フ ィ ト ア レ キ シ ン の 単 離・構 造 解 析 に 関 す る 研 究 は20世 紀 後 半 に 盛 ん に 行 わ れ,非 常 に 多 く の 成 果 が 蓄 積 さ れ た.21 世紀に入ってからのフィトアレキシン研究はその生合成や誘 導機構に関するものが中心になってきており,いわゆる「モ ノ取り」的な研究はやり尽くされた感があった.しかし,近 年イネ科やアブラナ科植物の研究で,従来考えられていたよ りも多様な化合物がフィトアレキシンとして機能しているこ とがわかってきた.
フィトアレキシンとは
フ ィ ト ア レ キ シ ン
*
1(phytoalexin) と は1940年 に MüllerとBörgerによって最初に提唱された概念であ る(1).現在はおおむね「健全な組織には(ほとんど)存
在しないが,病原菌の感染を受けたときに植物がで生合成する低分子抗菌活性物質」のように理解 されている.植物の生産する抗菌性物質については,か
つてはInghamの提唱した分類(フィトアレキシン,プ ロヒビチン,インヒビチン,ポストインヒビチン)(2)が 用いられる場合が多かったが,現在はVanEttenらの提 唱したフィトアレキシンとフィトアンチシピン(phyto- anticipin)の2つに分類する体系(3)が広く受け入れられ ているようである.VanEttenらの定義では,フィトア ンチシピンは「植物が生産する低分子抗菌活性物質で フィトアレキシン以外のもの」ということになる.しか し,これらの用語の使われ方にはやや曖昧な部分もあ り,厳密にはフィトアンチシピンに分類されるべきもの や昆虫による食害など病原菌以外のストレスに応答して 生産される物質をフィトアレキシンと呼んでいる場合も 散見される.
フィトアレキシンの単離が最初に報告されたのは 1960年であり,エンドウのピサチンが初めて物質とし て単離されたフィトアレキシンである(4)
.その後,多く
のフィトアレキシンの単離・構造解析に関する論文が報 告され,フィトアレキシンの化学構造はフラボノイド,テルペノイドを中心に多岐にわたることが明らかとなっ た(5)
.一般に特定の植物の作るフィトアレキシンは基本
骨格が同一の類縁体からなる場合が多い.また,マメ科日本農芸化学会
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【解説】
Structural Diversity of Phytoalexins Morifumi HASEGAWA, 茨城大学農学部
*1一般的には英語の発音に近い「ファイトアレキシン」と表記さ れることが多いが,文部科学省学術用語集では「フィトアレキシ ン」と掲載されているため,本稿では「フィトアレキシン」を用 いることとした.
植物の自己防御物質フィトアレキシンの多様性
植物は自ら作る多様な抗菌性物質で病原菌に対抗する
長谷川守文
植物のイソフラボノイド系フィトアレキシンやアブラナ 科植物のインドール系フィトアレキシンのように科に特 徴的なフィトアレキシンの生産が見られることもある.
イネのフィトアレキシン 1. イネのフィトアレキシンの発見
イネのフィトアレキシンに関する研究については,広 島農業短大の植原による1958年の報告(6)が最も古い文 献のようである.植原はいもち病菌胞子懸濁液をイネ葉 身の付傷部に滴下し,24時間後に回収した懸濁液中に はいもち病菌胞子発芽阻害活性物質が含まれることを見 いだし,イネはいもち病菌胞子との接触によってフィト アレキシンを生合成すると考察した.植原の発見以降,
イネフィトアレキシンを物質として同定しようという試 みが日本の研究者を中心になされたが,約20年間は物 質の同定には至らなかった.そのような状況を打ち破っ たのが1977年に発表された英国シェル研究所のCart- wrightらのモミラクトンA, Bのフィトアレキシンとし ての再発見の論文である(7)
.Cartwrightらは病原菌には
直接的な抗菌活性を示さず植物自身の抵抗性を増強する ことによって病原菌の防除を可能とする薬剤(植物抵抗 性誘導剤)の開発候補化合物であったWL 28325を処理 したイネにいもち病菌を感染させた場合,その抽出物はWL 28325未処理イネの抽出物よりも高い抗菌活性を示 すことを見いだし,抽出物中に含まれる抗菌活性物質と してモミラクトンAおよびBを同定した.モミラクトン A, Bはすでにイネ籾殻中に含まれる植物成長阻害物質 として東北大の加藤らによって1973年に報告されてい たジテルペン化合物であった(8)
.モミラクトンA, Bは
健全葉にはほとんど存在せず,病原菌などのストレスを 受けた葉で生合成が誘導されるため,イネの葉において はフィトアレキシンとして機能していると考えられてい る.しかし,イネの小穂や根ではストレスとは関係なく 生合成されるとがわかっており,イネの根から分泌され るモミラクトンBはアレロパシー物質であると考えられ ている(9).
2. 続々と報告されるイネのフィトアレキシン
モミラクトンに続き,1980年代には茨城大学の赤塚・
児玉らのグループによってモミラクトンとは炭素骨格の 異なるジテルペン化合物オリザレキシンA‒Dがイネ フィトアレキシンとして報告された(10, 11)
.これらは自
然に発生したイネいもち病罹病葉の病斑部抽出物中から 単離・構造決定された.その後,茨城大学のグループで は,より効率的にフィトアレキシンの生合成を誘導する 紫外線照射を用いて,さらにオリザレキシンE(12), F(13),
オリザレキシンS(14),サクラネチン
(15)を報告した.これ日本農芸化学会
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「フィトアレキシンは体にいいものなのでしょう か?」という質問をかなり前に受けたことがある.あ るテレビ番組の制作会社から研究室にかかってきた 電話でのことだった.その時の筆者の答は「一部の フィトアレキシンは実験動物や細胞を使った実験で 体に良いかもしれないと解釈されるような活性が報 告されていますが,そういうものは例外でおそらくほ とんどのフィトアレキシンはどちらかと言えば体に 悪い可能性が高いです」というようなものだったと思 う.この答は番組制作上のストーリーとは食い違っ ていたようで,先方は残念そうだったことを覚えて いる.その後,この番組は別件での捏造問題が発覚し て放送打ち切りになった.あの時,相手の都合のい いストーリーに誘導された適当なコメントをしなく て良かったと思ったものである.
実はフィトアレキシンのヒトや哺乳動物に対する 活性はほとんどわかっていないのが現状である.ブ ドウやピーナッツのフィトアレキシンであるレスベ ラトロールは,赤ワインに含まれる「体にいい」成分
として,そのアンチエイジング効果などが非常に精 力的に研究されている.そのほかにもダイズのグリ セオリンなどがヒトに対する有益な活性があるかも しれないとして研究対象になっている.イネのフィ トアレキシンでは,モミラクトンBやサクラネチンに ついてがん細胞や哺乳動物などに対する生理活性の 報告がある.しかし,これらは例外的なもので,ほ とんどのフィトアレキシンは植物病原菌に対する抗 菌活性以外の活性はわかっていない.ヒトに対して 毒になるか薬になるかと問われれば,多くのフィト アレキシンは(摂取量次第だが)毒になる可能性が 高いと考えるのが妥当であろう(もちろん実験をや
らないことには確かなことは何も言えないが).
コ ラ ム
らのうち,サクラネチンだけがジテルペンではなくフラ バノン骨格をもつ化合物であり,これはサクラの樹皮に 含まれるフラボノイド配糖体であるサクラニンのアグリ コンとして東京大学の朝比奈によって1908年に報告さ れていた化合物である(16)
.一方,明治製菓の古賀らは
1995年にイネ紋枯病菌に感染させたイネ葉鞘からファ イトカサンA‒Dの単離を報告した(17).さらに,古賀ら
は1997年にジャガイモ疫病菌由来のエリシターで処理 したイネ培養細胞からファイトカサンEの単離も報告し ている(18).
この時点までにイネのフィトアレキシンとして,ジテ ルペンが14種類,フラバノンが1種類の計15種類の化 合物が報告されたことになる.ジテルペン系フィトアレ キシンは基本となる炭素骨格に基づいて,ピマラジエン 骨格をもつモミラクトンA, B, サンダラコピマラジエン 骨格をもつオリザレキシンA‒F,ステマレン骨格をも つオリザレキシンS,カサジエン骨格をもつファイトカ サンA‒Eの4つのグループに分けることができる.これ らのフィトアレキシンの炭素骨格の生合成による作り分 けは興味深い研究テーマであり,4種類の炭素骨格の形 成に関与するジテルペン環化酵素遺伝子が同定されてい る(詳しくは本誌などの総説(19, 20)を参照されたい)
.
3. 最近報告されたイネのフィトアレキシン
新たなイネのフィトアレキシンはファイトカサンEの 発見を最後にしばらく報告されなくなった.筆者もさす がにこの段階でイネフィトアレキシンはほぼ出そろった のではないかと考えていた.そこで,イネのフィトアレ キシンに関する次の段階の物質レベルでの研究として,
フィトアレキシンの生合成中間体や代謝産物を明らかに しようとする研究に取り組んでいた.筆者らはそのよう な物質を探索するために紫外線照射イネ葉抽出物と未照 射の抽出物をGC/MSやLC/MSによって分析し,その プロファイルを比較する方法で紫外線照射によって特異
的に誘導される物質の探索を試みていた.その研究の過 程で,既知のフィトアレキシンとは異なる新しいフィト アレキシンを発見することとなった.
2013年にはカスベン骨格をもつジテルペン化合物 - 10-オキソデプレッシンをイネの新規フィトアレキシン として報告した(21)
.従来知られていたイネのジテルペ
ン系フィトアレキシンは植物ホルモンであるジベレリン と同様にゲラニルゲラニル二リン酸が2段階の環化反応 を受けて生合成されることが明らかにされており(19, 20),
これらはラブダン関連ジテルペンという分類に属してい る(22).一方,
-10-オキソデプレッシンはラブダン関連 ジテルペンとは異なるカスベン骨格をもっていた.筆者 らが -10-オキソデプレッシンを報告するまでは,カス ベン関連骨格を有するジテルペンはトウゴマ(英名は castor bean)などのトウダイグサ科植物と軟質サンゴ からのみ報告されていた比較的まれなタイプのジテルペ ンであった. -10-オキソデプレッシンのエナンチオ マーである10-オキソデプレッシンも軟質サンゴから単離された10-ヒドロキシデプレッシ ンの誘導体として得られたものである(23)
.
Parkらは紫外線照射したイネ葉に蓄積する -ベンゾ イルトリプタミンや -シナモイルトリプタミンなどの アミド化合物がイネ白葉枯病菌などに対して抗菌活性を 示すことから,これらをイネのフィトアレキシンとして 2014年に報告した(24)
.筆者らも紫外線照射イネ葉にア
ミド化合物が蓄積することを確認し,そのうち -ベン ゾイルトリプタミンや -シナモイルトリプタミンはイ ネいもち病菌に対して抗菌活性を示すことを明らかにし た(25).さらに,筆者らはいもち病菌を接種したイネ葉
にこれらの化合物が蓄積することも確認した.これによ り, -ベンゾイルトリプタミンや -シナモイルトリプ タミンもイネのフィトアレキシンであることが明確に 図1■1997年以前に報告されていたイネのフィトアレキシン図2■2013年以降に報告されたイネのフィトアレキシン
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なった.
つい最近,鳥取大の石原らはオオムギ斑点病菌を感染 させたオオムギから単離されたアミン類がイネごま葉枯 病菌を接種したイネにおいても蓄積することを報告し た(26)
.このアミン類はオオムギ斑点病菌胞子発芽阻害
活性を有しており,オオムギの新たなフィトアレキシン であると考えられる.これらがイネの病原菌に対しても 抗菌活性をもつことが明らかになれば,新たなイネの フィトアレキシンとなる可能性も高い.4. イネの自己防御物質の多様性
これらの一連の研究の過程で既知のフィトアレキシン であるファイトカサンの類縁体ファイトカサンFも新た なフィトアレキシンとして発見されており(27)
,イネの
フィトアレキシンは全19種類(内訳はジテルペン16,アミド2,フラバノン1)ということになった.現在ま でのイネフィトアレキシン研究の多くはジャポニカ種の イネを用いて行われている.一方,インディカ種や野生 種のイネでは,ジテルペン生合成遺伝子の機能解析など により,ジャポニカ種とは異なったラブダン関連ジテル ペンフィトアレキシンも作るのではないかと推測されて
いる(28, 29)
.また,フィトアレキシンではなくフィトア
ンチシピンに分類される物質であるが,イネ葉からは抗 いもち病菌物質として酸化型脂肪酸(30)やセスキテルペ ン化合物(31)
,抗白葉枯病菌物質としてラブダン関連ジ
テルペンであるオリザライド類(32, 33)が報告されている.トウモロコシのフィトアレキシン
イネと並ぶ重要穀物であるトウモロコシでは,古くか らDIMBOAなどのベンゾキサジノイド化合物がフィト アンチシピンとして知られており,病原菌に対してだけ ではなく食害昆虫に対する防御物質としても機能してい ると考えられている(34)
.一方,フィトアレキシンにつ
いては近年まで報告がなかった.しかし,2011年に Schmelzらはクモノスカビを接種したトウモロコシにジ テルペン化合物カウラレキシン類が蓄積することを見い だし,これらが抗真菌活性と昆虫の摂食阻害活性を示す ことを確認し,カウラレキシン類がトウモロコシのフィ トアレキシンであることを明らかにした(35).さらに,
同じ研究グループは赤かび病菌を接種したトウモロコシ からセスキテルペン化合物ゼアレキシン類も発見し,こ れらもフィトアレキシンとして働くことを明らかにして いる(36)
.
アブラナ科植物のフィトアレキシン
アブラナ科植物のフィトアレキシンは,シロイヌナズ ナのカマレキシンやハクサイのブラシニンをはじめほと んどがトリプトファンを生合成前駆体とすると考えられ るインドール化合物である.この分野の第一人者である カナダ・サスカチュワン大学のPedrasらは精力的にア ブラナ科植物のインドール系フィトアレキシンの単離・
同定を続けており,その成果は総説にまとめられてい
る(37, 38)
.しかし,最近になってアブラナ科のオランダ
ガラシ(クレソン)やフユガラシからトリプトファンで はなくフェニルアラニンから生合成されると予想される 新しいグループのフィトアレキシンであるナスターレキ シン類がPedrasらによって報告された(39, 40)
.
図3■トウモロコシのフィトアレキシンとフィトアンチシピン の代表例
図4■アブラナ科植物のフィトアレキシンの代表例
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フィトアレキシンの多様性には必然性がある 植物病原菌は宿主植物のフィトアレキシンに対する耐 性をある程度獲得してきたと考えられており(41)
,その
ような耐性機構の一つとしてフィトアレキシンの解毒代 謝が挙げられる(42).たとえば,エンドウのフィトアレ
キシンであるピサチンは の作るチ
トクロムP450酵素であるピサチンデメチラーゼにより 抗菌活性の低い化合物へ変換されることが知られてい る(43)
.アブラナ科植物のインドール系フィトアレキシ
ンについてはPedrasらによって病原微生物による多く の代謝変換の例が報告されている(38).筆者らもイネの
フィトアレキシンであるモミラクトンAとサクラネチ ンがイネいもち病菌によって抗菌活性の低い化合物へ代 謝されることを発見している(44〜47).このように植物の
抵抗性に対抗して進化する植物病原菌に対応するために は,植物側も自己防御物質を多様化するのは必然的なこ とだと考えられる.ここまで紹介したように,イネ,トウモロコシ,アブ ラナ科植物などで2010年以降に続々と新しいフィトア レキシンが発見されている.しかも,既知フィトアレキ シンの類縁体ではなく,その植物にとっては新しいタイ プの構造をもつ化合物が報告されている.フィトアレキ シンを植物から単離して構造を明らかにするという研究 は20世紀後半に盛んに行われて,やり尽くされた感が あった.しかし,最近の研究の進展を見ると,従来知ら れているフィトアレキシンは氷山の一角だったのではな いかと思えるようになってきた.イネ科やアブラナ科植 物において新たなフィトアレキシンが続々と発見された 理由は,たまたましつこく研究を続けている研究者がい たからに過ぎないのかもしれない.今後はここで挙げた ような植物以外でも予想外のフィトアレキシンやフィト アンチシピンの多様性が明らかになっていく可能性もあ るのではないかと期待している.
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日本農芸化学会
● 化学 と 生物
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Ni, J. R. Rocca, H. T. Alborn, P. E. A. Teal & E. A.
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45) M. Hasegawa, I. Mitsuhara, S. Seo, K. Okada, H. Yamane, T. Iwai & Y. Ohashi: , 19, 11404 (2014).
46) T. Imai, Y. Ohashi, I. Mitsuhara, S. Seo, H. Toshima & M.
Hasegawa: , 76, 414 (2012).
47) M. Hasegawa, I. Mitsuhara, S. Seo, T. Imai, J. Koga, K.
Okada, H. Yamane & Y. Ohashi:
, 23, 1000 (2010).
プロフィール
長谷川 守文(Morifumi HASEGAWA)
<略歴>1990年茨城大学農学部農芸化学 科卒業/1995年東京大学大学院農学生命 科学研究科博士課程修了/1996年日本学 術振興会特別研究員(PD)/1998年茨城大 学農学部助手/2005年同講師/2008年同 准教授,現在に至る<研究テーマと抱負>
植物の防御物質の多様性と植物病原菌のそ れに対する耐性機構についての生物有機化 学的研究<趣味>けん玉(YouTubeやIn- stagramで海外のけん玉プレーヤーの動画 を見て久しぶりにやり始めた)<所属研究 室ホームページ>http://seigyo.agr.ibaraki.
ac.jp
Copyright © 2017 公益社団法人日本農芸化学会 DOI: 10.1271/kagakutoseibutsu.55.547
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