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第4学年 組 音楽科学習指導案

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Academic year: 2025

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第4学年○組 音楽科学習指導案

授業者: I・S

1 研究主題

合唱・合奏などの表現活動や鑑賞の活動を通して、豊かな心を育てる。

~多様な表現活動を通して、音楽に対する感性を育てるとともに、豊かな情操を養う~

2 題材名 にっぽんのうた みんなのうた 「もみじ」

3 題材について

(1)題材観

本題材は、学習指導要領のA(2)ア「歌詞の内容にふさわしい表現の仕方を工夫するこ と。」と、(3)ア「呼吸及び発音の仕方に気を付けて、自然で無理のない声で歌うこと。」

を受けて設定したものである。また、「もみじ」は、第4学年の歌唱共通教材に指定されて おり、日本の代表的な景色である「もみじ」の美しさを歌った楽曲として、多くの人々に 親しまれてきた名曲である。

本題材にはいろいろな2部合唱の形が含まれていて、さまざまなふしの重なりや響き合 いを感じて合唱することができる、美しく楽しい教材である。形式感が明瞭で、フレーズ 感もつかみやすい。前半はカノン風の2部合唱、後半は3度の響きを保った和声的な2部 合唱に続いて対位的な合唱でまとめられている。リズムは、4つのフレーズとも前半が同型 である。後半もこのリズムが中心となっており、統一感が保たれている楽曲である。

この教材を通して、ふしの重なり合いを感じ、歌の美しさや響き合いの楽しさを味わい ながら2部合唱をしようとする心情を育てていきたい。

(2)児童観

本学級の児童○名(男子○名、女子○名)は音楽の学習を楽しみにしている児童が多く、

中でも合唱に興味を持っている子が多い。毎日歌う今月の歌では、歌声をより良くするた めに自ら意見を出し合ったり、体でリズムを取ったりすることができる元気で明るいクラ スである。11月のオータムコンサートに向けて2部合唱に取り組んでいる真っ最中であ り、アンケートでも「2部合唱は歌声がきれいになるから好き・楽しい」と答えた児童が クラスの約4分の3を占める。しかし、2部合唱を苦手としている残りの児童は、その理 由が「つられる・音程が合わない」と2部合唱の難しさを克服できずにいる。

また、にっぽんのうたに関するアンケートでは、にっぽんのうたは「やさしい・おっと り・ゆったり・なめらか」といったイメージを持っていることがわかり、上手に歌うため には「やさしい声・笑顔・なめらかに・裏声を使って・やさしく」といった様々な工夫が できることを知っていることがわかった。

この実態から、情景を思い浮かべて、曲想に合った歌い方を工夫しながらも、ふしの重 なりのおもしろさや美しさを感じながら2部合唱をすることができる学習を進めていく必

(2)

要があると考える。

(3)指導観

ここでは、2部合唱をすることを最終目標としているので、ふしの重なり合いや響きの 美しさをいかに感じ取らせることができるかが学習の鍵となる。そこで、ふしの重なり合 いを聴覚的、視覚的、身体感覚的に感じさせることで、歌の美しさや響き合いの楽しさを 味わいながら2部合唱をすることができるようになると考える。

まず聴覚的アプローチとして、授業開始及び終了時のあいさつとに、Ⅰ、Ⅳ、Ⅴの和音 を取り入れた簡単なコーラスに取り組む。常時活動として取り組むことで、基本的な和音 の響きを自然に感じ取ることができるようになると考える。また、合唱の導入として、歌 詞が全く違う曲でつられることなく楽しんで「重ねる」活動ができやすいパートナーソン グを取り入れる。簡単な曲を歌い合うことで、歌が苦手な子でも楽しんで声を出すことが でき、旋律が重なり合うおもしろさを味わうことができると考える。

次に視覚的アプローチとして、各パートの旋律を線でつなぐことで、ふしの重なりのお もしろさを気づかせたい。また、カノン風の2部合唱の場面で、「花いちもんめ」の要領で 出だしのタイミングをつかませたり、対位的な2部合唱の場面では、体で音の高低を表現 させたりすることで、スムーズに副次的旋律を覚えることができ、身体感覚的にも2部合 唱のおもしろさを感じることができると考える。

さらに、ここでの学習を踏まえ、11月のオータムコンサートでも、音の響き合いを感 じながら、2部合唱を楽しめるようにしていきたい。

4 研究主題にかかわる手立て

音楽科の目標は『表現及び鑑賞の活動を通して、音楽を愛好する心情と音楽に対する感 性を育てるとともに、音楽活動の基礎的な能力を培い、豊かな情操を養う。』と示されてい る。「音楽に対する感性」とは、音楽的感受性すなわちリズム感、旋律感、和声感、強弱感、

速度感、音色感などであり、表現及び鑑賞の根底にかかわるものである。また、音楽的感 受性は音楽を豊かに感じ取り、想像力を伸ばし、音楽美を感得する上でも重要な働きを持 っている。「豊かな情操」どは美しいものや優れたものに接して感動する情操豊かな心をい い、「豊かな情操を養う」とは、一人ひとりの豊かな心を育てるという意味を持っている。

つまりこの学習では、ずらしたり、重ねたりしてできたきれいな音の響き合いを一人ひと りが体感することにより音楽的感受性を育て、日本の情景の美しさを感じたり、一つの歌 をみんなで作り上げることによりこれを美しいと感じさせ、さらに自ら美しさを求めよう とする柔らかな感性によって育てられる豊かな心を養えるようにしていきたい。

5 題材の目標

・ 歌詞の表す情景を思い浮かべながら歌う。【表現の技能】

・ 曲想を感じ取り、歌い方を工夫して歌う。【音楽的な感受や表現の工夫】

・ ふしの重なりや響き合いを感じて2部合唱をする。【表現の技能】

(3)

6 評価基準 ア 音楽への関心・

意欲・態度

イ 音楽的な感受や 表現の工夫

ウ 表現の工夫 エ 鑑賞の能力

① 日本の情景の美 しさに関心をも ち、進んで歌お うとしている。

① 情景を思い浮か べて曲想を感じ 取り、声の出し 方や息つぎなど 主旋律の歌い方 を工夫して歌っ ている。

② ふしの重なりの おもしろさや響 き合いを感じ取 っている。

① ふしの重なりを よ く 聴 き な が ら、2部合唱を している。

7 指導計画(2時間扱い)

時 学習活動 評価基準

第1時 ○ 歌詞の内容を理解し、旋律や歌詞を覚

える。

○ 主旋律を滑らかに美しく歌うように工 夫しながら歌う。

○ 歌詞の内容から情景を思い浮かべ、曲 想を工夫して表現する。

・ 日本の情景の美しさに関心をもち、進ん で歌おうとしている。【関心・意欲・態 度】

・ 情景を思い浮かべて曲想を感じ取り、声 の出し方や息つぎなど主旋律の歌い方 を工夫して歌っている。【感受や表現の 第2時(本時) 工夫】

○ アルトパートの旋律を覚える。

○ 各パートの旋律を線でつなぎ、ふしの 重なりのおもしろさに気づく。

○ 情景を思い浮かべながら合唱し、歌の 美しさや響き合いの楽しさを味わう。

・ ふしの重なりのおもしろさや響き合い を感じ取っている。【感受や表現の工夫】

・ ふしの重なりをよく聴きながら、2部合 唱をしている。【表現の技能】

8 本時の指導(2/2)

(1) 目標

・ ふしの重なりのおもしろさや響き合いを感じ取ることができる。【音楽的な感受や表現 の工夫】

・ ふしの重なりをよく聴きながら、2部合唱をすることができる。【表現の技能】

(4)

(2)展 開

時配 学習内容と活動 ○指導上の留意点 ●評価 資料 5

10

25

1 今月の歌「窓を開いて」を 歌う。

2 パートナーソングを歌う。

「はるがきた」

「ゆき」

3 「もみじ」を二部合唱で歌 う。

・ ソプラノパートを歌う。

・ アルトパートの旋律を聴 き、覚える。

・ 各パートの旋律を線でつ なぎ、ふしの重なりのおも しろさに気づく。

・ 2グループに分かれて向 かい合いながら手をつな ぎ、「花いちもんめ」の要 領で交互に前へ出ながら 1・2段目を歌う。

・ 音に合わせてひざを曲げ、

体を上げたり下げたりし ながら3・4段目を歌う。

・ 情景を思い浮かべながら 2部合唱をし、歌の美しさ や響き合いの楽しさを味 わう。

4 本時の振り返りをする。

○ 楽しく授業に入れるよう雰囲気づくり をする。

○ 発声練習をかねて、姿勢や響きを確か めながら歌わせる。

○ 正確に歌うことよりも、楽しんで『重 ねる』ことがねらいなので、多少間違 ったり、音程がずれたりしてもよい。

● 音の重なり合いを楽しんでいる。

○ 前時に話し合った歌い方を確認して、

歌わせる。

○ 3段目の歌い始めの音程を正確に歌わ せるよう意識させる。

○ 低い音の歌い方に気をつけて歌わせ る。

○ 1・2段目はカノン風、3段目は3度 のハーモニー、4段目は対位的な合唱 であることを捉えさせる。

○ 両パートが同じ音である部分を見つけ させ、互いの声を合わせるように意識 させる。

○ 伴奏や他のパートを聴きながら、自分 のパートを口ずまさせて音程を確認さ せる。

○ アルトパートは、3段目の歌い始めの 音程を正確に歌わせるよう意識させ る。

● ふしの重なりのおもしろさや響き合い を感じ取ることができる。

● ふしの重なりをよく聴きながら、2部 合唱をすることができる。

歌詞

歌詞

歌詞

実物投 影機 相手の声を聴きながら歌おう

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