山梨学院大学 国際交流センター
Vol.25 2020.10Stay Global
withコロナの時代~新たな国際交流の在り方~
葛藤…そして創出
新型コロナウイルス感染症により様々な国際交流活動が制限される中、国際交流センターでは、
引き続き「世界に触れよう」「世界と繋がろう」という趣旨のもと、様々なイベントを開催していきます。
是非ご参加ください。
絶えず 前進
月 日
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着物を着て、紅葉が見頃を迎える不 老園を散策します。日本の伝統衣装 である着物での散策・築100年の日 本家屋での着付け・酒折宮参拝を通 じ、日本人学生に日本人としてのアイ デンティティを感じ、留学生との会話を 通して、日本文化への意識を高めて もらうことと、留学生の日本文化体
験・満足度向上を目的としています。 月
日 対象:
YGU/YGJC 学生 iCLAの学生 と楽しく英語で 話しましょう。
国際交流センター ニュースレター
山梨学院大学 国際交流センター 発行 2020年 10月
国際交流センターに新しいスタッフが仲間入りしましたので、ご紹介いたします。
本学の卒業生
黄美諾(ジャクリン・ウォン)さん (広東語・日本語・英語・中国語)
私は日本文化に興味を持ち、それをもっと深く理解するために日本留学を決意し、
2016年9月から山梨学院大学の国際リベラルアーツ学部(iCLA)で4 年間学 びました。多くの留学生や先生方とのグローバルな環境の中で、はたしてコミュニケー ションをうまくとっていけるのか不安でしたが、iCLAでは、一人ひとりのカルチャーや考 え方を尊重していて、ディスカッションと批判的な思考を重視する授業を通して、日 本文化だけではなく、異なる文化についても、理解を深めることができました。日々 の生活の中で、どの学生もお互いの文化に興味を持ち、自分の文化や物事につい て話し合っていました。おかげで、視野が広がり、様々な国の友人もできました。私 はiCLAでの経験に刺激を受けて、3年生の時に1年間アメリカに留学したのですが、
iCLAとはまた違った、初めてのカルチャーショックを受けました。アジアのライフスタイル とは大きく違い、自立している学生が多く、慣れるまで大変でしたが、私は恐れずに チャレンジを続け、脚本作りや一人旅など、新しいことにも挑戦しました。その経験は、
今でも「こんな私でもやればできるんだ!」と自信になっています。おかげで、自分の 可能性も広がりました。この大学での4年間で、世界中の人と出会い、新しい自分 にも出会うことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。これからも、築 いた「絆」や「自分らしさ」を大切にして、グローバル化の魅力を多くの人に広められる ように頑張っていきたいと思います。
iCLAの卒業式 アメリカ留学中に友人
とメキシコ旅行
山梨学院大学では、ここ数年で留学生の数が増え、キャンパスのグローバル化が進んでいます。そのため、日本 人学生と留学生が交流できるような、面白くて有意義なイベントやプログラムが必要だと思います。「どんなに意味 のあることでも、面白くなければ意味がありません。」とウォルト・ディズニーさんは言いました。私は、これまで学んで きた知識やグローバルな環境での自分の経験をもとに、誰もが楽しめるような交流イベントや留学プログラムを作り たいと思っています。
「自分とは違う価値観を持った人たちと一緒に『何か』を体験するのは楽しい!」、「お互いの違いや似ているところ を知ることができて面白い!」と感じられるようなイベントを通して、今この瞬間にしか体験できない有意義な留学プ ログラムを提供し、これからもグローバル化の楽しさをキャンパス内外に広めていきたいと思います。今後も様々な 視点から積極的に新しいことにチャレンジしていきますので、よろしくお願いいたします。
「お寺奨学金」
を活用してもっと海外へ~Tiger Movの「オンライン海外インターンシップ」のご案内 山梨県にある身延山久遠寺をはじめ、お寺の資金を使って、地域の子どもたちに海外へ飛び出すきっかけを作りたいと始められた『お寺奨学金』をご存知ですか。
具体的には、山梨県在住or在学中の小学生から大学生を対象とした、海外イン ターンシップ専用の奨学金企画で、今回特別に本学に『6名』の枠を頂けることに なりました。つまり、先日ご案内した「Tiger Mov」のオンラインインターンシップに関 し、参加費用30,000円のうち、大学が半分の15,000円を負担し、全プログラム 終了後、YGUの優秀な学生6名には、「お寺奨学金」として、Tiger Movから残り の半分、15,000円が支給されます。
Tiger Movのオンラインインターンシップは、世界のリアルな課題に自宅から挑戦できるという、今までにない新しい実践的な 機会を提供してくれます。インターンシップ参加者は、自宅からリモートで、世界各国のベンチャー企業やNPO・NGOの事業 に参加することができます。オンラインインターンシップは、世界28の国と地域に50以上あり(2020年8月時点)、インター ンシップ内容は受入企業によって異なります。ご興味のある方は、是非ご応募下さい。