山梨学院大学 国際交流センター
Vol.56 2023.5留学は、新しい環境で自己成長をする貴重な体験 です。今回は、中長期留学を経験した先輩に、
留学生活で得られたものについて語って頂きました。
海外留学に行こうと思ったきっかけ
サッカーを幼い頃からやっており、プロサッカー選手を目指していました。
大学もその目的で山梨学院大学に進みましたが、コロナで活動がで きなくなってしまいました。
その時に、真剣に自分の将来について考え始めました。
今までサッカーしかやってこなかったので、何も将来活かせるものがない と必死に色んな人の話を聞いたり、調べました。そこで見つけたのが留 学でした。留学という新しい世界に足を踏み入れることで違う何かが 見えてくると思ったのが留学に行こうと思ったきっかけです。
東山さんのインスタグラムより
留学先:米国シアトル
アメリカのワシントン州にあるシアトルのカスケディアンカレッジ に留学に行きました。アメリカの中でも日本から一番近い所 にあり、日本から約9時間のフライトです。気候は日本のよう に四季があり、春・冬は雨が多いイメージです。夏は日本の ように蒸し暑くなくカラッとしています。すごく心地よいですし過 ごしやすいです。
留学してよかったこと 語学学校の選び方
留学して良かった事は山ほどありますが、その中でも特に「価値観」という観点に絞ってお話しします。
「価値観が広がった」ありきたりな表現になってしまいますが、自分の以前見えていたり考えていた範囲がより広まっ たということです。おそらく私たちが思っているより世界は広いです。色んな人がこの地球上にいて暮らしています。
また、色んな人が様々な考え方を持っています。そんな世界を肌で感じる事で圧倒的に考える量が増えます。
「価値観が広がる」事は自分の可能性を広げてくれます。人間的な強さを与えます。あなたの考えている常識 は常識ではないことに気づきます。前述しましたが、僕はサッカーをずっとやっていました。今まではプロサッカー選 手になることがサッカーにおいての成功だと思っていました。しかし、留学中サッカーのおかげで沢山の友達を作るこ とができ、新たな夢を持つこともできました。このように、あなたの今やっている事や考えていることから新たな道を 作ってくれるのが留学の醍醐味でもあります。
うまく言語化をすることは難しいですが、これが留学の本質です。
国際交流センター ニュースレター
56 号
山梨学院大学 国際交流センター 発行 2023年 5月 スポーツ科学部3年、東山航也さん
ご協力、ありがとうございました。
留学中に苦労したこと
一番苦労した事は日本人との関わり方です。
僕は「絶対に留学中にしかできない事をしたい」「絶対に英語力を身につけたい」と思っていたので、
日本人と喋る・関わるのは絶対に嫌だと思っていました。実際に現地に行ってもたくさんの日本人 がいて、日本語で喋りかけられることも多々あり、その度にムッとした態度を取っていました。
今考えると、もっと柔軟に行動すべきだったと思いますが(笑)日本人との関わり方は留学の濃 さを左右すると考えています。僕が今思うのは、「関わり方を考える」ということです。
現地で出会った日本人は非常に大切です。例えば、その人からネイティブの友達を紹介してもら えたり、イベントに誘われたりするからです。また、日本に帰った後も関係を続けることができます。
日本人と関わるなということではなく、どうしたらもっと成長できるのかを基準になんでも柔軟に 物事を考えてみてください。
ホームステイ完全攻略
▶家族の一員に自分からなろう!
▶基本的な挨拶は絶対忘れずにしよう!
▶部屋は絶対に綺麗にしよう!
▶ホウレンソウは、こまめに!
▶家族行事は積極的に参加しよう!
▶あなたの家族をホストファミリーに紹介しよう!
留学に迷う後輩へのメッセージ
留学に行くか迷っているのであれば必ず行ったほうが良いです。
断言します。しかし、様々な障壁があるのも理解できます。
あなたの今置かれている環境が留学を遮っているのかもしれません。
一番重要なのは、それらを言い訳にしないことです。
本当に留学に行って自分を変えたいならそのように行動してください。
沢山調べて沢山人の話を聞いてください。
留学は行く前からもう始まっています。
それができたのならば、留学は自分自身を必ず変えてくれます。
一緒に頑張りましょう!
国際交流センターでは、Enjoy海外!のほか、
好きな時期に自由に選べる、自分に合った目的
(語学留学、海外インターンシップ、ワーキング
ホリデーなど)の個人留学の相談も受け付けています。