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kakumaku patsu ishoku

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(1)Title Sub Title Author Publisher Publication year Jtitle Abstract Notes Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). 角膜パーツ移植 榛村, 重人(Shinmura, Shigeto) 坪田, 一男(Tsubota, Kazuo) 慶應医学会 2005 慶應医学 (Journal of the Keio Medical Society). Vol.82, No.1 (2005. 3) ,p.9- 14 綜説 Journal Article http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00069296-20050300 -0009.

(2) 慶 田匪医 学 ●82(1):9-14,. 2005. 説. 「綜. 角膜 パ ー ツ移 植 "東 京歯 科大 学眼 科学 教室 しん. むら. しけ. 榛. 村. 重. Shfgato. Key Words:角. 膜 移 殖,角. 膜 .}波,マ. ,'慶 懸 義 塾 大学 眼 科学 教 室. と. Shfm揃. 角膜 は眼 表 面 を構 成 す る無 色 透 明 な組 織 で あ り,上 皮, リで,厚 み は周 辺 部 が 約1ミ. 約500μmで. かず. お. 一. 男. 弾 性 手 術 補 助 剤,ア. イ バ ンク. 不 要で あ るは か りか,拒 絶 反 応 の リス クを増 加 させ る.. 径. と くに角 膜 内 皮 細 胞 は 免疫 応 答 の 対 象 と な りや す く,ヒ. リで 中 心 部 で は. ト角 膜 で は増 殖 しな い た め に ドナ ー角 膜 不 全 を 来 す.移. あ る.全 体 の厚 み の う ち,実 質 が ほ とん ど. を 占 め て お り,上 皮 は5∼6居. ドニ. 田. 螂 ロ απげ κ催 忽o Tsul加 緬. イ ク ロ ケ ラ ト ー ム,鮎. 実 質 と内 皮 の3層 構 造 を 形 成 して い る(第1図),直 は約iiミ. つは. 人 ・坪. に 重 瞳 化 し,内 皮 は デ ス. snさ れ た ドナ ー 角 膜 上 皮 も,術 後 感 作 の 抗 原 に な る と も 言 わ れ て い る.. メ膜 と呼 ばれ る基 底 膜 を 持 つ 単細 胞 尉 で あ る.角 膜 各膳. 理 想 的 な 角膜 乎 術 は,疾 病 に よ って 傷 害 され た組 織 の. は間 有の 機 能 を有 し,い ず れ が 傷 害 され て も角 膜 の透 明. み を 移 植 す る方 法 で あ る,理 論 的 に は,水 旭 性 的膜 症 に. 性 が 損 な われ て しま う.角 膜 上皮 は,頑 強 な バ リヤ ー を. 対 して は角 膜 内皮 の み を 移 植 で きれ ば 済 む こ と で あ り,. 形成 して お り,そ の 円 滑 な表 面 は 良 好 な 屈 折 を得 るた め. 角 膜 全 層 を 縫 合 す る こ と に伴 う屈 折 の 変 化 や 乱 規 を 防 ぐ. に必 要 不 可 欠 で あ る.実 質 は均 一ta l'1みと透 明 性 を維 持. こ とが ロ∫ 能 とな る.実 質 の みが 傷害 され る円 錐 角膜 や 様 々. す る こ とで,角 膜 全 体 の レンズ と して の 性 質 を保 って い. な遺fi;t'lsの 変 性 症 で は実 質 を移 植 す る 方 法 が あ れ ば理 想. る.角 膜 実 質 細 胞 の 生理 的 機能 に は まだ 解 明 され て い な. で あ る.ス テ ィー ブ ン ス ジ ョ ン ソ ンri n群 や 眼 類 天 庖 瘡. い点 が 多 く,問 葉 系細 胞 以 外 に も抗 療 提 示 細 胞 の 存 在 が. ljど.眼. 示 唆 され て い る.一 方 で,角 膜 内 皮 はNaKポ. う術式 が 臨 床 応 用 され て い る!'⊇.. 用 で 実 質 中 の 水 分 を 前房(眼 内)側. ンプ の 作. に排 出 す る重 要 な 機. 表 而 の 疾 患 に対 して はす で に 角 膜1波 移 績 と い. 角膜 の 各 層(パ. ー ツ)を 別 々 に移 植 す る こ と は,今 ま. 能 を 担 って い る.酌 膜 実 質 が 静 水 圧 に よ って 浮腫 が 生 じ. での 医療 技 術 で は難 しか った.透 明 悟iとい う,角 膜 に と っ. る と,全 体 の透 明性 が 不 可 逆 的 に 損 な わ れ る 水庖 性 角 膜. て は必 要 不 可 欠 の状 態 が手 術 に よ って 損 な われ て ま でパ ー. 症 の 状 態 とな る(第2図).. ツ移 植 を す る 価 値 が な い た めで あ る.し か し,器 具 の 改. 角膜 の疾 病 に は様 々 な病 態 が4rfr:す るが,感 染 症 と免 疫 反応 が絡 む 炎症 に よ る もの が 多 い.抗 菌 剤,抗. 良 や,術 式 の 工 夫 に よ って 新 しい 術式 が こ こ数 年 の間 だ. ウ ィル. け で も飛 躍 的 に増 え た.そ の 多 くは 角膜 各晒 を膚 間 で ス. ス剤 や ステ ロイ ド剤 の 点 眼 が 多 く存 在 し.高 渡 度 で 直接. ム ー ス に 切除 す るT _夫 を 取 り入れ て い る.本 稿 で は最 新. 投 与 で きる こ と よ り,多 くの疾 患 は保 存 的 に治 療 す る こ. のf{IAQI`4hAで見 られ る トレ ン ドにつ い て紹 介 す る.. とが 可能 で あ る,し か し,病 態 が,Lrrし.. 3痕形 成 や 角. 膜 内皮 障 害 に よ って 馬 膜 が 混濁 す る と,視 力 を 回 復 す る. 角膜上皮. に は角 膜 移 値 が 必 要 とな る.角 膜 移 殖 の 術 式 と して は, h皮,実. 質 お よ び内 皮 の 全 て を 移 植 す る全 層 角 膜 移 植. (penetrating (第3図).す. keratoplasty,. PKP)が. 一 般 的で あ る. な わ ち,ド ナ ー角 膜 の 全層 を そ の ま ま移 植. 角 膜 上 皮 の 幹 細 胞 は,魚 膜 周 辺 部 の 輪 部 に 存 在 す るa.u.角 膜 中 央 の 上 皮 が 剥 離 して も,通 常 は 速 や か に 周 辺 よ り上 皮 が 遊 走 して 欠損 部 は修 復 され る、 しか し.. す る方 法 で あ る.し か し,角 膜 の3層 全 て が 傷 害 され る. 幹 細胞 を 含 む 角 膜 輪 部 の 一 ヒ皮 が 角 膜 令 周 に わ た って 傷 害. 疾 患 は む しろ 少 な く,特 定 の瞳 に限 局 さ れ て い る場 合 が. され る と,角 膜 表 面 は結 膜 ヒ皮 に よ って 破 覆 され る.結. 多 い.こ の 際,健 全 な組 織 を も移 植 す る こ とは理 論 的 に. 膜.L皮 は,角 膜 上 皮 と比 較 して タ イ ト ジ ャ ン ク シ ョ ンの. 一9一.

(3) 慶 慮 医学. 82巻 璽号(平 成17年3月). r 難. '勢. ;..:. き. 罐. ■. 曽. 虹彩 角膜 水晶体 睡. ヨ. 剛房. 『 」ZO30. イP・. 8. ,.. 第3図. 全層 角 膜 移 植 術 後,混 濁 した 魯 膜 を 除 去 し,上 皮.. 実 質 お よ び 内 皮 の全 層 を含 む ドナ ー片 を移 樋 した.. 認 φ. 響亀匿. <.. 毛様体. 誓・. 形 成 が 不十 分 で あ り,ま た血 管 新 生 を伴 う た め に透 明 柱 も損 な わ れ る.角 膜 上 皮 幹 細 胞 の 疲 弊 を 来 す代 表 的 な病 態 に ス テ ィー ブ ンス ジ ョ ンソ ン症 候 群,眼 類 天 庖 瘡 と角 膜 熱 傷 ・化 学 傷 が挙 げ られ る(第4図).通 第1図. 前 眼 部 の構 造.角 膜 は 中 心 で 約500Nmで,表. 常 のPKP. は幹 細 胞 を供 給 す る こ と はで きず,こ れ らの 疾 患 で は禁. 層. を 形 成 し,眼 内 は単 層 の 内 皮. 忌 と さ れて い る.幹 細 胞 を 移 植 す る には,角 膜 輪 部 を 移. 細 胞 に よ って 構 成 され る.厚 み 全 体 の9割 以 上 を実 質 が. 櫃 す る必 要 が あ り,一 定 の 成績 が 上 げ られ て い る.我 々. に 角 膜 上 皮細 胞 が5∼6層 占 め て お り,コ. ラ ー ゲ ン繊 維,グ. リ コサ ミノ グ リ カ ン と. も,重 疲 症 例 を 対 象 に 施 行 した ドナ ー輪 部 移 植 の 成 功 率. 角膜 実 質細 胞 が 規 則正 し く配 列 して い る,. が 約50%で. あ る こ とを報 告 した5).. 角 膜 輪 部 移 植 の 数年 後,組 織 工 学 技 術 を 応 用 した 培 養 角 膜 上 皮 シー トが 登 場 した.本 法 は ま ずin vitroで 重 層 化 した 角膜 上 皮 シー トを作 成 す る が,キ. ャ リ ア ー と して. ヒ ト胎 盤 由来 の 羊ARfil,フ ィブ リ ンηが報 告 さ れ て お り, よ. 最 近 で は キ ャ リア ー を 用 い な い方 法 も紹 介 さ れ た帥.培. リナ. 擁勝 .. 養 上 皮 シー トの メ リ ッ トと して,数 少 な い細 胞 よ り角 膜 .. 「. 全 体 を 覆 う大 きな移 植 シー トが 作 成 で き る こ とが 挙 げ ら れ る.健 眼 の幹 細 胞 を用 い る場 合 や,親 族 よ りの生 体 移 植 を 行 う場 合 に ドナ ー眼 の 負担 を大 幅 に軽 減 す る こ とが. 論 調. で きる.培 養 方 法 も様 々で あ るが,移 殖 シ ー ト内 に上皮. 細 胞 の前 駆 細 胞,あ. 楓. .烈=. イ ン トと な る.幹 細 胞 の 特 異 的 な マ ー カ ー が な い 中,. =チ1.. p63発. り. 撫.. 礁. 1畿 ..♂ 錨.u. るい は幹細 胞 が 含 まれ て い るか が ポ. 現 や 分 化 マ ー カ ー の 欠如 を 根 拠 に 上 皮 シー トの. 品 質 管 理 が 検 討 され て い る.. ,」. 培 養上 皮 シー ト移 植 の長 期予後 は今後 の術 後 成績 によ っ て判 明 す る と思 わ れ る.現 在 まで の症 例 を 検 討 す る限 り, 第2図. 水 庖 性 角 膜 症 の 症 例.ヒ. トで は 増 殖 しな い 角膜 内. 角 膜 上 皮 を 再生 す る手 段 と して は角 膜 輪 部 移 植 と遜 色 な. 皮 細 胞 が 傷 害 され,角 膜 の 透 明 性 が 維 持 で き な くな った 状態.通. い.し か し,重 症 症 例 で は未 だ 長 期 予 後 は不 良 で あ る傾. 常 は全 層 角膜 移 植 が 適 応 と な る.. 向 が 見 られ,今 後 の課 題 で あ る,培 養 上 皮 シー トに幹 細 一io一.

(4) pktt他:角. 膜 パ ー ツ移 櫃. ぴノ. 経 堤 由来 の実 質 細 胞 が 秩 序 良 く配 列 して い る.コ. 〆難. 繍.轟. 甑、. バ 輝. る最 大 の 要 素 で あ り,浮 腫 や 癩 痕 化 に よ って 秩 序 が 乱 れ. 覧. る こ とで 角 膜 は混 濁 す る.角 膜 移 櫃 の適 応 と な る疾 患 は. 籍:1. この 実 質 の混 濁 が主 病 因 で あ る こ と が 多 い.若 年 者 に 多 い円 錐 角 膜 や,感 染症,遺. 儀 竈1器. ま で はPKPに. よ る移 植 が 行 わ れ て き た.し か し,理 論. まで 移 植 す る必 要 は な い,ド. ドナ ー角 膜 の 内皮 は恒 久 的 に 機 能 しな け れ ば な らな い.. 川11下 ド、. そ こで 開 発 さ れ た の が,ホ 眼 類 天 庖 瘡.憧. ナ ー角 膜 の上 皮 は約 半 年 で. tス ト細 胞 に入 れ 替 わ るた め さ ほ ど問 題 に な らな い が,. 1,・11tt,瀞1炉 .∴..・r,'. 伝 子 変 異 が 代 表 的 で あ り,今. 的 に は抗 原性 の 高 い上 皮 や,拒 絶 反 応 の 標 的 とな る内 皮. .・ 、./・ 託'・. 第4図. ラーゲ. ン繊 維 間 の 間 隙 が 均 一 で あ る こ とが 実 質 を透 明 に して い. ナ ー の 上 皮 と 実 質 の み を 移 植 す る深 層 表 層 角 膜 移 禎. 性 炎症 と級 痕 化 に よ って 角 膜 上 皮. ae細 胞 が 疲 弊 し,周 辺 よ り轄 膜 上 皮 が 角 膜 上 に 侵 入.通 常 の 角膜 移 植 で は幹 細 胞 が 移 値 され ず,本. ス ト側 の内 皮 を温 存 して,ド. Deep. 症例 のよ うな. lamellar keratoplasty(DLKP)で. あ る9),. 角 膜 内皮 の 塘底 膜 で あ る デ ス メ膜 は非 常 に脆 弱 で あ り,. 患 者で は禁 忌 で あ る.. 手 術 中 に温 存 す る こ とは 難 しい と さ れ て きた.従. 来の方. 法 で は,実 質 の組 織 を 徐 々 に切 除 して,最 終 的 に デ ス メ 胞 が 当 初 は含 まれ て い て も,長 期 に わ たr・て 維 持 で き な. 膜 を 露 出 す る手 順 で 行 わ れ て い た.し. れれ ば移 栖 片 の 寿 命 は 限 られ て しま う.我 々 を 含 め,多. が提 唱 した 革 新 的 な 方 法 で は,デ. か し,Mellesら. くの施 設 で幹 細 胞 ニ ッチ に っ い て 研究 を 進 め て お り。 近. て 手 術 時 間 を 大 幅 に 短縮 した 繊.そ の 後 箪 者 らォ,デ. い将 来 に は名実 共 に 幹細 胞 移 櫨が 実 現 す る ロ∫能性 は高 い.. メ膜 を さ らに安 令 か っ 確 実 に 分離 す る方 法 へ と改 良 を 重. スメ 膜 を 鈍 的 に剥 離 し ス. ね,現 在 で は熟 練 した 術 者 で な くて も安 全 に施 行 で き る よ うに な ったID. DLKPの. 角膜鍵質. 而 で はPKPと 質 量 で は 角 膜 全 体 の90%以. 遜 色 は な い(第5図).一. 方 で,. られ ず,拒. ン ド ロ イ チ ン硫 酸 な. 絶 反 応 の ハ イIJス ク で もDLKPに. 移 殖 は1.】 ∫能 とな る.ま た,.1波. ど の グ リ コ サ ミ ノ グ リカ ンを 中 心 と した 細 胞 外 基 質 と神. 深 崩 表 猟 角 膜 移 植 術,(A)前. と 実 質 の 膳 間 に 挿 入 す る.(t3)手. 房 を'A?kliXl換 し,鏡. と 実 質 は ト レパ ン に て 切 除 し て.患. (Shimmura. S, Shimazaki. keratoplasty(DLKP)using pressを,許. J. Omoto. 面 反 射 を 参.考 に ス パ ー テ ル を 角 膜 内 皮. 術 用 粘 弾 性 物 質 を 用 い て,角. 離 す る,.L皮. M;Teruya. viscoadaptive. A.. Ishioka. viscoelastics. 可 を 碍 て 転 載.). 一n一. 膜 内 皮 の み を 広 範 囲 に渡 って 剥. 者 臼 身 の 内 皮 をf'71し M,. た 角 膜 移 頓 が 可 能 で あ る.. Tsutwta. in keraloconus. K:Deep patients.. よ る実 質. 幹 細 胞 移 植 と の 同uyfti4i. 獅灘 第5図. DLKP. を 施 行 した症 例 で は今 の と ころ明 らか な 拒 絶 反 応 は認 め. 上 を 占 め る 実 質 は,1型. コ ラ ー ゲ ン繊 維 に ケ ラ タ ン硫 酸,コ. 術 後 成 績 は 良 好 で あ り,届 折. lamellar Cornea,. in.

(5) 慶雌医学. 82巻1s;(平. 成t7年31:D. ..角 ∠」 ・. ﹁団. 魑願. 第6図. 深 層 角 膜 内 皮 移 殖:(A)角. に て.表. 層 実 質 と.L皮. 反 転 し た(零).(C)レ 固 定.(D)反. 膜 内 皮 隙1駒 二よ る 水 庖 性 角 膜 症.(B)マ. を 約250pmの. 犀 み で 切 除 し.一. シ ピ エ ン ト角 膜 をi1'〔 経7.5. イ ク ロ ケ ラ トー ム. 部 残 っ た 親 織 を 椴 転 と して フ ラ ・ ノブ 上 に. mmで. 切 除 し,深. 転 し た フ ラ ッ プ を ド ナ ー 上 に 戻 し て 縫 合.(E)術. 聴 組 織 の み の ドナ ーfrl膜 を. 後 一 ヶ 月 の 所 見 、 ドナ ー を 移 頴. し た;yS分 は 全 体 が 透 明 治 癒 し て い る,本1ii'.例 は 自 内 障 「r一.術 を 同 時 に 施 行 し た た め,眼. 内 レ ンズが. 挿 人 さ れ て い る.. も μJ能で あ り,重 症 眼 表 面 疾患 の治 療 に と って は 大 きな. ム は近iRtd6iET術 の た め に開 発 さ れ た 全 自動 の 表 暦 角 膜. 武 器 で あ る.. 切除 装 置 で あ り,鉋(か ん な)に 似 た 構造 で 表 暫 角 膜 を 一 定 の 厚 み で 切 除 す る.完 全 に 切 除 せ ず,一 部 の 組 織 を. 角膜内皮. 蝶 番(ち. ょ うっ が い)状 に 残 す こ とで 一 時 的 な フ ラ ップ. を作 成 す る こ とが 可能 で あ る.近 視 矯 正 手 術 で は フ ラ ッ 角 膜 内 皮 が 傷 害 さ れ,角. 膜 全 体 が浮 腫 状 に な る 水庖 性. 角 膜 症 は 全 層 亀 膜 移 植 の 代 表 的 な 適 応 例 で あ る.内 温 存 す るDLKPの. 適 応 は な く,今. る 手 段 と してPKPし. が い くっ か 報 告 さ れ て い る.現 や は りMellesら. か し,最. り採 取 した 同 様 の 組織 を 移 植 す る.本 法 の メ リ ッ トは,. 近のパ ー. 機 械 的 に表 層 切 除 す る こ とで非 常 に 円 滑 な 切 除z,;が得 ら. 膜 内 皮 だ け を移 植 す る技 術. れ る こ とで あ る.一 方 で,マ イ ク ロ ケ ラ トー ム裟i最が 高. 在 普 及 し っ っ あ る 方 法 は,. 価 で あ る こ とが 最 大 の デ メ リッ トで あ り,手 術 手 技 も習. が 提 唱 し たdeep. keratoplasty{DLEK〕. で は フ ラ ップ の ドで実 質 と内皮 を 切 除 し,ド ナ ー角 膜 よ. ま で は内 皮 を 移 植 す. た な か っ た.し. ツ 移 械 へ の 傾 向 を う け て,角. プ の 下 に あ る 実 質 組 織 を レー ザ ー で 切 除 す る が,ELK. 皮 を. lamellar. endothelia】. 得 す るの に 時 間 を要 す る.我. で あ る12,.幾 度 か の 改 良 を 重 ね,. 々 は現 時 点 でELKを10. 例 ほ ど経 験 して い るが,術 後成 繍 は 全 層 角 膜 移enと 比 較. 現 在 で は 角 膜 内 皮 と 深 暦 実 質 の 一 部 を ドナ ー 片 と し て 移. して 遜 色 な い(第6図).一. 植 す る 方 法 が 定 着 しっ っ あ る.創. れ る拒 絶 反 応 も,現 時 点 で は経 験 して い な い.し か し, 一 部 症 例 で 矯 正 が 困 難 な 乱 視 を 呈 して い る こ と もあ り,. 口 が 小 さ く,屈. 影 響 が 小 さ い の が 最 大 の メ リ ッ ト と 言 え る.一. 折への. 方 で,深. 図 実 質 を サ ー ジ カ ル ・ナ イ フ で マ ニ ュ ア ル 切 除 す る た め,. 方 でPKPの. 約2割. で見 ら. さ らな る詳 細 な検 討 が 必 要 で あ る.. 術 者 の 経 験 に よ っ て は 層 間 に 混 濁 を 来 す 場 合 が あ る,一 度 搬 痩 化 を 起 こ した 実 質 組 織 が 透 明 に 戻 る こ と は な い た め,手. 角膜再生医療. 術 中 は 最 新 の 配 感 が 必 要 と な る.. 角 膜 内 皮 を 移 植 す る 別 の 術 式 と して,Azarら. がマ イ. ク ロ ケ ラ ト ー ム を 使 う 手 技Endothelia]lamellar kereloplasty〔ELK)を. 報 告 し たP、. マ イ ク0ケ. 角膜 の パ ー ツ移nn技 術 が 最 終 的 に 役 立 っ の は。 組 織 工 学 の成 果 に よ って 今 後 開 発 が 予 想 され る様 々な バ イ オ角. ラ トー. 一12一. 膜 関 連 の臨 床 応 用 であ ろ う.角 膜 上 皮,実 質 お よ び 内 皮.

(6) 榛 村 他:角 膜 パ ー ツ移 植. の 全 層 を 備 え た 人 工 角 膜 を 開 発 す る の は 困 難 な こ と と思 わ れ る.そ. れ ぞ れ を 組 み 合 わ せ る く ら い で あ れ ば,胚. 性. 01》hthalmology!09:i285-90。2002 3)Co!sarelis. G.. 幹 細 胞 か ら眼 球 そ の も の を 再 生 し た 方 が 早 い 可 能 姓 す ら. cells. あ る.し. か し,角 膜 各 駈 を 自 己 紬 胞 や 幹 細 胞 バ ン ク か ら. 々 の 疲 例 に 対 し て 陽 害 さ れ た 組 織 を 評 価 し,必. 要. that. ー ラ ー メ ー ド医 療 が 今 後 の 主 流. に な る と 予 想 さ れ る.す. で に 羊 膜 を キ ャ リア ー と した 培. 4)PeUegrini S.. analysis. 養k皮. 法 が 行 わ れ る よ うに な っ た14P.培. 表 面 に移 植 す る 方. 養 口 腔 粘 膜L皮. 細胞 は. in. ラチ ンの発 現 や 重. 層 化 像 が 角X581:皮 に 類 似 し た 所 見 を 示 す よ う に な る, 各 種 細 胞 を 支 持 す る た め の キ ャ リ ア ー,あ scaffold(足. 場)の. 7ss. az.. 膜 実 質 細 胞 や..1二 皮,内. 皮. 膜実質. 期 に わ た っ て ドナ ー 実 質 と 成 り 代 わ る も の は な か. 合 性 の 高 い,透. 明 なscaffoldが. P.. s巳em. K,. 然. of. N,. Dots. A.. 完 成 す る こ とが 期 待 さ. か った.と こ ろが こ こ数 年 を 見 るだ け で 一 気 に様 々 な 新 しい 術式 が 登場 し,角 膜 手 術 の ビッ グバ ンが 到 来 した と 言 って も過 言 で は な い.多 くの 技 術 改 良 と組 織 工 学 の研 究 成 果が 発表 され て い る こ と も,そ の 背 景 に 存 在 す る.. い る患 者 の 社 会復帰 が 日的 で あ り,ド ナ ー 不 足 の現 状 も,. R.. Dc. K,. T,. S:Cul竃ivatod. Suzuki. come{薯 surface. T,. Sotozono. 且epithelial. C .. transplan,. reconstruction. Slevens-Johnson. in. syndrome.. treatment. Goto. E.. K:Transplantation cultivated of. on severe. 1. Arch. Kato of. amniotic ocular. N, human. Luca. corneal. Engl. AJ,. J. Med. Fullwood. membrane. NJ.. as. a. sub. epithelial. cells. in rabbits.Cornea. Franzi. AT,. M:しong・. surraces. 19. Zingirian. こerm with. M. restoration. .. of. autologous. Lancet. M.. culti・. 3A9:990-993,. Hayashida. Walanabe A,. H.. Tano. Y,. s1em. Y.. K,. ex. culture. Nagai. S, bio,. she創. exp鋤ded. cell. K ,. T:Functional. epi1he[ial. cells. Watanabe. Yamamoto. Okano. corneal. grafls. vivo. surface.. on. a. from tempera,. Transplantation. 77:379-85.2004 9)Sロgita. l. Ko皿do. J;Ucep. removal. improvement. 10)Melles. for. stroma. with for. vision. J Ophthalmo181:184-8.1997 F.. Binder. slromal,. Ophlhalmol. kcratoplasly. pathological. Landcr. WH,. deep. lamcllar. of Br. GR,. Rietveld. FJ .. PS:Anew. anterior. Remeijer. surgical. lamcllar. L,. technique. keratoplasty.. Br]. 83:327-33,1999. 11)Shimmura. S,5himazaki M,. Tsubota. J . Omolo K:IJcep. using. GR,. M,. Teruya. lamellar. viscoadaptivc. palienls.. A,. keraloplasty. viscoelastics. in. Cornea.2004. Landcr. P. ,. van. Uooren. membrane surface. rior. WH:Preliminary. 旦arnoIlar. pocket. BT,. 13)Azar. Ophthal-. S. epi-. for. Jain. Pels. of. E.. Y.. 一13一. a. pos里e・. sc且erocorneaI. surgical. microkeralomrassisted wi吐h. a. deep. hingcd. flap,. Arch. tecblamellar. Ophthalmol. ll8:1112-5,2000 T.. TaniPuji disorders.. lhrough. of. Ophthalmologyユ07:18506;dis.. S . SamburskyR:Anew. kcraloplasty. 141Nakamura. the. resu睡s. 1857.?000 UT.. pique Shimmura. clinica1. kcratoplasty. incision.. cussion. acute. timbal. ,. J:Trea. 献. ll9:298-300.2001. ihelium. 145. with. corneal. CE,. Yamato. N,. Beekhuis. Tsubota. Biol. 1997 8)Nishida. 12)Mclles. M.. donal. Shinozaki. N. Cduanlock. epithelium.. keraloconus. J. Aiba. A,. and. prog・. disorders. timbal. Travcrso. corneal. (DLKP). 2)Shimazaki. M.. S:Amniotic. comeal. vated. Ishioka. mol. Lambiase. 11. Shimazaki. T,. G,. Carlcedda. 開 され よ うと して い る.. of. Kaido. transplantation. 7)Pellegrini. 再生 医 療 の 発展 と新 しい 角膜 移 櫃技 術 の 開 発 に よ って 打. phase. 67. 65-712000. Beekhuis. もち ろ んrて は角 膜 疾 患 に よ って 失 明 状 態 を 強 い られ て. ocular. prolife. Cell. J Ccll. lransplaniation.. cultivating. complete. for. R. theirdifferentiated. Y.. Inalomi. for autoloKous. comeal. 角 膜 移 槙 は 歴 史 が 古 い わ り に,進 歩 が 長 い間 見 られ な. Kinoshita. to. cells.. P,. surface,. ocularvsurface. turo-responsive. ration. and. Bissen-Miyajima. engineered. お わ りに. Inatomi. Lackcr. M:Loca亀ion. ocular. Kinoshita for. Kikuchi. N,. stem. Paterna. Luca. stem-cell. hlaeda. UKoizumi. O.. De. colls. severe. epithelial. とで 生 体 適. れ て い る.. 文. T・T.. epithelia旦basaI. stimulated. epithelial. Satakc. S,. damaged. な か 見 い だ さ れ て い な い 。 現 在 で は 合 成 ポ リマ ー,天 :rリ マ ー な ど を 組 み 合 わ せ る(hybrid)こ. Sun. limbal. isss. 6)Koizumi. の 代 替 物 質 を 開 発 す る こ と が 一 番 難 し い と 考 え られ て お り,長. G,. 3hO:1697-703,1999. る い は,. を そ れ ぞ れ 支15し な が ら も透 明 で あ り続 け る.角. Golisano. Shimmura. strafe. あ り,角. G,. human. 5)Tsubola. 開 発 も進 め ら れ て い る 巳3.角 膜 実 質. は 巧 妙 なscaffoldで. preferentially. Rama. the. tment. in vitroで 培 養 す る こ と に よ っ て,ケ. be. on. of. eny. 移 械 は この 領域 の 技 術 と言 え る、 最 近 で は患 者 本. 人 の 口 腔 粘 膜 上 皮 細 胞 を 培 養 して,眼. slow・cycling. 201-209,1989. Bonini. 最 低 限 の 移 植 を す る,テ. can. S・Z, Hong. oI. rate:Implications. の マ テ リア ルを 用 いて 作 成 す る こ と は近 い将 来 可 能 に な る.個. Cheng. M:Ezistencc. N,. Kinoshita. Endo. Tsuzuki S. K . M. The. Cooper. Koizumi. LJ, H,. SUCCCFSful. Fullwood. lna[omi culture. vJ, T,. Sano and.

(7) 慶雁医学. autologous epithelial. transplantation cells. Ophthalmo]Vis 15)Shimmura. on Sci. S,. Doillon. of amniotic. rabbit. oral. membrane.. 82巷1.号(平 成17軍3月). mucosa]. Gagnon&Usui. Invest. corneal. A4:106-16,7AO3 C1,. Griffilh. M,. Nakamura. A,. Shinozaki. N,. n・lmlY(N-isopropyiacry葦amide}・basod. M,. 一in一. stroma. scaffolds.. Tsubola. K:Collage membranes. Cornea. 22:581.8,2008. for.

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