責
赤い花は赤く 白い花は白く!
校 長 冨士本 武明 秋の終わりにプランターに植えた赤,白,黄色の120個のチューリップの球根。春の陽気に誘 われるように芽を出し,日毎に背を伸ばしています。玄関前に置いてあるこのプランターですが,
先日,気の早い一輪が白い花を咲かせました。3色そろって120本の花が咲き誇る日は,すぐそ こまで来ているようです。新型コロナウイルス感染症に翻弄された令和2年度でしたが,子どもた ちが,明るく元気にそれぞれの学年の学習をやり遂げたことに胸をなで下ろしています。
さて,去る3月16日(火)に,本校第134回卒業証書授与式を挙行いたしました。本年度も 規模を縮小した式となりましたが,卒業生66名は本校で学んだ自信と誇りを胸に,立派に巣立っ ていきました。私は卒業のはなむけの言葉として,子どもたちに以下の詩を贈りました。
本校で学ぶ全ての子どもたちが自分らしく花開いてほしいと願い,本日の修了式においても,1~5 年生の子どもたちに紹介しました。子どもたち一人ひとりがもっている可能性は無限大です。その可能 性は,どれも美しく輝いており,しかも,一人ひとりが異なる美しさをもっています。しかし,詩の一 文にもあるように,「自分のことだけ考え,他人の迷惑をも思わず,善悪の判断のないまま咲いた花」
には,決してなってほしくはありません。人とのつながりを感じるとともに,そのつながりに感謝し,
自分を成長させていくことができる。そんな学びができるようにと,これまで「山小ベース」「さすが 山小」の取組を進めてきました。そして,本校で学ぶ誇りを感じてほしいと願ってきました。誇りを感 じる場面は様々ですが,人から感謝されたり,誰かの役に立っていると実感したりする時に,人は大き な誇りを感じるように思います。ですから,誇りは一人で築けるものではないのです。人とのつながり によって,初めて築くことができるものなのです。本校で学ぶ全ての子どもたちが様々な人とつな がりながら,いつか「謙虚に誠実に世のため」に花を咲かせ,もっと輝いていくことを期待して います。
本年度は思うようにことが進まず,保護者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。しかしなが ら,この状況をご理解いただき,そして多大なるご協力とご支援をいただいたおかげをもちまして,無 事に終了することができます。本当にありがとうございました。
R3.3.19
明日につながる学びを創る ~ひびき合いのある学校~
赤い花は赤く 白い花は白く
自分の個性を生かして 力いっぱい 自分のために咲けばいいのです
赤い花は赤く 白い花は白く
お互いのよさを認め合い 心やさしく 人のためにも咲けばいいのです
自分のことだけ考え 他人の迷惑をも思わず 善悪の判断のないまま咲いた花は
どんなに大きく美しくても
人生の実をつけることはないでしょう
赤い花は赤く 白い花は白く それぞれが助け合い 励まし合い
謙虚に 誠実に 世のため咲けば もっといいのです
もっと 輝くのです
第134回卒業証書授与式
卒業式当日の朝
卒業証書授与
卒業生より ♪旅立ちの日に♪ 卒業生退場
担任より
最後の学級活動
お見送り 5年生が準備した飾りの前で
8(木) 紹介式,前期始業式,入学式準備 9(金) 入学式 12(月) 給食開始(2年以上)
15(木) 給食開始(1年) 16(金) 参観日(5校時),学級懇談会,PTA 全員理事会 21(水) 希望懇談①
22(木) 希望懇談② 23(金)希望懇談③ 26(月) PTA理事会 *4月にも改めてお示しします。
4月の主な行事予定
お別れ式について 期日 3月30日(火) 8:40までに登校 9:10頃下校予定