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pLATEX2 入門

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Academic year: 2024

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(1)

pL A TEX 2 ε 入門

福岡教育大学 数学教育講座 藤本 光史

平成 23 年 12 月 6 日

1 TEX 文書の基本

以下はTEX文書の最も簡単な例です。秀丸エディタやメモ帳などのエディタで 入力し、test.texというファイル名でCドライブのtmpフォルダ(C:Y=tmp)に保 存して下さい。'

&

$

%

Y

=documentclass[12pt,a4j]{jarticle}

Y

=begin{document}

これから Y=TeX で卒論を書きましょう。

ワープロと違って GUI でないため、

最初は戸惑うかもしれません。

でも慣れると出来上がりのあまりの美しさに驚くことでしょう。

Y

=end{document}

コマンドプロンプトを開き、以下のようにtest.texが保存されているフォルダ に移動してから、platexでコンパイルして、dvioutで結果を表示してみましょう。

C:Y=UsersY=fujimoto> cd Y=tmp C:Y=tmp> platex test

C:Y=tmp> dviout test

すると、次のことに気が付くでしょう。

段落の最初にスペースが自動的に入る

改行が無視されている

(2)

英文字の左右には半角のスペースを一つ置きましょう。バランスがよくなりま す。次にもう少し論文らしくするために、章や節を入れていきましょう。test.tex を次のように書き直します。'

&

$

%

Y

=documentclass[12pt,a4j]{jarticle}

Y

=begin{document}

Y=section{Java について}

Y=subsection{Java のインストール}

ここでは Java のインストールについて解説します。

Y=subsection{プログラムのコンパイル}

Java プログラムのコンパイル方法について述べます。

Y

=end{document}

いかがですか。自動的に章や節の番号が付けられましたね。ワープロで自分で 長い文書を書いていると、節の番号などを忘れていらいらすることがありますが、

これなら安心です。

2 文字の大きさ・フォントの変更

文字の大きさには次の10種類があります。

Y

=tiny 文字 Y=scriptsize 文字 Y=footnotesize 文字

Y

=small 文字 Y=normalsize 文字 Y=large

文字

Y

=Large

文字

Y=LARGE

文字

Y=huge

文字

Y

=Huge

文字

欧文フォントは主に次の7書体が用いられます。

Y

=rm Roman Y=bf Boldface Y=it Italic Y

=sl Slanted Y=sf San Serif Y=tt Typewriter Y

=sc Small Caps

日本語フォントには明朝体とゴシック体しかありません。デフォルトでは明朝 体が使用されるので、強調したいときに Y=gtでゴシックにします。使い方は以下 のようにします。

Java の{Y=gt 最大の特徴}は {Y=bf Write Once, Run Anywhere} です。

(3)

3 センタリング・アンダーライン

センタリングとアンダーラインは次のようにします。

'

&

$

%

Y=centerline{これは一行だけのセンタリング}

Y

=begin{center}

研究課題1: Java

研究課題2: ネットワーク理論

Y

=end{center}

このようにY=underline{二種類}のセンタリング方法があります。

4 空白について

TEXではスペースは自動的に調整されますが、どうしてもここはもう少しスペー スを入れたいという場合がよくあります。しかし、行頭・行末の半角の空白は何個 入れても無視され、文中の半角の空白は何個入れても1個として扱われます。TEX でスペースを入れるには、以下の命令を用います。

横方向のスペース Y

=, 非常に小さな空白 Y=quad 全角1個分の空白 Y

=hspace{5mm} 5mm の空白 Y=hspace*{1zw} 全角1個分の空白 (行頭・行末でもOK) 縦方向のスペース

Y

=smallskip 非常に小さな空白 Y=bigskip 大きな空白

Y

=medskip 中間の空白 Y=vspace{2cm} 2cm の空白

Y

=vspace*{8mm} 8mmの空白(ページ頭・

ページ末でもOK)

この他にもスペースを制御する命令として、Y=noindent があります。これは段 落を変えたときに1文字分のスペースができないようにするものです。

ではこれらを用いて卒論の表紙を作ってみましょう。

(4)

'

&

$

%

Y

=documentclass[12pt,a4j]{jarticle}

Y

=begin{document}

Y

=vspace*{3cm}

Y

=begin{center}

{Y=large 卒 業 論 文}

Y

=bigskip

{Y=Huge pY=LaTeXe の内部構造について}

Y

=vspace{6cm}

福岡教育大学 環境情報教育課程 情報教育コース

山田 太郎 Y

=vspace{5mm}

指導教員:藤本 光史 平成22年1月12日提出 Y

=end{center}

Y

=thispagestyle{empty}

Y

=newpage Y

=setcounter{page}{1}

Y

=section{Introduction}

Y

=end{document}

表紙にページ番号が付くのはおかしいので、Y=thispagestyle{empty}でページ 番号を省いています。Y=newpage は強制的に次のページに移る命令です。そして、

2枚目のページ番号が1 になるように Y=setcounter{page}{1}でページ番号を設 定しています。これで表紙の出来上がりです。

5 箇条書き

以下に箇条書きの例を挙げます。

(5)

'

&

$

%

Java には次の特徴がある。

Y

=begin{itemize}

Y=item 機種に依存しない Y=item ネットワーク対応 Y=item インタープリタ方式 Y

=end{itemize}

Java のプログラム開発は次の順序で行う。

Y

=begin{enumerate}

Y=item エディタでソースを記述 Y=item javac でコンパイル Y=item java で実行

Y

=end{enumerate}

6 プログラムのソースの表示

プログラムのソースを載せるときには、次の Y=verbatim 環境を用いると便利

です。' $

以下がプログラムです。

Y

=begin{verbatim}

public class Hello {

static public void main(String argv[]){

System.out.println("Hello World!");

} } Y

=end{verbatim}

半角のスペースの記号も入れておきましょう。

Y

=begin{verbatim*}

public class Hello {

static public void main(String argv[]){

System.out.println("Hello World!");

} } Y

=end{verbatim*}

(6)

せになってしまいます。

7 枠で囲む

このプリントのようにソースなどを枠で囲むには、ファイルの先頭部分の Y

=documentclass[12pt,a4j]{jarticle}

と Y

=begin{document}

の間に、

Y

=usepackage{fancybox}

Y

=newenvironment{waku}

{Y=begin{Sbox}Y=begin{minipage}{.9Y=textwidth}}

{Y=end{minipage}Y=end{Sbox}Y=ovalbox{Y=TheSbox}}

を追加し、囲みたい箇所を Y=begin{waku}...Y=end{waku} の ... の部分に入れれ ばいいです。

また、これによって、文中の文字列を囲むことも可能になります。

'

&

$

%

これがY=fbox{普通の囲み}で、

これがY=ovalbox{角の丸い囲み}で、

これがY=Ovalbox{強調された角の丸い囲み}です。

Y=ovalbox{Enter}でEnterキーを表すのにも使えます。

8 簡単な表の作成

以下に表の作成例を示します。打ち込んでどんな表ができるか確認してください。

'

&

$

%

Y

=begin{tabular}{|r|cc|}Y=hline

& Sun & IBM Y=Y= Y=hline JDK1.2 & ○ & × Y=Y=

JDK1.3 & ○ & ○ Y=Y= Y=hline Y

=end{tabular}

(7)

9 図の挿入

ここでは、コンピュータの画面のキャプチャ画像をTEX文書に挿入する方法を 紹介します。

9.1 画像のキャプチャ

WindowsマシンにはPrintScreenキーが存在します。そのキーを押すと、Win- dowsの全画面がクリップボードにコピーされます。Alt +PrintScreenでアクティ ブなウィンドウのみがクリップボードにコピーされます。

次に「ペイント」などのペイントソフトを起動し、[編集]→[貼り付け]を選択す ると、画像が現れます。ここで画像の編集を(必要であれば)行い、それをEPS形 式で保存します。(このときのEPS形式はプレビューなしにすることに注意して下 さい。)使用しているペイントソフトがEPS形式で保存できない場合は、JPEG形 式に保存した後、コマンドラインソフトの jpeg2ps1や GUI ソフトの EPS-conv2 などを用いてEPS形式に変換します。

9.2 usepackage の追加

ファイルの先頭の Y=documentclass...の下に、

Y

=usepackage[dvips]{graphicx}

を追加します。

9.3 画像の指定

画像を挿入したい箇所に以下を書き込みます。

#

" !

Y

=begin{center}

Y

=includegraphics*[height=5cm]{image1.eps}

Y

=end{center}

大きさの指定はheight の他にもwidth があります。

(8)

10 数式について

TEXでは非常に美しい数式を書くことができます。以下に簡単な例を挙げます。

'

&

$

%

2次方程式 $ax^2+bx+c=0$ の解の公式は、

$$x=Y=frac{-b Y=pm Y=sqrt{b^2-4ac}}{2a}$$

である。次は、1から$n$までの自然数の平方の和の公式である。

$$Y=sum_{k=1}^n k^2 = Y=frac{1}{6}n(n+1)(2n+1)$$

11 特殊文字

LATEX 2ε では半角の &, , $, %, #, {, } は特殊文字と呼ばれ、Y=verbatim環境 以外ではそのまま入力しても表示されません。表示するには、これらの文字の前 に Y= を付ける必要があります。

12 参考文献

論文の最後には参考文献を書くのが習慣です。ファイルの最後のY=end{document}

の上に以下を追加して下さい。参考文献としてURLを記述したい場合は、ファイル の先頭部分に' Y=usepackage{url}を追加し、そのURLをY=url{}で囲んで下さい。

&

$

%

Y

=begin{thebibliography}{99}

Y=bibitem{奥 村} 奥 村 晴 彦: Y=LaTeXe 美 文 書 作 成 入 門, 技 術 評 論 社, 2000.

Y=bibitem{小高} 小高 知宏: 基礎からわかるTCP/IP Javaネットワーク プログラミング, オーム社, 2002.

Y=bibitem{岩谷} Satyaraj Pantham: 速習Java Swingプログラミング (岩谷 宏 訳), ソフトバンク, 1999.

Y

=bibitem{TeXインストーラ} TeXインストールキット:

Y

=url{http://www.inftyproject.org/jp/software.html}

Y

=end{thebibliography}

番号付きの論文リストができたと思います。文中でこの番号を参照するには以 下のようにします。

数式や複雑な表の作り方については Y=cite{奥村} を参照のこと。

(9)

13 コメントについて

TEXには、上で述べたような多くの命令があり、そのソースファイルは、文書 というよりC言語などのプログラムファイルのようです。プログラムを書いた経 験のある方にはおわかりのように、詳しいコメントがないと、自分で書いたファ イルなのに何が書いてあるのかわからなくなってしまうことがよくあります。そ うならないように、C言語では /* ... */や // でコメントを書きます。TEXで もコメントを書くことができます。以下のように、% から行末までの記述は無視さ れます。'

&

$

%

%キャプチャ画像 Y

=begin{center}

Y

=includegraphics*[height=5cm]{image1.eps}

Y

=end{center}

%画像の説明

これは Windows のキャプチャ画像です。

Y=TeX 文書に最も適した画像形式は以下の通りです。

Y

=begin{itemize}

Y

=item EPS形式 %奥村本の p.16

Y=item プレビューなし %PSPのオプションから選択 Y

=end{itemize}

14 PDF ファイルへの変換

dvipdfmx を用いると、簡単にDVIファイルをPDFファイルに変換できます。

C:Y=tmpに保存されている sample.dvi というDVIファイルをPDFファイルに変 換するには、コマンドプロンプトを開き、以下のようにすればOKです。

C:Y=UsersY=fujimoto> cd Y=tmp C:Y=tmp> dvipdfmx sample

Referensi

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