留学生を引き連れ、山形県の自然、文化を感じ、環境保全に携われれば良いと思った。外国人にとってこのような活動は非常に良い経験になると同時に自国に帰った後、家族、友人などにも伝えていただき山形県の活性化を図りたい。またこれを読んでいただいた方に少しでも山形県の良さが伝わることを願う。
18
第1部 学生たちが見た世界 ●