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工 業 1 学習指導と評価の工夫・改善

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(1)

工 業

1 学 習 指 導 と 評 価 の 工 夫 ・ 改 善

学 習 指 導 の 改 善 の た め に は 、 学 習 指 導 要 領 に 示 す 目 標 に 照 ら し て 、 そ の 実 現 状 況 を 適 切 に 把 握 す る 評 価 を 一 層 重 視 し 、 観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 を 基 本 と し て 、 生 徒 の 到 達 度 を 評 価 し て い く こ と が 重 要 で あ る 。 そ の た め に は 、 学 習 指 導 要 領 に 示 す 教 科 ・ 科 目 の 目 標 と 評 価 の 観 点 の 趣 旨 を 踏 ま え 、 内 容 の ま と ま り ご と の 評 価 規 準 、 単 元 の 評 価 規 準 、 単 元 の 中 の 学 習 活 動 に お け る 具 体 の 評 価 規 準 を 設 定 す る と と も に 、 そ れ を ど の よ う な 評 価 方 法 に よ っ て 評 価 す る の か を 具 体 的 に 示 す な ど 、 単 元 ご と に 「 指 導 と 評 価 の 計 画 」 を 作 成 す る こ と が 大 切 で あ る 。

2 評 価 方 法 の 改 善 ・ 充 実 (1) 評 価 計 画 の 作 成

ア 作 成 上 の 留 意 点

○ 評 価 規 準 は 「 お お む ね 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 状 況 」 B に つ い て 設 定 す る 。

○ 評 価 は 、 評 価 規 準 を 踏 ま え 最 も 適 切 な 方 法 で 実 施 す る 。

○ 評 価 規 準 に 照 ら し て 評 価 を 行 う 際 に は 、 信 頼 性 を 高 め る た め 複 数 回 の 評 価 を 行 う な ど 工 夫 す る 。

○ 毎 時 間 の 観 点 別 評 価 の す べ て を 評 定 に 総 括 す る 必 要 は な い 。 イ 評 価 計 画 表 の 例

科 目 名 工 業 技 術 基 礎 大 単 元 名 マ イ コ ン カ ー の 製 作

工業技術基礎 大 単 元 名 マイコンカーの製作

単 元 の 目 標 マイコンカーの製作を通して、工業生産に必要な基礎的な加工や生産技術に関する知識と技術を習得させるとともに、

工業技術への興味・関心を高め、工業生産に対して創意工夫を図る意欲的な態度を育てる。

評 価 の 観 点 関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現 知識・理解 内容のまとま ○ 身近 な製 品の 加工技術 か ○基 礎的 な加 工技術に 関す ○基礎的な加工技術を身に付 ○加 工す る部 品の基礎 的な りごとの評価 ら、 形態 及び 質を変化 さ る 課題 を考 え、基礎 的・ け、環境に配慮し、実際の 知識を理解している。

規準 せる 加工 につ いて関心 を 基 本的 な知 識と技術 を活 製品製作を合理的に計画し、 ○工 具や 器具 を用いた 加工 もち 、そ の技 術を積極 的 用 して 適切 に判断し 、創 適切に処理するとともに、 及 び機 械や 装置類を 活用

に身 に付 けよ うとして い 意 工夫 する 能力を身 に付 その成果を的確に表現する。 した加工を理解している る。 けている。 ○生産の流れと技術や基礎的 ○生 産の 流れ と技術や 基礎

○ 生産 の流 れと 技術や基 礎 ○生 産の 流れ と技術や 基礎 な分析及び測定技術を実験 的 な分 析及 び測定に 関す 的な 分析 及び 測定技術 に 的 な分 析及 び測定技 術に 実習に活かし、計画・実行 る 知識 と技 術を理解 して つい て関 心を もち、優 れ つ いて 思考 を深め、 基礎 が適切であるとともに、そ いる。

た品 質の 製品 がどのよ う 的 ・基 本的 な知識と 技術 の成果を的確に表現する。

にし て生 み出 されるの か を活用して適切に判断し 調べ 、活 用し ようとし て 創 意工 夫す る能力を 身に

いる。 付けている。

大単元の具体 ○ 各電 子部 品に ついて基 礎 ○部 品の 確認 をしたり 取付 ○各部品が許容範囲内の精度 ○各 電子 部品 について 基礎 的な 知識 や取 扱い方を 身 け 方向 をそ ろえるな どし で加工・成形されている。 的 な知 識や 取扱い方 を理

に付けようとしている。 て 、部 品の 取付けミ スを ○部品を正しく組み合わせて 解している。

○ 部品 製作 に必 要な工具 や 少 なく する よう工夫 して いる。 ○加 工技 術に 関する基 礎的 機械 の基 本的 な取扱い 方 いる。 ○製品を動作させるための部 な 知識 や機 械・工具 の機 を身 に付 けよ うとして い ○工 具や 機械 を取扱う 際の 品の調整ができる。 能について理解している。

る。 作 業姿 勢に ついて、 安全 ○マイコンカーとして動作す ○部 品の 加工 方法を理 解し

○ 各作 業の 基本 的事項を 理 に 作業 がで きるよう 工夫 るよう、調整ができる。 ている。

解し 、作 業方 法を身に 付 している。 ○部 品の 組立 手順を理 解し

けようとしている。 ○部品の取付け順序を考え ている。

効 率よ く作 業ができ るよ ○製 品の 調整 方法を理 解し

う 作業 工程 を工夫し てい ている。

る。

○マ イコ ンカ ーが正し く動 作 する よう 、調整を 工夫 している。

(2)

(2) 観 点 別 評 価 の 進 め 方 ア 考 え 方

観 点 別 の 評 価 の 表 記 は 「 十 分 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( A、 )、「 お お む ね 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( B)、「 努 力 を 要 す る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( C ) と す る 。

こ こ で は 、 大 単 元 「 マ イ コ ン カ ー の 製 作 」 に お い て 、 資 料 1 の 「 マ イ コ ン カ ー の 製 作 」 の 指 導 と 評 価 の 計 画 に 基 づ き 、 中 単 元 「 二 次 ] 制 御 装 置 の 製 作 ( 4 時 間 ) の[ 」 評 価 計 画 表 の 例 に つ い て 「 学 習 活 動 に お け る 具 体 の 評 価 規 準 」 に 照 ら し 「 十 分 満、 、 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( A ) と 評 価 さ れ る 生 徒 の 具 体 例 と 「 努 力 を 要 す る と、 判 断 さ れ る 」 状 況 ( C ) と 評 価 さ れ る 生 徒 へ の 指 導 の 手 だ て の 例 を 「 ア、 関 心 ・ 意

」、「 」 。 、「 」

欲 ・ 態 度 エ 知 識 ・ 理 解 に つ い て 示 し た な お 努 力 を 要 す る と 判 断 さ れ る 状 況 ( C ) と 評 価 さ れ る 生 徒 へ の 指 導 の 手 だ て に つ い て は 、 授 業 中 適 宜 行 っ た り 、 授 業 後 に お い て 行 っ た り す る 。

学習活動にお ①抵抗のカラーコードやコンデ ①安 全に 作業 するには どの ①制御回路基板に穴あけ加工 ①抵 抗の カラ ーコード やコ

ける具体の評 ンサの数字の意味などの知識 よ うな 姿勢 がよいか 考え ができる。 ンデンサの数字の意味等 価規準 を身に付けようとしている。 ている。 ②制御回路が動作するように 電 子部 品に ついて理 解し

②ボール盤の基本的な取扱い方 ②電 解コ ンデ ンサ、ダ イオ 部品を取付けられる。 ている。

を身に付けようとしている。 ー ド、 ブリ ッジIC 、集 ③はんだ付けの基本的な作業 ②機 械・ 工具 の取扱い を理

③はんだ付けの基本的な要領 合 抵抗 を見 やすくそ ろえ ができる。 解している。

を身に付けようとしている。 る など 、ミ スを少な くす ④制御回路が動作する。 ③制 御回 路の 入出力原 理を

④ ユニ バー サル プレート の る工夫をしている。 ⑤ユニバーサルプレートを成 理解している。

加 工方法 を身に 付けよう ③効 率よ い作 業を行う ため 形できる。 ④部 品の 成形 手順を理 解し としている。 に 、工 程手 順を工夫 して ⑥電池ボックスの加工ができ ている。

⑤ 万力 ・圧 着ペ ンチを使 っ いる。 る。 ⑤部 品の 組立 手順を理 解し て、 コネ クタ を製作す る ④ど うす れば マイコン カー ⑦コネクタを成形できる。 ている。

方法 を身 に付 けようと し が 目的 どお りに動作 する ⑧シャフトを成形できる。 ⑥モ ータ の配 線を理解 して ている。 かを考え 工夫している ⑨ギヤボックスを組み立てる いる。

⑥ギヤボックスが正しく動作 ことができる。 ⑦接 着剤 の取 扱いを理 解し

するか調べようとしている。 ⑩各部品を組立手順に従 って ている。

⑦部 品を組 み立て 、動作 す 組み立てることができる。 ⑧マ イコ ンカ ーの調整 方法

るか調べようとしている。 ⑪マイコンカーが動作するよ を理解している。

⑧制御基板とモータ配線の接 うに調整できる。

続を調べようとしている。

⑨ マイ コン カー が正確に 動 作す るよ う調 整しよう と している。

中単元 小単元 関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現 知識・理解

[一次] 本時の説明

部品等の説明

[二次] 前時の復習

制御装置の製

本時の説明

制御回路基板の [観] [観] [観]

穴あけ [ワ]

[作]

部品の取付け [観] [観]

[観] [ワ]

[作]

はんだ付け作業 [観] [観] [観]

[ワ] [ぺ]

[作]

動作チェック [観] [観]

[ワ] [ぺ]

[作]

まとめ予告

◎:単元の評価の総括の資料とする。

○:単元の評価の総括の資料としない。

①~⑪:各評価の観点に対応した学習活動における具体の評価規準

評価方法:[観]観察 [ぺ]ペーパーテスト [レ]レポート、[ワ]ワークシート、[作]作品チェック

(3)

イ 評 価 方 法 の 具 体 例 (ア) 観 察 に よ る 評 価 方 法

〔 具 体 の 評 価 規 準 及 び 評 価 の 観 点 〕

「 ③ は ん だ 付 け の 基 本 的 な 要 領 を 身 に 付 け よ う と し て い る。」【 ア 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 】

〔 評 価 方 法 〕

は ん だ 付 け 作 業 を 観 察 す る 。

〔 評 価 の 手 順 〕

第 2 時 間 目 の 最 初 、 中 間 、 終 了 の 3 回 観 察 す る 。

評 価 の 観 点 「③はんだ付けの基本的な要領を身に付けようとしている。」【ア 関心・意欲・態 度】

番 号 * 月 * 日 2 校 時 * 月 * 日 2 校 時 * 月 * 日 2 校 時

* * * *

* * * * ×

* * * * × ×

4 0 * * * * × × ×

〔 評 価 の 決 定 〕

そ れ ぞ れ の 観 察 時 に お い て 、 は ん だ 付 け の 基 本 的 な 要 領 を 身 に 付 け よ う と し て い る か ど う か を 評 価 し 、 身 に 付 け よ う と し て い る 場 合 は 、 ○ と す る 。 積 極 性 が 見 ら れ な い 場 合 は 、 × と す る 。

学 習 活 動 に お け る 具 十 分 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 「 努 力 を 要 す る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( C ) と 評 体 の 評 価 規 準 状 況 ( A ) と 評 価 さ れ る 生 徒 の 価 さ れ る 生 徒 へ の 指 導 の 手 だ て の 例

具 体 例

② ボ ー ル 盤 の 基 本 的 ② ボ ー ル 盤 の ス ケ ッ チ を ノ ー ト ② 駆 動 部 分 が 確 実 に 動 作 し た り 性 能 を 発 揮 す る な 取 扱 い 方 を 身 に に 書 き 取 り 、 各 部 の 名 称 や 基 た め に は 、 加 工 寸 法 に 範 囲 が あ る も の の 、 で 付 け よ う と し て い 本 的 な 使 い 方 を 記 録 し て き る 限 り 正 確 に 穴 を あ け る こ と が 必 要 で あ る

る 。 い る 。 こ と を 説 明 し 、 ボ ー ル 盤 の 効 果 的 な 取 扱 い 方

に つ い て 興 味 ・ 関 心 を 持 た せ る 。

③ は ん だ 付 け の 基 本 ③ は ん だ ご て の 温 度 上 昇 や こ て ③ 電 子 回 路 の ト ラ ブ ル は は ん だ 付 け の 不 良 に よ

的 な 要 領 を 身 に 付 先 の よ ご れ に 注 意 を 払 っ る こ と が 多 く 、 ま た 完 成 し て か ら で は 修 整 が け よ う と し て い た り 、 は ん だ 付 け す る 部 品 難 し い こ と を 説 明 し 、 確 実 に は ん だ 付 け す る

る 。 ご と に は ん だ 付 け の 方 法 を ノ こ と の 意 義 を 説 明 し 興 味 ・ 関 心 を 持 た せ る ー ト に 描 き 取 っ て い る 。

② 機 械 ・ 工 具 の 取 扱 ② 資 料 3 で 示 す ペ ー パ ー テ ス ト ② 実 習 中 に 、 個 別 に 正 し い 操 作 や 取 扱 い を 説 明 い を 理 解 し て い で 尋 ね た 内 容 を す べ て 正 す る 。 実 習 室 に 機 械 ・ 工 具 の 正 し い 取 扱 い 方 る 。 答 し 、 提 出 し た レ ポ ー ト の 記 を 掲 示 し 、 生 徒 が い つ も 確 認 し な が ら 作 業 が 述 内 容 か ら ペ ー パ ー テ ス ト で の で き る よ う に す る 。 機 械 ・ 工 具 の 正 し い 取 扱

内 容 が 確 認 で き る 。 い 方 法 を レ ポ ー ト に ま と め さ せ 、 提 出 さ せ る

な ど し て 理 解 さ せ る 。

③ 制 御 回 路 の 入 出 力 ③ ペ ー パ ー テ ス ト で 尋 ね た 内 容 ③ 実 習 中 に 個 別 に 制 御 回 路 の 入 出 力 原 理 を 説 明 原 理 を 理 解 し て い を す べ て 正 答 し 、 提 出 し た レ し 理 解 さ せ る 。 制 御 回 路 を 構 成 す る 各 電 気 素 る 。 ポ ー ト の 記 述 内 容 か ら ペ ー パ 子 の 働 き を 説 明 し た 後 、 各 電 気 素 子 が 組 み 合 ー テ ス ト で の 内 容 が 確 認 わ さ れ て 、 一 つ の 電 気 的 特 性 を 持 つ 回 路 と な で き る 。 る こ と を 説 明 す る 。 そ の 後 、 入 力 信 号 が 各 電 気 素 子 を 通 過 す る 場 合 に ど の よ う に 変 化 す る か 、 ま た 、 信 号 を ど の よ う に 変 化 さ せ れ ば 出 力 が ど の よ う に 変 化 す る か を 図 式 化 し て 説 明 す る と と も に 、 出 力 信 号 を 直 接 モ ー タ な ど に 接 続 し 制 御 体 験 を さ せ 、 制 御 回 路 の 入 出 力 の 原 理 を 理 解 さ せ る 。

(4)

〔 留 意 事 項 〕

【 ア 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 】 を 評 価 す る 場 合 は 、 複 数 の 評 価 の 機 会 を 設 け る こ と が 望 ま し い 。

例 え ば 、 3 回 の 評 価 機 会 を 設 け た 場 合 、 3 分 の 2 の 機 会 に 身 に 付 け よ う と し て い れ ば 、 つ ま り 、 ○ が 二 つ の 場 合 は 「 お お む ね 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況

( B 、 二 つ に 満 た な い 場 合 は 「 努 力 を 要 す る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( C ) と 評 価)

、 、 、

し ○ が 三 つ の 場 合 は 安 定 的 に 身 に 付 け よ う と し て い る こ と が 認 め ら れ る の で

「 十 分 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( A ) と 評 価 す る 。 (イ) ワ ー ク シ ー ト に よ る 評 価 方 法

〔 具 体 の 評 価 規 準 及 び 評 価 の 観 点 〕

「 ② 制 御 回 路 が 動 作 す る よ う に 部 品 を 取 付 け ら れ る 。 【 ウ」 技 能 ・ 表 現 】

〔 評 価 方 法 〕

資 料 2 の ワ ー ク シ ー ト の 記 述 を 点 検 ・ 分 析 す る 。

〔 評 価 の 実 際 〕

自 己 チ ェ ッ ク 項 目 「 部 品 は そ ろ っ て い る か 、 差 し 込 み 方 向 は 正 し い か 、 差 し 込 み 位 置 は 正 し い か 」 及 び 自 己 評 価 「 部 品 が 正 し く 差 し 込 ま れ た か 」 に つ い て 、 チ ェ ッ ク 及 び 評 価 さ せ 、 同 時 に 実 習 中 に 机 間 指 導 し な が ら 点 検 す る 。

〔 留 意 事 項 〕

電 解 コ ン デ ン サ 、 ダ イ オ ー ド 、 集 合 抵 抗 、 ブ リ ッ ジ I C の 方 向 が 正 し く 取 付 け

、 ( ) 。

ら れ て お り 作 品 チ ェ ッ ク か ら も そ の こ と が 確 認 で き る 状 況 を A と 評 価 す る 制 御 回 路 が 動 作 す る よ う に 部 品 を 取 付 け ら れ な い ( C ) の 状 況 の 生 徒 に つ い て は 、 電 解 コ ン デ ン サ 、 ダ イ オ ー ド 、 集 合 抵 抗 、 ブ リ ッ ジ I C の 装 着 方 向 に 注 意 し

、 、

て 確 認 作 業 を 確 実 に 行 う こ と を 説 明 し 回 路 図 や 部 品 の 表 示 仕 様 を 慎 重 に 確 認 し 制 御 回 路 が 動 作 す る よ う に 部 品 を 取 付 け さ せ る 。

(ウ) ペ ー パ ー テ ス ト に よ る 評 価 方 法

〔 具 体 の 評 価 規 準 及 び 評 価 の 観 点 〕

「 ② 機 械 ・ 工 具 の 取 扱 い を 理 解 し て い る 。 【 エ」 知 識 ・ 理 解 】

〔 評 価 方 法 〕

資 料 3 の ペ ー パ ー テ ス ト の 記 述 を 点 検 ・ 分 析 す る 。

〔 留 意 事 項 〕

【 エ 知 識 ・ 理 解 】 の 観 点 の 問 題 は 、 評 価 規 準 に 照 ら し て 正 答 す れ ば 「 お お む ね 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( B ) と 評 価 で き る 問 題 を 3 問 、 正 答 す れ ば

「 十 分 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( A ) と 評 価 で き る 問 題 を 2 問 、 計 5 問 で 構 成 す る 。

5 問 中 全 問 正 答 の 場 合 は ( A 、 5 問 中 正 答 が 2 ~ 4 問 の 場 合 は ( B ) と 評) 価 す る 。

(5)

(3) 観 点 別 評 価 の 総 括

ア 総 括 に つ い て の 考 え 方

こ こ で は 、 資 料 1 「 マ イ コ ン カ ー の 製 作 」 の 指 導 と 評 価 の 計 画 に 基 づ き 、 そ れ ぞ れ

、 。

の 評 価 規 準 に 従 っ て 評 価 し た 内 容 を 総 括 し て 単 元 全 体 の 評 価 を 求 め る 例 を 説 明 す る 取 り 上 げ た 評 価 方 法 は 、 ① 実 習 に お け る 学 習 活 動 の 観 察 、 ② ワ ー ク シ ー ト や 提 出 レ ポ ー ト の 記 述 内 容 の 分 析 、 ③ 作 成 し た 製 品 の 動 作 チ ェ ッ ク 、 ④ 中 単 元 の 終 了 ご と に 行 う 簡 単 な ペ ー パ ー テ ス ト 等 で あ る 。

学 習 活 動 に お け る 具 体 の 評 価 規 準 の 項 目 の 中 で 、 一 つ の 具 体 の 評 価 規 準 に 基 づ く 評 価 活 動 が 複 数 回 行 わ れ る 場 合 は 、 そ れ ぞ れ に 評 価 を 行 い 、 総 括 で は そ れ ら の 結 果 を 積

。 、 【 】 、

算 す る こ と と し た た と え ば 評 価 計 画 表 に 示 し た イ 思 考 ・ 判 断 の ② の 評 価 は

[ 二 次 ] 制 御 装 置 の 製 作 と [ 三 次 ] 部 品 の 製 作 の 中 単 元 で そ れ ぞ れ 行 わ れ る が 、 具 体 の 学 習 内 容 が 異 な る の で 、 他 の 評 価 規 準 と 同 様 の 重 み を 持 つ も の と し て 、 総 括 で は そ れ ら の 評 価 を 積 算 す る こ と と し た 。

こ の 例 の 単 元 で は 評 価 回 数 と 項 目 が 比 較 的 多 い の で 、 A B C を 点 数 化 し て 、 そ の 平 均 か ら 単 元 の 観 点 別 評 価 を 総 括 す る 方 法 を 説 明 す る 。

あ る ク ラ ス の こ の 単 元 の 観 点 別 評 価 表 の 抜 粋 を 例 と し て 総 括 す る 方 法 を 示 す 。 観 点 別 評 価 表 の 例

○○○○科 1年 ○組 単元「マイコンカーの製作 (20時間)

1 2 3 4 5 6 17 18 19 20

[一次] [二次] [四次]

部品等の 制御装置の製作 組立・調整作業

説明

○ 電子部品 ○ボ ー ル 盤 の 操 作 と ○部品の組立を通して、マイコンカーの動作機能

の基礎的 安 全 作 業の 基 礎を を理解する。 単元の総括評価

知識を習 習得する。 ○制御装置の出力とモータの配線がマイコンカー

得する。 ○電子部品の取付け の動作に与える影響について考える。

及びはんだ付け作 ○部品の加工精度と組立精度からマイコンカーが

業を通して、制御 正確に動作する方法を考える。

装置の構成を習得

する。

ア の ① ア の ②③ ア の ⑦⑧⑨ イ の ① イ の ①②③ イ の ③④

ウ の ①②③④ ウ の ⑩⑪ 平均 評価

エ の ① エ の ②③ エ の ⑤⑥⑦⑧ No

21 2.3

18 2.6

○○○○

23 2.1

24 2.7

18 2.0

16 2.3

○○○○

12 1.1

15 1.7

23 2.6

24 2.7

小単元の評価 数値化 判断する数値の平均値の範囲 単元の評価

2.5 平均値

平均値の計算

1.5 平均値 ≦ 2.5

平均値 < 1.5

(6)

こ の 総 括 の 方 法 は 、 A を 3 点 、 B を 2 点 、 C を 1 点 と し 、 平 均 値 が 2 . 5 を 越 え る 場 合 を A と し 、 1 .5 未 満 を C と す る こ と と し て い る 。

こ の 数 値 の 区 分 の 基 本 的 な 考 え 方 は 、 あ る 生 徒 の 評 価 が A と B の み の 場 合 、 A の 評 価 個 数 が 半 数 を 超 え る 場 合 を A と し 、 B と C の 組 み 合 わ せ に つ い て は C が 半 数 を 超 え る 場 合 を C と す る も の で あ る 。

ま た 、 こ れ 以 外 に も 、 単 元 に お け る 観 点 別 評 価 の 総 括 に つ い て は 様 々 な 考 え 方 や 方 法 が あ り 、 各 学 校 に お い て 工 夫 さ れ る こ と が 望 ま れ る 。

イ 学 期 末 評 価 及 び 学 年 末 評 価 を 総 括 す る 方 法

大 単 元 ご と の 観 点 別 評 価 か ら 学 期 末 評 価 を 総 括 す る 方 法 の 例 を 次 に 示 す 。

表の「ア 関心・意欲・態度」の評価のように、各大単元の評価が「ABB」の場合、学

校 で定めた基準によって、学期末の「ア 関心・意欲・態度」の評価をBとする。大単元ご

との重 み が 異 な れ ば 「 イ、 思 考 ・ 判 断 」 の 各 大 単 元 の 評 価 「 B B A 」 が 、 学年末評価で はAに なることもある。

このようにして求めた観点別の学期末評価「BABB」については、例えば 「BBBB」、

の 場 合 は 学 年 末 評 価 を 「 3」、「 A B B B 」 あ る い は 「 A A B B 」の場合は「4」、「AAA B 」 あ る い は 「 A A A A 」の 場 合 は 「 5 」 と い う よ う に 学 校 で 事 前 に 基 準 を 定 め て 、 学 期 末 評 価 「 4 」 を 出 す 。

さらに、学年末には、学期ごとの評価を総括し、評定を出すことができる。また、評価 を どのように総括するかは、シラバスなどを通して事前に生徒・保護者に示すことが大 切 で あ る 。

学 期 末 評 価 を 総 括 す る 方 法 の 例

ア 関心・意欲・態度 イ 思考・判 断 ウ 技能・表 現 エ 知識・理 解

大 単 元 1 A B C B

大 単 元 2 B B B A

大 単 元 3 B A B B

学 期 末 B A B B

○ A ~ C の 評 価 か ら 求 め る 学 期 末 評 価 ・ ・ ・ ・ B A B B 」 か ら 学 校 で 事 前 に 定 め た 基 準 に よ っ て 評 価 4

(7)

資 料 1 「 マ イ コ ン カ ー の 製 作 」 の 指 導 と 評 価 の 計 画 1 指 導 計 画

○ [ 一 次 ] 部 品 等 の 説 明 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 時 間

○ [ 二 次 ] 制 御 装 置 の 製 作 ・ ・ ・ ・ ・ 4 時 間

○ [ 三 次 ] 部 品 の 製 作 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0 時 間

○ [ 四 次 ] 組 立 ・ 調 整 作 業 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 時 間 2 単 元 全 体 の 指 導 と 評 価 の 計 画

学習活動における ー ー

具 体 の 評 価 規 準

ー ー

[一次] ○部品等の説明 ア の ①

部品等の説明 ・電子部品の基礎的知識を習得する。

イ の ①

エ の ①

[二次] ○制御装置の製作 ア の ②③

制御装置の製作 ・ボール盤の操作と安全作業の基礎を習得する。

・電子部品の取付け及びはんだ付け作業を通して、制 イ の ①②③

御装置の構成を習得する。

ウ の ①②③④

エ の ②③

[三次] ○部品の製作 ア の ④⑤⑥

部品の製作 ・部品の製作を通じて、工具の使い方と安全作業の基

礎を習得する。 イ の ②

ウ の ⑤⑥⑦⑧⑨

エ の ②④

[四次] ○組立・調整作業 ア の ⑦⑧⑨

組立・調整作業 ・部品の組立を通して、マイコンカーの動作機能を理

解する。 イ の ③④

・制御装置の出力とモータの配線がマイコンカーの動

作に与える影響について考える。 ウ の ⑩⑪

・部品の加工精度と組立精度からマイコンカーが正確

に動作する方法を考える。 エ の ⑤⑥⑦⑧

(8)

資 料 2 ワ ー ク シ ー ト の 例

資 料 3 ペ ー パ ー テ ス ト の 例 マ イ コ ン カ ー 作 業 チ ェ ッ ク & 自 己 評 価 票 No.1

1 年 氏 名

[ 二 次 ] 制 御 装 置 の 製 作 ( 平 成 日 ) プ リ ン ト 基 板 の 穴 あ け

自 己 チ ェ ッ ク 項 目 自 己 評 価 担 当 教 員 の 評 価

・ 適 切 な 直 径 の ド リ ル を 選 択 し た か 。 □ ・ 穴 は 正 確 に あ け ら れ た か 。

部 品 の 取 付 け

自 己 チ ェ ッ ク 項 目 自 己 評 価 担 当 教 員 の 評 価

・ 部 品 は そ ろ っ て い る か 。 ・ 部 品 が 正 し く 差 し 込 ま れ た

・ 差 し 込 み 方 向 は 正 し い か 。 か 。

・ 差 し 込 み 位 置 は 正 し い か 。

動 作 チ ェ ッ ク

自 己 チ ェ ッ ク 項 目 自 己 評 価 担 当 教 員 の 評 価

・ 正 し く 接 続 し て い る か 。 ・ 正 し く 動 作 す る か 。

・ 正 し く 動 作 す る か 。

・ シ ョ ー ト 、 は ん だ 不 良 は な い か 。

《 考 察 ・ 感 想 》 《 担 当 教 員 所 見 》

※ 学 習 す る 知 識 や 技 術 ・ 技 能 の ポ イ ン ト を 明 確 に 生 徒 に 示 す と と も に 小 単 元 の 評 価 を 生 徒 が 自 己 評 価 す る こ と に よ っ て 、 身 に 付 け な け れ ば な ら な い 知 識 や 技 術 ・ 技 能 の レ ベ ル と 範 囲 を よ り 明 確 に 認 識 さ せ る こ と が で き る 。 ま た 、 こ の ワ ー ク シ ー ト に 記 さ れ た 生 徒 自 身 の 判 断 に 対 し て 、 教 師 の 評 価 の 判 断 と の 違 い を 生 徒 に 知 ら せ る こ と に よ っ て 、 生 徒 の 主 観 に よ る 判 断 か ら 職 業 人 と し て 求 め ら れ る 知 識 や 技 術 ・ 技 能 の レ ベ ル を 認 識 す る こ と が で き る よ う に な る こ と が 期 待 さ れ る 。

は ん だ 付 け 作 業 の ペ ー パ ー テ ス ト

1 年 氏 名

は ん だ 付 け 作 業 の 3 つ の ス テ ッ プ を 記 述 し な さ い ( 完 全 解 答 )

① ( ② ( ③ (

次 の 中 か ら 良 好 な は ん だ 付 け の 図 に ○ を 付 け な さ い 。 ま た 、 選 ば な か っ た 図 に 、 は ん だ 付 け 不 良 の 原 因 を 記 述 し な さ い ( 完 全 解 答 )

① ( ② ( ③ (

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