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2020 年度 独創的研究助成費 実績報告書

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別記様式第4号

2020

年度 独創的研究助成費 実績報告書

2021年 3月29日 報 告 者 学科名 看護学科 職 名 准教授 氏 名 岡﨑 愉加

研 究 課 題 思春期女性の摂食障害とそれに伴う月経異常予防のためにメンタルウエルネスクリエイシ ョンの視点を用いた健康教育教材の開発

研 究 組 織

氏 名 所 属 ・ 職 専 門 分 野 役 割 分 担

代 表 岡﨑 愉加 保健福祉学部看護学 科・准教授

助産学 母性看護学

研究計画、パンフレット作 製、データ収集と分析、ま とめ、成果発表等

分 担 者

渡邉 久美

香川大学医学部看護 学科・教授

精神看護学 文献収集、パンフレット作 製、データ収集と分析、ま とめ、成果発表等

研究実績 の概要

【背景】

摂食障害はやせたいと思い食事制限をすることがきっかけになる場合が多い。我が国 における思春期女性のやせ志向は加速している。体重減少が進むとホルモンバランスの 乱れから月経異常が発来する。ホルモンバランスは女性のライフサイクル各期の健康に 深く関与しているため、その乱れは成熟期以降の女性の健康を脅かす。思春期はこれか らの人生を左右する重要な時期であるが、ほとんどの子どもは健康であるためそのこと に気づきにくい。メンタルウエルネスクリエイションとは、ライフサイクル各期におい て、その人が潜在能力を最も引き出しながら文化的社会的活動に打ち込めるよう、土台 となる心身のセルフケアやライフスキル能力をアセスメントして、必要な看護介入を行 うことにより、その人が健康で主体的に自己実現に向かう積極的な生き方を創り出して いけるようになることと定義できる。そこで、メンタルウエルネスクリエイションの視 点から思春期女性の摂食障害とそれに伴う月経異常予防を目的とした健康教育教材(パ ンフレット)の開発を考えた。

本研究は 2 年計画で進める。2020 年度は、教材の作製とその評価を行い、2021 年度は 評価をもとに加筆修正した原稿からパンフレットを作製し、高校生に読んでもらいその 効果を検証する予定である。2020 年度の研究課題名は、「思春期のやせと月経の関係か ら作製した摂食障害予防啓発活動のための健康教育教材の評価」である。

【目的】

本研究の目的は、思春期のやせと月経の関係に着目し作製した摂食障害予防啓発活 動のための健康教育教材に対する養護教諭の評価から改善点を明確にし、効果的なパ ンフレット作製のための示唆を得ることである。

※ 次ページに続く

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研究実績 の概要

【方法】

1) パンフレット原案の作製

まず初めに、精神看護学が専門の研究分担者が摂食障害予防に関する内容を担当し、助 産学・母性看護学が専門の研究代表者が月経の仕組み・月経異常予防・月経周期獲得のた めの方法等に関する内容を担当してパンフレットの素案を作成した。次に、メンタルウエ ルネスクリエイションの視点からそれぞれの内容をお互いに精査し検討を重ねてパンフ レットの構成・内容を決め、原案を作成した。最後に、2013 年に「摂食障害の子どものこ ころと家族ケア~保健室でできる早期介入~」パンフレットを作製したコミュニティ家族 ケア研究会メンバーの意見を聴いて、原案を完成させた。

2) パンフレット原案の評価

コロナ禍の現状により、当初計画していたインタビュー調査から自由記述を主とした無 記名自記式質問紙調査に変更して実施した。スノーボールサンプリングにより、やせ願望 の強い思春期女性にかかわったことがある養護教諭、摂食障害への関心が高い養護教諭18 名程度を対象に、研究協力依頼書・作製したパンフレット原案・調査票を渡した。現在回 収中である。なお、本研究は岡山県立大学倫理委員会の承認を得た後に開始した。

【結果】

現在調査票を回収中である。分析は、質的帰納的に内容分析を行う。

【今後の課題】

コロナ禍により、研究計画の修正や調整のため、今年度中に分析まで至らなかったが、

次年度は、回収された調査票の分析結果から、パンフレット原案の内容等を再検討して、

加筆修正を行い、パンフレットを完成させる。完成したパンフレットを高校生に読んでも らい評価する。

成果資料目録

パンフレット原案

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