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第6回 年少者日本語教育研究フォーラム

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Academic year: 2024

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第 6 回 年少者日本語教育研究フォーラム

【日 時】 2016 年 3 月 20 日(日)13:00~17:00

【会 場】 早稲田大学・早稲田キャンパス 19号館 309教室

【主 催】 「移動する子どもたち」研究会・早稲田こども日本語研究会

【プログラム】

時 間 内容

13:00-13:05 「ようこそ!」 川上 郁雄 (早稲田大学大学院日本語教育研究科)

309教室 子どものことば/支援/アイデンティティを考える

13:05-13:25

複言語複文化をもつ JSL 中学生の日本語教育実践―生徒の複言語を活かした支援の試み―

呉京児(早稲田大学大学院日本語教育研究科)

日本語学習経験がないまま2014年10月に来日し東京都内の中学校の2年生に編入した中国 出身のJSL中学生Iに対する約1年6か月間の日本語支援をもとにした実践報告である。実 践当初から、家庭内では母語を使用し、学校内では日本語で教科を学習したり、教科として 英語を学習したりしているIの複言語を育成するための支援が日本語教育に必要だと考えた。

本発表では、発表者が複言語を使って指導し、Iの複言語使用を積極的に促すことによって、

Iが自分の複言語をどのように捉え、どのように日本語を学んでいったのかを考察する。

13:25-13:45

異文化適応過程における年少者にとっての日本語の在り方とアイデンティティ変容 -マイ ノリティの視点から見た要因と心理-

増山美幸 (立命館大学大学院言語教育情報研究科) 本研究では、中国から来日し日本国内の公立学校を通う年少者二名を対象に、子どもが異文 化との接触で生じるアイデンティティの変容に影響を与える要因と心理的反応を明らかにし た。結果からは、第二言語である日本語力とそれを使ったコミュニケーションの図り方が鍵 となり、新しい環境に好適合しすんなり入り込むケースと二文化間で揺れが生じ悪循環に陥 るケースとが浮き彫りとなった。考察では、それぞれの状況を作り出す周囲との関係とその 在り方について論じる。

13:45-14:05

年少者日本語教育研究における授業参加支援の捉え直し―子どもにとっての意味と支援者に とっての意味を考える過程から―

関裕子(早稲田大学大学院日本語教育研究科)

JSL小学生が在籍する学級での支援・観察を基にした実践研究。「JSLの子どもに対する授 業参加支援とは何か」という問いに答えるため、これまでの研究が見落としている「JSL の 子ども本人にとっての授業に参加することの意味」を考えるところから出発する。JSL の子 どもの授業参加を可能にしている教員やクラスメイトとJSLの子どもの関係性、そして、そ の参加の様子を見つめる支援者(本発表者)の参加の捉え方にも目を向けることで、在籍学級と いう制限の多い環境の中であってもJSLの子どものためになる可能性をもつ支援のあり方を 示す。

研究 発表 Ⅰ

14:05-14:30 質疑応答・議論 (25 分)

休憩(10 分)

(2)

14:40-15:00

「日本語教育」の知識がない学習補習教室の意味を問い直す

―質の高い協働的実践へ向けて―

村 麻央(早稲田大学大学院日本語教育研究科)

JSL 児童生徒を対象とした学習補習教室は、これまで「高校進学」を支援することが大き な目的とされてきたが、そこには子どもの視点が欠けていた。そこで発表者は、自身も支援 者として関わっている学習補習教室において、子ども・支援者・教室の管理者という三者の 視点から改めて教室の意味を問い直す実践を行った。本発表ではその結果から、今後教室間 での連携・協働が行われようとしている中で、教室はどのような場であるべきかを述べる。

15:00-15:20

外国につながる子ども達の言語・教育と法的問題

久保田祐佳(キーストーン法律事務所)

高橋済(ミモザの森法律事務所)、河野優子(法テラス東京法律事務所)

在留資格が無いことが発覚した家族は、子どもも含め、強制送還の危機にさらされますが、

子ども自身には何ら非がないケースが圧倒的です。しかし,裁判では,子どもの年齢や母語・

日本語の学習状況を考慮し,子どもは可塑性があるので、送還しても現地語習得や学習に大 きな支障はない,といった判断に傾きやすいです。私たちは、こうした裁判の傾向は、日本 語を始め、言語を習得の途上の子供たちの実態にあっておらず、問題であると考えておりま すので、実務の中で調査・研究したことを法的課題とともにご報告したいと思います。

15:20-15:40

「移動する家族」にとって子どもが日本語を学ぶ意味とは

東 雅江(早稲田大学大学院日本語教育研究科)

海外赴任、移住、国際結婚など海外居住の理由を問わず、海外で子育てをしている親は、

どのような価値観で子どもに日本語を学ばせているのか。家族で複数の国を移動したり、親 自身が成長過程において「移動」の経験があったりする場合、その移動の経験は親の教育意 識にどのように影響しているのか。

本発表では「移動する家族」にとって子どもが日本語を学ぶ意味は何なのか、母親だけで はなく、父親や子ども本人にもインタビューをし、「移動」という観点から分析し、報告する。

研究 発表 Ⅱ

15:40-16:05 質疑応答・議論(25 分)

休憩(10分)

特別 企画

(1)

16:15-17:05

テーマ

:実践を考える(1) 鈴鹿市と目黒区の日本語教育実践

発表者:中川智子 (鈴鹿市教育委員会日本語教育コーディネーター)

人見美佳 (目黒区教育委員会日本語教育コーディネーター)

★質疑応答

特別 企画

(2)

17:05-17:55

テーマ:

実践を考える(2) JSL 高校生の日本語教育実践 発表者:志方大悟 (愛川高校教諭)

河上加苗 (白鵬女子高校日本語コーディネーター)

★質疑応答

17:55-18:00

「また来年 会いましょう!」

懇親会 309教室 *みなさまのご参加をお待ちしております。

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