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Academic year: 2024

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教育出版 『新編 書道Ⅰ』(書Ⅰ 307)準拠シラバス

芸術科 「書道Ⅰ」 シラバス

単位数 2単位 担当者

学科・学年・学級 科 第 学年 組 使用教科書・副教材等 新編 書道Ⅰ(書Ⅰ 307)教育出版

1 講座のねらい(目標)

書道の幅広い活動をとおして,生涯にわたり書を愛好する心情を育てるとともに,感性を高め,書写能力の向上を図り,

表現と鑑賞の基礎的な能力を伸ばし,書の伝統と文化についての理解を深める。

2 授業の内容と学習法

授業内容としては「表現」と「鑑賞」に大別され,両者は相互に密接な関連を図って指導されることになる。

「表現」の内容は「漢字仮名交じりの書」「漢字の書」「仮名の書」の三つの分野に分かれ,特に「漢字の書(楷書・行 書を中心とする)」「仮名の書」においては古典の名跡をもとに習う臨書で,用筆・運筆,また字形や全体の構成などの基 本的な技法を習得する。各分野において自己を主体的に表現するために,習得した技法をどのように活用していくかにつ いて,初歩的な作品の制作をとおして学習し,芸術的な表現や日常の書写へ生かしていく姿勢を身につけていく。

「鑑賞」においては表現されたものの特性,表現効果,価値などを知的理解の側面を含め,主として美に対する感受性 によって味わうことが要求される。「書道Ⅰ」においては,古典や作品のさまざまな書美の第一印象による把握を重んじ,

各人の感じ方や好みなどを明確にし,また,ほかの見方や鑑賞を知ることで,書のよさや美しさを理解する基礎的な力を 養う。教科書のほか,真跡・拓本・複製や印刷図版,また視聴覚機器等を活用しての作品を提示や,地域の文化財や美術 館などを利用して鑑賞の機会を得ることで,積極的に書美を鑑賞する姿勢を身につける。

3 履修上の注意点

書道の学習においては,よく見ることが大切となる。自らの感性に基づき対象となる作品や古典の書美について直感的 な把握を試みたい。

技法の習得は主として古典の臨書によるが,1枚1枚,1字1字について自分の解決すべき課題や問題点を見極めながら 練習する習慣を身に付つけたい。

作品の制作については「今,自分は何を表現したいか」を大切にし,詩文や用具などを積極的に選択していきたい。

4 学習計画及び評価方法等

〔1〕 学習計画等

学 期

学習内容 月 学習のねらい

備 考

(学習活動の特記事項,他 教科・総合的な学習の時 間・特別活動等との関連 など)

考査 範 囲

一 学 期

書の美を求めて 書の芸術性

一 さあ,はじめよう

■用具・用材―文房四宝―

■用具・用材の違いによる 表現

二 さあ,書こう

■基本的な筆使いの確認

■書を生活の中に生かし てみよう

■身のまわりの書

4 書道の学習を始めるにあたり,今後の学習につい て学習します。

執筆法・用筆法や用具・用材について知り,書道 の学習における基本的な事項を理解します。

小・中学校で学習してきた書写の学習内容を確認 します。

身のまわりの生活の中でみられる書について,その 意義や効果について学習します。

中学校までの書写の学 習で身につけている内容 を確認します。

芸術科書道と国語科書 写の関連を確認します。

第一 学 期期 末 考査 5

(2)

一 漢字の書

■書体の変遷 一 楷書の学習 1 さまざまな楷書 2 楷書の基本を知ろう 3 軽快と重厚

4 方勢と円勢

5 小字の書の鑑賞と臨書 二 行書の学習

1 さまざまな行書 2 行書の特徴 3 行書の基本を知ろう

漢字の楷書の古典に基づく学習により,書の多様 な表現の可能性にふれます。

代表的な楷書古典を鑑賞し,それぞれの古典につ いて,作者や時代背景などの知的理解をします。

基本的な点画や線質の表し方と,用筆・運筆の関 係を,臨書学習により習得します。

これらの活動を総合し,各古典の特徴を把握し表 現する方法を学びます。

行書の特徴について理解します。

代表的な行書の古典を鑑賞し,作者や時代背景等 に関する知的理解を経て,臨書学習により各古典の 特徴を把握することにより,行書の基本的な用筆法 を習得します。

世界史の学習に関連し ます。

各自の個性を生かすこ とのできる古典を選択し て集中的に学習します。

実用性と芸術性という行 書の二つの側面を理解し ます。

世界史の学習に関連しま す。

一 学 期

【 課 題 ・ 提 出 物 等 】

1 毎時間の学習内容は「学習記録」に記録します。

2 提出前の途中経過(試書・中間まとめ・添削を受けたもの等)を記録としてファイルします。

3 単元ごとに「学習記録」とファイルをもとに「学習のまとめ」を行い,自己評価します。

4 課題に応じて作品を提出します。

第 一 学 期 期 末 考 査

【一学期の評価方法】

1 提出作品,「学習記録」の記録状況,「学習のまとめ」の内容,期末考査を中心に,用具・用材の扱いを含めた学 習活動への参加の態度なども含めて総合的に評価します。

2 学期全体の評価は提出作品で50%,「学習記録」と「学習のまとめ」で20%, 期末考査25%,学習活 動への参加の態度で5%の配分で行います。

3 提出作品については導入では,用筆・運筆を工夫して表現することができたか,また漢字の書については,

対象となる古典の特徴を表現できたかという点が評価の規準となります。

4 期末考査は,書道の用具・用材についてや書体の変遷,楷書古典に関する知的理解が主な範囲となります。

二 学 期

二 行書の学習

4 風信帖の鑑賞と臨書 5 争坐位稿の鑑賞と臨書

漢字の書の制作 漢字の書の鑑賞

9 代表的な行書の古典を鑑賞し,作者や時代背景等 に関する知的理解を経て,臨書学習により各古典の 特徴を把握することにより,行書の基本的な用筆法 を習得します。

学習した楷書または行書の古典を題材とし,習得 した技法を生かして制作を行います。

姓名印を刻し制作作品に押印します。

※篆書,篆刻・刻字,隷書,草書の学習については,

特性等を考慮して学習します。

世界史の学習に関連し ます。

詩句や古典の選択によ り各自の個性を発揮しま す。

第 二 学 期 期 末 考 査 10

三 篆書の学習

1 篆書(小篆)の特徴 2 泰山刻石の鑑賞と臨書

四 篆刻・刻字の学習 1 篆刻について 2 篆刻の用具・用材 3 姓名印と文字の配列 4 印稿の例

5 刻る手順 6 いろいろな印

■ 刻字の学習 1 書と刻字

2 刻字の用具・用材と手順 五 隷書の学習

1 隷書の特徴 2 隷書の鑑賞と臨書 六 草書の学習 1 草書の特徴 2 書譜の鑑賞と臨書

(3)

二 仮名の書の学習 1 仮名の成立と発達 2 仮名の種類 3 基本的な筆使い 4 平仮名

5 変体仮名 6 連綿

7 蓬莱切の鑑賞と臨書 8 高野切第三種の鑑賞と

臨書

9 三色紙の鑑賞と散らし 書き

10 全体構成の工夫 11 大字による表現と鑑賞 三 漢字仮名交じりの書の学

1 意図に応じた表現

11

我が国独自の文字である仮名について,成立過程 と字源について理解します。

平仮名を中心とした上代様仮名の筆使いに慣れ,

基本的な用筆法を習得します。

仮名の基本的な古典の鑑賞と臨書を経験し,俳句 の散らし書きの制作を行います。

これまでに学習した漢字および仮名の古典の学 習をもとに,その表現を応用した漢字仮名交じりの 書の制作を行います。

漢字の草書体から平仮 名への発展は国語・日本史 の学習に関連します。

仮名独自の美しさを感 得します。

12

【 課 題 ・ 提 出 物 等 】

1 毎時間の学習内容は「学習記録」に記録します。

2 提出前の途中経過(試書・中間まとめ・添削を受けたもの等)を記録としてファイルします。

3 単元ごとに「学習記録」とファイルをもとに「学習のまとめ」を行い,自己評価します。

4 課題に応じて作品を提出します。創作作品は数時間をかけて完成させます。

【二学期の評価方法】

1 提出作品,「学習記録」の記録状況,「学習のまとめ」の内容,期末考査を中心に用具・用材の扱いを含めた学 習活動への参加の態度などをもとに総合的に評価します。

2 学期全体の評価は提出作品で50%,「学習記録」と「学習のまとめ」で20%, 期末考査25%,学習活 動への参加の態度で5%の配分で行います。

3 提出作品については漢字の書については,対象となる古典の特徴を表現できたか,制作作品については自分 の意図したように表現することができたか,仮名の書については基本的な用筆が習得できたか,臨書において は対象となる古典の特徴を表現できたかが評価の規準となります。

4 期末考査は,行書の特徴と古典についての知的理解,仮名の成立と発達,平仮名の字源が主な範囲となりま す。

三 学 期

四 漢字仮名交じりの書の学 習

2 自分の表現を目ざして ①

3 自分の表現を目ざして ②

4 名筆に学ぶ表現の工夫 ①

5 名筆に学ぶ表現の工夫 ②

6 感動や思いを表現しよ う

7 漢字仮名交じりの書の 表現と鑑賞

これまでに学習した漢字および仮名の古典の学 習をもとに,その表現を応用した漢字仮名交じりの 書の制作を行います。

詩文,形式,用具・用材,構成など工夫し,漢字 と仮名の調和の方法を考え,自分の感性をどのよう に表現していくかについて考えます。

1年間の学習のまとめと して自己を主体的に表現 することに取り組みます。

第 三 学 期 期 末 考 査 2

【 課 題 ・ 提 出 物 等 】

1 毎時間の学習内容は「学習記録」に記録します。

2 提出前の途中経過(試書・中間まとめ・添削を受けたもの等)を記録としてファイルします。

3 単元ごとに「学習記録」とファイルをもとに「学習のまとめ」を行い自己評価します。

(4)

【三学期の評価方法】

1 提出作品,「学習記録」の記録状況,「学習のまとめ」の内容,用具・用材の扱いを含めた学習活動への参加の 態度などをもとに総合的に評価します。

2 学期全体の評価は提出作品で65%,「学習記録」と「学習のまとめ」で30%, 学習活動への参加の態度 で5%の配分で行います。

3 提出作品については,漢字仮名交じりの書の作品においては,自分の意図した表現をすることができたかと いう点が評価の規準となります。

【年間の学習状況の評価方法】

下記の4つの観点から評価した一学期,二学期,三学期の成績を総合し,年間の学習成績とします。

確かな学力を身につけるための アドバイス

・書道の学習においてはまずよく見ることが大切です。自らの感性にもとづき,対 象となる作品や古典に素直な気持ちで向かいましょう。

・技法の習得は主として古典の臨書によりますが,ただ枚数を重ねるのではなく1 枚1枚,1字1字について自分の解決すべき課題や問題点を見極めながら練習す ることが大切です。そのために「学習記録」はていねいに書きましょう。

・制作については「今,自分は何を表現したいか」を大切にし,詩文や用具などを 積極的に選択していきましょう。

授業を受けるにあたって守って ほしい事項

・授業はチャイムと同時に始めますので,用具を準備し着席を完了させて下さい。

・用具は大切に扱い,特に,筆と硯はきれいに洗いましょう。

・作品等はファイルにきちんと整理しておきましょう。

〔2〕 評価の観点,内容及び評価方法

皆さんの学習状況は,「書への関心・意欲・態度」「書表現の構想と工夫」「創造的な書表現の技能」「鑑賞の能 力」の4つの観点で評価します。

A 表現

評価の観点及び内容 評価方法

書への関心・意欲・態 度

漢字仮名交じりの書の創造的活動の喜びを味わ い,書の伝統と文化に関心をもって,主体的に表現 や鑑賞の創造的活動に取り組もうとする。

漢字の書の創造的活動の喜びを味わい,書の伝統 と文化に関心をもって,主体的に表現や鑑賞の創造 的活動に取り組もうとする。

仮名の書の創造的活動の喜びを味わい,書の伝統 と文化に関心をもって,主体的に表現や鑑賞の創造 的活動に取り組もうとする。

・学習活動への参加のしかたや態度

・「学習記録」の記入状況

・作品ファイルの整理状況

・「学習のまとめ」の内容

・提出作品

・定期考査

書表現の構想と工夫

漢字仮名交じりの書のよさや美しさを感じ取り,感 性を働かせながら,自らの意図に基づいて構想し,表 現を工夫している。

漢字の書のよさや美しさを感じ取り,感性を働かせ ながら,自らの意図に基づいて構想し,表現を工夫し ている。

仮名の書のよさや美しさを感じ取り,感性を働かせ ながら,自らの意図に基づいて構想し,表現を工夫し ている。

・提出作品

・「学習記録」の記入状況

・「学習のまとめ」の内容

創 造 的 な 書 表 現 の 技 能

創造的な書表現をするために,漢字仮名交じりの書 の基礎的な能力を生かし,効果的な表現の技能を身に つけ表している。

創造的な書表現をするために,漢字の書の基礎的な 能力を生かし,効果的な表現の技能を身につけ表して いる。

創造的な書表現をするために,仮名の書の基礎的な 能力を生かし,効果的な表現の技能を身につけ表して いる。

・提出作品

・作品ファイル

・「学習記録」の記入状況

(5)

・「学習のまとめ」の内容

・提出作品

・定期考査 鑑賞の能力

日常生活の書の効用,文字及び書の伝統と文化につ いて幅広く理解し,その価値を考え,書のよさや美し さを創造的に味わっている。

・定期考査

・「学習記録」の記入状況

・「学習のまとめ」の内容

〔3〕担当者からのメッセージ

・「何ができるようになったか」を大切にしたいと思います。1時間の中での進歩,単元をとおしての進歩,学期をと おしての進歩,そして,1年間の学習をとおしての進歩が感じられるような学習への取り組みをして下さい。

・一人一人の個性を生かし,これを伸ばしていくことを学習の第一目標としています。練習する古典や題材とする語句 などについて,自分を最高に生かせる選択をしていきたいものです。

・「書道Ⅰ」の学習をとおして,生涯にわたり書を身近な存在として感じられるようになって欲しいと思います。

※篆書,篆刻・刻字,隷書,草書の学習については,特性等を考慮して扱います。

Referensi

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