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第 3 学年 1 組 国語科学習指導案

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Academic year: 2024

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3年- 1 -

第3学年1組 国語科学習指導案

指導者 Y N

1 単元名 ようこそ図書レストランへ 「おにと人間」の世界を味わおう 『おにたのぼうし』

2 単元について

(1) 単元観及び単元を貫く言語活動とその特徴 本単元は、学習指導要領の以下を受けて設定した。

本教材は行間の空きにより場面展開がわかりやすい作品である。場面の移り変わりごとに、登場人物の 気持ちや考えが表現され、行動の細かな様子や情景が描写されている。したがって、読み手は叙述をもと に登場人物の性格や気持ちを想像しながら読むことができる。

冒頭場面で、「おにた」の人物像が描かれている。気の優しいおにたは、人間に姿を見せずに人間のため に働く。「おには悪いって決めている」人間に対して、おににもいろいろあることを伝えたいのだが、その 思いは叶わない。節分の夜、角かくしの帽子をかぶって静かに物置小屋を出ていくのである。ようやく見 つけたトタン屋根の家の少女の前に麦わら帽子を深くかぶった少年の姿で現れたおにただったが、再びお には悪いと決めつけている少女のひと言でその思いは打ち砕かれてしまう。決して少女はおにたを悲しま せようと思っているわけではないのだが、「おにと人間」という住む世界の違いから、お互いに理解できな い悲しさが描かれている。読み手の心を揺さぶる場面である。「おにだって、いろいろあるのに。おにだっ て・・・・。」という言葉を残して消えたおにたの行方は書かれていない。それを今までのおにたの行動を 基に想像することは、読み手にとって自然の流れである。明確に書かれていないことで、一人一人が思い 思いに想像でき、感じ方の違いに気付くこともできる。それが「おにと人間」の世界を味わうことにつな がると考える。

また、おにたに寄り添って語られている視点も、読み手がおにたの優しさに共感し、おにたの思いが相 手に届かないもどかしさをよりいっそう高めている。おにたの心情を、豊かに想像しながら読み進めるこ とができる作品である。

第3学年及び第4学年

「C読むこと」

(1) 目標

目的に応じ、内容の中心をとらえたり段落相互の関係を考えたりしながら読む能力を身に付け させるとともに、幅広く読書しようとする態度を育てる。

(2) 内容

ウ 場面の移り変わりに注意しながら、登場人物の性格や気持ちの変化、情景などについて、

叙述を基に想像して読むこと。

オ 文章を読んで考えたことを発表し合い、一人一人の感じ方について違いがあることに気付 くこと。

〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕

(1) イ(ア)言葉には、考えたことや思ったことを表す働きがあることに気付くこと。

(エ)句読点を適切に打ち、また、段落の始め、会話の部分などの必要な箇所は行を改 めて書くこと。

(2)

3年- 2 -

本単元を貫く言語活動として、「2年生に『おにと人間』が出てくる本の紹介をする」ことを位置づけた。

おにと人間が登場する様々な本を読み、『おにたのぼうし』で描かれた「おにと人間」の世界と比べながら 読むことは、登場人物の性格や気持ちの変化、情景などについて、叙述を基に想像して読む必要がある。

また、2年生に紹介するためにグループで話し合い、お互いの読みを交流し合うことで一人一人の読みの 違いにも気付くことができる。そして、よりよい紹介文を書くために、始め、中、終わりの段落を意識し て行を改めて書くことも必要になる。したがって、本単元でねらう内容を実現するためにふさわしい言語 活動であると考えた。

(2) 指導観

本単元を通して児童に身につけさせたい力は、「場面の移り変わりに注意しながら、登場人物の性格や 気持ちの変化、情景などについて、叙述を基に想像して読む力」「文章を読んで考えたことを発表し合い、

一人一人の感じ方について違いがあることに気付く力」「句読点を適切に打ち、また、段落の始め、会話の 部分などの必要な箇所は行を改めて書く力」「言葉には、考えたことや思ったことを表す働きがあることに 気付く力」である。特に交流を通して一人一人の感じ方の違いに気付けるように単元構成を工夫したい。

そのために、単元のゴールを「2年生に『おにと人間』が出てくる本を紹介しよう」(図書レストランを開 く)とした。ちょうど2年生は『ないた赤おに』を学習しており、おにと人間について身近に感じている 時期である。その2年生にグループ毎に一冊の本を紹介するということで、学習意欲を高めたい。

この言語活動は次のようにつけたい力につながると考える。

・本の紹介文を書くために本文を何度も読む必要性があるため、登場人物の性格や気持ちの変化、情景な について、叙述を基に想像して読む力が育つだろう。

・本文を読んで感じた自分の思いを友達同士で交流し合うことで、一人一人の感じ方に違いがあることに 気付くだろう。

・わかりやすい紹介文として、今まで学習してきた「始め、中、終わり」を意識して書くことで、行を改 めて書く力が育つだろう。

・紹介文を推敲したり、自分の紹介したい本を選ぶために並行読書をしてたくさんの文章に出会ったりす ることで、言葉には考えたことや思ったことを表す働きがあることに気付くだろう。

単元構成は3次からなる。第1次では、読書活動推進補助教員とともに本の紹介の仕方を見せ、自分達 がこれから本を読んで、このような紹介を2年生にするという単元の見通しをもたせる。単元の見通しを もたせることで、教科書と並行しておにと人間が出てくる本を意欲的に読むようになるだろう。第2次で は、何を紹介文に入れていけばよいのかを学ぶ。登場人物の性格や気持ちの変化を読みとることで文章の 山場を感じ、そのことを紹介文に入れるとよいことを知る。また、友達と考えを交流することで自分の考 えが明らかになったり深まったりするようにしていきたい。この交流では、本クラスの個人差が大きいと いう実態に合わせてしっかりと時間をとれるようにしたい。自分だけでは読み取れなかった児童も、交流 を通して自分の考えをもつことができると思う。また、友達に自分の考えを話すことで今まで気付かない ことに気付いたり、更に思いを深くしたりする経験ができるようにしたい。そして、みんなの思いを可視 化できるように板書の工夫もしていきたい。このようにすることで、誰もが自分の考えをもって本文と向 き合えるようにしていきたい。特に本時では、消えてしまったおにたの行方は書かれていないことから、

自分で思ったことが正解であることを確認し、苦手意識のある児童でも安心して取り組めるようにしてい きたい。第3次では第2次で学習したことを基に自分の好きな本を紹介する。友達と思いを交流し合った り、文章を推敲したりして、よりよい紹介文になるよう支援したい。このような学習の流れを児童に理解 させれば、自分から進んで読むことができ、確かな読みの力が育つだろう。(仮説1)

本単元は「おにと人間」の世界を味わうことをテーマとしている。そこで『おにたのぼうし』では、お

(3)

3年- 3 -

にたの人間に対する思いに着目して本文を読ませていきたい。おにたの言動を抜き出し、おにたがなぜそ のようなことをしたのか、どのような気持ちなのかを考えることで「おにと人間」について考えられるよ うにしていきたい。特に本時は、女の子が言った「あたしも、豆まきしたいなあ。」に対して「なんだって?」

というおにたの言葉と消える直前に言った「おにだって、いろいろあるのに。おにだって・・・。」の言葉 に着目し、おにたの驚きと困惑と悲しみが読みとれるようにしたい。

また、理解を深めるためや理解したことを表現するための方法として音読を活用していきたい。本時で も音読を活用し「おにだって、いろいろあるのに。おにだって・・・。」の「・・・。」に着目し、言葉に ならないおにたの気持ちを、余韻として味わえるようにしていきたい。このように、文章の中の大切な言 葉や文を中心に言葉に着目しながら学ばせれば、確かな読みの力が育つだろう。(仮説2)

本単元が充実するよう、テーマに沿った本を日常的に手にする環境を教室に整えたい。そうすることで、

普段手にしないような本にも自ら手を伸ばせるようになり、日常の読書活動にも広がりをもたせることが できると考える。たくさんの本を読むことで、ものの見方、感じ方、考え方を広げていってほしいと思う。

3 目標

関心・意欲・態度 ・本の紹介活動に興味をもち、進んで文章を読もうとする。

読む ・場面の移り変わりに注意しながら、おにたの性格や気持ちの変化、情景など について叙述を基に想像しながら読むことができる。

・文章を読んで考えたことを発表し合い、一人一人の感じ方について違いがあ ることに気付くことができる。

伝統的な言語文化 ・言葉には、考えたことや思ったことを表す働きがあることに気付くことがで きる。

・句読点を適切に打ち、また、段落の始め、会話の部分などの必要な箇所は行 を改めて書くことができる。

4 指導計画(11時間扱い)

課程 学習内容と学習活動 支援(〇)と評価(◎)(評価方法)

み と お す (1)

・学習の見通しをもつ。

・読書活動推進補助教員による本の紹介を 見て単元のめあてをもつ。

・おにと人間が出てくる本の紹介をして、自 分でお気に入りの一冊を決めることを確 認する。

〇おにのイメージについて話し合い、これからお にと人間の世界を味わっていくことを知る。

〇本の紹介の仕方を知り、自分達もやってみたい という意欲をもてるようにする。

〇おにと人間が出てくる本のコーナーを設置し、

自ら本を手にしやすい環境を整える。

◎本の紹介活動に興味をもち、進んで本を読もう としている。(発言・行動)

・『おにたのぼうし』を読み、おにたの性格 や気持ちの変化、情景などを読み取る。

・おにたの言動を抜き出し、なぜそのような ことをしたのか、どのような気持ちなのか

〇おにたの言動が書かれているところに線をひ き、そこから読み取れることをノートに書くよ うに働きかける。

〇おにたはどのような気持ちなのかを発表し合

「おにと人間」をテーマに、図書レストランを開こう。

(4)

3年- 4 - ふ

か め る (7)

を表にしてまとめる。

① まこと君の家でのおにた

・気のいいおに

・はずかしがりや

・用心深い

・人間っておかしいと思っている

② トタン屋根の家に入り込んだおにた

③ 女の子とお母さんの話を聞いている おにた

④ ごちそうを持っていったおにた

⑤ 豆まきしたいと言われたおにた 本時(5/7)

うことで、一人一人の感じ方や言葉の選び方に 違いがあることに気付けるように導く。

〇音読を活用し、その場面の理解を深めるためや 理解を表現できるように導く。

〇おにたの性格を読み取り、今までイメージして いたおにとは異なることを確認する。

〇おにたの思いに気付かせ、その思いがどのよう な行動につながっていくのか考えるよう助言 する。

〇用心深く入り込んだことを確認し、おにたの気 持ちを想像できるようにする。

〇夢中で寒い外へと飛び出していったおにたの 思いを読み取り、おにたの人間に対する気持ち の理解につなげる。

〇女の子の顔がぱっと赤くなり、にこっと笑った 時のおにたの気持ちを読み取ることで、おにた の思いが高揚していったことを確認する。

〇おにたの驚きと困惑と悲しみについて読み取 り、おにたはどこへ行ったのかを考える。

〇女の子が、「きっと神様だわ。」と言ったことで おにと人間はどのような関係なのかを考え、テ

ーマに沿った自分の考えをまとめ、紹介文に生 かせるように助言する。

◎本の紹介活動に興味をもち、進んで文章を読も うとしている。(行動)

◎場面の移り変わりに注意しながら、登場人物の 性格や気持ちの変化、情景などについて叙述を 基に想像しながら読んでいる。(発言・ノート・

音読)

◎文章を読んで考えたことを発表し合い、一人一 人の感じ方について違いがあることに気付い ている。(発言)

・「おにたのぼうし」という題名の意味につ いて話し合う。

・「おにたのぼうし」の紹介文を書く。

・始め(題名、作者、登場人物についてを 書く。)

・中(その話の山場や気に入ったところを 登場人物の心の動きを入れて書く。)

・終わり(この話で感じたおにと人間につ いての思いをまとめて書く。)

〇題名について話し合うことで、本作品をふり返 って味わえるようにする。

〇「おにと人間」という言葉を必ず使って、『お にたのぼうし』の紹介文を書くことを確認し、

テーマに沿って書けるように助言する。

〇始め、中、終わりを意識して内容をまとめ、段 落の始めは改行することを確かめる。(ノート)

(5)

3年- 5 -

・紹介文を推敲する。 〇自分の考えたことや思ったことがきちんと表 現されているかを読み返し、推敲するよう働き かける。

◎言葉には、考えたことや思ったことを表す働き があることに気付いている。(行動・ノート)

◎句読点を適切に打ち、また、段落の始め、会話 の部分などの必要な箇所は行を改めて書いて いる。(ノート)

・友達の紹介文を読み合う。 〇自分と友達の紹介文の違いを考えながら読む よう助言する。

◎文章を読んで考えたことを発表し合い、一人一 人の感じ方について違いがあることに気付い ている。(発言)

ま と め る

・ ひ ろ げ る (3)

・自分の気に入った本の紹介文を、同じ本を 選んだ友達と一緒に書く。(2)

〇『おにたのぼうし』の学習で書いた紹介文と同 じように、必ず「おにと人間」という言葉を入 れて書くこと、3つの段落を意識して書くこと を確認する。

〇友達の考えを聞き、それぞれの思いを入れた紹 介文にまとめていくことを通し、一人一人の思 いの違いに気付けるようにする。

◎本の紹介活動に興味をもち、進んで文章を読も うとしている。(行動)

◎場面の移り変わりに注意しながら、登場人物の 性格や気持ちの変化、情景などについて叙述を 基に想像しながら読んでいる。(発言・原稿用 紙・音読)

◎文章を読んで考えたことを発表し合い、一人一 人の感じ方について違いがあることに気付い ている。(発言)

◎句読点を適切に打ち、また、段落の始め、会話 の部分などの必要な箇所は行を改めて書いて いる。(原稿用紙)

・「図書レストラン」を開き、2年生におに と人間が出てくる本を紹介する。

〇2年生にわかりやすい声で発表できるように 助言する。

◎言葉には、考えたことや思ったことを表す働き があることに気付いている。(行動)

5 本時の学習(6/11)

(1) 目標

関心・意欲・態度 ・おにたの気持ちの変化を読み取るために、進んで文章を読もうとする。

読む ・豆まきがしたいと言われたおにたの気持ちやその行方について、叙述を基

(6)

3年- 6 -

に想像しながら読むことができる。

・文章を読んで考えたことを発表し合い、一人一人の感じ方について違い があることに気付くことができる。

伝統的な言語文化 ・言葉には、考えたことや思ったことを表す働きがあることに気付くことが できる。

(2) 準備物

・学習計画表 ・前時までの掲示物 ・ワークシート ・付箋 ・ネームプレート

(3) 展開

時配 学習活動と内容 指導・支援(〇)と個別対応の方法(☆)

評価(◎)

資料 1

11

1 今までをふり返り、本時の学習のめあて を確認する。

2 5の場面を音読する。

3 おにたの心が大きく動いているところ について、なぜそのようなことをしたの か、どういう気持ちだったのかを話し合 う。

・「なんだって?」

おにたはとび上がりました。

(なぜ)

びっくりしたから。

(どういう気持ち)

えっ。

なんて言った?

まさか君まで。

・おにたは、手をだらんと下げて、ふる ふるっと、悲しそうに身ぶるいして言 いました。

「おにだって、いろいろあるのに。お にだって・・・。」

(なぜ)

ショック

〇本時までのおにたの気持ちの変化を 掲示しておく。

〇音読を通して、本時の場面を確認す る。

☆読みづらい児童は読んでいるところ を指で追いながら読むよう、机間指 導しながら確認する。

〇音読を活用し、声の変化で心の動き が確認できるようにする。

〇前の場面でおにたの気持ちが通じそ うになったことを思い出させ、その 急激な落胆を想像しやすくする。

〇音読で「・・・。」のところでどうい

学 習 計 画表 豆まきがしたいと言われたおにたの気持ちを考えよう。 掲示物

(7)

3年- 7 - 25

(どういう気持ち)

君がそんなことを言うなんて。

せっかく仲良くなれたと思ったの に。

なんで人間は決めつけるんだ。

4 おにたはどこへ行ったのかを考える。

① 一人で考える。

・豆になった。

(黒い豆だし、まだあったかいから。

女の子のために、自分が犠牲になっ た。)

・また、どこかへ行った。

(まこと君の家から出ていったように

また新しい家をさがしに行った。

豆まきをさせたいけれど自分はいら れないから、どこからか、また豆を持 って来て豆まきをさせて、自分はまた 新しい家をさがしに行った。)

・神様になった。

(きっと神様だわ、と女の子がいったか ら。

もうおにではなくなった。)

② 友達と考える。

班の仲間→クラスの仲間

う言葉を言いたかったのかを想像 し、「・・・。」をどう読むのか考え させ、言葉にならないおにたの気持 ちを余韻として味わえるようにす る。

〇行方は書いていないので、自分で自 由に想像してよいことを確認する。

〇どうしてそう思ったのか、本文の言 葉を基に説明できるようにする。

〇友達と考えを交流し合い、自分の考 えを明らかにしたり、考えを深めた りする。

〇考え毎に色違いの付箋を名札に貼 り、自分の考えと同じ友達や違う友 達がよくわかるようにして、交流し やすくする。

〇考えが変わったら、付箋の色を変え る。その際、なぜ変えたのかを聞く ようにする。

〇友達の考えを聞いてなるほどと思っ たことを簡単に教科書に書き込み、

後で振り返れるようにする。

☆なぜそう思ったのか本文の言葉を基 に説明できる児童には、更に自分の 考えを詳しく言えるように助言す る。

☆難しいと感じている児童には、友達

ワ ー ク シート

色 違 い の付箋

ネ ー ム プ レ ー ト

(8)

3年- 8 - 4

③ 「じっくりタbnイム」として、も う一度自分で考える。

(思考のパターン)

・さっきはよくわからなかったけれど、

今は、こう思う。

・友達の考えとは違うけれど、自分はや はりこう思う。

・友達の考えを聞いて自分の考えを変え た。

④ 発表し合う。

5 おにと人間の世界について話し合う。

・気持ちが通じ合うのは難しい。

・人間がおには悪いと決めつけてしまっ ているけれど違うかもしれない。

6 次時の確認をする。

の考えを参考にして、本文の言葉を 基に自分の考えを決めればよいこと を助言する。

〇考えがまとまった児童は、自分の考 えの所にネームプレートをはるよう にし、それぞれの考えを可視化する。

〇黒板の自分の考えの所にネームプレ ートを貼りに来ることで、自分の考 えを明確にする。

〇自分が想像した理由も書き、考えの 根拠となるようにする。

〇教科書に書き込んだことを振り返り ながら考えるとよいことを確認す る。

〇どこへ行ったのか考えが違ったり、

同じ考えでも理由が違ったりするこ とに気付けるよう指名計画を立て る。

◎おにたの気持ちの変化を読み取るた めに、進んで文章を読もうとしてい る。(行動)

◎豆まきがしたいと言われたおにたの 気持ちやその行方について、叙述を 基に想像しながら読んでいる。(発 言・ノート)

◎文章を読んで考えたことを発表し合 い、一人一人の感じ方について違い があることに気付いている。(発言)

◎言葉には、考えたことや思ったこと を表す働きがあることに気付いてい る。(発言)

〇おにたを神様と言った女の子と、お にの子のおにたとの違いを明らかに し、おにと人間の気持ちのずれに気 付きやすくする。

〇本時で話し合ったことを紹介文に入 れていくことを確認する。

(9)

3年- 9 -

(4)板書計画

(5)並行読書の本

・『ももの子たろう』 (大川 悦生 文/ポプラ社)

・『いっすんぼうし』 (大川 悦生 文/ポプラ社)

・『ジャックと豆の木』 (本城 和子 訳/偕成社)

・『かえってきた小おに』 (清水 みちを 作/岩崎書店)

・『ままです すきです すてきです』 (谷川 俊太郎 文/福音館書店)

・『ちからたろう』 (今江 祥智 文/ポプラ社)

・『じごくのそうべえ』 (田島 征彦 作/童心社)

・『なぞかけ鬼』 (川村 たかし 作/岩崎書店)

・『まめっこころころ』 (吉沢 和夫 作/ほるぷ出版)

・『鬼がら』 (たかしよいち 作/岩崎書店)

・『だごだごころころ』 (石黒 渼子、梶山 俊夫 再話/福音館書店)

・『おにのおめん』 (神沢 利子 作/教育画劇)

・『せつぶんだまめまきだ』 (桜井 信夫 作/教育画劇)

・『プンク マインチャ』 (ネパール民話 大塚 勇三 再話/福音館)

・『鬼ぞろぞろ』 (舟崎 克彦 文/偕成社)

・『ないたあかおに』 (浜田 廣介 文/偕成社)

・『おだんご ころころ』 (大川 悦生 作/ポプラ社)

・『だいくとおにろく』 (松居 直 再話/福音館書店)

・『ももたろう』 (松居 直 文/福音館書店)

・『いっすんぼうし』 (石井 桃子/福音館書店)

・『こぶじいさま』 (松居 直 再話/福音館書店)

・『ふくろにいれられたおとこのこ』 (フランス民話 山口 智子 再話/福音館書店)

お に た の ぼ う し

あ ま んき み こ

「な ん だ って

え っ

ま さ か。

「お に だ って

、 い ろい ろ あ るの に

。 おに だ っ て・

・・

。」 な ん で決 め つ ける ん だ

。 君 は わか っ て くれ る と 思っ た の に。 お に た はど こ へ いっ た の だろ う か

。 豆 に な った

( ネ ーム プ レ ート

) ど こ か へ行 っ た

( ネ ーム プ レ ート

) 神 様 に なっ た

( ネ ーム プ レ ート

お に と 人 間 気 持 ち が 通 じ 合 う の は む ず か し い

豆 ま きが し た いと 言 わ れた お に たの 気 持 ちを 考 えよ う

Referensi

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う表現が意味を持つとともに,悲しい結末に一筋の明るい希望を見ることができるであ ろう。 4 教材の目標 関心・意欲・態度 ○読み取ったことを進んで話すことができる。 読む ○場面の移り変わりに注意しながら,登場人物の性格や気持ちの変化,情 景などについて,叙述をもとに想像しながら読むことができる。