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今後の授業予定 • 6/20(月) (今日)

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Academic year: 2024

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(1)

今後の授業予定

6/20() (今日)

6/27()

7/4()

7/11() は見做し水曜日で本授業なし

7/12() (補講日) 3限に補講 教室 : 3-221 教室 (ここ)

(同日 2 限には「基礎物理学」の補講予定)

7/18() 期末試験 (多分)

(2)

y=sinx の逆関数 y=arcsinx

-1

-pi/2 pi/2

1 -1 -pi/2

pi/2 1

sin(x) arcsin(x)x

—数学B(微分積分) 1—

(3)

y=sinx の逆関数 y=arcsinx

定義域 : −1x1

値域 : −π

2 y π

2 (主値)

積分表示 : arcsinx = Zx

t=0

dt 1−t2

(arcsinx)0 = 1

1−x2

(4)

y=arcsinx の積分表示とTaylor展開

arcsinx = Zx

t=0

dt 1−t2 二項展開して項別積分すると、

arcsinx = Zx

t=0

X n=0

µ−12 n

(−t2)n dt

= X n=0

(−1)n 2n+1

µ−12 n

¶ x2n+1

—数学B(微分積分) 3—

(5)

y=arcsinx の積分表示とTaylor展開 arcsinx =

Zx 0

X n=0

µ−12 n

(−t2)n dt

= X n=0

(−1)n 2n+1

µ−12 n

¶ x2n+1

=x+1

6x3+ 3

40x5+ 5

112x7+· · · (|x|< 1)

(6)

演習問題

arcsin の時の真似をして、次の手順で

y=arctanx のTaylor展開を求めよ

(1) x=tany の満たす微分方程式を求める

(2) arctanx を積分で表す

(3) 被積分関数をTaylor展開し項別積分する

—数学B(微分積分) 5—

(7)

y=tanx の逆関数 y=arctanx

-pi/2 pi/2

-pi/2

0 pi/2 tan(x)

arctan(x)x

(8)

y=tanx の逆関数 y=arctanx

定義域 : 全実数 x

値域 : −π

2 < y < π

2 (主値)

積分表示 : arctanx = Zx

t=0

dt 1+t2

(arctanx)0 = 1 1+x2

—数学B(微分積分) 7—

(9)

ところで、arcsinx,arctanx とも、

Taylor展開の収束半径は 1 であった。

arcsinx は元々定義域が |x|1 なので、

別に不思議はないが、

arctanx は全実数に対して定義できて、

一見 |x|< 1 に限る理由がないし、

被積分関数 1

1+t2 にも別に変な所はない。

(10)

ところで、arcsinx,arctanx とも、

Taylor展開の収束半径は 1 であった。

arcsinx は元々定義域が |x|1 なので、

別に不思議はないが、

arctanx は全実数に対して定義できて、

一見 |x|< 1 に限る理由がないし、

被積分関数 1

1+t2 にも別に変な所はない。

—数学B(微分積分) 8—

(11)

ところで、arcsinx,arctanx とも、

Taylor展開の収束半径は 1 であった。

arcsinx は元々定義域が |x|1 なので、

別に不思議はないが、

arctanx は全実数に対して定義できて、

一見 |x|< 1 に限る理由がないし、

被積分関数 1

1+t2 にも別に変な所はない。

(12)

: 1

1+x =1−x+x2−x3+· · ·

-2 -1 0 1 2 3 4 1/(1+x)

x = −1 で分母が 0 → 元々そこまで

—数学B(微分積分) 9—

(13)

実は、複素数まで拡げて考えると、

arctanx の正体が顕れる!!

被積分関数 1

1+t2 は t =±i で分母が 0 !!

やはり |x|=1 の所に越えられぬ障害があった (|±i|=1)

(14)

実は、複素数まで拡げて考えると、

arctanx の正体が顕れる!!

被積分関数 1

1+t2 は t =±i で分母が 0 !!

やはり |x|=1 の所に越えられぬ障害があった (|±i|=1)

—数学B(微分積分) 10—

(15)

実は、複素数まで拡げて考えると、

arctanx の正体が顕れる!!

被積分関数 1

1+t2 は t =±i で分母が 0 !!

やはり |x|=1 の所に越えられぬ障害があった (|±i|=1)

(16)

複素数の絶対値・偏角

Re Im

0

α=a+bi

a b

θ

|α|=

αα=

a2+b2

: α の絶対値(absolute value)

argα=θ : α の偏角 (argument)

α=|α|(cosθ+isinθ)

—数学B(微分積分) 11—

(17)

ex=1+x+ x2 2! +x3

3! +· · ·

で、x を複素数にすると、

ex の方は当面は意味不明だが、

右辺の級数は四則演算と極限操作とだけなので 意味を持つ x が複素数の場合も、

ex を右辺の級数で定義してしまおう!!

(→ 詳しくは「複素関数論」で)

(18)

ex=1+x+ x2 2! +x3

3! +· · ·

で、x を複素数にすると、

ex の方は当面は意味不明だが、

右辺の級数は四則演算と極限操作とだけなので 意味を持つ x が複素数の場合も、

ex を右辺の級数で定義してしまおう!!

(→ 詳しくは「複素関数論」で)

—数学B(微分積分) 12—

(19)

ex=1+x+ x2 2! +x3

3! +· · ·

で、x を複素数にすると、

ex の方は当面は意味不明だが、

右辺の級数は四則演算と極限操作とだけなので 意味を持つ x が複素数の場合も、

ex を右辺の級数で定義してしまおう!!

(→ 詳しくは「複素関数論」で)

(20)

試しに、

eix=1+ix+(ix)2

2! +(ix)3

3! + (ix)4 4! +· · ·

= µ

1−x2 2! + x4

4! −· · ·

+i µ

x−x3 3! +x5

5! −· · ·

=cosx+isinx

Euler の公式 : e

ix

= cos x + i sin x

—数学B(微分積分) 13—

(21)

試しに、

eix=1+ix+(ix)2

2! +(ix)3

3! + (ix)4 4! +· · ·

= µ

1−x2 2! + x4

4! −· · ·

+i µ

x−x3 3! +x5

5! −· · ·

=cosx+isinx

Euler の公式 : e

ix

= cos x + i sin x

(22)

複素数の極座標表示

Re Im

0

α=a+bi

a b

θ

¯ r:= |α|

θ:= argα とおくと、 α=re : α の極座標表示

—数学B(微分積分) 14—

(23)

三角関数を指数関数で表す

eix=cosx+isinx e−ix=cosx−isinx

cosx = eix+e−ix 2 sinx = eix−e−ix

2i tanx = eix−e−ix

i(eix+e−ix)

(24)

三角関数を指数関数で表す cosx= eix+e−ix

2 sinx= eix−e−ix

2i tanx= eix−e−ix

i(eix+e−ix) これを使うと、

三角関数の諸性質は指数関数の性質に帰着!!

加法定理 ← 指数法則

—数学B(微分積分) 16—

(25)

双曲線関数

coshx = ex+e−x 2 sinhx = ex−e−x

2 tanhx = ex−e−x

ex+e−x

三角関数と類似の性質を持つ

自然現象の記述にも現れる

(26)

双曲線関数

coshx = ex+e−x 2 sinhx = ex−e−x

2 tanhx = ex−e−x

ex+e−x

三角関数と類似の性質を持つ

自然現象の記述にも現れる

—数学B(微分積分) 17—

(27)

x2+y2=1 の媒介変数表示 (cost,sint)

0 -1 1

1 -1

(cos(t), sin(t))

x^2+y^2=1

(28)

x2−y2=1 の媒介変数表示 (cosht,sinht)

0 1

-1

(cosh(t), sinh(t))

x^2-y^2=1

—数学B(微分積分) 19—

(29)

さて、話は変わって、

本講義後半の主題は、

積分

である

(30)

さて、話は変わって、

本講義後半の主題は、

積分

である

—数学B(微分積分) 20—

(31)

高校で習った積分

逆微分としての「原始関数」

f(x) =F0(x) となる F を求める

原始関数の区間両端での値の差としての

「定積分」

Zb a

f(x)dx=F(b) −F(a)

定積分は実は「面積」を表す

(32)

積分・微分の発見

歴史的には、実は順番が逆で、

積分の起源の方が微分よりも遥かに早い

「積分」: 面積を求める手法の探求

(エジプト・ギリシャ : 2000年以上前)

「微分」: 物体の運動の数学的探求 (Newton, Leibniz : 17世紀)

それぞれ別のものとして発見されたものが

実は密接に関連していた!!

· · · 「微分積分学の基本定理」

—数学B(微分積分) 22—

(33)

積分・微分の発見

歴史的には、実は順番が逆で、

積分の起源の方が微分よりも遥かに早い

「積分」: 面積を求める手法の探求

(エジプト・ギリシャ : 2000年以上前)

「微分」: 物体の運動の数学的探求 (Newton, Leibniz : 17世紀)

それぞれ別のものとして発見されたものが

実は密接に関連していた!!

· · · 「微分積分学の基本定理」

(34)

積分法

統一的な求積法としての「定積分」

積分の上端を動かして、

積分値を上端の関数とみる F(x) =

Zx a

f(t)dt :「定積分関数」

実は定積分関数を微分すると元の関数 d

dx Zx

a

f(t)dt=f(x)

「微分積分学の基本定理」

—数学B(微分積分) 23—

(35)

積分の定式化

I= Z12

0

f(x)dx, f(x) =





2 (0x < 3) 4 (3x < 8) 3 (8x 12)

0 2 3 4

3 8 12

(36)

積分の定式化

0 2 3 4

3 8 12

I= Z12

0

f(x)dx

=2×(3−0) +4×(8−3) +3×(12−8).

「積分」は「積和」である

—数学B(微分積分) 25—

(37)

積分の定式化

0 2 3 4

3 8 12

I= Z12

0

f(x)dx

=2×(3−0) +4×(8−3) +3×(12−8).

「積分」は「積和」である

(38)

積分の定式化

では、

I = Z

1

0

f(x)dx, f(x) = x

2

はどう考えるか ?

—数学B(微分積分) 26—

(39)

I= Z1

0

f(x)dx, f(x) =x2

0 1

1

(40)

I= Z1

0

f(x)dx, f(x) =x2

0 1

1

—数学B(微分積分) 27—

(41)

I= Z1

0

f(x)dx, f(x) =x2

0 1

1

(42)

演習問題

f(x) =x2 の [0, a] での定積分 I=

Za 0

f(x)dx

を計算したい。

分割 ∆n:0=x0 < x1<· · ·< xn=a を n 等分な分割 (即ち xi= ia

n)とする。

(1) 各小区間 [xi−1, xi] での

f(x) の下限 mi および上限 Mi は?

—数学B(微分積分) 28—

(43)

(2) sn = Xn

i=1

mi(xi−xi−1) 及び

Sn = Xn

i=1

Mi(xi−xi−1) を計算せよ。

(3) 任意の n に対してsn ISn であること から、I=

Za 0

f(x)dx を求めよ。

(lim

n→∞sn, lim

n→∞Sn が、それぞれ存在して等し くなることを確かめよ。)

(44)

上限・下限について(補足)

: I= [0, 1]

f(x) =

±x (0x < 1)

0 (x =1) 関数 f(x) (xI)

最大値はないが、

どう見ても 1 が

最大値みたいな値

である 0 1

1

—数学B(微分積分) 30—

(45)

上限・下限について(補足) 1 は最小の上界 :

1 が上界である : xI:f(x)1

1 より少しでも小さくしたら上界でない :

ε > 0 :x I:f(x)> 1−ε

どんな(小さな)正の数 ε についても

或る(うまい/まずい) x I があって f(x) が 1−ε を超える このことを、

1 が f の I における上限(supremum)である と言い、sup

I

f(x) =1 と書く

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