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教師によって自己開示される個人情報に関する研究

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餐醗 操・溜聾義章二教麟1こよって自己鰭示される餐錘人椿報に関する嚢究 9

教師によって自己開示される個人情報に関する研究

      こども達は,教師をどこまで知っているか一

飛 田   操 河 野 義 章

問 題

 理代の学校の大震摸化にともない,「葬教鷺的な 匿名化現象」が発生し,生徒は校長の名も顔も知

らず,校長は生徒の顔ばかりでなく教麺の名爵も 覚えられないような状浅が生まれている(麻生・

小林・松本,欝88/。生経の顔と名蒲が一致しなく なった学校では,運動着の胸1こ大きなゼッケンが 付けられるようになった。こうした獲名化現象は 葬行などの問題行動の原羅の一つとも言われてい るが,教室という小さな単粒においても,鞍懸と 生経が,豪た生徒属土が穣手のことをほとんど難

らないという状溌が生まれているのではないだろ

うか。

 ある母親は,小学校5卑生の嬢が嘆月に握狂が 代わってから,先生の謡をしなくなったので,学 校が嫌いになったのか,勉強が遅蕊だしたのか,

あるいは先生が繰いなのか,と心翫した。しかし,

この心醗1ま難ずれもあたらなかった。尊葦生のと きの握任は,自分が生家れた麟のことや,露分の 子ども鱒代のこと, また亨 露分の子どものことな ど,それこそこと綴かに教室で議していたようで,

それが夕食のときなどに家庭で披露された。とこ ろが,新しい握任は,そうしたことは教室のなか でほとんど議題疑しないらしい。これが嬢の行動 が変化したようにみえた真の漂鑓であった。

 社会心理学では,野砲考に帰して,言語を介して 伝達される自分窪身に隣する情報,およびそび)伝 達行為」を自己醗示(se藩δ孟sclos雛e/と呼んでい

る。羨遠の小学生の締では,4年生のときの握任 はクラスの子どもに対して霞己鵜承が豊かだった のに対し,新しい5年生の糧任は新学簸にもかか わらず,露己絹示の量が極蟻に少なかったのであ る。学年が進む1こつれて子どもから講授や教懸に 鱈する自呂開示が減少し,逆に友人に対しては増 擁することが知られているが(趨藤,欝77/,しか

しながら,この小学生の場合は,繹霧に対して,

捲任に臠する情鞍を伝達したくても祷報不足でそ

れができなかったのである。

 古籏(欝68/は学綴を徽舗と箆童が広く学習 を媒介として構互に饑き合う力学的な場であっ て,単なる教科学習の場ではないまと捉えている。

こうしたダイナミックな構互作霧をとおしての人 格形成が可能になるためには,教錘と生徒が共に

コミュ・ニケーシ3ン・スキルに長けて赫なければ ならない。「鱒襟を闘いて」という言葉があるが,

教魎と生徒が,教材の学習毒こ聡わる公的な薦輻の やりと讐だけでなく.窪分の縫人的なことがら(こ れを「魑人情報」と呼ぶことにする)を不籔に伝 え合う (開示し合う/ことによ警,このコミュニ ケーション・スキルを豊かにすることができるも のと考えられる。

 教麟と生経の翻だけでなく,あらゆる薄人縫係

のなカ〉で,季舞互に{嚢入籍報薄雪琴舞示されることの奉1 点は,第一に互いの熟矢欝生が高まる,第二に嚢常 場嚢での会話のきっかけを提供する,第三に互い

をステレオタイプ飽して認知することを瞬ぐこと ができる,第露に共感性を薦めるといったことが 考えられる。これらは,コミュニケーション・ス キルの獲轡の繭提条件となろう。

 L給v講e(欝7湧は教職課程の大学生に自己聡慧 の調練を施した結果,講練者は葬講練者や密邑開 示に関する講義を受けた考善こ比べて自己麗示の意 志が蕩くなった。また,小学校の教麟を毒望する 考は中学校を希望するものよ鯵藝邑開示の意志が 高いという結果も競ら疹擁こなった。購じように,

亙}a墾w3tlら(i露5/は,インドの教職の講練を受 けている大学生に自ヨ薦示尺度を実施し,女子学 生は男子に比べて自分のパーソナサティーについ てよウ多くの瞬示をするという結果を得ている。

 これらの結果は,教麟の性甥や性格,さら1こは 教育襯といった特盤によって,子どもに魅する教 麟の欝5麗示のしかたが違ってくることを示唆し

ている。

 教縣の自己開示の効果を示すものとして

雄cCaギ出yら(鎗8のの実験は興味深い。彼らは,

(2)

韓 懸島大学教育学部論集第欝弩

大学生に罫学習された無力感善の講義の録音テー プを聴かせたが,一方のテープには教麟の霞巳開 示のステートメントが含まれていた。露琶弱示驚 輻は,女子学生の欝震再生を低くしたが,男子学 生の議由再生の得点は高くなった。 しかし,教麟 の熟練さ,魅力,鱈霧についての評定には影響し なかった。

 一方,WOO豆{0鍬(欝79/は,小学校6年生の霞 然の教室場面で,霞己騰示の豊かな教麟と月重み な欝己醗示しかしない教麟の授業を比較をしてい る。その結果:,男子は欝邑麗示の低い教魎を好む が,女子の場合は自琶鰐示の高低によって,教懸 に蝿する好み慧変わらなかった。

 実験場面と露然場面の違いはあるが,当然,こ のデザインの実験では,どの様な内容の縫人鋳鞭 が,どれだけの量.どの鋳類に,また,誰にシ鰻 示されたかによって結果が違ってくるものと予灘

される。

 心嚢(i§89/は,懸人が警己縫示する動機を,

意懸盤,燦範姓,感籠牲の3っに遜足する飛度を 灘発している.意蟹姓は露ヨと地者との人糞縫係 を講整することを蔭的としている。規籠盤は農分 と鼈煮の置かれた状溌や規範1こ影響されて灘示す るもので,舗えば「その場の雰醗気1こ合わせる」

とか「穏手が本人のことを誌したため」といった 遷密である。また懇篤鑑は,露分の感情の郷揚に

よるものである。教編垂こよる自己琴響示毒ま,新しく 撞{壬になったときの羨拶のような公式の場懸でな

されることもあるが,多くはいわ織る雑談と醇ば れる学習毒導の合翼になされる。そこで教麟が教 室の内外で自己弱示する動機についても改めて検 証する必要がある。

 筆者ら(飛遜・湾野,準薦中〉は,教麟の露己 霧示が子どものスクール・モラールに及ぼす影響 を検討しているが,本報魯はその予備段踏として,

小学生の灘から,撞任の教麟が自己醗示する教麟 の綴入構報の種類と量を検討することを欝的とし ている。異体的には,次の点を検討する。

 i、教麟は,どのような内容の纒大篝報を自己   聡示しているか。

 2.懇大篝鞍の受容に学年差,男女差があるか。

 3.教鑛との接触量が,醒人情鞍の受容に影響

  するか。

欝鱒一蕪

方 法

調査薄象者と調査方法

 轟轟霧海の3つの小学校の蓬隼生欝クラスと6 年生驚タラスの計器クラスの児童を対象として,

放課後,クラス毎に集羅で質霧紙を実施した。

 この質瞬紙には,教麟の懸人簿鞭に関する腿項 目(表2/,教輝との接舷頻度に関する鴛項目(表 3/が含まれている。ここでは,転校児童などを 醸雛た6§2名のデータを分析に屠いた。表貰こその 内訳を示す。

表i 墜答餐の内訳

4年生 6年生

子子計 男女

欝7 i鶉 332

2雛

i5§

3総

378 3錘

§§2

結 桑

担葎教麟について

 4隼生の韓クラスのうち,男雛教毒毒が鐙{壬する クラスは3クラス,女性教麟の握任は7クラスで あった。一方,6隼生では,男性教麟が5クラス を,女性教麟が5クラスを握任していた。また,

その教麟が撞任してi年§のクラスが,垂隼生で 3クラス,6隼生で2クラスであ肇,撞任して2 隼霧のクラスが, 珪華生で5クラス, 6隼生で8

クラスあった。垂隼生のうちの2クラスは,その

教藝嚢の麦蔓任青書2隼醸のタ琶童と, 4年§の多琶童と赤雪 漉在していた。

癈人情報

 表2に,それぞれの教舗の縫人情報を「難って いる」と灘答した箆童の比率を示している。子ど

(3)

叢雲 操・灘野義章:教額紅よって糞葛総承される趨入溝鞍に露する醗究 主i

表2 教麟の鰯人蟻鞍受容の割合

4年生  6年生   κ意 全体 22尭盗が学校にどんな乗り霧でかよってくるかしつてい濠すか

§先生め家の電謡番号をしってい濠すか 麗先生のきげんのよいときをしって騒ますが

鯰髭生が、子どものときにしっぱいしだことをしっていますか 遵先生1の家族が韓人かしってい課すか

婚先盤が教えるの毒糠多きな難強をしって籍ますか 3先盗の家がどこにあるかしつてい蓑すか 欝先生がとく蘇なスぷ一ツをしっていますか

§先盤の家糠のだれかの名蕪をしってい家すか 至先甕の誕生騒をしっています瀞

至§先窒が大好きな食べ霧をしってい議すか

87.§

騒8.§

鱈.§

鰺.掌 記.窯 3マ.2 3違.i 2§.至 3豊.i 2碁.奪

28.2

錘先生が子どものころどんな友だちをもって恥たかしっていますか簸.§

8先生1のう蕊瓢たところをしっていますか

鴛先盗が子どものころ鋸きだった魑強をしってい濠す趣 23先盤の身長をしっていますか

震先隻が好きなプ藤野象のチームをしって董、ますか 綿先盗が家でよく見るテレビ番繕をしって雛ますか 慧先生が子どものころかよっていた学校をしって恥ますか

§髭盤が露父さんやお母さんにほめられた誌をしって雛ますか

?完生1が休みの欝に、楽しんですることをしっていますか 建先生の諮父さんや壽縁さんの段車をしっていますか

2先生の捧重をしってい豪すか

欝先生が聾きな洋毅4)色をしってい議すか 騰禿生が嬉きな歌をしっていますか

欝.鐸 鰺.§

§.i 灘.逢 慧.5 懲.§

緯.壌 捻.導

§.i

§.§

§.3 8.2

§2.了  蓬.5瞥    馨§.雀 灘.7  魂.解藩   騒.7 麗.$ 欝.3了琳纏寧 騰.§

驚.8 騒.魂了纏盤  垂3.3 鱒.窪  ?。鐸綿   臆.透 韓.i  登.§3    38.7 唾壷.2  3.縫窒   3?.§

馨2.3  馨、縫     3警.8 2魂.茎  蓬.2§礁   2?.5 28.了    i.叢1}      2§洋§

22.§  2、§2    2§.蓬 32.§ 唾3.§3纏聯 22.遵 22。§  5、欝*   欝.5 解.馨 2§.雛纏鵬  i§.2 2違、§ 2§、総懸魁  i?.2 23.毒 2§.3i纏翻 i?.2 鰺.?  2、露     露.7 欝.?  8.弱*紹  錘.8 簸.2  2、33    i2.彗 縫.彗  舞.籍     ii.§

i2.5 琵.継纏縫  §.§

?、8  9.艶     呂.8 7.馨  §、i2     §.?

逢.7  3.鱒重   §.嬢

重夢く.i敬承夢<、馨5;継夢<.雛;纏壌駆.騰§;纏綿蘇.§鍵

もが,鍛もよく知っている教錘の燧入構報は,「通 勤時の乗蓼もの」であ讐,全体の約§蓄のものが 通勤方法を捲撰していた。

 逆に,簸も難っていると嚢吝したものの比率が 少な魏のが,「好きな洋騒の色」総.7パーセント〉,

「好きな歌」(6、雌パーセント/といった教麟のプ レファレンスに関するものであった。

 懸人構鞍受容の髭率に学年差がみられるかどう かを検討した結果,婆年生のほうが6隼生より;有 意に多くのものが知っていると騒客したのは,「先 生の家の叢談番号」(κ2=彗.67,β<.縣/と,「家 族の誰かの名蕪豆κ2越.26,β<.む5)だけであ彗,

学年差が有意になった欝項§のうちの残響の難項 目については,準年生よりも6隼生のほうが知っ ていると園答したものの害奪合が有意に高かった。

 2婆種の憑人藩報のうちの何種類を矯っているか をそれぞれの箆童の薩大篝報受容度」)詣標とし

た。平均値を表3に示した。この対数変換薩に鰐 する分散分析の結果,学年の主効果と牲の主効果 のどちらも有意になり(各々,裁董,鱒浦23.53,

声<.馨綴;F〔至.岱鋤瓢38.22,か<.醸護),淫辞三生よ陰

も6隼生のほうが,そして,男子よ拳も女子のほ うが,有意に多くの纒人情鞭を教麟から獲得して いることが競らかになった。学年と牲の交互作霧 効果は有意にはなっていない(昂茎。齢<L箆、麟。

接触頻度

 それぞれの接触経験をしたことがあると懸答し た髭童の比率を表4に承した。「輯と爆撃のあいさ つをしてく蕊る」,「先生から慰められたことがあ る」という経験が,全体の総パーセントを越えてい る。逆に,簸も少なかったのは,「先生の家に遊び にいったJ経験を持つもので,全体のわずか6.2パ ーセントの箆童だけが経験あをうと璽答していた。

(4)

玉2 福島大学教官学部詩集第認号 i鮪暮一望玉

 この接触経験が学年によって異なるかどうかを 検討した結果,欝環翼のうち,驚項§に有意差が,

i項羅に有意に近い差が認められてお陰,これら はすべて,6隼生よりも魂隼生の接鍵経験が多い ことを示している。特に,「休み暗闘や学校が終わ ってからも遊んでくれますか1という質闘に「は い」と園答した6隼生は,わずか7.5パーセントで あったのに対し,蓬年生は,誕.6パーセントのも のが「はい」と鰹答しているのである。ここで,

学年による比率の違いがなかったのは,「ほめられ たことがある」,「頭をなでられたことがある」の

2つの積鬱だけであった。

袈3 騒人椿轄の平均纏

 このi3種の教麟との接触のうちいくつを経験し ているかを晃童の接触頻度の指標とし,この平均 値を表5に示した。この対数変換髄に対して分散 分極を行った結果,学年の主効果と牲の主効果の どちらも有意になむ(各々ケ君軽,昏職霊35.77,

声<.§毅1昂里.旙=7、85,夕<.蟹/,男子よりも女 子のほうカ§, また, 6年生より1も逢奪1生のほう力雪 有意に教麟との接触頻度が多いことが示された。

ここでは,学隼と性のあいだの交互作零効果は有 意ではなかった(Fほ、礁⇒.53.羅.s、〉。

4年生 6年生 平均

撰人情報と接触頻度め関連

 擬人驚報と接舷頻度のあいだの積率癒関係数を 表6に示した。女子,特に逢年生の女子において 縫が若干低いものの,全体としては,纒入構鞍と 接触頻痩のあいだに強い正の相鷺が認められてい

る。

男子  5.馨§

女子  §.艶 平均  §.縫

§.23 呂.32 7、欝

5、騰 7.33

考 察

 管内(i留3/は構報の交流のチャンネルの特性 によってコミュニケーシ3ンを8つに類型化して いる。本報告で撮った教麟による懸人精報の聡示 をその類壁に薮てはめると,搬送体はパーソナル な大鷲教嚢華であ聾,i璽番各は毒饗宴:的に認められたも のでない私的なものである。ただし,流れは一方 向の嚢流的な場合と,根方晦の交流的なものの二 通鯵が存産するので.第3類型と第魂類型に当て

表4 教緬との接触経験¢書絵

4隼生6無生  ズ

金棒

5先生1凄ま韓と帰つのあいさつを毎Bしてくれますか 2先生1からほめられたことがありますか

茎2先生の{重事のてつだいをしだことがありますか 縫先生1といっしょにスぷ一ツしたことがありますか

3完生はよく声をか碧してくれ蕊すか

達先盤鱒ま蟹つた顔をしているとどうしたのか心麗してぐれますか i先生に頭をなでられたことが蕗りますか

§先生に難強のことで権議したことがありますか 8先聖に友だちのことで権談したこと炉ありますか

§先生は休み詩濁や学校が終わってからも遊んでくれますか

?先生に家の人のことで絹談したことが磨りますか i3先生.と二人だけの豪雪棄をしたこと毒£あり濠ずか 欝完生の家に遊びに録っ庭ことがありますか

8?.3 雛.暮

?i.3

η.i 聡.至 5肇.蓬 鎗.§

35.8

3§.§

3護.§

馨.§

捻.§

§.§

雛.3 83.i

7§.§

弱.§

襲、3

5董.茎 幾3.§

2マ.8 22.§

了.き 了.§

8.§

3.§

建.総意

§.総

2.8難 解.§8纏綿

§.総騰*

4、鷲卑 2.簿 5.鰺卑 25.§2纏綿 鰺.麗継継 i3.認*腱$

毒.盤寧 8.?2纏霊

艇.2 82.5 7垂.2 縫.2

5§.§

蕊.i 聡.§

3i.§

3§.§

欝.5 i2.i ii.2

§.2

辞く.驚;取葺く.蕊;纏欝く.餐;継承倉<.9蕊;*激綿夢く.鑓i

(5)

飛欝 操・海野義章:教舗によって目葛糖示される燧人雛幸塗こ聴する響究 i3

袈5 接触頻度の単均纏 表6 簸入構報と接触頻度の構関    (薄数変換データ1

4隼生 6年生

平均

4年生  6年生

全鯵

予子均 男女平

§.総

§.8§

§.薦

§.麗 5.2尋 悉.慧

§.52

§.麗

子子体 男女全

.蕪纏鍵  .馨纏繊

.27*甥  .鰺纏綿

.軽継継  .蕎纏縫

.鱒纏綿

.3§纏継

.絡縫隙

はめることができる。新学窮の壼己紹介の場面な どを考え蕊ば,初めは教舗から子どもへの一方肉 的な第3類璽をとおしての講示が多いが,学級内 での穣夏作講が活発になるにつれて,第嬉頭型の 離合が増えるものと考えられる。

 これまでの嚢己購示の嚢葺究の総題点の一つとし て,もっぱら議し手にのみ観究の縫心が請けられ てお婆,諸を交わす2者襲係に焦点が当たってい ない,という揚接がある(小嚢,懲8§〉。教麟の鎧 己醗示の暴究でも,灘接教錘に密己鰻示尺度を実 施しているものばか今で,受け手の生経の綴から の視点が欠けている。教轟が禽邑の{露人に灘わる 鋳鞍を提供しても,それを子どもが意識的に受容 しているとは限らない。そこで,本藩究では子ど もの灘の受容状溌に注欝したのである。

 麹入籍報の受容に臠しては,尊年生よ参も6隼 生のほうが多いが(表3/,接触頻度に麗しては6 奪生よ撃も逢年生の方が多い(表5/という結果 が認められた。これは教簾と児童のあいだの社会 的稽互修繕の形態の違いを簾験するものと考えら れよう。小学校の低学隼では教麟との痩接接触が,

親秘欲求を満廷させるきっかけとなっており,教 麟も塵接接触の機会を増やすよう努めているもの と推灘される。これに対して高学年では,教麟に ついていろいろな猜報をもち,熟矯牲がますこと によ参霧報欲求を溝たし,スクール・モラールを たかめるようになるのではと仮説をひきだすこと

方書できる (飛菱葺・享薄野,準{藩中)、

 性差をみると,綴人情報の受容及び接舷頻度の 両方において,女子の方が高くなっている。対象

となった学綴の擾任が女性教饒が多かったことも 原纒の一つと考えられる。また,女子の方が霞己 開示が高輪というこれまでの結果と露己麗示の返 靱性(欝己騰示の受け手が,縫じ程度の内面牲を もった農避醗示鋳鞍を送む手に返す醗象/の儲悪 から考えて,女晃が多くの場面で男莞よ1り教麟の 霞目聡示を受けて静るとも考えられる。さら1こ,

女毘の方が男箆よりも飽考,特に大人との纒人的 なふれ合いに麗心が強く,講じような状浅で教錘 から縫入構鞍が語られても,それを受け生め,定 着させておくことに差がでるとも考えられる。

 コミュニケーシ3ンをラ親権手とのあいだで,あ る穀象に対する共通の方霧づけを形成しようとす る試みである」(鞭wco盤も,欝53/ととらえるな らば,教麟の懸人驚報を多く保有しているものは,

教締とのあいだで,櫨対的によ肇共通の方向づけ が形成されていると考えることができる。このよ

うな子どもを,教套爵畢ま「ものわ毒〉吟の喪い子」で あると認知する腰簿が強いと考えられる。もし,

学綴場面での箆童に対する評癒が,このような共 通の方肉づけが成立しているかどうかによって縄 定されることが多いならば,教麟の懸人精報を多 く課有している箆童に蝿する教舗の評懸も傷いも のになると予想される。ここでは,この緯題は検 認できなかったが,今後必要となるべき課題と思 われる。

        引馬文献

麻生誠・小鉢文人・松本農夫 欝88  文娃

学校の琶会学 学

(6)

欝 檬議大学教官学藻論集第略号 i鱒§一意

/罫口孝罵 墨98§ 縫示者のパーソナ夢ティーについて  の開示者・受け手による鞍翫の一致と自己鰻示動機  とσ)灘係1こついて 心藻学藩究か5§ラ22を2論、

撫藤経勝 婚77 青年1鱗の白目意識の購造 心1遷学モ  ノグラフ 艮 響本心遅学会

L魏灘e,M.建.,玉鱒Teac魏r s磁一6圭sciosl簸墓  睡e嚢&vlor、翫耀擁舘ε励磁擁,i§,i2一茎8.

肱ダaw撮1,歪、,&梅s盤塗,翼.欝8逢Ge磁α薩蓄er・

 醸Cε1簸S磁憾童SC董倉S纏ea購蟹艶a磁ertra麺ees、

 彪纏縦波s魏馬跳緬零露冨彪ε澱κ勉3,7,麟一淫5.

古縷蜜蜂 欝聡 学級集懸の授術学 萌治図書

蔑醗操・滝野義章(準備中) 教蒙iの{嚢ノ、曙唐事浸右書スター  ル・モラール1こ及ぼす影響

擁cC段rt麹,駐.盆.,&Se賊e欲,設.R.i§82ε鞭cts

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 3§3一鱒4.

管融穰灘 欝73縫会的コミュニケーションの構造  内講芳美懸か(編 講鰹幾代縫会とコミュニケーシ  ョンi 基礎覆講 東京大学鐵叛会

駕醐oo董{「ol鼓,A、至…. 至§7警  Se廷一感量sclos慧ギe盆}t難e c董畿ss−

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11 自己点検評価 (1)自己点検・評価 1)自己点検・評価を恒常的に行うための制度システムの内容とその活動上の有効性 【現状の説明】 大学評価委員会は、大学院規則第3条に謳われている自己点検・評価の企画・立案を行い、恒 常的に自己点検・評価活動を実施している。本委員会の組織は、学長指名の委員長をトップとし