12月24日 桑名市太夫 益田社 伊勢大神楽
少し遅れて午後1時半頃ついた。どこかのカメラクラブの撮影会があって、物の見事にカメラが取かこんでいた。
演ぜられた曲目とりの順序は次の通りであった。
1、跳の舞。御頭、猿彦面、鳥兜、幸来、伎楽面。
2、扇の舞。御頭、猿彦面、鳥兜、扇、鼻をつかむ 3、綾採の曲。バイ、シモクバイ、扇、夜は火を点ずる 4、水の曲。花碗、ツギ竿、笛、清水
5、皿の曲 皿、継竿、小皿、傘。
6、手毬の曲。手毬4ツ、バイ、大手毬1。
7、玉獅子の曲。御頭、玉、翁面、杖、ダルマ面。
8、献灯の曲。笛、茶碗、芯木、十文字、房、末広、添木。
9、神来舞 御頭、御幣、鈴、房、白袍。
10、剱三番叟。剱、鈴、笛、扇、台竿。
11、魁曲。御頭、傘、しごき、猿女面、扇
伊勢大神楽の団体は伊勢に数ヶ所あったらしいが現在その規模の大きいものはこの太夫村と三重県阿倉川村(四 日市市)らしい。太夫村の家元は現在6組ある。山本源太夫、森本長太夫、加藤孫太夫、加藤源太夫、松井嘉太夫、
安田市太夫の6組で外に山本長太夫、岡田忠太夫の2組があったが今は絶家となった。
桑名、大夫村、伊勢大神楽の家元の 1 つに来年正月の巡行先を尋ねた。家元は幾組あったか聞忘れたが、応えて 呉れた組は大家元源太夫さんと新家、本家にある間柄の家元で、巡行先も滋賀県で源太夫さんの縄張りに接してい る。近江八幡、野州郡から蒲生郡にかけての地方であるらしい。正月は元旦から石部の町へ入って、こゝで4 日頃 まで打つ。
6日は菩提寺。その他1日はまだちょいちょいで隙。
2月1日は竜王待ちの(オモト?)
2日鏡。3日、三上山北麓の妙光寺
4日~9日。竜王町の各地。島、駕与丁、出町、入町、長島、岡屋、山中、小篠原 10日は予備の日で9時までに雨などで打洩れの所へ行って打つ。
11日。篠原駅前の安養寺。12日、高木。13日江頭 14日ミヤケ(市三宅?)15日(コミノミヤ?)
16日仁保(十王町)17日小田。18日江頭。19日八木、森尻。
20日八夫(やぶ) 21日北村 22日(コジマハラ?)
23日野洲駅前 24日辻小堤 25近江八幡の船木 26日野村。27日南津田。28オス(大房?)