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歯科麻酔学講座

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Academic year: 2024

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歯科麻酔学講座

プロフィール

1. 教室員と主研究テーマ

教 授 一戸 達也 織酸素代謝の維持に基づく口腔顎顔面外科手術のための 新しい全身麻酔ストラテジーの立案

講座内教授 松浦 信幸 静脈内鎮静における効果的鎮痛と体動抑制に関する研究

ICT 環境を利用した新しい臨床教育システムの開発と運用に関する研究 講 師 半田 俊之 非歯原生歯痛患者の疫学的調査 慢性口腔顔面痛に対するトラムセットの効果 助 教 川口 潤 顎変形症患者における鼻腔内の形態について

口腔外科手術における術後の CK 値の変化について

久木留宏和 多孔式カテーテルを用いた持続浸潤麻酔法による腸骨創部における術後鎮痛の 研究

吉田 香織 鎮痛薬感受性の予測法の開発

萩原 綾乃 歯科治療において安全な静脈内鎮静を遂行するための有用な呼吸機能評価の立案 小林紗矢香 レミフェンタニル投与による口腔組織(下顎骨骨髄、咬筋組織)血流量と

組織分圧の変化

高橋香央里 鎮痛関連遺伝子多型の情報に基づく術後 24 時間内フェンタニル投与量の 予測式の改善

寺島 玲子 口腔粘膜神経支配三叉神経節ニューロン(痛覚特異的 neuron 群)における 痛覚受容機構の解明

江里口麻子 局所麻酔薬に添加されたアドレナリンの交感神経刺激作用に対する レミフェンタニルの抑制効果

橘 継国 歯科用局所麻酔薬が歯髄血流と歯髄酸素分圧に及ぼす影響

星野 立樹 コンディショナルトランスジェニックマウスによる象牙芽細胞分化 メカニズムの解析

山崎 藍 口腔・顎・顔面外科手術後の良好な創傷治癒を目的とした全身麻酔 ストラテジーの立案

レジデント 飯嶋 和斗 高野 恵実

大学院生 井上 博之 ラット三叉神経節ニューロンにおける P2X 受容体と Pannexin-1 チャネルの 相互作用

小林 彩香 レミフェンタニル投与下における口腔組織血流量と口腔組織酸素分圧の変化 -セボフルランとデスフルランの比較-

石崎 元樹 ラット扁平上皮癌細胞の機械感受性チャネルの生物物理学特性について 伊藤 佳菜 側貌頭部エックス線規格写真の解析による気管挿管困難度の予測 小崎 芳彦 鎮痛関連遺伝子多型情報による顎矯正術後鎮痛薬必要量予測

鎮痛関連物質受容体及び代謝関連の遺伝子多型が顎矯正手術後の疼痛治療 に及ぼす影響-ミダゾラムの感受性の個人差に関わる遺伝子の解明- 松永真由美 小胞型ヌクレオチドトランスポーターの疼痛に対する役割

矢崎 龍彦 三叉神経節ニューロンの機械刺激誘発性細胞間コミュニケーション 齋藤 菜月 アデニル酸シクラーゼ・G タンパク質共役型受容体活性化による

細胞内 cAMP 誘発性 Ca2+シグナルの検討

神保 泰弘 全身麻酔、疑似手術侵襲下における組織血流量と組織酸素分圧の変化に対する レミフェンタニルの効果

島津 幸平 鈴木真理子 辻 優人 森井 雅子 臨床専門専修科生 前原 彩香 水城 凱

(2)

2. 成果の概要

1)抑制性の神経系を増強し循環や呼吸を抑制する propofol と、興奮性の神経系に拮抗し循環や呼吸を亢進させる ketamine の相反する 2 つの薬物を、知的障害者に対する深鎮静に併用し、その臨床的効果について検討した。

propofol 深鎮静下における少量 ketamine の併用は、処置中の体動を有意に減少させ、覚醒時間、回復時間、呼吸、

循環、覚醒・回復時の状態、施行後の嘔吐・嘔気の発生に影響を与えなかった。propofol 深鎮静を行う際に、予め低 用量の塩酸 ketamine 0.4mg/kg を静注することは、propofol 単独静注時と比較して、回復への影響や副作用の出現 もなく治療中の体動や血管痛を抑制することができ、臨床上有用であることが判明した。

Journal of Dental Anesthesia and Pain Medicine 2019 Jun;19(3)151-158

2)神経堤は口腔組織に分化することが知られている.マウス iPS 細胞から神経堤細胞への分化機序を検討し た.細胞は胚葉体(EB)接着後 7 日目(d7),14 日目(d14)の細胞を回収し,EB 形成 4 日目の細胞(d0)をコント ロールとして qRT-PCR,免疫染色,RNA-seq 解析を実施した.qRT-PCR の結果より d14 では後期に発現する Sox9,Sox10 の発現量が上昇した.免疫染色では後期に発現する Sox10 は d14 で強発現が確認された。RNA- sequence 解析では、後期に発現するEts1,Rxrg,Ednrb,Sox10 が d14 での上昇を認めた.

これらのことから,miPS 細胞から誘導した神経堤細胞においては d7 と比較し,d14 が後期に発現するSox9 やSox10,遊走に関与する Tnc の増加が確認され d14 がより各組織に分化する前段階である遊走神経堤に近 いことが示唆された.

Medical Molecular Morphology 2020 Mar;53(1)28-41

3)レミフェンタニル投与時の口腔組織血流量と口腔組織酸素分圧の変化 レミフェンタニル投与によって口 腔組織血流量が減少したが、組織酸素分圧は低下しなかった。 この原因の一つとして、レミフェンタニルに よる組織酸素消費量の減少が関与している可能性が示唆された。

J Oral Maxillofac Surg. 2019 May;77(5):965-970

4) 高二酸化炭素血症の時には、咬筋組織血流量が減少することが報告されている。また星状神経節ブロッ ク(SGB)は、交感神経活動を抑制し、同側の頭頚部の筋を含む組織血流量を増加させる一方で、反対側の組織 血流量を減少させることが報告されている。しかしこれまでの研究では、高二酸化炭素血症によって減少し た筋組織血流量に対して、SGB が同側と反対側とでどのような血流量の変化をもたらすのかは明らかにされ ていない。

そこで本研究では、高二酸化炭素血症時のウサギの総頚動脈血流量および咬筋、大腿四頭筋の組織血流量 を観察し、SGB によってどのような変化を起こすかを検討することにより、高二酸化炭素血症時の筋組織血 流量減少に対する SGB の効果について考察した。

Anesthesia Progress 2019 in press 3. 学外共同研究

担当者 研究課題

学外研究施設

研究施設 所在地 責任者

小崎 芳彦 一戸 達也

鎮痛関連遺伝子多型情報による顎矯正術後 鎮痛薬必要量予測

鎮痛関連物質受容体及び代謝関連の遺伝子多型 が顎矯正手術後の疼痛

東京都医学 総合研究所

東京都

世田谷区 池田 和隆

(3)

4. 科学研究費補助金・各種補助金

研究代表者 研究課題 研究費 科研費の場合は種別も記載

一戸 達也 組織酸素代謝の維持に基づく口腔学顔面外科手術の ための新しい全身麻酔ストラテジー

科学研究費補助金

(学術研究助成基金助成金)

基盤研究(C)

櫻井 学 吸入麻酔薬の作用に対するアデノシン受容体の関与 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(C)

吉田 香織 代謝関連遺伝子多型が術後のオピオイド性鎮痛薬必 要量に及ぼす影響の解明

学術研究助成基金助成金 若手研究

5. 研究活動の特記すべき事項

学会招待講演・特別講演・教育講演

講演者 年月日 演 題 学会名 開催地

松浦 信幸 2019.10.25

-27 下顎孔伝達麻酔の考え方 第 47 回日本歯科麻酔学会

総会・学術集会 岡山市

学術学会に相当しない団体が開催するセミナー・研究会・カンファレンス等における発表・講演

講演者 年月日 演 題 会合の名称 開催地

一戸 達也 2019. 9. 1 歯科治療時の全身異常

−緊急対応トレーニング−

総合インプラント研究 センター講演会

東京都 文京区

一戸 達也 2019. 9.15

Strategies to Manage Patients with Dental Anxiety and Dental Phobia

「Systemic Management Strategies for Phobic Dental Patients」

四川大学華西口腔医学院 四川口腔医院ワークショッ プ

四川、

中国

一戸 達也 2019. 9.18 局所麻酔薬剤による全身異常 京橋歯科医師会学術講演会 東京都 中央区

一戸 達也 2019.10.28 歯科麻酔科医の立場からみた インプラント治療時の注意点

中野先生スタディーグルー

プ講演会 東京都

一戸 達也 2019.11.16 歯科麻酔学講座の研究を

振り返る CDAC 講演会 東京都

中央区

一戸 達也 2019.11.17

有病者の歯科治療時における リスクマネージメントと クライシスマネージメント

日本有病者歯科医療学会 学術教育セミナー

東京都 新宿区

一戸 達也 2020. 1.15

「造影剤使用時のリスクマネ ージメントとクライシスマネ ージメント」

日本歯科放射線学会関東地 方会

東京都 千代田区

(4)

講演者 年月日 演 題 会合の名称 開催地 松浦 信幸

久木留宏和 萩原 綾乃

2019. 9.26

歯科医院における救命処置

(一次救命処置、緊急使用薬 剤について)

千葉県船橋歯科医師会講演

会 船橋市

松浦 信幸 2019. 9.27 「安全確実な局所麻酔の ポイント」

埼玉県大里群市歯科医師会

学術講演会 深谷市

松浦 信幸 2019. 9.29

もう慌てない。歯科治療中の 全身偶発症 -正しい診断と適 切な対応-

埼玉県北埼玉歯科医師会学

術講演会 行田市

松浦 信幸 2019.10.19 「安全で確実な局所麻酔〜局 所麻酔のコツとポイント〜」

山形県天童市・東村山郡歯

科医師会学術講演会 天童市

松浦 信幸 2020. 1.23 「生体モニタの使い方」 東京歯科大学水道橋病院 教職員研修会

東京都 千代田区

半田 俊之 2020. 2. 6

「原因がよくわからない痛み を患者さんが訴えたときの対 応について」

第 2 回船橋市歯科診療所

学術講演会 船橋市

半田 俊之 2020. 2.10 院内感染対策 日本専門医機構 機構主催

共通研修 Web 開催

川口 潤 2019. 4. 2 全身疾患・全身管理について 臨床研修初期研修プログラ

ム 千葉市

川口 潤 2019. 4. 3 医療安全について 臨床研修初期研修プログラ

ム 千葉市

川口 潤 2019. 5.27 医療安全について 千葉歯科医療センター

教職員研修会 千葉市

川口 潤 2019.11.17 歯科麻酔科の診療内容につい て

千葉市口腔がん検診

第 3 回症例検討会 千葉市

久木留宏和 2020. 1.23 「医療ガス安全管理」 東京歯科大学水道橋病院 教職員研修会

東京都 千代田区

6. 教育に関する業績、活動

教育ワークショップ・FD 研修

氏 名 年月日 ワークショップ名 役 割 開催地

一戸 達也 2020.

1.11-12

第 38 回東京歯科大学カリキュラム研修ワ

ークショップ サブディレクター 東京都

千代田区

松浦 信幸 2019. 9.30

令和元年度東京歯科大学教育ワークショ ップ

‐地域包括ケアと高齢者の歯科診療カリ 作業部会委員 東京都 千代田区

(5)

氏 名 年月日 ワークショップ名 役 割 開催地

松浦 信幸 2019. 9.30

令和元年度東京歯科大学教育ワークショ ップ

‐三施設(病院)における臨床実習の在 り方について‐

作業部会委員 東京都 千代田区

松浦 信幸 2019.11.

9-10

令和元年度共用試験歯学系 OSCE 評価者養成ワークショップ

(北海道医療大学)

タスクフォース 石狩郡 当別町

松浦 信幸 2019.11.30 -12. 1

令和元年度共用試験歯学系 OSCE 評価者養成ワークショップ

(日本大学松戸歯学部)

タスクフォース 松戸市

川口 潤 2020.

1.11-12

第 38 回東京歯科大学カリキュラム研修W

S-指導医講習会- ファシリテーター 東京都 千代田区 高橋香央里 2019.11. 2 第 24 回問題作成に関するワークショップ 参加者 東京都

千代田区 高橋香央里 2020.

1.11-12

第 38 回東京歯科大学カリキュラム研修W

S-指導医講習会- 参加者 東京都

千代田区

共用試験

氏 名 年月日 種 別 役 割 開催地

松浦 信幸 2019.

8.23-24

東京医科歯科大学共用試験 歯学系 OSCE

共用試験実施評価 機構派遣監督者

東京都 文京区

松浦 信幸 2020.

2.14-15 日本歯科大学共用試験歯学系 OSCE 共用試験実施評価 機構派遣監督者

東京都 新宿区

松浦 信幸 2020.

2.22-23 東京歯科大学共用試験歯学系 OSCE オブザーバー 東京都 千代田区

川口 潤 2020.

2.22-23 東京歯科大学共用試験歯学系 OSCE 補助者 東京都 千代田区

高橋香央里 2020.

2.22-23 東京歯科大学共用試験歯学系 OSCE 補助者 東京都 千代田区

Referensi

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