フ リ ガ ナ
氏 名 (name)
年(y)月(m) 2000年 4月 2007年 3月 2007年 4月 2009年 3月 2009年 4月 2013年 3月
年(y)月(m) 2013年 4月 2013年 9月 2014年 5月 2015年 4月 2017年 4月
年(y)月(m) 2008年 10月 2012年 12月 2013年 7月 2013年 8月
年(y)月(m) 年 月 年 月 年 月
事 項 (school, college, university, organization)
多摩大学グローバルスターディーズ学部・専任講師(現在に至る)
立教大学大学院観光学研究科 博士課程前期課程 入学 立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 卒業
立教大学大学院観光学研究科 博士課程後期課程 入学(博士:観光学)
立教大学大学院観光学研究科 博士課程前期課程 入学
立命館アジア太平洋大学・RCAPS客員研究員(2015年3月まで)
東北亜観光学会(韓国)・正会員(現在に至る)
現在所属している学会 academic communities you
belong to
立教大学大学院観光学研究科 博士課程前期課程 修了(修士:観光学)
事 項 (activities in detail) 日本観光研究学会・正会員(現在に至る)
韓国観光レジャー学会・正会員(現在に至る)
なし
事 項 (details, if any)
立教大学アジア地域研究所・特任研究員(現在に至る)
立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部・非常勤講師(2015年3月まで)
日本観光研究学会、観光学術学会、韓国観光レジャー学会、東北亜観光学会(韓国)
職 歴 (career history)
学会及び社会における活動等 (activities in academic community and the society)
観光学術学会・正会員(現在に至る)・若手研究者の会メンバー
賞 罰 (reward and punishment) 別記様式第4号(その1)
教員個人調書 (Personal History of teaching staff)
韓 準祐
ハン ジュンウー
履 歴 書 (Curriculum Vitae)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
立命館大学文学部地域研究学域・特任助教(2016年3月まで)
立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 入学
学 歴 (academic background)
事 項 (school, college, university)
年(y)月(m)日 (d)
2013年12月11 日・18日
2015年度
2009年~2011 年
2009年 2009年~2011 年
2010年~2011 年
2009年~2011 年
立教大学・SA(英語授業の補助を含む)
5 その他 (others) 立教大学・TA(観光史・交流文化)
公益財団法人東京観光財団(TCVB)で韓国関連業 務の補助(翻訳を含む)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
別記様式第4号(その2)
研 究 分 野 (research area) 観光人類学
教育研究業績書 (List of research and teaching achievements)
年(y) 月(m) 日(d) 氏名 (name) 印 (seal) 研究内容のキーワード (key word for your research)
観光まちづくり、身体障害者
4 実務の経験を有する者についての特記事項 (special remarks for those with teaching experience)
事項 (question) 概 要 (summary)
1 教育方法の実践例 (method of education)
「観光法制」(観光と法)の講義において、韓国 の高麗大学で約10年前から実践されてきている
「Teem Protocol Method」を行った。TPMは、グ ループ別に司会役、書記役、議論者の役割を決 め、議論を行い、その議論を正確にまとめ、レ ポートするというものである。正確に書記が発言 した内容をまとめたかを確認するために、議論の 全てを録音し、また報告書には議論に参加した全 員の署名をもらって提出することが求められる。
勿論、議論テーマについては講義形式で私から十 分に説明をし、その後参考になるような論文や文 献を渡し議論をしてもらうことにした。問題点と しては、録音するということに戸惑い自由に発言 できなかったという声から確認できる記録される ことへの不安、さらに十分に講義に集中できてい なかった学生や参考文献に目を通していなかった 学生の議論への不十分な参加等が挙げられる。し かし、参考文献を通して様々な立場からの意見・
主張を理解した上で、さらに他の学生の意見を聞 き、自分の意見を、自らの言葉でまとめ発信する ということができ、TPMの長所を体験した学生もお り、多少修正していかなければならない点はある が、TPMの可能性は十分確認できたと考えている。
「基礎講読Ⅰ・Ⅱ」において、受講生による個 人・グループ発表をその他の受講生が相互評価 し、その結果を実際の成績評価に参考にした。発 表はすべて内容、発表スキル、質疑応答、さらに 態度を評価基準とした。さらに授業時間内に十分 な質疑応答ができないことも踏まえ、すべての発 表に評価とコメントを受講生に書かせ、次週に教 員の評価・コメントとともにそのまとめを発表者
(グループ)に渡し、manabaという教学サポート システムにフィードバックを書いてアップロード し、受講生全員が閲覧できるようにした。受講生 のコメントや評価は匿名にしており、より自由に ストレートに評価やコメントができる環境づくり に力を入れた。教員やクラスメートからの多様な 意見を聞く機会を与えること、また発表を一過性 のものとして終わらせず、フィードバックを必ず させることにより、積極的に学習に取り組む環境 づくりができた。
教 育 上 の 能 力 に 関 す る 事 項 (educational abilities)
立教大学内のマイクロオフィスの講座(入門・中 級・上級)のテキストの作成および更新 2 作成した教科書,教材 (textbooks or materials you
published or made)
3 教育上の能力に関する大学等の評価 (evaluation on abilities by university and/or other working places)
立教大学・観光地経営専門家育成プログラム・補 助役
(映像撮影を含む)
年(y)月(m)日 (d)
2011年
2014年
2015年
2016年
著書,学術論文等の名称 (published books or papers
written by you
単著 (single)・
共著の別 (co- authored)
発行又は 発表の年月
(date of publishment)
概 要 (summary)
(著書)(published books)
1 アジアのツーリズム『アジア太平洋と関西―関西経 済白書2016』の第3章コラム
単著 (single) 2016年9月
アジア太平洋地域における観光の動向を整理した うえで、日本におけるインバウンド観光に関する 展望を記述。
2 "An Overview of Japanese Tourism-Based Community Development: Definitions and Successes" (Chaper 1) in Urban and Rural Developments, Perspectives, Strategies and Challenges
共著(co-authored) 2016年9月
観光まちづくりの現状と研究の動向をまとめたう えで、科研の調査結果(行政担当者へのアンケー ト調査)から見出した観光まちづくりにおける阻 害要因について考察を行った。
(学術論文)(academic papers)
1 自己表象と創発的内省性に 基づく地域アイデンティティの 考察―由布院を事例として
単著 (single) 2012年2月
G.H.ミードの自我論、とりわけIとMeの概念を地 域の内部表象と外部表象に置き換え地域アイデン ティティの定義について考察を試みた。地域外部 の多様な主体のみならず、地域内部においても多 様なアクターが存在し、地域内部・外部の複雑な 表象とそれに対する創発的内省性のプロセスを考 察することで地域アイデンティティを捉えること を試みたが、その有効性と限界を確認することと なった。
2 観光と文化、そしてアイデン ティティに関する諸議論の展開
―人類学的省察 単著 (single) 2013年8月
人類学における観光研究、とりわけ文化とアイデ ンティティに関する諸議論の展開を整理した。と りわけ、ポストモダン人類学に基づく文化生成論 や文化主体性論とポストモダン人類学の視座から の脱却の試みを区分し其々の議論の限界と矛盾に ついて考察した。
3 日本における観光まちづくり
の国策化の背景 単著 (single) 2014年2月
日本において観光まちづくりの国策化の背景を 社会、政治、経済、文化的側面から総合的に考察 した。内発的発展論や持続可能な開発の言説、全 国総合開発計画と国と地方の財政問題から地方の 捉え方、メタファーとしての「ふるさと」と「里 山」、そして文化的景観、農村の多面的機能で見 られる農山村の文脈再編、財政改革や一般会計歳 出で見る小泉内閣の地域開発の転換点としての位 置づけに区分し考察した。
4 観光まちづくりの現状と阻害 要因―行政担当者を対象にした アンケート調査結果の報告
単著 (single) 2014年2月
科研の調査の一環として行った日本全国の自治体 の観光まちづくりにかかわる行政担当者に対する アンケート調査結果をまとめた。
『東北亜観光研究』東北 亜観光学会、8(1)
『東北亜観光研究』東北 亜観光学会、9(3) edited by Vivian Fletcher, NY: Nova Science Publishers, Inc.
日本学術振興会の科学研究費助成、若手研究B、
「身体障害者の観光の現状と阻害要因に関する実 証的研究」の研究代表者(平成28年度~平成30年 度)
Ritsumeikan Journal of Asia Pacific Studies(34)
アジア太平洋研究所編、
丸善出版
『観光レジャー研究』韓 国 観 光 レ ジ ャ ー 学 会 、 26(2)
立命館大学研究推進プログラム(科研費連動型)
「身体障害者の旅行・観光を取り巻く環境と阻害 要因に関する研究」
研 究 業 績 等 に 関 す る 事 項 (achievements in research)
日本学術振興会の科学研究費助成、基盤研究C、課 題番号:26380734、研究代表者:四本幸夫、「観 光まち
づくりにおける阻害要因に関する実証的研究」の 共同研究者(平成27年度~平成29年度)
概 要 (summary) 1 資格,免許 (licence or qualification)
4 その他 (others)
「日本の地方における地域アイデンティティと観 光―湯布院と針江地区を事例として」立教大学学 術推進特別重点資金(立教SFR)大学院生研究 3 実務の経験を有する者についての特記事項 (special
remarks for those with teaching experience) 2 特許等 (patent)
事項 (question)
職 務 上 の 実 績 に 関 す る 事 項 (achievements in career)
発行所,発表雑誌等 又は発表学会等の名称
(publishers or
academic connumites)
5 由布院の事例分析を通した 観光まちづくり研究の再考察の 試み
単著 (single) 2016年9月
観光まちづくり研究の擁護論と批判論を乗り越え るために必要な視点を成功事例として紹介されな がら、由布市への合併をめぐる地域内の対立にも 焦点が当てられてきた大分県由布院を事例から見 出した。
6 発見される里山:針江 単著 (single) 2017年3月
滋賀県高島市新旭町針江地区が日本の「里山」ま た、「究極の日本」として日本国内外から注目を 集める背景を年代別に整理した。地域外の主体に よって「発見」された里山としての針江が、地域 内の主体のかかわりながら、「里山」というイ メージを軸にまちづくりを展開するまでを概観し ている。
(学位論文)
6 観光地・湯布院の発展と地域 住民の生業意識及び地域アイデ ンティティ
単著 (single) 2009年3月
従来、観光開発をおこなう側の論理に基づく「持 続可能性」を検討することが多かった領域におい て、観光開発と地域住民のアイデンティティの間 の相互作用をマイナー・サブシスタンス論に立脚 して再考し、観光と地域開発の問題を改めて問い 直す試みであった。地域住民のアイデンティティ は、観光開発により変更を迫られたり、あるいは 喪失につながる危険性を孕むが、このアイデン ティティの対象を保持しつつ観光開発を行うため のモデルを、マイナー・サブシスタンス論を援用 しつつ構築した。
7 観光まちづくり現場の民族誌 的考察の試み―大分県由布院と 滋賀県針江の事例を通して
単著 (single) 2013年3月
従来の「観光まちづくり」論では十分に捉えられ てこなかった、農山村を日々の生活の場とする 人々の、観光への多様で柔軟な関わり方を、「実 践コミュニティ」論を援用することを通して具体 的に捉えた。「観光まちづくり」や「地域アイデ ンティティ」といった理念を決して絶対視するこ となく、それらを相対化しながらも、個別具体的 な文脈で選択的に、しかし能動的に観光と付き合 う人々の、その実践と声とを如何に仔細な記述と ともに捉えることを試みた。
(その他) (others)
1 湯布院の観光地としての発展と住民の生業に対する意識調査 単著 (single) 2008年5月 湯布院の地域住民が抱く観光業と農業に対する意 識調査をまとめて発表した。
2 湯布院の観光地としての発展 と地域住民の生業意識及び地域 アイデンティティ
単著 (single) 2008年11月
湯布院の地域住民の生業意識と地域アイデンティ ティの関連性についてマイナー・サブシステンス 論を援用しながら考察した。経済的な側面から は、湯布院町において主要生業は観光業で、副次 的生業が農業であり、地域住民も十分その点を認 識している。しかし、彼らは湯布院にとって農業 が持つ重要性を強調し、農業に対する強い生業意 識を持っている。それは農業をアイデンティティ の寄り所にしながら観光とかかわる人々の姿であ る。
3 観光の場における表象と創発 的内省性―マンタ論争と由布院 のまちづくりを事例として
単著 (single) 2009年11月
G.H.ミードの自我論、とりわけIとMeの概念を 地域の内部表象と外部表象に置き換え地域アイデ ンティティの定義について考察を試みた。地域外 部の多様な主体のみならず、地域内部においても 多様なアクターが存在し、地域内部・外部の複雑 な表象とそれに対する創発的内省性のプロセスを 考察することで地域アイデンティティを捉えるこ とが可能となることを考察した。
4.針江地区の観光形態の潜在的
機能と地域アイデンティティ 単著 (single) 2010年12月
観光を通じて地域アイデンティティの構築が 当然のように論じられる現状に対して、滋賀県高 島市新旭町針江地区を取り上げ、針江の観光形態 の潜在的機能として新たに強化される地域アイデ ンティティについて考察した。
5.Analysis of Conflict caused by Tourism Based Community Development: A Case Study of Harie District
共著(co-authored) 2014年7月
滋賀県高島市新旭町針江地区が住民が観光まちづ くりにかかわることで生じる地域内部の多様なア クター間の軋轢と葛藤について現地調査の結果か ら考察した。
『日本観光研究学会全国 大会発表論文集』日本観
光研究学会、25 立教大学観光学研究科・
修士論文
『立命館文学』立命館大 学人文学会650
『日本観光研究学会全国 大会発表論文集』日本観 光研究学会、23
『日本観光研究学会全国 大会発表論文集』日本観 光研究学会 、24
『日本観光研究学会全国 大会発表論文集』日本観 光研究学会、23 立教大学観光学研究科・
博士論文
The 76th TOSOK Gangneung International Tourim
Conference Proceeding、76
『観光学評論』観光学術 学会、4(2)
6.身体障害者の旅行・観光を取
り巻く環境に関する研究 共著(co-authored) 2014年11月
日本における障害者の旅行・観光に関する研究 は、主に2000年代以降行われ、移動・交通、施 設、情報アクセス等におけるバリアフリーに焦点 を当てたものが主流を占めている。しかし、障害 者を取り巻く状況、特に経済的側面から彼らが旅 行・観光に出かけることが用意ではないことを明 らかにした。
7.観光まちづくりの現状と阻害
要因に関する報告 共著(co-authored) 2015年7月
科研の調査の一環として行った観光まちづくりの 現状と阻害要因に関するアンケート調査結果をま とめ発表した。
8.行政側が捉える観光まちづく
りの自己評価と阻害要因 共著(co-authored) 2015年11月
科研の調査の一環として行った観光まちづくりの 現状と阻害要因に関するアンケートのデータをク ラスター分析、因子分析を行い、その結果をまと めた。
9 日韓次世代学術フォーラム 翻訳・通訳 2014年6月
日本と韓国の若手研究者を集め、研究発表を行 う日韓次世代学術フォーラムの分科会「文化・芸 術」の通訳及び発表論文2編の翻訳を担当した。
10 観光まちづくりにおける阻
害要因に関する実証的研究 共著(co-authored) 2017年3月
3か年間の科研の研究成果をまとめた報告書、日 本全国の自治体を対象にした観光まちづくりに関 するアンケート調査結果のみならず、10か所の現 地調査の分析をまとめている。研究成果の一部は すでに学会等を通じて報告されたものもあるが、
修正・加筆を加えたものになっている。
11 沖縄本島北部地域の宿泊施 設におけるバリアフリー対応の 特徴
共著(co-authored) 2017年7月
沖縄本島北部地域の宿泊施設のバリアフリーの現 状に関する調査結果をまとめた。沖縄県レベルで のバリアフリーの推進に加え、具体的な地域の取 り組みについて整理している。
韓国日本近代学会 第32回国際学術大会
韓国日本近代学会 第35回国際学術大会
『日本観光研究学会全国 大会発表論文集』30 観光学術学会第4回大会
日韓次世代学術フォーラ ム 、 第 11 回 国 際 学 術 大 会、11
科研報告書、
課題番号:26380734、研 究代表者:四本幸夫