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(a) (b) 1 - Keio

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(1)

第2節 資本主義の発展と剰余価値の増大 (1) 絶対的剰余価値の生産

① 絶対的剰余価値の概念 (a) 必要労働時間の長さ

必要労働時間の長さ← 商品の価値=労働者の社会的平均的な必要生活手段の価値 必要生活手段の量=ある社会・時代で

生活手段の価値=生産力不変なら

⇒必要労働時間:ある社会・時代・所与の生産力水準のもとである与えられた量 では,剰余労働時間の長さは?

(b) 剰余労働時間の長さ

労働日=1日の労働時間 →剰余労働時間

資本家は労働力商品の1日分の価値を支払い済=労働者を1日労働させる 資本の本性=最大限の価値増殖⇒労働日の可能な限りの の要求

労働者の労働力には肉体的・社会的な限界

限界を超える労働→労働力の維持・再生産の

労働者は労働力の正常な再生産を保証する正常な労働日を要求する権利

*資本家も労働者も商品 の原則にもとづく同等の権利を保有

同等の権利を有する者どうしの間で利害が ⇒労働日はどの長さに決まるか?

両者の力関係=資本家階級と労働者階級との間の によって決まる

⇒剰余労働時間: 資本の価値増殖欲と労働者の力関係によって決まる 的な量

絶対的剰余価値:労働日を 労働時間を超えて延長することによって得られる剰余価値

労働日

必要労働時間 剰余労働時間

労働者にとって,労働日の延長は労働 の増大を意味する。

労働の強化は労働日が一定であっても労働 の増大 をともなう

∴労働の強化による剰余価値の増大は絶対的剰余価値の増大に含まれる

② 労働日の決定

(a) 資本家と労働者の力関係

剰余労働時間の増大のために資本家(階級)が労働者(階級)との力関係において優位となる方法

(2)

による強制的な労働日の延長 資本の生産力の増大⇒資本の労働支配の (b) 労働日をめぐる闘争

第1段階

マニュファクチュア時代:生産力の基礎=労働者の手工業的

⇒力関係は 側に有利

資本家側は剰余労働確保のために による強制を必要とする。

例:14世紀半ば~17世紀末までの労働取締法令

=労賃の 限度と労働時間の 限度を規定

⇔18世紀半ばでも12時間労働の強制は困難 第2段階

18世紀後半からの産業革命⇒生産力の基礎= 大工業

⇒従来の手工業的熟練の解体,労働の単純化・不熟練化,女性や子供も労働力化 力関係は資本の側が圧倒的に優位となり,資本による労働 が決定的となる

⇒長時間労働・労働強化・労働条件の悪化

⇔労働者が労働時間短縮と労働条件改善のために団結し,法律による労働日短縮を要求する闘争

*労働者階級の闘争が一定の成果を収めていく 段階=工場法・労働基準法等の制定 (c) 資本家側の譲歩の背景

1.労働者階級の再生産の確保の必要性

過酷な労働条件⇒労働力の維持・再生産の

資本家階級にとって価値増殖の継続には労働者階級の が不可欠 But個々の資本家には労働時間延長の欲求⇒ による強制が不可欠 2.労働日の延長以外の剰余価値の増大

生産力の上昇による必要労働時間の短縮⇒剰余労働時間の 延長 (2) 相対的剰余価値の生産

① 相対的剰余価値の概念

(a) 生産力の発展・生産性の上昇

一定量の労働の投入⇒より の生産物の生産 より 労働量の投入⇒同量の生産物の生産

*より豊かな生活,より少ない労働,両方の実現=人間の労働の超歴史的進歩

(3)

資本主義においては剰余価値増大のために生産力の向上を追及

⇒生産力の発展の成果は が獲得

=その利用の決定権も が握る (b) 生産力の発展と剰余価値の増大

生産力の発展が

労働者の必要生活手段の生産部門,またはそのための生産手段の生産部門において実現すると 1.労働者の必要生活手段の価値

2.労働力商品の価値 3.必要労働時間の

4.剰余労働時間の 延長 (c) 相対的剰余価値の定義

1日の労働時間・労働強度一定のもとで,労働力商品の価値が することによって 必要労働時間が相対的に して生じる剰余価値

必要労働時間 剰余労働時間

② 相対的剰余価値の特徴 1.実質賃金 2.労働支出量

→1・2により,絶対的剰余価値の増大に比べて,労働者の抵抗は 3.剰余価値率の上昇に限界が

⇒剰余価値の源泉が労働の にあることが見えにくくなる

*相対的剰余価値の増大は資本主義により適合的な剰余価値増大の方法 ただし,労働者は名目賃金(=労働者が受け取る貨幣賃金)の低下には抵抗感 生産力の発展→商品の大量化・多様化→労働者の欲望の増大・多様化を刺激

→労働者の賃金 闘争を促進

労働力の価値の低下率 名目賃金の低下率 になったとすると⇒生活水準 その生活水準が社会的・平均的で恒常的なものになると

→労働力商品の価値の

③ 個別産業部門の生産力上昇との関係

資本家は相対的剰余価値を目的として活動するのだろうか?

(4)

労働力の再生産に関係する部門での生産力上昇→ の資本家の取得する相対的剰余価値 労働力の再生産に関係する部門の資本家は,他の資本家のために生産力を上昇させる?

労働力の再生産に無関係な部門での生産力上昇

→労働力の価値は低下 ⇒相対的剰余価値は増大 これらの部門では生産力上昇は無意味?

個別資本家が生産力を上昇させる目的は?

(3) 特別剰余価値の発生と消滅のメカニズム

ある産業部門において,一部の資本家が新しい優秀な生産方法を導入して生産力を上昇させた場合

a b c

生産力を上昇させた資本家は を特別な剰余価値として獲得できる!

① 特別剰余価値の概念

個別資本家が生産力を上昇させると・・・

→生産物1単位当たりの「個別的価値」の

→「社会的価値」(個別的価値の加重平均)による

⇒差額を特別剰余価値として獲得

定義:ある商品の「社会的価値」と,その商品を平均以上の 生産方法によって生産した場 合の「個別的価値」との差額

逆に,平均以下の生産方法で生産した場合には の特別剰余価値が発生する

*個別資本家を生産力 に駆り立てる動機=特別剰余価値の獲得

② 特別剰余価値の発生

20kgの棉花(24時間)+減価償却(8時間)+紡績労働(8時間)=40時間分の労働が対象化 20kgの綿糸の価値(「社会的価値」)=24,000円+8,000円+8,000円=40,000円 優秀な生産方法によって,同じ時間に2倍の綿糸が生産できるとすると

40kgの棉花(48時間)+減価償却(16時間)+紡績労働(8時間)=72時間分の労働が対象化 40kgの綿糸の価値(「個別的価値」)=48,000円+16,000円+8,000円=72,000円

(5)

40kgの綿糸の社会的価値= 円で販売

円- 円= 円(=特別剰余価値) この資本家の生産物価値の内訳は

C=48000円+16000円=64,000円

V+M= 円+ 円= 円 労働者は同じ8時間に 円分の価値を生産 労働時間の内訳は

労働力商品の価値と等しい価値の生産= 時間 剰余価値の生産= 時間

⇒必要労働時間の 効果

a 社会的価値 社会的価値

b c

個別的価値 個別的価値

生産量

③ 新生産方法の導入競争(第1局面)

[優秀な新生産方法の導入→特別剰余価値の獲得]

⇒新生産方法の 的導入競争=新生産方法導入競争の第1局面

⇒新生産方法の普及

新生産方法の普及は何をもたらすか?

→社会的価値の低下

=特別剰余価値の ( 導入の促進)

→旧生産方法の個別的価値 社会的価値

⇒差額の負の特別剰余価値の

生産量

④ 新生産方法の導入競争(第2局面) 旧生産方法の資本にとって

負の特別剰余価値の増大→ の増大

(6)

⇒損失・倒産回避のための新生産方法の導入

=競争の 作用による新生産方法の導入=新生産方法導入競争の第2局面 新生産方法を導入できない劣弱な資本⇒ または他の資本に吸収・合併

新生産方法の普及の完了 ⇒特別剰余価値の

⇒特別剰余価値を求めて新生産方法の このプロセスの繰り返し

*資本主義における の飛躍的発展メカニズム

⑤ 特別剰余価値と相対的剰余価値の関係

特別剰余価値の発生と消滅の過程=資本の価値増殖欲と に媒介された過程 ⇒この産業部門で生産される商品の価値

この産業部門が労働力の再生産に直接・間接に必要な商品の生産部門である場合

⇒労働力商品の価値

⇒必要労働時間の

⇒社会全体の相対的剰余価値の

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