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第9回 年少者日本語教育研究フォーラム

【日 時】 2019 年 3 月 23 日(土)13:00~17:30

【会 場】 早稲田大学・早稲田キャンパス 19 号館 610 教室

【主 催】 「移動する子ども」フォーラム・早稲田こども日本語研究会

【プログラム】

時 間 内容

13:00-13:05

「ようこそ!」 川上 郁雄 (早稲田大学大学院教授)

発表 20 分+質疑応答 15 分

研究 発表

13:05-13:40

年少者日本語教育における児童の個別性の尊重とは何か

溝口 明(早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士課程)

本発表では、筆者が東京都内の公立小学校の日本語指導員として行った、取り出し指導の形式による日本 語教育実践を取り上げる。そして、その実践の記録を手掛かりに、年少者日本語教育における児童の個別性 の尊重とは何かについて、双方に学ぶ主体としての子どもたちと筆者の関係性に着目して分析する。さらに、

分析の結果から、年少者日本語教育において実践者は子どもたちの特性とどのように向き合い、どのように 関係を構築すれば良いのか、そのあり方について考察する。

13:45-14:20

JSL 中学生の発達課題を踏まえた言語教育実践

―仲間への貢献意識により生まれる「主体的なことばの学び」―

鈴木沙季 (早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士課程) JSL 中学生の発達段階を踏まえたことばの教育には、学習言語能力の獲得とアイデンティティの模索という 二つの発達課題を支えることばの力を育む必要があるが、その際、子ども同士の関係性が重要な役割を果た す。そこで本発表では、JSL 中学生同士の相互作用によることばの学びに着目した実践の分析と考察から、年 少者日本語教育に必要な観点として、子どもがもつ「仲間の学びへの貢献意識」をはじめとした観点につい て述べる。

14:25-15:00

「連携」を通じた日本語教育実践からみる JSL の子どもの主体的なことばの学び

石川菜咲(早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士課程)

発表者はこれまで、東京都内にある小中学校で日本語支援に携わってきた。本発表では一人の JSL の 子どもQと行った約 1 年 4 か月間の活動について報告する。Qが小学校から中学校へと進学していく中 で、どのように他者とかかわり、自分のことばと向き合いことばを学んでいったのか、その過程でQを支え ようとした学校教員と日本語指導員である発表者との「連携」による支援がどのようなものだったのかを分 析・考察する。

休憩(10 分)

研究 発表

15:10-15:45

日本語を学ぶ高校生の自己評価—「学習振り返りシート」の分析から―

河上加苗(早稲田大学大学院日本語教育研究科 博士後期課程)

本研究は、学校教育の場で日本語を学ぶ高校生が、自分自身の日本語学習をどのように内省したのかを分 析し、日本語を学ぶ高校生の日本語教育の意義と課題を考察することを目的とする。具体的には、ある私立 女子高校における2018年度の日本語教育実践を報告し、各ユニット(活動ベースで展開される授業のま とまり)において彼らが何を学び、何を感じたのか、1年間の学びをどのように捉えたのかを分析する。分 析結果から、本研究における日本語教育実践の意義と課題を提示し、高校生段階の日本語教育のあり方を考 察する。

15:50-16:25

「移動する子ども」の生のあり方とことばの支援の捉え直し

―少数散在という文脈にいるユリの移動の中でのまなざしの変容から―

佐々木ちひろ(名古屋大学大学院人文学研究科 博士後期課程)

本発表は、フィリピン→「移動する子ども」がユリだけの環境→ユリ以外にもいる環境→ユリだけの環境

(2)

という移動をしているユリにインタビューを行う。そして、ユリの語りから、移動の中でのユリの自らや自 らのことばの使用に対するまなざしの変容を明らかにする。それにより、少数散在という文脈にいる「移動 する子ども」の生のあり方を捉え直し、そこから、ユリのような「移動する子ども」に必要なことばの支援 とは何かについて考察する。

休憩(5 分)

<公開インタビュー>

特別 企画

16:30-17:25

モバイル・ライブズに生きるーふたたび日本に住んでみて思うこと

「シュミット誠」 ✖︎ 川上郁雄(早稲田大学)

『移動とことば』*の 11 章に登場した「シュミット誠」さんに、川上がインタビューします。

「誠」さんは、ドイツ生まれ。ドイツ人の父と日本人の母と共に、東京で小学校時代を過ごし、ドイツへ 移動。ギムナジウムへ編入学し、高校でイギリスへ留学。その後、ドイツの大学で学び、卒業後、パレスチ ナで英語を教える。そこで、日本への興味が深まる。ドイツの大学院へ進学し「日本学」を学び、2018 年春、

日本の大学へ留学した。複数言語環境で成長し、多様な移動を経験してこられた「誠」さんに、ドイツへ再 び移動する前に、今どんなことを思っているか、聞きます。

*(川上郁雄・三宅和子・岩﨑典子編、2018、くろしお出版。

事前に、11 章を読まれることをお勧めします)

17:30

「また来年会いましょう」 池上摩希子 (早稲田大学大学院教授)

*みなさまのご参加をお待ちしております。

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