紙製サボニウス風車
平成25年11月14日
未来ビークルシティリサーチセンターの滝川浩史教授(電気・電子情報工学系)の研究グループ は、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク:豊橋市大岩町)で、11月16日(土)に電動バスの試 乗会と子ども向け紙風車工作教室を行います。
このイベントは豊橋市の大学連携調査研究費補助事業の一環として行うものです。
今回のイベントは、豊橋技術科学大学が取り組む研究を、気軽に一般市民に知ってもらう機会と して、実証実験等で協力いただいている同園内で開催するもので、子どもから大人まで誰でも体験 できる内容になっています。豊橋技術科学大学及び滝川研究グループの研究成果について発信を行 い、大学と地元の交流の場とすることが狙いです。
<電動バスの試乗会> ※乗車無料、雨天中止
園内バスと同型のトラクタを電気自動車化した車両をけん引車と して用い、中央門付近から園の中央にある噴水までの通路で行いま す。この車両は、平成23年から同園で実証実験を繰り返し行って おり、1回の試乗で約20名が乗車することができます。
<紙風車工作教室> ※参加無料
サボニウス型の風車を作ります。サボニウス風車は、風向きを問わ ず、微風でも回転し、子どもでも簡単に作ることができます。今回 は、温室内「憩いのへや」で、サボニウス風車型紙・ハサミ・のり を用いて、豊橋技術科学大学の学生と一緒に工作を楽しみます。
本学ではこのような研究の他にも、未来ビークルシティ事業として、持続的に発展する「低炭素 社会」と少子高齢化に伴う「安全・安心社会」の構築を目的とし、多くの研究に取り組んでいます。
【本件に関する連絡先】
電気・電子情報工学系 教授 滝川浩史 TEL:0532-44-6727 広報担当:総務課広報係 堤・小島・荒井 TEL 0532-44-6506
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で 電動バスの試乗会と子ども向け紙風車工作教室
国立大学法人豊橋技術科学大学 Press Release
平成 24 年3月に行った電動バス実証実験の様子
【開催日時】
11月16日(土)9:30~14:30
*取材については、中央門からお入り下さい。
(入園の際は中央管理事務所にお声かけ下さい。)
TOYOHASHI UNIVERSITY OF TECHNOLOGY URL: http://www.pes.ee.tut.ac.jp
環境およびコストメリット
のんほいパークでの 走行試験の様子
運用コスト CO
2排出量
悪臭,騒音もゼロ
改造費も約10年で回収可能!
のんほいパーク園内バスの電気自動車への改造( EV 化)
園内バス
のんほいパーク内を走行中
ガソリンエンジン駆動
排気ガスの排出 化石燃料の消費
環境負荷が高い!
動力源を
エンジンからモーター に!
エネルギー原を
ガソリンからバッテリ に!
Advanced DC FBI-4001 DCモータ,27 kW
Panasonic EC-FV1260 144 V,8,640 Wh
Webで動画をチェック!
TOYOHASHI UNIVERSITY OF TECHNOLOGY URL: http://www.pes.ee.tut.ac.jp
ハイブリッド電源と搭載小型電気自動車
劣化を抑制し長寿命 走行性能向上
エネルギー密度:○
パワー密度:○
寿命:△
自己放電:○
エネルギー密度:×
パワー密度:◎
寿命:◎
自己放電:×
バッテリ キャパシタ
実証試験
小型電気自動車に搭載!
卓上試験インホイールモーター で走行!
バッテリ充放電装置で 性能試験中!
電気自動車の主な蓄電デバイス
電気自動車( EV : Electric Vehicle )と電源システム
ガソリン車 電気自動車
排出ガス CO2,NOx,etc なし 航続距離 500~900 km 100~300 km
寿命 10年~ ~10年
給油/給電 ~3分 30分~
バッテリ モータ ガソリン
エンジン
電気自動車の高性能化の方法
電源(蓄電)システム改善
モータ高効率化&小型化
インバータ高効率化
空調省エネ化
蓄電システムへの要求
高エネルギー密度航続距離向上
ハイパワー密度
加速性能向上 充電時間短縮
長寿命
環境負荷低減 ガソリン車
とEV比較
QRコードで 動画をチェック!
コンバータ
M/G 大電流放電 定電流
放電
エネルギーフローの制御