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3.3. 3次元ベクトルの外積・3次の行列式

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(1)

3.3. 3次元ベクトルの外積・3次の行列式 65

が成立することに注意しましょう.

次に(3.5)において61, b2, 63 (またはC1, c2, c3)について整理すると,次の各列に関する余因

Ic(8( 1

子展開が成立することにも注意しよう.

│ca、8, 1

/ =1C3‑e1I T( l c36, 1"

tl −I

l c36, │〃

Q1 61 cl

嘱T・。InF" 園、

Q2 62 c21=q' Q3 b3 c3

(M2 C2 1+62 1 (M] C] │‑b3 Ql C1

=−6, +b2

(z3 c3 1 1 Q3 c3 1 1 a2 c2

a2 62 α1 61 α1 61

=C11 , │‑C2 +c3

q3 63 α3 63 α2 62

I

蝸咄

-1

3次の行列式の基本性質については後に詳細を述べますが,以下ですぐに必要になる性質につい てまとめましょう.

5,51EER3に対して以下が成立します.

紗で((、 t

56副=−'5561

‑│56"│=‑lbad

→→

│5661=│56"│=│厨旬司=0

これらは2次の行列式の交代性(定理3.3)と余因子展開を用いて示せます.

IR3',""3 ̲ /c!、 ‑j,

(熟。

3.3.2べクトルの外積・行列式の幾何学的な意味穆二

ベクトル;と5の外積(ベクトル積)を右のように定

めました.外積6×5は

I │ ::

3̲L5×a 5画×5 (3.7)

6×ざ= 6,

を満たすことを(3.4)で直観的に説明してあります.厳 63

密にこのことを示すために公式 6,

( ,

⑬;副‑,;×旬 {凱周

が成立することに注意します. この公式を用いると

ざ=与りま畏今

(b,6×旬=│664=0

‐ →‐

匙︑7FⅦこし

が従い, 3̲L5×ざが分かります. また5̲Lb×ざも同様です.

fご‑、〉

( ‑‑ I愚ぞご

α‑凸、 −へ一s、

−6−6し

IなぜごI=o

,‑,‑j〉

r

(2)

66 第3章座標空間と数ベクトル

次に5×ざの大きさについて注意します. 2本のベクトル6とざが定める平行四辺形の面積sについ l lbl l ・ l l司

' '61 1 . │ │副

S= sine

、/1‑COS28

=三二

て考えます.5とざのなす角をβとします.このとき

h棡訓)'

1'‐

'61 1 . │ │副

V│ │61 12 │ │副'2−(5,旬2

:==

6×5

6

から

82 = │ │51 12 . ldl2‑(3,旬2

= (6f+6;+6;)(C3+C;+C;)−(61C1+62C2+63C3)2

2 2 2

61 cl

el ::: ≠ 63 c3 *鯰=│ │3×副│2

b2 c2

を得議すすなわち↑

も白. S=│ │6×副│ (3.9)

を示しました. 3とざに垂直で大きさがsであるベクトルは2本ありますが, そのどちらが6×ざ

になるのについて軽く説明します.座標系が右手系の場合は, 6から5へ右手の親指以外の4本の 指を揃えて向かうときに親指が向かう方向がb×召です(右ねじの向き) . また座標系が左手系の 場合は,同じことを左手で行います. (前ページの図は,右手系の場合を考えています.)詳しくは 述べられませんが(3.8)を用いて得られる

det(355×副=│ │5×副│2>0

が5×ざ≠0であるときに成立することから, 5,a5×cが標準単位ベクトルを用いたa,壷,島

と同じ「向き」を持ちます. このことから以上の事実が示せます.

公式(3.9)を用いて, 3次の行列式の幾何的な性質について説明します. 3本のベクトル旬, 6,5

が定める平行6面体の体積をvとします。 5,5が定める平行四辺形を底面として体積vを考えま

す.すると垂直方向6×Eとぶとのなす角をやとすると,高さ/'は

(厨,6×E) │ │ (",6×司

自=二

lal l ・ ' '6×副 '6×副

(3)

内積・直交射影

3.4.

と計算されます. これから

67

│(祷 '一│価、句│‑│釧加

v=sh=│ │;×司l ・

となります.

演習3.1.ベクトルの外積について以下の性質が成立することを示しましょう.

(')厨×6=−6×厨, 豆×毎=び (2)(厨十6)×ご=屋×ご+6×ざ

(3)(入の×6=ご×(入6)=入(旬×あ

演習3.2.a=t(110),;=t(01‑1),5=t(123)に対して,以下を求めましょう.

(')厨と;が張る平行四辺形の面積. (2)厨と;に直交する単位ベクトル.

(3)厨と豆ざが張る平行六面体の体積.

$、4内積・直交射影

(:) Ⅲ〃(:)

ER",

勿二=

に対して壷とずの内積を

壷・グー(諺,切=鰯'"'十…+""yn と定めます. さらに諺の大きさ(ノルム)を

' '毎' '=,/夛亨幸言エ蕗

と定めます.

ベクトルの内積と大きさについては次の定理が成立します.

定理3.5.露,飢夛ERjzと入ERに対して

(毎+圦司=(毎,司十(圦司

(毎,ず+司=(壷,ク)+(諺,動

(入宝,動=(壷,入切=入(壷,酌

(曇,,)=(圦鋤

| │入諺│ │=│入│ ・ ' '毎' '毎│ │≧0, '毎│ │=0骨壷=0

(3.10)

(3.11)

(3.12)

(3.13)

(3.14)

(3.15)

(4)

3変数の行列式Nol

NobuyukiTOSE

MSF2019April30,2019 (平成最後の講義)

3変数の行列式Nol 1/四 Nlll5l畠輌dlrTCSf

■■■

復習〔定義)

E

・定義 /Jllll︑ 123ccc

↓c

123666

ノー11︑

↓b

︑IIJノー23aαα

/11111︑

α:==

行列A=(a5旬に対して

123I

Ccc23cCl23bbb23画︑り

1231 aαa1

det(A)=|AI=

=三α1

ユノ19 3変数の行列式No1

I,出,肺T亀5ビ

(5)

■■■

復習NO2 (余因子展開)

・2列と3列の展開

123666

123aαa 123ccc

121

cc切睦12αa12

1αa

131

cCl3勺︑宙︑13αa13

1αa

+c 231

cc23口0口︑23αa23

1αa

ヨ変数の行列式Nn1 ヨノ19

Fhbq上叩q1冠晒

ロ■■■

3つの基本性質

*fa[@ 〈 恥 干

1,

。(1)各列の

〃・det

(圃珂

det

。(Ⅱ)交代性例えば

det(ab可==‑det(aざb)

r3=

det(IS)=1

ぐ= 1峰)(:)(;)(

。(11I)正規性

3>fへ

!§仇'i弧( {

3査敏の行列式ND1 4/四 NnU,, u8, 1

(6)

3つの基本性質−3重線型性

(│)各列の線型性を示すには以下の定理を用いる.

定理 /JlI11︑ 釦錘鎚 123

F:K3→K 信>α1麺1+α2 2+α3錘3

F(入毎十〃ず)=入F(")+"F(') (",'EK3)

を満たします.

§危い〕

5/'9

3変歓⑱行列式Nol ト,' 1動11 ,i,! , ,Ⅱ |撒豊E

復習Nc4(基本性質から)

偲包で 1

式の値は0となります。例えば

o(Iv)異なる2列が等

4=0

・(v)j≠jのときj列にz列の入倍を加えても行列式の値は変わりま

せん。例えば

det(a55)=det(a5+入遍置)

【I

﹁ハ︺

﹁α α

↓瓜

6/四 t咄リmL昨制二

(7)

行列の転置N⑥1

・ベクトルの転置

︑111Jノ

ー2n

aα︲・・α/J111︑

t(q,cM2…α )=

α

︑111Jノ

ー2泥

aα・・.α

i︲1

T/四 3変数の行列式職o】

I,』flhl , ,dL T−編モ

行列の転置N⑪2

Q( qZ

.( L 6レ

④行列の転置

II:)

t(a,…墨2)=

。に1

!== (ta,…tam)

8/'9

3変数の行列式N回I I4l ih : ILlp F‐

(8)

転置と行列式

蝿免

OLI

GE

|= |

q(6{

&、−6乙 I

・転置行列の行列式

det(tA)=det(A)

123666

111α画りc 222αりc 333α轡︑c 123αaa 123ccc

:==

3変数の行列式Ncl qノ四 NGI,刺,mhT‐5層

証明

峨峨坐

1l

G︑名し

jIl1I1I1i

●証明

11

⑪⑥■a﹄⑰

21cc

−l

33は

α

jくj 酎恥蛇画

一蛇一峨

力lJ− c3c2

3刃︑3cり2甘⑰1

一い一価

13α

必托睦十

ftfl

llaα

一一一

10/19

3変数の行列式圃岱1 1111」1コ師,』h TpHE

(9)

列の性質から行の性質

+一命

寺一十 一十一

I

・行の余因子

儒曾

l c' c2

12311 ccc2333

cc誼0Cl23

bbb2322

画︑画りワ○c

12311 1311

66bc

1211

bbbc

1222

cc万○c1333ccで︑c

+α3

−α2

==α1

+α3

−α2 三=α1

●ここで2次元の公式

(:)

det =det(fatb)

.麦数①行列式N口1 n/]g

旧」]。│]u,,腰岫『踊呂

A!GL 6L6レ

ILqA11 〜し

8f

I

I

I

■■■■■■

2行と3行の余因子展開

・行の余因子展開

111αzひc 222α刀⑨c 22aCllac

α2 α3 α1 α3 α1 a2

-C2 +c3

b2 63 bl 63 bl b2

寿簡 しし咄

皿/]且

3変数の行列式Nol f,I吐凹9 ,11p TL・国E

(10)

■■■■■

行に関する基本性質

・各行に関する線形性

)‑…《(;)≠"

(;)−" (;)

Ibtcl ‑ ‑‑‑

a

(;)

入α+似β

C

det

。行に関する交代性

det

いい

mblh+FWwT智矢 E 3変数の行列式N・ ユヨ/'9

> = | 、 .Gα需耶)、 |

=rf'ql 入亡似十斗叩冠'パ

ー入│6QI七収赴I…l tc'FCcc I

11

行による性質

、 、

│ 、外│ |

>、

。(Iv)異なる2行が等しい場合

|;' ' 一" (券.

o(vI)j≠j のときj行にj行の入倍を加える

det

(;)‑ ・い。)

鴫ギハ |

NpI]Ⅵ、伽│I[ | ‐角モ 3変数の行列式和G1 Ⅲ11

'4/'g

(11)

証明

。証明(行に関する線形性)

準備 t(入α+"B)=入tα+〃tβ

侭")‑ "峡。 .い…

det

=det(ta入tα+"tp tc)

=入det(ta tcM tc)+"det(fa tP tc)

(;)≠… (;)

=入det

tc)

〃〃00︒u0000日︐

エ5/19 列式Np1

]変数の行 Na』i,内・『h駒T●藍

今二

記寺 くし

一十︺

一一1/″科︲﹁﹂

I■■■■

行列の積と行列式

・行列の積と行列式

det(XA)=det(X)・det(A)

・復習(順列の符号による行列式)

det(a"=Eodbjc聡唇(jjk)

( ん)

注意和は{1,2,3}の全ての順列を動く。

3変数の行列式Nol エE/四

↑!│ 171,』 1」k ,mィ§

(12)

巳P

2次正方行列(No.1)

NobuyukiTOSE

MSF2019,Apri l 30, 2019 (平成最後の講義)

1/1癌 2次正方行列(ND.1)

F l ‑肌荊IkTご証』

行列の掛け算

1行ベクトル×列ベクトル

(2)=。"十。』

(a」 a2)

③…‑…。

(a, a2 a3)

イxヘ an) ¥2

(x"ノ

(a a2 =alxl+a2x2+・ ・ ・+anxh

2次正方行列IND.1) Z/l岳 1,1.11 ,,,1'Jbい ‐T SE

(13)

2行の行列

(::)。 ;=(:). =(:)

a二二

第1列 1,2)成分

l'庁2るI

('6)‑(")12行2列の行列)

(調畠)=(蛾:)(2行3列の行列}

第2行

2次正方行列(No.1) 3/15 lいIロ,ATfhl l ご)5

し側 患,)(可) 11

(q些岫(1

ミニ /rq

(も(cl)

行列×列ベクトル

6杢畦〕

(:)=(鯛:)

(35)(7)=x3+y5=x(2)

+y

(2)+z(2)=(鯛雛:)

(#)

(36E)

=×3+yb+zE=x(:;)+y 連立1次方程式の表現は次のようになる.

{:鉾:に;−帽+' =( )‑(蕊)(;)=( ) {:期;軽二;−※針"+ま=(;)‑(蝿)(#)=(;

注意(35)(;)=x3+y5, (ヨ床)(#)=×ヨ十y5+zでは園,5,EEK"で

定義できる.

2次正方行列(No.1) 4/酉

│・' 1 11!』、J I1 1 SE

(14)

3行の行列

qの亀

11lllJノー23bbbノー11︑

↓b

︑11jノー23aaa

a=二

に対して

(35) × (,)

=x3+yb

I(。 b,)(#)1 (・,b:)C) (い,蝿)(;)ノ

=×(爵)+,(§)=(灘)

二二二

5ノ'5 2次正方行列(No.I)

IL│』,LⅧdh TqE

3行の行列(2)

(罫5ウ ②

十恥い11ノ︑11Jノ︑Iljノ

︑IIJノxyzxyzxyzhめめ/1︐11︑/111︑/jⅡ11︑

fj11 123 V望ccC 十切比姥 ︑11ノ−23 123aaa aaa琴I︑itI︑

↓C︑11Jノ

Zq璽亀

ZzZ

十+++

↓6町比姥

V望yyy

+++

十23

瘤率率↓a/j11︑

(§)

Z

2次正方行列(No.1) E/15

「l 1LI]1川, i Tに勗愉

(15)

2次正方行列の積

(:刈. γ‑(函)‑(餓)

x=(3b)=

に対して

12bb221ノqq↓6トト馳正牙十掴頂↓aα〃q酎比↓6煙煙弐卯煙十十

腰慨

↓9

↓p

(・ 』'(:) (。 j(:;)

(. 蝿)(慨) (。ュ"!(::)

︑︑︑9080111110︐〃〃ノ

ニーニ

2次正方行列(間口.l}

N叩ⅡⅧ』RlTp胃モ

行列の積の基本性質

線型性

x(6+3)=xp+x3, x(入β)=入(x5)

↓q↓6Xj2+和布

伽一一↓旭+↓句陸

泪恥0j 恥十十率 汁娠頒jM

pflp↓b一一

十い陸j

一↓句一一M頭1ノ2

側酔㈱呵瞬 XいX刈刈 焔妬LL

塾次正方行列(N口、1) 8ノユ回

N画hロⅣⅡHlTD5陛

Referensi

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